2004年 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
感想系だけ保管するブログ(別窓)

最新の日記


2月も終わりだというのに

2005/02/28(月) 夕食前 

 そーとーは、吹雪、吹雪、こ・お・り・の・せ・か・い!
 って、この曲むずかしいですよね。こないだラジオで誰か女性シンガーが歌ってて巧いなあと思いました。あれは誰だったんだろう、最新の音楽事情からは常に取り残されている私です。
 ちなみにこれは2階の窓ですよ......。

 いま「倉庫」におく枯れ木も山の賑わい的オリジナルを編集中です。
 素材屋さん巡りをずっとしています。SSに添える画像を挿絵として機能させようなんて無謀なことを考えている私が悪いのはわかってますが、それにしても果てしない旅ですネバーエンディングストーリーです(エンデはけっこうダメかも。モモとか最後まで読めなかった。というか児童文学そのものが......だからハリポタ原作もうけつけない)。写真素材を扱ってるところにありがちなんだけど、画像に通し番号しかふってなかったりして、流し見たときには使えそうなのがあった気がするのに再び探しだすのがきわめて困難という状況に陥ってしまいます。素材そのものの質は良いのにこういうユーザーインターフェイスの部分が使いにくいと、もったいないですよね。私に整理させろぉぉぉぉ! なんて唸りながらサーフィンする日々です。

 ジャンプ買うのは明日でいいや。あースタメン行きたかったなあ楽しかったのかなあ。





はぴばすでケーキ

2005/02/26(土) 夕食後 

「もう誕生日すぎてるけど、ケーキ買ってきてあげたわよ」と母がいうもので、ありがとうママン!なんて噎び泣く勢いで喜び勇んでうけとったのですが......おかあさん、これ雛祭りのケーキ......ごめんね行き遅れで。というわけで雛壇の前で撮ってみました。私が小さな頃は団地住まいでしたので一段しかないのです。コンパクトで良し。
 三月三日を過ぎても飾りっぱなしだと嫁にいけないといいますけど、うちの地元らへんは旧暦でも祝うので四月三日まで出しっぱなしの家が多いようです。旧暦ですか......でも東京が日本の基準のような感じなのはTV等の悪弊であって、地方の文化も決して廃れてはいないですよね。正直いって屋号で呼び合うのとかはやめてほしいけど(わかんねーって)。いや真面目な話、表札にもどこにも書いてない名前を使うなんてのは仲間内だけの符号だから、よそ者に優しくない排他的な習慣だと思います。なにも考えずにそういうことを続けているから過疎化が進んじゃうんだって。同じ名字ばっかりだってのもあるんだろうけどさー。

 画像のファイルサイズを小さくするためにはフリーソフトを探すべきであると父がいうので、これからネットの海を徘徊します。





デジカメ始動&はぴばすで

2005/02/24(木) 逢魔ヶ刻 

 変換ケーブルが届いたのでデジカメを使ってみました。これ私のデスクトップのほうのPCです。
 この画像はファイルサイズを小さくできんのか......? カメラから転送した時点では20kしかないのに反転して保存したら100k近くなっちゃって......ネットにアップしたら50kくらいになってるし。よくわからん。とにかくデジカメ側では標準の解像度で撮影して、それをPCに転送し、ファイル名を拡張子をつけた形に変更してそのままネットにアップして、HTMLを書く段階で画像のサイズを指定すればOK?
 ......もちっと研究してみます......。

 今日は私の誕生日です。もう祝ってもらえるような年ではありませんが、自分的には嬉しいですよ。大人になると精神的にどんどん生きやすくなりますよね。でもこれはまだ人生の前半といえる辺りだからであって、老境にさしかかり身体の機能が衰えてくると、呑気なことはいってらんないんでしょう。外見が老いるのはべつに怖くない(ような気がする)けど、目が見えなくなったりするのは困るなあ、活字中毒者として。だから私はあまり健康には気を遣っておりませんですよ、70代くらいで死ねたらいいかなあと思います。





あろまてらぴー

2005/02/23(水) 入浴前 

 除湿器をかけているのを忘れてアロマテラピーしてしまいました。でもまあ匂いは充満したような......というかですね、百均でアロマオイル売ってるじゃないですか。ありえない安さですよ。30mlが5000円とかの世界なのにですよ? ためしに一通り買ってはみたのですが......ポットに垂らしたら水にとけました。精油が水にとけてたまるかッ。アホらし......ただの香料のようです。でも私の嗅覚では匂いの区別がつかなかったりします(笑)。安物で充分ってことですかね。
 楠本まき『耽美生活百科』に痩身の効果があるマッサージオイルの調合の仕方が書いてあったので作ってみたのですけど、効果よくわかりません。やっぱり気長に使いつづけないとダメなのでしょうか。『アロマテラピーの事典』では一晩中つけたままにしとけって書いてあるし......柑橘系やフローラル系の精油ではないので慣れない人にはキツイよこれ、私は平気だけど家族が絶対に嫌がるはず。控えめに足だけ、とかに使えばいいんでしょうか。むー。

 阿雲の神さまが降臨しました。いま起承転結の承を書き終わったところです。近日中にアップできると思います。





ゆーきやこんこん、あられやこんこん

2005/02/21(月) 入浴前 

 冬といえば通常は加湿器をかけて静電気に対抗する季節かと思われますが、私はあえて除湿器をかけてすごしております。なぜか。このまえ部屋の掃除をしたらベッドと壁の間に落ちていた本がべろべろに波打ってたうえに赤カビやら黒カビやら緑カビやらよくわからない色のカビでとんでもない姿になっていたからです。外に面している窓だけでなく壁までもが結露している......! 私の部屋から何リットルもの水分がとめどもなく生まれてきます、これ......止めどきがワカラナイよ......。

 件のデジカメで必要な変換ケーブルはヤフオクで落札しました。た、高い......さんぜんえんはないだろう。支払い方法は銀行振込・郵便振替・Yahoo!かんたん決済となっていたのに、出品者からのメールには銀行口座の番号しか書いてないしー。頼むよ、こちとら最寄りの振込手数料が525円の世界に住んでるんだぜー。僻地なんだからよー農協しかないんだからよー。メールで問い合わせ中です。
 地元の庄内銀行はネットバンキングの基本料が無料か......でも他行への振込は315円だって。高いよねぇ......あーもう、やだやだ田舎なんて。





生存確認のための更新

2005/02/20(日) 夕食前 

 おおおおおおおおおお、からだが動かない。
 うーん、この不調は鎮痛剤やらなにやらチャンポンで飲み過ぎたせいっぽい......妄想にキレがない。妄想できない豚はただの豚だ。SSを書こうとしているんだけど、いまいちピンとこないのは体調が悪いせいなのかネタが悪いせいなのか判断もできない。とりあえず置いといて別のネタに移ります。

