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最新の日記 


ジャンプ52号の感想

2005/11/30(水) 朝 

 NFL第12週のマンデーナイトを、先ほど流し見てきました、よ…… orz
 うーん、まあ。ちょっと。ここまでの結果になるとは思っていませんでした。ふー。先週の試合だったかの途中で有識者?(引退した有名選手とか)の何人かがコルツについてコメントしてたんですけど。レギュラーシーズン終盤ではスターティングメンバーを休ませるはずだから全勝は無理だろう、って言葉もあったんですよね。たしかにプレーオフでのシードが確定してしまえば後は消化試合ですから、昨シーズンも控え選手たちばかりを出場させていたチームがありました。と思ってコルツの今後の対戦予定をみたら、最後がカーディナルスじゃないですか……二番手三番手の選手でも勝てそうです。

●ワンピ(表紙&巻頭C)
 見開きカラー扉の美しさは相変わらず。キャラたちの衣装がいつも違うのが良いです。
 本編はついにロビンの過去回想に突入しました! まってたよー。キャラの設定を裏切らない過去を描いてくれる作者さんだから楽しみです。養父母からあまり可愛がられていないのとかね。同年代の娘がいるんですもん、ロビンのほうが明らかに美人で頭脳明晰だったのでしょうから、この扱われ方は納得だ。高スペックな女性特有の苦労をしてきたんだろうなって感じ。そういう生まれついての個性によってどうしても背負ってしまうものを無視しないのはこの作品の好きなところです。となりで妙に彼女を理解しちゃってるフランキーも素敵。CP9が並んで顔見せしたシーンはさすがに足が長すぎると思う。
●ナルト
 順位高いなぁ。絵を眺めてるぶんには私も好きなんですが。このヤマトさんはサイの口調を一度くらい注意するべきではないでしょうかね、サイのほうがトラブルの原因を作ってるんだから。4人組のうち2名が新顔で、一度も一緒に訓練したことのない班が、チームとして任務にあたるってのが……どんなチームワークするつもりでいるんだろうと、どうしても思ってしまいます。自主的に集まった友人ではなく、下手すると利害も一致してない相手と仲間にならなくてはならない状況に置かれた主人公ってのは、けっこう珍しいシチュエーションかも? そう考えれば面白いかな。でもこの作品のキャラたちが仕事から学んでいくのは仲間に対する想いとか必要な戦いに臨む気力とかで、仕事に対する意識の向上なんて眼中になさげなんですよね。まあ仕事といっても給料やボーナスといった報酬の存在が(おそらく意識的に?)避けられてるから仕方ないか。私にとっては読み方がむずかしい作品です。萌えられるキャラを探すしか……。
●アイシ
 いろいろ判明&新たな試合展開への布石。話の進みが相変わらず早くて気持ちいいです。夏彦に対するアメ(セナ)とムチ(武蔵)がイイ感じに機能してますね(笑)。いや、どちらも必要ですよねチームには。競技としてのポジションのほかに人間関係でのポジションってあるじゃないですか。それが一致してたり逆に意外なことになってたりするのって面白いと思うんですよ。団体競技だし。チームによって違う形になっていて、でもそれぞれうまく回ってたりするのを見守るのは好きです。スポーツ物の醍醐味のひとつとして。
●銀魂
 とりあえず別の(というか自分の)ジャンルに変換して楽しみました。……で、戻ってきました。制作者の魂を磨く→道具を使う人間もそれに応えてくれる(と期待する)ってのはなー。自分の夢や理想を追いかけるのは自分の自由にできる範囲でやるぶんには構わないんだけど、そこに他人の意向まで含まれていると一挙に迷惑度がアップしますよね。「マシに使ってくれる奴」っては正確には「制作者の好みにあう使い方をしてくれる奴」ってことでしょう? ユーザーの立場からすると、自分なりに気に入って使ってるのに制作者からはろくな奴じゃねぇとか思われちゃうこともあったりするわけで。たとえば刀なら刀として本来の用途で使っているのに(人を斬っているのに)そんなふうに思われても困ってしまいますよね。鉄を叩きながら自分の魂も叩き上げろ、ってのは良いと思います。そこで終わってください。あとは、技術の高さと心構えは一致するという、ある意味無茶な話で……そういう分野はあるだろうけど、すべてがそうではないと思うんで……刀鍛冶はどっちなのかって話ですね。銀魂はサムライ物だから刀に精神性を見出すのは正しいのかな。
●テニス様
 イラスト集ってこの扉みたいなノリなのかしら。
●十二傑募集
 大場つぐみ先生のお言葉。Q4「キャラを作るうえで心がけていること」が参考になりました。
●べしゃり(センターC)
 構成が巧みです、さすがベテラン。技術的な裏付けのある人はどんな話を書いても一定以上の面白さを維持できるという。そうなるとどんなネタを選ぶかが問題になるわけですけど。その基準って流動的なもんだし、作家としては“流れに乗る”より“自分で流れを作る”くらいの気持ちでってことなのでしょうか。
●ブリ
 なんかスゲーことになってるー! カッコよければすべてが許されるってわけだな。動と静の繰りだし方が綺麗ですよね。
●ネウロ
 いろいろ突っこみたいが、とりあえず某ブログさまでトマトのおでんの感想を読みたいです。自分で作ったり食べたりするのは絶対に嫌だ。吾代の動きに注目しています。
●ムヒョロジ
 自分の意志で行動しているつもりでも、周囲の大人たちの手のひらから飛びだすことは決してできないロージーであった。ある意味では恵まれすぎていて彼のためになるのかどうかも微妙なところですが、子供の性質にあわせて教育しようとするのは良いことですね。ロージーって裕福な家庭で何不自由なく育った子供にみえるなぁ、だれかの手のひらの上にいると知ってもプライドを傷つけられたとか感じないで、むしろ安心感を得ちゃうようなところが。えっと、五嶺との勝負で問題になった五百万については「ムヒョが帳消しにさせた」とのフォローが入りましたが、具体的にどうやったのかどう考えてもオカシイと思います。西先生はきっと、お金で苦労した経験がないのだな。浮世離れしてる。裕福な家庭で何不自由なk
●リボーン
 なんていうか、主人公サイドにとってはよくわからない理由で一方的に攻撃されてる状態だから、勝ってもとくに得るものもなく。この話が解決したら以前のような日常に戻るだけな気がして、この事件からどこかに話が繋がっていくような展望があまり見えないわけですよ。骸の能力の設定とか出てきてもツナはそんなものに興味はないわけで。不本意なアクシデントだから早く済ませて忘れたいというのが本音でしょうし、そんな気持ちの人が視点になっていると、どんな迫力あるバトルをやられても楽しめないというか……この方向で続けるなら、ツナが自分からマフィアのボスになりたいと思うようなイベントがまず必要ではないでしょうか。主人公が傍観者になっていて話に混ざれてないです。ギャグならそれでいいんだけど。
●こち亀
 百均は物によっては安くないから見極めも必要ですよね。てゆーか、そういう見極めが面倒な人がメインの客層なのか? オッサンが使うようなネクタイピンを買ってベースにし、ペンダントヘッドを合体させてゴス系アクセサリーを制作したこととかあります。……これ感想じゃねーな。カードしか使ったことないってやりたいけど店側が対応してなくて難しいですよね、自分は現金でもカードでも使う金額は変わらない人だから、できればカードで済ましたいんですけど。ポイントつくし(笑)。
●村雨くん(読切・センターC)
 ものすごく面白かったです。新人の読切ってわけじゃないから当然かもしれないけど。ただ敵を倒すだけの能力をもっているだけじゃなくて、それを自由に発揮できない縛りがあって、しかも理由は本気なようでバカバカしくもあり、主人公は超人的な能力の持ち主なのに一般人の友人を見下したりはしないし、自分の立場や仕事に対する考え方はシビアでプロっぽく、事件に遭えばベストを尽くし、でもまだ一人前じゃないからミスだってしちゃう姿を描いて完璧すぎないようにする。キャラと設定と舞台がうまく噛みあっている印象です。これだけ用意されていれば面白い話をいくらでも続けていけそうな感じだけど。絵も好みです。
●タカヤ
 試合中に痛くてちょっと涙ぐんじゃう主人公は良いと思いました。
●ポルタ
 一気に転落してます。まあ仕方ないですね。サクライちゃんは自分のことしか考えてないうえに足手まといだからなー。まず魅力的なキャラ作りをお願いしたい。
●デスノ
 けっこう面白いと思うんだけど、順位が回復しませんね。ぶっちゃけライトというキャラが飽きられているんではないだろうか。やることも考えることも変化しない人だし。主役交代には賛成ですよ?
●ナイスガイ(読切)
 しょっちゅう出てきますね、この人。多作なのか。前回よりは面白かったです。成長してる。
●ミスフル
 北海道もアレだったけど、徳島はそれどころじゃない(笑)。また伏線回収に入ったのかな、この展開は。よく考えると新しいものを広げようとはしていない気がしますね。今回も御柳たんは可愛かったです。
●もて王
 なにこの掲載順! もっと読みたいですよ今回も面白かったですよ。
●みえるひと
 けっこうハセが好きになってきました。カエルは良い。こんな順位になるような作品にはみえないんだけどなー、あと何話くらいだろう。
●J-1 GP(仮)
 じゃんぷるの次の企画。ネット投票あり! 心配です。まあ前向きに……。