 全寮制の男子校について検索してみたんです。そしたらラグビーにちからを入れている学校についてのページがありまして......お菓子禁止、ジュース禁止、雑誌禁止、食事を残すの禁止、違反したら連帯責任でボーズ刈り、深夜二時の抜き打ち点呼......等々、えらいヘヴィな世界が広がっております! これ戦前の話じゃないよな? 体育会系に無縁の私にはサイコホラーの世界にも匹敵する厳しさです。こ、こんなもんなの? 放課後、一般の生徒たちが都心に向かう電車に乗って遊びにいくのに、ラグビー部員は反対の電車に乗って河原に行き練習する、その恐ろしさを予感してなのか道中の部員間の会話はゼロ! とか書いてますが......なにより驚いたのはこれを書いている人が「当時は辞めたい辞めたいとばかり考えてたけど、いま思うと辞めなくてよかった」なんて口走ってることですよ! マジですか......。
 私が知っている男子校の寮生活というと『ここはグリーン・ウッド』ぐらいしかありませんもので(笑)。ヌルイのかなあ......いやべつにスポ根ものを極めたいわけじゃないんだから。それにしても未知との遭遇ですね。





でろりつつジャンプ11号感想

2005/02/17(木) 丑三つ時 

 気がついたら数日がたっていた......なんか頭痛がするのは風邪のせいか天気のせいかと思っていたら生理だったようです。これ流産じゃないよな!?ってくらい大量の出血。多い日用のタンポンが30分であふれるなんてアリエナイ。座椅子を血まみれにしてしまいました。汚い話でスミマセン。
 それでイライラしてたせいもあるんだろうけど、昨夜は父と怒鳴りあいを......というかほとんど私が一方的に怒ってました。話が通じないのはいまに始まったことじゃないだろ、落ち着け私、クールダウンクールダウン。意見が合わないとかいう以前に話を理解してくれないんですよ、あたまが悪すぎる......「そうじゃなくて」とか「いやそれは」とか「だから最初からそういってんだろッ」とか、そんなんばっかりで会話をつづけるだけで消耗します。学歴はそこそこなのに......成績が良い馬鹿ってこういうのをいうんですかね。もう10年物のデジカメが余っていて(そして父は物を捨てられないので)私が使おうかって話になったんですけどね、当時5万円くらいしたんじゃないかと思うし、ネットで使うならその程度の性能でも充分なわけですから。でもコネクタの形が合わなかったんですよ。そして怒鳴りあいが勃発。なぜ。とにかくもらえるものはもらいました、自分で変換ケーブル探して買います、頼る気は最初からないっつうの。

 木曜にもなってジャンプ。
 ユート。作画の人は新人さんなんですよね? うまいなあ安心してみれる。主人公の外見が女の子にみえちゃうけども。最初の敵はライバル選手とかコーチとか無理解な大人とかではなくスポーツ環境の変化なわけですか。子供が自分のちからで解決できるのか......ご都合主義っぽい幸運の連続とかだったら嫌だなあ。ヒル魔さんみたいな無理を道理にしちゃうようなキャラもいないし。まあでも次回に期待。
 ナルト。シカテマですよシカテマ! ナチュラルにふたりセットで登場しましたね。作者公認のカップリングは強いなあ(笑)。急展開のストーリーのほうはぜんぜん追えてませんです。
 デスノ。ああああレムがレムが......! うーん、向こうの部屋にいるワタリに取引をもちかけてるとか、そういう可能性はないですかね、ライトの目の届かないところで。理屈を越えて暴走気味な手段にでたというか。(こういう言い方はしたくないけど)女っぽい行動をとりそうだと思ってしまいました。
 銀魂。顔だけ仮面で隠されると美形がでてくるだろうと思うけど、こう全身まで謎めかされると女がでてくるんじゃないかと期待してしまいます。
 ブリ。結局、白哉の回想シーンはナシかよ! そりゃねえぜ、セニョリータ。
 いちご。こずえちゃんに新たな出会いが。今回の彼女めっちゃ可愛かった。本音をいうと友だちの舞ちゃんが私の好みなんだけど、真中とは絶・対にからみそうにないからなあ。スポットが当たることはなさそうです。
 アイシ。次回で決着がつきそうですね。残り18秒じゃキックオフリターンタッチダウンでも狙うしかないんじゃないんでしょうか。
 グレイマン。この作者もクリーチャーデザインがっていうか全体的なセンスが良いですよね、眺めているだけで楽しい。
 十二傑新人賞。大場つぐみ審査員。このページの総評はだいたい作家さんたちが褒めて励まし、編集部は厳しくけなす、という傾向が強いのに、大場女史の総評は編集部のコメントのようです。目次なんかをみてもあまりテンション高めなコメントはしない人なんだろうなって感じだし、他人を手放しに褒めたりしない(できない)性格なんだろうと思うけど(それはすごく共感できるんだけど)、せっかく編集部が審査員は新人から恨まれることがないような方向で作ってるんだから、それに準じておいたほうがいいんじゃないかなあ、なんて私が心配することではないですね、最終的には編集部がこれで通したんですから。
 ミスフル。村中監督いいこといってる、ちゃんとした監督って感じ。
 ムヒョロジ。魔法律協会は期待していたイメージとはちょっと違いました。でもこれはこれで好きです。美形キャラ登場ですね(笑)。
 こち亀。両さんと纏はさあ、予備知識のない人がいきなり読んだらふつうに夫婦だと思うんじゃない? 完全にパパしてるよ、両さん......。
 読み切り。手芸部部長の彼はちょっと好み。
 ワークワーク。敵の大事な人の姿を写し取って油断させる護神像だって。同人的に使い勝手がよさそうですね。
 ゲドー。「ブスバスガイドバスガス爆発」がツボでした。そして全員合体にはヌルく笑いました。ワンヤンくんの結末は予想通りで安心した流れ。次回最終回?
 ハンターの休載はいまさら驚きようもないが、武装練金の作者急病にはまだハラハラします。