 ジャガーさんがないと最後が締まりませんね。ではまた来週。





NFL第10週

2005/11/29(火) 夕食前 

 これで第10週の試合はラストだ、レイヴンズ対ジャガーズ。

 レイヴンズはトータルディフェンスが2位でトータルオフェンスが26位と相変わらず守備一辺倒なチームです。かつての栄光はどこへ消えたのか、2勝6敗で地区最下位を独走中。アメフトのディフェンスといえば悪役っぽいイメージなんだから、もちっと強くしててくれないと困ります。いやレイヴンズのディフェンスがダーティーだってわけじゃなくて、こう、私の脳内のチーム相関関係がね(笑)。
 ずっとケガで欠場していたQBカイル・ボウラーが復帰。これでなんとかオフェンスが持ち直してくれるといいんですけど。エースRBジャマール・ルイスは年々調子が悪くなる一方で、第12週からは先発を降ろされるらしいという話もありましたが、どうなったのでしょう。二番手RBチェスター・テイラーには負傷者のマークがついていたような気もします。
 ディフェンスはずっとレイ・ルイスやエド・リードといった有名選手が欠場中で寂しいかぎり。

 ジャガーズは5勝3敗とけっこう好調なんですけど、同地区に無敗のコルツがいるため地区優勝は難しく、かといってワイルドカードになるには勝率が足りないかも?という感じですかね。がんばってください。トータルディフェンスが6位ですが、パスディフェンス3位でランディフェンス24位と偏りがあります。
 QBのバイロン・レフトウィッチは3年目の選手で、今期からオフェンスのキャプテンに任命されたとのこと。エースRBグレッグ・ジョーンズは一時期フルバックになってたこともあるそうで……身長体重だけみるとスティーラーズのベティスと大差ないのに、ぜんぜん太ってる感じがしません。ベティスの体脂肪率が高すぎるだけか。ジョーンズはまだ2年目で若いし。それと新人WRマット・ジョーンズが大活躍。さいきん珍しい白人のWRですね。ドラフト一巡目の選手で大学時代はQBだったらしく、この試合でもショットガン体型でQBの位置にセットし、スナップを受けとって走るというプレイを何度がやっていました。2年目のキッカー、ジョシュ・スコビーも安定してて頼もしかったですし、若い選手の活躍がやたら目立っていたジャガーズです。

 試合の様子。
 最初の攻撃でジャガーズはファーストダウンをとれず、4th downギャンブルにも失敗。レイヴンズはQBボウラーがもたもたしてたけど、ジャガーズに比べれば調子よく攻撃し、フィールドゴールで3点を先制します。しかし第2Qに入るとジャガーズにエンジンがかかってタッチダウン。さらに前半終了間際にもジャガーズがフィールドゴールを決めて3対10。ジャガーズのリードで折り返します。
 第3Q、試合序盤で得点した後ちっとも攻撃権を更新できないレイヴンズが、ようやくゴール前15ヤードまで攻めこんだのに、ジャガーズのCBテリー・カズンにインターセプトされて攻守交代。ジャガーズはポンポン攻めてタッチダウン。第4Q、レイヴンズは再びインターセプトされます。またカズンにです。この辺りからジャガーズはランを多用して時間を消費し始めて、ジャガーズのみが得点を重ねます。試合終了まで残り2分でレイヴンズはまたインターセプトされ、残り1分での4th downギャンブルにも失敗して、試合終了。3対30でジャガーズの圧勝でした。

 ヒーローインタビューはジャガーズの新人WRマット・ジョーンズ。元QBの人ですけど性格もQBっぽいですね。優等生というか好青年というか。チームメイトにも気を配り、「まだまだ勉強中です」みたいなコメントをしてました。
 数字をみるとまあ目立つのはレイヴンズのターンオーバー3回でしょうか。相変わらずオフェンスが敗因を作るチームです。ベテラン揃いのオフェンスラインも今回はQBをあまり守れていませんでした。

 というわけで、第10週が終わりました。遅いよ。NFLウィークリーで監督のスピーチが特集されてたのが面白かったです。欧米人のスピーチは良いですよね。なにか細かいもの?が入った袋を両手でつかみ、暴れながらそれを何度も叩きつけ中身を飛び散らせて喜びを表現する監督とか(←スピーチじゃないし)。日本語ではできない端的な表現ってあるよなー。あと意外と精神論をいう人もいますね。





NFL第10週

2005/11/29(火) 黄昏 

 第10週のカウボーイズ対イーグルス。
 同地区で、5勝3敗のカウボーイズが2位、4勝4敗のイーグルスが最下位となっています。完全に脱落したチームがないという意味でハイレベルな地区です。ほかの地区の最下位は2勝6敗とかですからね。たしかこの時点でペイトリオッツも4勝4敗、なのに地区首位だったと思います。去年優勝のペイトリオッツと準優勝のイーグルスが同じように低調で、しかも勝率は似たようなものなのに順位では大きな差がついているのが面白いです。

 カウボーイズは監督が試合の日の朝に弟さんの葬儀があったらしく、暗い顔をしておりました。名将として有名な人ですから選手への影響力も大きいわけで、チーム全体の元気がなかったような気がします。トータルディフェンスが5位、とくにランディフェンスが良い成績です。
 QBドリュー・ブレッドソーは今シーズン絶好調。移籍してきたのは当たりでしたね。エースRBジュリアス・ジョーンズはずっとケガで欠場してましたが、この試合では控えで入ってました。先発RBは新人のマリオン・バーバーです。ほかのメンバーは代わり映えありません。
 今シーズン第5週でもイーグルスとは対戦していて、そのときはカウボーイズが圧勝しています。

 イーグルスはエースWRテレル・オーウェンスがチームから無期限の出場停止を喰らい、これがオーウェンスを欠いた初めての試合となります。意地でも勝ちたいところですが、QBドノヴァン・マクナブがケガとスポーツヘルニアで苦しんでいるので大丈夫なのか?という試合でした。チームが選手を出場停止にできるのは四週間までと決まっているので、選手の権利を不当に奪っていると選手会が反発したりしてどうなるかと思われたオーウェンスの問題は、調停人がイーグルス側の主張を認めたことで決着したようです。オーウェンスは来シーズンまで出場なし、そして3月までにはチームから放出される見通しです。
 オーウェンスの代わりにレジー・ブラウンが先発WRに起用されました。期待の新人です。しかしオフェンスはセンターがケガで交代してまだスナップに慣れていないのが、最後まで尾をひきました。ディフェンスはかなり良かったと思います。