 こんな感じでまた明日。
 今日の母の一言。「この雪いつまで降るつもりかしら、失礼しちゃうわっ」 ......失礼なのか。





本日の不幸自慢

2005/02/14(月) 三時のおやつ 

 ようやく風邪が治ってきました。私はクスリというものが全般的に効きにくくて(脂肪が多いとそうであることが多いそうな。わかってらい)、風邪薬で眠くなることなんか滅多にありません。そのわりに便秘にはなるわけで......抗生物質が悪いのかなあ、でも市販の風邪薬でもなるしなあ、どれの副作用だか今回も謎のままでした。
 我が家には古式ゆかしい置き薬というものがあります。知らない人もいると思うので解説すると、家庭での使用頻度が高い市販薬が一通り揃っている救急箱みたいなものを家に預けられ、定期的にその会社の営業さん(?)がやってきて開封されている分だけ代金を請求し、減ったものを補充してくれるというシステムです。その辺のドラッグストアでは見かけないマイナーな製薬会社のクスリまで入っていたりして微妙なのですが、ともあれ風邪薬は4種類ほど常備されています。同じシリーズで、効き目がノーマルから始まりデラックスまで進化します。年末に風邪をひきかけたときはいきなりデラックスに手を出して一撃でノックダウンされました。眠気を感じる暇もなく 昏 睡 ! いやでも効果覿面でしたけどね......やっぱ段階を踏んでノーマルから嗜んでいくべきだろうと学習し、改めて箱をあけると、すでに開封済みでした。「それぜんぜん効かない」と母は保証してくれましたが体質は人それぞれですので試しに飲んでみたところ、やはり効きませんでした。となるとお次は......ひとつ飛ばしてゴールドにするか顆粒はイヤだしぃなんて思いつつ、ふとデラックスの箱を裏返してお値段を確認しました。大人は2カプセルを朝昼晩で、1箱6カプセル入り......つまり1日分......それが2400円。えー? 市販薬って高いもんけど、えー? 気軽に手をつけていいものではなかった。ママごめん......本気で申し訳なくなって謝ったら、私の感染源である母は「あんたもコレ飲みなさいよ」といって近所の診療所のクスリをくれました。いや、処方薬を人にあげるのは家族であっても薬事法的にマズイんじゃ......でも『医者からもらったクスリがわかる本』で調べたら単なる咳止めと抗生物質とアレルギー性鼻炎のクスリだね......ありがとうママン。
 てなわけで、それ飲んで治しました。保険が効くのが一番ですね(結論)。

 風邪はさておき持病があるわけで働くこともままならず実家で療養生活(つまりパラサイト)をはじめて早半年、どうも芳しくない。どこがどう悪いってんじゃなく全体的に低調で、たとえばTVの内容がさっっぱり理解できません。あたまに入ってこない。もともと耳は悪くないのに言葉の内容が聴きとれない傾向はあったんですが(耳鼻科で検査してもらったら異常なし。小児喘息で日常的に中耳炎だったせいで言葉を聴きとる能力が発達しなかったのかも、と医者はいいました。いうだけで解決はしてくれませんでした。まあ確かに耳鼻科の範疇ではない)、それがいっそう酷くなってニュースなんてテロップだけ追っている状態。あんまりTVつけないのでべつに困りませんが。問題はスーパーボウルが未だに鑑賞できていないことくらい(笑)。プレーオフあたりからビデオがたまってます。以前からリアルタイムでは見れなかったんですよ、「あれいまなんつったの?」とかいいながら巻き戻して再生しなおすという手順を何度も踏まないと内容を追えなかったから。二時間半のビデオに三時間かけなければならぬ......! そしてスーパーボウルのビデオは四時間超。いや大丈夫、集中力には自信があります。必ず見てやりますよ。そして書く!
 子供の頃から根本的にからだが弱いぜファッキン。からだが弱い、この少女マンガ的な響き! しかしその実体は! 階段のぼると息切れするとか目覚まし鳴っても聞こえやしないとか5分で乗り物酔いしちゃうとか遊園地のメリーゴーランドでだって酔えるとか睡眠中に鼻血を吹くとか入浴中に鼻血を吹くとか平日で疲れきっちゃって休日には身動きとれないとか従って連休より飛び石のほうが嬉しいとか夜中にトイレにいくと必ず転んで青あざ作るとかたまに顔面から倒れて顔にできた青あざが黄色くなってきたーとかトイレ内で倒れてケツ丸出しのところを救出されたとか風呂場でも気持ち悪くなって全裸のところを救出されたとか目の下の隈なんて消えたことないとか気圧が下がると頭痛がするとか膝も痛いとか生理だって当然のように重いとか医者からアルコールやカフェインを禁止されているとかカフェインにはチョコレートも含まれるんだぜ無体なこというな!とかクスリの副作用だろうけど食べ物の味がわからないとか入院したら尿道にカテーテル入れられちゃったとか胃カメラ飲めば涙と唾液と鼻水まみれになるとか......あまり薄幸な匂いはしません。地団駄と失笑の連続です。コーヒー紅茶緑茶の類は無くても平気になりましたがチョコレートはふつうに食べています。

 ところで阿雲の日に阿雲サイト巡りをしたところ、モニターを舐めるように凝視する幸福を味わったりするなかで、ジャンル変更なさったり閉鎖されたり閉鎖予定だったりするサイトさまもいくつか発見してしまいました。嗚呼。仕方ないよね原作で影も形もみえないんだもんね。お疲れさまでした(しくり)。次の更新でリンクを修正します。あっでも閉鎖から復活されたところもありましたよー、嬉しい......!
 そろそろジャンプでも買いに行こうかなっと。





身内の陰口を叩いてみる

2005/02/11(金) 昼食前 

 建国記念日は私の母方の祖母の誕生日です、とくになにもしませんけど。ヘビ年だからって名前に"巳"という字が使われていてそのセンスってどうなの?って感じですけど、名は体を表すと申しましょうか、じっさいヘビのように冷酷な女なのでべつに問題ないのかな、とも思います。
 むかし同居している叔父夫婦が子供がまだ小さいのにふたりだけで出かけたいことがあって、でも祖母は実孫だろうとたった数時間だろうと面倒をみるなんてまっぴら御免だというオーラを全身で発しているため、仕方なく子供を預かってくれる業者(?)に頼んだんですって。ふだん嫁を散々こきつかっておいてあんまりだと思いませんか。他にも親戚のおばさんに「あの人の葬式には絶対に行きたくない」といわれたとか、近所の人に「お宅のお姑さんが亡くなったらお話したいことがあるから」といわれたとか、叔母が失笑しながら教えてくれるわけなんですよ。
 客観的にみると......私と私の母は、明らかにこの祖母の血を色濃くひいているとしか......いやそこは反面教師ってやつで祖母と同じようにふるまったことはない(はず)なんですけど、いつ発病するともしれない怖ろしい病気を潜伏させているような気分です。その祖母もかなり地獄の淵がみえてきました、はやく同居してるお嫁さんを解放してあげたいと実の娘にすら思われている祖母。お迎えはいつでしょう。