 試合はずっとイーグルスのペースでした。最初の攻撃ではランを多用(!)。パスオフェンス1位、ランオフェンス最下位で、パスの使用頻度が異常に高いチームのはずなのに、ランでタッチダウンです。ケガのため今シーズンはスクランブルが少なかったQBマクナブだって走ります。この試合に対する意気込みを感じますね。一方カウボーイズは最初の攻撃で一度も攻撃権を更新できませんでした。しかし第1Qの最後でカウボーイズがロングパスを決め、第2Qの最初でタッチダウン。同点です。そして前半終了も近くなってきた頃カウボーイズがインターセプトされて攻撃権を奪われ、イーグルスがQBマクナブのランでタッチダウンしました。7対14、イーグルスのリードで前半終了です。
 第3Q、イーグルスがフィールドゴールで3点追加。カウボーイズは得点どころか攻撃権を更新することもできません。第4Q、またイーグルスがフィールドゴールで3点を追加し、7対20。このまま逃げ切りそうな感じでしたが、最後にカウボーイズが追いあげてきて残り3分でタッチダウンし、14対20になりました。つづくイーグルスの攻撃。時間を使いたいところです。今日はランも好調です。なのにショートパスを投げてインターセプトされ、そのままエンドゾーンまで走られてタッチダウン。まさかの大逆転です。しかもQBマクナブがタックルにいったらブロッカーに倒されて、容態を悪化させました。カウボーイズの攻撃はパントに終わり、残り45秒でイーグルスの攻撃です。控えQBが登場しました。頑張ったんですが攻めきれず、残り4秒で60ヤードのフィールドゴールに最後の望みを託します。しかし残念ながらこの難しいキックを外して試合終了。21対20でカウボーイズの勝利です。

 イーグルス痛恨ですね。しかもQBマクナブはこの試合の後で手術をうけることが決まって今期絶望となりました。絶体絶命だ……でもマクナブには休んでほしいと思ってたので、来シーズンに期待します。
 試合内容でも数字の上でもイーグルスが圧倒してました。獲得ヤード、パスよりランのほうが多い! ラン主体のチームだってなかなかそうはならないよ、一回で稼げるヤードはパスのが大きいんだから。今後どんな方針で試合を展開していくつもりか、興味深いです。
 カウボーイズはパッとしなかったのにラッキーでしたね。この1勝を無駄にしないでほしいです。

 とりあえずアップ。あと2試合分のビデオを見終わってるんだけども……。





NFL第10週

2005/11/29(火) 昼食後 

 うあー、ジャンプ感想から書くべきなのか。

 私が登録してる無料ネットゲームは一回行動するたびの待機時間が1時間以上のところが多いので、PCの前にいれば思いだしたようにアクセスして2〜3クリックするだけで着々とレベルが上がっていくんですが、しばらく離れていると失念してしまって、うっかり期限切れでキャラを削除されそうです。
 さっき他のプレイヤーさんのキャラと対戦しました。“JR西日本”さんという名前のキャラです。相手がクリティカルしたので負けてしまったんですけど、そのときの決め台詞が

「あなたをドアで、はさみまーす!」

 ……でした。死んだよ。挟まれて死んだ。笑ってしまったじゃないですか。私もこういう他人を楽しませる工夫ができるようになりたいと思いました。殺しあうときも楽しく。ゲームですからね。

 第10週のラムズ対シーホークス。
 同地区対決でシーホークスが1位、ラムズが2位。3位と4位のカーディナルスと49ersは去年と同じく低迷しており、すでにレースから脱落してますから、この地区はシーホークスとラムズの一騎打ち状態です。しかも両チームとも攻撃が強くてシーホークスはトータルオフェンス1位、ラムズが2位となっています(当時)。シーホークスがエースRBショーン・アレクサンダーのランを中心に試合を組み立てているのに対し、ラムズはパスが主体のチームです。ラムズのパス中毒な監督が病気療養中のため代行がランを多用した試合もあったんですが、基本的な姿勢は変わっていないようでした。パスが強いのは確かですしね。ケガで欠場していたラムズのQBマーク・バルジャーは、この試合から復帰しました。

 試合はラムズの攻撃で始まります。タッチダウンまでいきませんでしたがフィールドゴールで3点を先制。つづくシーホークスの攻撃はゴール前まで攻めこんだのにインターセプトされ、出鼻を挫かれてしまいます。
 第2Q、ラムズはゴール前で4th downギャンブルするとみせかけて相手の反則を誘ったんですが通用せず、フィールドゴールになります。そこでキッカーがパスを投げるかなにかするつもりのスペシャルプレーをみせたのですが、キッカーが動くのが早すぎたのもあって完全に読まれてしまい失敗。その前にギャンブルしようという姿勢をみせていたから、無理してでもタッチダウンを狙う可能性も高いと思われたのかもしれません。この辺からラムズが勢いを失います。次のシーホークスの攻撃でロングパスが決まり、一気にタッチダウン。3対7で逆転です。次はラムズの攻撃ですが、パスをインターセプトされて攻守交代。シーホークスがフィールドゴールを決めて3対10。シーホークスのリードで前半終了です。
 ハーフタイムから?雨が降ってきます。第3Q、シーホークスのレシーバーが弾いたボールをラムズの選手がキャッチしてインターセプトとなり、ラムズはフィールドゴールで3点追加。6対10と追いあげますが、すぐにシーホークスもタッチダウンして6対17。ラムズはリターナーが雨で足をとられたりしてうまく攻撃できず、攻守交代したらシーホークスがタッチダウンして6対24。ラムズも頑張るんですが、どうやってもタッチダウンまでもっていけません。再びフィールドゴールキックの3点で9対24。
 そして第4Q、ラムズが順調に攻めてたときもあったのにファンブルして攻撃権を奪われます。ツメが甘いよラムズ! 次にラムズが攻撃したときは4th downギャンブルで失敗したのにシーホークス側の反則でやり直しとなり、そのチャンスを生かしてようやくタッチダウンをあげることができました。16対24。しかし残り7分でシーホークスに攻撃権を渡したら時間を消費されまくってしまい、しかも結局とめることができなくて、シーホークスが残り1分でダメ押しのタッチダウン。16対31、そのまま試合終了です。

 オフェンスがトップクラスのチーム同士の対決だったので予想どおり点の取りあいになりました。両チームとも獲得ヤードが物凄い数字です。数字にそれほど差はないのに、シーホークスが確実に得点したのに対してラムズは攻撃をタッチダウンに結びつけられないときが多かったのが敗因と思われます。もともとムラがあるというか急に爆発したり失速したりするチームで、どんなに順調に勝ち進んでいるときでも決して安心しきることはできないというのがラムズの面白さなので、たとえばペイトリオッツのようなシステマチックなチーム作りをしてほしいとは基本的に思わないんですけど、こうやって実力を生かしきれない試合をみてしまうと、長所をのばすだけでなく短所を補うことも考えてほしくなりますね。
 シーホークスの安定した強さが印象的でした。ラムズはランディフェンス25位のわりに頑張ってたので、シーホークスのRBアレクサンダーはあまり中央を突破できなかったんですよね。今シーズンのシーホークスはエースのアレクサンダーばかりが目立っているような気もしますが、決して彼個人のちからだけで勝っているわけではなくて、チーム全体がうまく噛みあっているようでした。
 この試合の結果シーホークスは7勝2敗、ラムズは4勝5敗。現在(第12週)の結果ではシーホークスが9勝2敗、ラムズが5勝6敗となっています。地区優勝はシーホークスで決まりでしょうね。ラムズは勝率も低いからワイルドカードでプレーオフに行くのも難しい状況ではないでしょうか。