 父方の祖母はまったく正反対のタイプで、自己主張が少ないのはありがたいんですけど、息子(父)をものすごく溺愛して甘やかして下にも置かない扱い方で中年男を「まぁくん」とか呼ぶな痛いキモイ最悪って感じでもう......もちろんヘビ系の祖母の血をひいている母や私と相性があうわけありませんよ。イライラしっぱなし。こっちの祖父は父が幼い頃に病死しちゃっているので祖母はずっと働いていたはずなんですけど、外で仕事をしていようがこういう育て方する人はいるようですね。父の姉がこの祖母とそっくりなのでダブルで甘やかされた父はえらいことになっちゃってます。......いわゆるマザコン男を作っちゃう母親っていうのは、自分の父親や夫が家で女の話なんかろくにきいてくれないような男らしいタイプで、それが不満なので息子をそうならないように育てた結果だから、たしかになにかと問題のあるマザコン男だけども、彼女たちにとっては子育て成功なんだって話です。しかし我が家のケースはこれとは違うでしょう。
 そんな祖母も痴呆でなにもかもわからない状態です。ボケ始めた頃は老人性の被害妄想がでて「泥棒に入られた」とか「これからトラックでやってくる(←予知能力者かよ)」とかいって110番しちゃったりして大変だったらしい。祖母は末っ子なのに家を継いでいて引っ越した経験が一度もないので、徘徊はしませんでした(むかし住んでいた家に帰ろうとするらしいんです)。だから部屋から電話を撤去してからは騒ぐだけで無害だと母は判断したのに父は放っておくってことができなくていちいち狼狽えてなだめようと努力したらしくて(理屈が通じるわけないでしょうが......母は呆れてひとりで休んじゃったとか。この辺がヘビ系)父のほうがダウンしてしまったので、専門の施設へと送られることになりました。その後も世話をするのは母ばかりで父は見舞いにもいきませんよ、まったく。あたまはともかく身体は元気だったので歩きまわってしまい、転んで骨折すること数度。痴呆の人はリハビリできないので、そうすると寝たきりにさせられるので身体のほうも衰えてしまい、相乗効果であたまのボケも進んで現状に至ります。でもこちらはまだまだ死神の気配が感じられませんね。
 この祖母は寝具コレクターだったので我が家の押入は未使用の布団がたくさんつまっているのです。好きなの勝手に使っていいよ、と母がいうので、漁ってみたりもするのですが、私のベッドはセミダブルなのでサイズが合わないのです。残念。でもシーツがほしくて昨日ごそごそしたらバーバリーのコットンシーツがでてきたので遠慮なく頂戴しました。表面が起毛してて真夏以外に使うものだと思う。例のベージュのチェックの布地で周囲がパイピングされてますよー、可愛い可愛い。グレーのほうが好きなんだけどね(笑)。そういえばスカートもってたな......まだ履けるだろうか。ヘビ系の祖母の旦那が亡くなって形見分けしたときに、うちの父は大昔に使っていたらしいバーバリーのコートをもらったんです。それボタンがひとつだけ紛失してて似たようなので代用したつもりなんだろうけど全然あってなくて、私そういうのすっごく気になるんですよ。手芸店があったら必ず探すくらい気にしてます、着てる本人はどうでもよさそうなのに。
 それはともかくシーツお気に入りです。他にもお宝がないか発掘作業を進めてみようと思います。

 自室の掃除も致しましてカオスを駆逐しました。
 何日か前の日記に書いたプロバイダーの書類は結局なくて、ここに入れたはずって思って最初に探した引出しからでてきました。......"ナイナイの神様"ってご存じですか? 新井理恵『X(ペケ)』にでてくる二等身の神様です。探し物がみつからないときにお祈りするとナイナイの神様がいちばん最初に探したところにそっと置いといてくれるんですって。性格わりぃ。
 風邪の諸症状が本格的になってきました。あたまが朦朧としてまともに思考できません。でも熱はないので身体は動かせます。そんなわけでテスト前に模様替えをする学生さんのように部屋を片づけたりしているわけです。阿雲の日とバレンタインに一本ずつSSをうpしたいとか考えたこともありましたが、早々にムリだと悟ってバレンタインな話だけ書くことにしました。まだ一行たりとも書いていませんけど。
 もー喉が痛い。布団に入ると咳がでてきて苦しくて眠れません。寝不足はすべての敵だー。





ジャンプ10号の感想

2005/02/09(水) 夜明け前 

 母がどこかから風邪をもらってきたようです。さっそく私も喉が痛い。やばい……やばい……!
 それ以外では相も変わらず除雪の日々。手にマメができるまでやったら大腿四頭筋から大殿筋にかけて乳酸がたまっている様子。べつに筋肉がつくのは構わないっていうより大歓迎なんですよ、基礎代謝あがるし。なので少しは体力が増強したことを願いつつ明日もがんばろうと思います。

 じゃむぷ。
 バレンタインのポスター。作者のチョイスが素晴らしい、デスノにグレイマンですよ。ミサ本人よりチョコのデザインに目が釘付け。こういうの作ってみたい。画像も欲しい(笑)。そして裏、一瞬なんのキャラだかわかりませんでした。右はリナリーか……彼女はもっと髪にシャギーが入ってるほうがよくないですか。てか左はダレだよ。こっちのほうが好みだけどこんなキャラいたっけ……ろーど? ロードか? こ……胸がたまらんッ。こういうのを貧乳の魅力っていうんですかねー。
 いちご。天地がモテるのはスペックが高いからでもイイヤツだからでもないぞ真中。それがわからんうちはダメだおまえは。……男の人は異性にモテたいと思いつつそれ以上に同性に嫌われたくないって気持ちが強いみたいなんだよね、んな高度なことなかなかできないに決まってるって。天地を見習え。というか……真中に女が寄ってくるのは“岡田斗司夫の定義する癒し系”だと思われてるんですかね。昔に比べて女性が社会的に自立してきたので男性を選ぶときに「頼りがいがある」という項目を必須としなくなったって話。夫の出世に妻の人生がすべてかかっているなら男が馬鹿では話にならないけど、そうでないなら家でうるさいこといわれずに済むような自分を全面的に肯定してくれるような優しい相手がいい、つまり昔から男性が「女はあたまが悪いほうがいい」といっていたのとまったく同じことを女性もいうようになったってこと、それを「私の彼は癒し系」と表現するんだってさ。……なんか人生がイヤんなってきちゃう。
 ナルト。サスケの名前をきいたときのふたりの落ちこみぶりがコミカルに表現されていたのがツボ。真剣に悲しんだことでもやがて日常に埋没していってしまうものなんだよね。時間の流れにともなう人間の回復力を感じました。がんばれ若者よ。
 ワンピ。トムさん大人だ。カッコイイ。
 ブリ。ホロウ一護はもう退場ですか、なんなんだか。雨竜のときも感じたけど、オーラ(?)が翼のように表現されているのが綺麗だなあと思います。
 ボーボボ。子供が喜ぶ笑いのツボを大人になっても理解している作者はすごい。
 リボーン。イーピン萌えな私は彼女のランキングが高かったのが嬉しい。でもさー、武術が強いイコール殺し屋として優秀ってわけじゃないんじゃない? ビアンキは……どう判断したらよいのやら……これは笑うところ?
 デスノ。「久しぶりだなリューク」。ミサ可愛いしライト酷薄。んー独善的すぎるとはいえ一応この世界を良くしたいという動機で動いてるはずなんだからさ、もちっとこう……ムリかしら。
 ムヒョロジ。センターカラーだって、人気あるみたいだねえ。とりあえず10週で打ち切りはないみたいでよかった。ムヒョは相変わらずですね、自分が放置したくせに見かねて単独行動したロージーを説教しちゃうのかよ。ちゃんとタイミングよく助けにきたってことは効果的な説教をしたいがためにわざとそうしたんじゃないかと疑いたくなってしまいます。そんなムヒョの言葉を素直にうけとってしまうロージーにはたしかに「昇級なんて三年はやい」と思いました。魔法律協会には興味あるので次回が楽しみ。
 アイシ。セナ脳内の栗田さんのオーバーオール姿に萌え! いやそんなことより、そろそろポセイドン戦の決着がつきそうですね。泣く準備は万端です。
 銀魂。読み切り『だんでらいおん』の焼き直しみたいな話ですね。銀魂にはギャグを求めているので個人的にはあまり嬉しくないかも。
 テニプリ。島本和彦『吼えろペン』5巻にテニスの話がでてきます。主人公のマンガ家は取材した結果「テニスには“一発逆転”とか──“一撃必殺”とかがないんだよ!! “流れ”なんだよ! “流れ”!! そんな難しいもの、おれに描けるものか──っ!!」という感じで苦悩するんです。テニスにはぜんぜん詳しくないのでこれを読んでそういうものなのかと思い、そしてテニプリに目をやってみると……たしかに……。
 新人賞ページの投稿者むけアドバイス。キャラの説明はエピソードで見せる、とか解説してます。これまた重要なポイントですな。説明ではなく描写しなきゃいけないんだよね。私はけっこう説明というものが得意なほうなので気を抜くと頼ってしまうから自戒が必要です。そして描写する必要のないところは簡潔な説明で流して緩急をつける、そのバランス感覚は技術というよりセンスがものをいうような気もします(どうしろってんだ)。萌えエピソードを思いついてもテーマに沿っていなかったら容赦なくボツにするってのも大事だし……テーマに沿ってても焦点をぼやけさせてしまうようなエピソードは思い切ってカットしないと話がだらけてしまう。アイシはその辺の思い切りの良さが異常だ。リーチローすげぇです。
 こち亀。やりたいことがわかりやすいなー、そのための状況設定やそこにもっていくための流れが教科書通りって感じ。ふたりも人質がいたらひとり殺すか少なくともケガをさせるくらいはやるのが当然じゃないですかね無視して突入してこられたら……って、こんなツッコミは野暮なだけか。
 グレイマン。アレイスターの祖父の超巨大肖像画……あっかんべーしてる……画家さん大変だな。どうやらアレイスターは仲間になりそうですよ、嬉しい嬉しい☆
 読み切り。井上雄彦だね。目指すところだけでなくそこに至ってない部分まで初見の人間にもわかってしまうから、先人の影響が濃い作品はそれだけで損だと思う。ライバルを嫌なヤツに設定してない点に好感をもちました。もし続きがあるなら少しずつ友情を深めていくんでしょうね。何号か前の森田まさのりの読み切りによく似てるかも。
 ミスフル。沖ちゃん可愛いよね。あの帽子ほしい。
 ワークワーク。カーフ負けちゃったのか、あんた太もも丸出しでエロいよ。どうせなら時代劇ばりに白ふんどしチラ見せとかしようぜ。父ちゃんはいくつくらいなんでしょう、若いなあ。学生みたい。
 ゲドー。いきなりジャンプっぽい展開に……! でも合体するのにラマーズ法しちゃうところがゲドーっぽい。やっぱフェニックス萌え。
 ハンター。どこもかしこも似たようなコンビですね。富樫って仲間の数を偶数にすることが多いんだけど、奇数のほうがうまくいきやすいってのが定説なわけで、対立をわかりやすく描こうとしてるのかな。
 武装練金。キャプテンブラボーはサムライですね。
 じゃんぷる。たっくんには毎週萌え。
 ジャガー。ジャガーさんだから許すよもう。ジャガーさんだから。
 次号予告。ほったゆみ原作の新連載! 絵もクセがなくて可愛いし、期待。ネウロはミステリー色を強くしないとムヒョロジと被っちゃうね。
 目次コメント。グレイマンの作者がファンからティムキャンピーの人形をもらったって。羨ましー! あーいう生き物(?)大好きなんですよー。冲方丁&伊藤真美『ピルグリム・イェーガー』の通信用ホムンクルスとかもツボです。自作できる腕がほしい。

 今回も無駄にがんばりました。





仮面の告白

2005/02/06(日) 夕飯後 

 舌の根も乾かぬうちにSSの背景画像変更。白背景は死守しました。それなりに満足。

 三島由紀夫『仮面の告白』読了。これは……自伝、なんですか? でも三島由紀夫って結婚してたのでは? この小説の主人公はどうみても先天的な同性愛者としか。
 男性の作者が書いたホモの作品って私は寡聞にしてあまり知りません。野阿梓とか……あと魔夜峰央くらいかな(世代がわかってしまうかも)。やおいにリアリティを追求する必要はまったくないけど、ちょっと参考のしたくなるじゃないですか。とはいえ主人公が攻か受かもよくわからなかった気がします。物語というものは、道を歩いていたら穴に落っこっちゃった主人公が、そこから這い上がるかそれとも落ちたままかという二種類に最終的には分類されてしまうのだそうです。で、この作品はというと、主人公は生まれたときから穴に下半身が埋もれたような状態で、自分が穴の中にいることから必死に目を背けて気づかないふりをしようとがんばって、それがダメなら身体は穴の中にいても心はふつうに外を歩いているようなつもりで生きていこうと考え、うまくやっていけそうになるんだけど、いくら精神を高潔に保とうとしても肉体の支配力に敗北し、やっぱりそんな甘い考えは通用しないと思い知らされる……というような話でした。ラストが弱い。でも自伝なら仕方ないのかな、まだ人生に決着がついてないのにその前半部分だけを描いたって感じだから。
 主人公の初恋が萌え。勉強はできるけど病弱な少年だった主人公は、中学のとき同じクラスの近江という不良に惚れるんです。冬のある日、雪が降ったので翌朝みんなで雪合戦をすることなり、もともと眠りが浅くてはやく目が覚めてしまった主人公はまだ誰も来てないだろうと思いつつも学校に向かう。するといつもは遅刻ギリギリに登校する近江がなぜか先にいて、校庭に積もった雪の上を歩いて足跡で自分の名前を大きく描いていた、というシーン(これホントに体験したの?)。

 私は雪にえがかれた巨大な彼の名OMIを見た刹那、彼の孤独の隅々までを、おそらくは半ば無意識裡に了解した。彼がこんなに朝早くから学校へ出て来たことの、その彼自身も深くは知るまい本質的な動機をも。──私の偶像が今私の前に心の膝を屈して、『雪合戦のために早く来たんだ』なぞと弁解してくれたなら、私は彼の喪われた矜(ほこ)りよりももっと重要なものを私の中から喪うはずだった。こちらから切り出さねばと私は焦慮した。
「今日はもう雪合戦は無理だね」ととうとう私が言った。「もっと降ると思ったのに」
「うん」
 彼は白けた顔つきになった。その頑丈な頬の線はまた固くなり、私への一種痛ましい蔑みが甦った。彼の目は私を子供だと思おうとする努力で、またしても憎体に輝きだした。彼の雪の文字について私が何一つ訊き質(ただ)さなかったことを彼の心の一部が感謝している、その感謝に抵抗しようとしている彼の苦痛が私を魅した。

 その後さらに接近したような感じがしたのに近江が放校処分になってそれっきりになってしまいました。現実はまあそういうもんだろうから自伝としてはそう書くしかなかったんだろうけど、期待させといてそりゃないぜ、と思います。もったいない。
 主人公が女の子とつきあって結婚直前までもちこんだのにやはり駄目だと認めざるを得ないところなんかは面白かったです。基本を押さえている。

 ところで、なんかずっと暗いニュースが多いですよね……行政等のアフターケアもさー、基本的に臭いものにはフタをしてそれが駄目なら対症療法って感じでさー、根本的に解決する姿勢があまり感じられないっていうかさー。まあ私に出来ることなどなにひとつないんですけどー。妄想力が豊かな人間は余計な背景まで詳細に思い浮かべてしまうので、ちとツライです。





リアル坊主

2005/02/03(木) 夕飯前 

 午後また自宅前の除雪をしていたんです。私の部屋の向かいの家の屋根に2m積もっていた雪が下ろされて道路に私の身長よりも高い雪山が出現していました。夜中に除雪車が通過するコースなので、まあ問題ないといえば問題ないですけど……人も車も猫一匹だって歩けやしません。そしたら5軒ほど先にあるお寺のお坊さんが見かねて除雪しにきてくれたんです! 雪国では一家に一台あるマイ除雪機を押しながら(一家に一台は誇張……でもうちにもある。父は人に物を教えることがまともにできないので習えない)。もちろん吹雪のなか袈裟なんか着てませんけど、あたまには迷彩柄のキャップを被ってまして隙間から坊主がみえてるんです、坊主が! はぁん、らぶりー。触りてぇ! もともと子供にもフランクに接してくれるような人なので小学生の頃は用もないのに遊びにいって本堂の板の間を駆け回ったものでした。変わらないなぁ、この人。でも顎の辺りの皮膚がちょっとたるんできてました。もう50才近いんですかね。
 我が家の左前方にちょっとした空き地があって冬の間は雪の捨て場所になっていたんですけど、防災用のサイレン塔が立つことになって工事のため捨てられるスペースが半減しています。それをお坊さんに話したら「冬にやる工事じゃねえべやにゃあ(方言)」とご立腹。いやあ雪国の農家のおじさんたちは冬にすることがないから、その雇用促進のためにやってるんだと思いますよ。ともあれ除雪してくれました。除雪機のたてる轟音のなかを近寄って「ありがとうございますー!」と叫んだら「なにおめ、家さ帰って来ったんかわ」と聞いてくれたので、ちょっと立ち話したりして。幸福なひととき。そして彼は「じゃあねン」といって去っていきました。後ろ姿を目をきらめかせて見送る私。
 今日は総括すると坊主を堪能した一日でした。お昼に餅を焼いてチーズ&レタスの磯辺巻きで食べたのが美味しかったとか、もうどっかに吹っ飛んじゃった(笑)。





かみやしろ

2005/02/03(木) 日付が変わった 

 雪の為でしょうか、ネットに繋がりません。がんばれ外気通過の無線LAN。

 一昨日、厄年だか年祝いだかのお祓いをしました。いや私は関係ないんだけど、お供え物にケーキがいくつかありまして、こういうのは神主の家族である私たちがいただくわけですよ。うまい。うまいうまい。確実に体重が増加しつつあります。以前はこういうお供え物も紅白餅だの紅白饅頭だのが主流というか定番だったのですが、家庭の主婦の世代交代が進むとそういう(美味しくない)のが減ってきて嬉しいです。いずれにせよ食べきれないので同じ県内に住む親戚に即日発送しちゃったりします。お供え物を腐らせて捨てるわけにもいきませんからねえ……。
 それはともかくケーキですよ。地元では有名なお店で私の中学のときのクラスメートが後を継いだらしい。もともと結婚式などにお菓子を卸している店で、いちおう店舗もあったんだけど地元の人しか知らないし何かのついでに寄れるような場所ではないので客は少なかったはずなのに口コミで評判だけは上がっていくので、ついに昨年末、国道沿いの交通の便の良いところにお店をオープンしたのです。そこのケーキが2箱もお供えに〜、鬼うまいっす。まだ残ってるよ明日も食べます。ああ幸せ。
 昨日もナーガサイト巡りしてて寺グッズの通販カタログを話題にしている方がおられたのですが、我が神社にも同じような神社グッズのカタログが届きます。お守りの卸値とか知ると宗教産業の現実に打ちのめされて哀しくなったり。でも基本的に眺めているだけで楽しいですよね、トラディッショナルな品々は。問題は神社庁が発行している皇室関係の雑誌の定期購読を強制されたりすることですか。私と母は歴史が好きなのでけっこう読むところがあるんですけど、父はあまり目を通したことないんじゃないでしょうか。やんごとなき方々のカラー写真集みたいな雑誌、季刊で税込み1680円……危険な発言をしたくなったので自粛します。未だに旧字体を死守しつづける神社新報のコラムとか異空間で楽しいですけどね。
 家業的には右側のはずなのに明らかに左向きの朝日新聞を愛読している我が家でした。最近のNHKと朝日新聞の戦いはめっちゃ笑える。

 おっ、繋がった繋がった。更新しちゃおう。





ジャンプ9号の感想

2005/02/02(水) 日付が変わった 

 コンビニでジャンプと一緒に指定ゴミ袋を買いました。いちばん大きいサイズ(40リットルくらい?)の燃えるゴミ専用の袋が20枚で、なんと1000円! 高すぎると思いませんか? 半年前まで住んでた千葉の某市は45リットル50枚入りで400円くらいでしたよ。田舎の自治体っていうのはこういうところで住民に負担を強いるんですよね。地元の人にはそれが当たり前かもしれないけど母は江戸っ子だし、私も10才までは関東に住んでいて大人になってからも上京して働いたりしていたので、こういうのには目眩がします。地域の公共スペースの清掃なども住民の仕事なんです。さいきんは公民館を建て直したので一戸あたりの負担金が10万円(!)、拒否は認められません。こんなだから過疎化が進むんだってばよ。昔と違って高校卒業後は都会に進学したり就職したりする人が大半なので、若者たちは都会の感覚を知っているのです。

 さてジャンプ。
 ナルトのファッション感覚はけっこう気に入ってるので、新コスチュームも可愛いと思います。あの靴というかサンダル? がいいよね。でもあんなのじゃふんばり効かなそう。人気投票は多由也ちゃんが25位だったのが嬉しい(投票時期に載ってたからだろうけど)。好みなんです。死んじゃったのかな。そしてキレたサクラちゃんにも萌え。ヒステリーではなく凶暴って感じだから可愛い(ぇ?
 ワンピ。でたでた回想シーン! フランキー12才でアイスバーグ16才か……あんまし体格差がないね……この年齢の男の子ってそんなもんだっけ? というか子供の頃の年齢差って大きいような気がするんだけど(SMAPの香取がそんなこといってたのをTVでみたことありますね、ひとりだけ他のメンバーより年が離れていて、大人になってしまえばべつに気にならないけど、十代の頃はものすごく大きな違いだったって話)、このふたりはえらい対等な感じ……でもないか、アイスバーグがお兄さんしてますね。なんか微妙な顔つきしてるなあ、アイスバーグ。いや可愛いんだけど、なんつーか、京本政樹とか連想しちゃいました。ワンピはいつでも食事のシーンが美味しそうなのがいいです。
 デスノ。局長はほんとうに受だなあ(笑)。てか、なんでみんなレムを平然とうけいれちゃってるんですか? あれが暴れて人間に危害を加える可能性は考えないのかな。アメリカ製品だったらこうはいかないぞ。今回のLのおやつは一口ゼリーのようですね、食べ物で遊ぶのは感心しないなーと思ってたけど、食べ終わったゴミで遊ぶのはもちろん構いません(なんか私、良識あるっぽいな)。ライトがミサと外で会うといったときのLの顔……腐女子が大喜びしそうな感じ。私もちょっと踊らされてみました。
 新人賞ページの投稿者むけアドバイス。このコーナーはいつも読んでます。けっこう参考になることを書いてるときも多い(リーチロー先生が書いた回は切り抜いてしまった)。今回の「描きたいものが決まればあとはそのアイデアをどうすれば一番面白く盛り上げてみせられるかを考え、キャラ、構成などを逆算して作っていけばいいのだ」ってのも、けっこう一般の読者の目に触れるところで身も蓋もないこと解説しちゃってる気がします。「目をあげるというシーンを描く時に、普通に仲良しの友達同士であげてもそれはまさに“普通”の話になってしまう」「この物語では対立から信頼へというオビトとカカシの関係性の変化をテーマにすることで物語に大きな緊迫感を与えているのだ」とかさ。たしかにその通りで、わかりやすくいいことをレクチャーしてるんだけど。
 ブリ。空中に浮かんでいる刀に血しぶきがとんで、その刀身に戦ってる様子が映るという描写は、とっても映像的で、なおかつ、そのページは丸ごとアシさん任せにできるという、まさにプロ週刊連載マンガ家の演出だと思いました。素晴らしい。ブリーチのアクションシーンはすごく理解しやすくて好きです。しかしこの展開……白哉の回想シーンはおあずけデスカ? もったいぶるなあ。
 アイシ。表紙の筧は太陽の原尾かと思いました。すいません。NASA のホーマーとパンサーが何気なくスキンシップしてるのが萌え。このふたりもねー……どっちが攻とか思い浮かばないから友人同士として好きなんだな。そしてゴンザレス弟がめっちゃ可愛い。彼の太い二の腕ラブ。久しぶりに V.S. って出ましたね。これ大好きなんですよ、アニメ化したら格ゲーっぽく表現されたりするのかな? 楽しみ楽しみ。あっ、進も久しぶり〜、いたんだ(笑)。
 リボーン。フゥ太は攻だと思います、以上。あ、またイーピンとランボが一緒に遊んでるぅ、ホントに仲良しだなあ、可愛い。
 ボーボボ。人類の叡知メガネとかいわれても。目次で空知が新年会でメガネばっかりだったってコメントしてるから、澤井さんも同じ印象をうけてネタにしたのかもしれないなーと思ったり思わなかったり。破天荒はガネメから免れたんですかね? とにかくビュティとへっくん復活おめでとう。君たちのツッコミがないとやっぱ淋しいよ。
 グレイマン。人物相関図のなかで神田がいちばん美人(に見える)のはどういうことか。ラビは肩の力が抜けてる感じが好きです。でもそんな彼らよりアレイスター萌え。かっわいいなあ、こいつ。私の発想では絶対に生み出せないキャラだ。今後は彼を応援しよう。ついでに村長さんもいい味だしてる。なんかオヤジばっかりですね。エリアーデはじつは物凄く年輪を重ねているような印象です。
 ムヒョロジ。負傷して倒れて眉を寄せながら目を瞑っている1ページ目のムヒョにちょっとキュンとなってしまいました。ふだん強気な奴が弱ってると男女を問わず問答無用な魅力がありますね。新人賞アドバイスにも書いてあるように傍若無人な日常の姿をあらかじめ印象づけておかなければなりませんけどね。阿含でやるなら冒頭でたっぷり暴れさせる必要があるなあ、なんてSSのネタを練っている場合ではない。刑をしくじると執行人が刑をうけるって……それはだれが裁いているんですか? うーん、いまいち飲み込めん。もちろん作者が描きたい主題はそんなところじゃないんで、どうでもいいっちゃーどうでもいいんですが。
 いちご。私は東城派なんで、西野の告白よりそっちのほうが気になる。彼女の性格からして従弟の小学生の男の子にねだられて〜みたいなオチがありがちですかね。
 銀魂。幾松さんチョー好み! ストライク! こんな彼女をひとりにしとくなんて世間の男どもはなにをしてるんだ! まあ、ほっといても自力で幸せを掴めちゃうんでしょうね。一回限りのゲストキャラにしとくには惜しい人材だと思いませんか。あー、再登場を望む。今回は桂よりエリザベスに笑いました。
 テニプリ。こういうルックスの奴が主人公にたてつくとは、かませ犬の匂いがプンプンしますね。試合が始まる前から展開も結果もわかりきっているというのはどうよ?
 こち亀。アーチェリーと和弓はまったく別物だとかねてより思っておりました。いや子供の頃から弓が好きなんで。見た目は似ていても基本的なコンセプトが違いすぎますよね。古武道の精神というのは理屈としては美しさを認めるところなんだけど、実際しごかれる立場になったらウザそうだなあ。私は体育会系とは無縁の人間だから余計にそう思うんでしょう。エヴァさんに作者の気合いが露骨にこめられていて可笑しい。プライド高そうでカッコイイです。
 ミスフル。あんまよく読んでないんでアレなんだけど、「毎度おなじこと言われる身にもなれ、ユタ。テメーの役目はわかってらぁ、ちったあ信用しろ」には痺れました。こういうのには弱い。
 武装練金。ポカーンとしてる御前が可愛ぃん☆ 倒した敵を殺さない、というのは、るろ剣の頃から何度もくり返されてきたシーンなので、作者にとって譲れない大切なテーマなんでしょうね。でも殺すべきだと考えがちな斗貴子が決して嫌われるようには描かれていないので、そういう理屈にもちゃんと理があるのはわかっているわけだ。うーん、結局は個人の理由で戦っているか否かってことなのかな、その辺は。たとえば職業軍人が戦うのは国を守るためであって個人的には相手を殺したい動機なんかまったくないわけだけど、殺さなきゃいけない場面で軍人さんが殺さない(殺せない)のは失格だと思う。剛太も練金の戦士として組織に属していた頃に今回のようにとどめをささなかったら、それはアカンのではないかな。組織の方針に納得できないなら辞めるべきで、そのとおり辞めちゃってるんだから、ここで殺さなかったのはまあオッケーとみるべきでしょうか? 彼の最優先事項は“先輩”なんだから先輩を攻撃した奴を殺す動機は彼のなかに充分すぎるほどあるはずなのに、そこをあえて許してやったのが作者の訴えたい姿なんだとは思いますが。……個人的な感想としてはぜんぜん共感できないんだよねえ……私はガンジーにはなれません。
 読み切り。本人もファンだと書いてるように、森田まさのりの影響が濃い。シリアスじゃないときの顔は可愛いね、かなりツボ。「やりたいことはゴマンとあるのに」ってのがミソだな、この年代だと自分がやりたいことがみつけられなくて悩んでいる青少年も多いだろうし。
 ハンター。ようやくまともな絵がみれたって感じ。幽☆遊☆白書完全版の作業が終わったんですかね。話はいろんな立場のキャラをとびとびで描いていて、しかも互いの関連性が薄いから、なんだかよくわからない。キルアに諭されて反論できなくてでも納得もしがたくて困った顔してるゴンは萌え。いい子だ。
 ワークワーク。……えっと、護神像と合体したヨキを笑っちゃってもいいですか。変。土偶みたい。いきなり親しみが湧きました(笑)。今回はレオ→アシャだと思います。負けるのがわかっているけど自分のなかでの決着をつけるために人に斬りかかるのは客観的にみるとかなり傍迷惑ですよね。それをたいして気にしない主人公に萌え。あー、ところで主人公の名前なんてったっけ。
 ゲドー。フェニックス萌え! 攻だ! しかし妙な生物がぽこぽこ登場するので珍しいはずの彼らの存在の重みがまったく感じられないのは、このストーリーではちょっと演出の不備って感じもしないでもありませんね、ワンニャンの正体をみても驚きが少ない。どう収拾をつけるつもりなんでしょう、打ちきられるならそろそろまとめに入らないとマズイような気がします。
 じゃんぷる。太ったことをネタにしてからかうのは、まあアリだと思う。基本的に身体的な特徴を悪くいうのはダメだけど、デブは本人の努力で改善できることだから(自分にダメージを与えつつの発言)。つまりチビとかハゲとか外人とかいうのは同じような悪口にみえてじつはNGじゃないかなぁ。その辺の細かい違いが小学生の読者たちにはちゃんと認識されてるのかチト心配になりました。ちなみにキモイという言葉は客観的な事実ではなく主観的な感覚を述べただけだから、これもアリじゃないかと思います。
 ジャガー。というわけで、やはりハミィはキモイよーう。助けて。でも怖くはないけどねえ。意外と根性ないじゃないの、園児たち。

 ……すげぇ、今回すべてに感想つけちゃったよ。こんな暇があったらSS書こう。





白魔

2005/02/01(火) 夕方 

 ものすごいです、雪が! 雪が! いつもは夜中にくる除雪車が昼間っから轟音たてて家の前を通過していきました。私の部屋の窓からみえるお向かいの家(倉庫? 人は住んでいない)なんて瓦屋根だから自然に雪が落下しないんで、もう2mくらい積もっちゃってるよ。世界が白い。鬱。ちなみに我が家の近くはこんな感じ。道路は不通だし、裏の山の線路を今日は一回も電車が通りませんでした。朝から運休だって。

 いまさら日曜日の話で恐縮ですが、名探偵ポワロとマープルを親がみてたのでちょっとだけ眺めたのです。犯人が捕まったあとで被害者の屋敷の息子(中学生くらい?)が友だちの男の子を伴って、家族に「話があるんだけど」などといいだすシーンがありまして。「ぼくたちつきあってるんです」とカミングアウトするんだと当然のように思ってしまいました。もちろん違いました。腐ってる。
 ヴィクトリア朝時代の英国は大好きです。メイドが職業として成立していた時代ってことで認知されてますが、私としては住み込みの女家庭教師“ガヴァネス”が萌える。貴族階級の独身女性がレディとしての体面を保ちつつ職業に就くにはガヴァネスになるしかなく、低賃金で雑用までやらされる場合も多かったりするにも関わらず、使用人なのにレディとして扱われるもんだからメイドたちからは一線を引かれたりして微妙な立場だったガヴァネス。娘を貞淑に育てるには良いガヴァネスを雇うのが必須なのに貴族社会では売れ残りと蔑視されていたガヴァネス。サリバン先生はガヴァネスなのか? 資料が少ないのが困りものです。
 それにしてもマープルさんの姪(?)が主人公というか語り手となっておりまして、探偵志望の彼女は住み込みのメイドとして被害者の屋敷に潜入捜査に入ったんですけど…… ペ ッ ト 持 参 ……ここは笑うところ? つっこむところ? べつに厚かましいキャラじゃないし天然とみなせばいいのかなあ。

 昨日から素材サイト巡りをしておりました。とりあえず日記の過去ログのページに使うつもり。小説の背景を変えるのは迷います。私のことだからきっとやりはじめたらエスカレートしちゃうんだろうし。大量の文字はやっぱり白背景に黒フォントのほうが読みやすいと思う。私ってば改行しないしね。
 ウェブではウェブで読みやすい書き方をしたほうがいいというのはわかってるんです。でもその、それっていわゆる小説の作法から外れているわけで。作家志望系の批評サイトに投稿するとそういうウェブ対応の書き方はここぞとばかりに叩かれるんですよ。そうやって矯正されちゃった私には心理的抵抗が大きくて、行頭を下げないとか句読点を省略してスペースで区切るとか……できないんです。某サイトさんの同人誌を入手したところ、ウェブでの文章はそうやって日本語の作文を習ってないんじゃないかとさえ思わせる書き方をしているのに、縦書きで印刷した同人誌ではちゃんと一般的な小説の作法が守られているんですよね。サイトに載せた小説を再録した場合でも全面的に修正してありました。これが正しい姿勢なんだろうと思います。この柔軟性を見習いたい……んですけど……うぅ。

 これからジャンプの感想でも書こうかな……。








SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送