 とりあえずここまで。つづけて書けるかな……。





薄暗い冬の日々

2005/11/27(日) もうすぐ翌日 

 ビデオは第10週をふたつ消化して(面白かった)ひとつ途中。書きたいことは山ほどあるけど気力が追いつきません。こればっかりだなー。あと感想を書きたい本がある。まず読了しないとダメだけど。
 ウェブ拍手がバージョンアップして新規登録し直さなあかんようになりましたね。今度はおまけ10種類まで登録できるとか? 機能が増えると使いこなしたくなるんですよ私は。最終的に必要ないという判断に至ることも多いですけど、最初はいろいろ試さずにはいられないんだー。自分で登録したもののほかに双子誕生祭で頂いたIDを携帯サイトのほうで使わせてもらってたんですよね……拍手は好きなんです、よそのサイトにあると押しまくってます。今度はブログ用に3つ目のIDも取ろうかな。メッセージの字数制限が増えるのは嬉しいです。ここはダメだけど携帯のほうはcgi設置できるサーバーなのか……どうしようかな。

 えーと、日記らしいことを……。
 毎年恒例の雪囲いを完了。一階の窓だのなんだのに覆いをつけました。ヒーターはカメムシの攻撃をうけて2台が故障した模様です。金の無駄だと思う。外の排気口をビニールかなにかで完全に包んでしまえばいいんですよね、冬以外は。母が管理しているものなので手をださないようにしていたんですけど、来年からは私がやってしまうつもりです。修理を頼んでも混んでて順番待ちだしさー。
 庭の植木等の雪囲いは近所の知人(氏子総代か?)と親戚のおじさんに頼んでいます(お礼は払います)。一日かけてやってくれるので折をみて「お茶にしませんかー」と声をかけて休んでもらうわけですが。どうもやっぱりネイティブな方言が私にはよく理解できないため、会話を成立させるのが大変でした。留守番してる状態だったからだれも助けてくれないしな……同年代の友人は標準語も話せるバイリンガルだから大丈夫ですけど、祖母とも話が通じないときがあったのを思いだします。この土地には11才から住んでいます。
 そういえば年末年始には地元の友人は帰省してくれるのかしらん。就職したり結婚したりでだれひとりとして残っていないんです(田舎すぎて職がないからだと思われ)。いちばん家が近かった子は父親が娘離れできない困った人で、学生の頃から娘宛の手紙はすべて勝手に開封して隠してしまうし友人数人と遊ぶときも男の子がひとりでも混ざっているだけでマジギレだし、高校卒業したあと県外の看護学校に合格していたのに男の影があるとか疑いだして進学させず県内の学校を来年受験し直せといいだして浪人しなきゃならなくなったりで、何度か「泊まりにいくから娃鳥ちゃんちにいることにして」と頼まれたりしたのも良い思い出です。気の毒だ……そんなんだから結婚にも反対だし(だれが相手でも反対なんですよね)、彼女は家出して勝手に結婚して子供を産んでしまいました。父親が生きているうちは戻ってこないっぽい。ちと寂しいです。でも父親の支配下に置かれたままでは彼女が幸せになれないのは明らかだったので、喜ぶべきなのか……。

 なんだか暗い話に。
 とりあえず次はなにをやればいいんだ……もうすぐ祖父の法事で上京しなきゃいけないのが面倒くさい……そのあいだのビデオ録画は大丈夫なのかとか太ったけど喪服は着れるのかとか真珠のピアスがほしいなあとか。青山霊園は有名人のお墓とかあって楽しい散歩コースですよね。祖母はもういつ死んでもおかしくない状態らしい。若い頃から冷酷な人だから親戚中だれひとり悲しんでないのがスゲェ。祖父のときと同様に理由をつけて葬式にこないであろう人もいます。でもあれは祖母が悪いし。とにかく冬を越せるのかどうか、いちおう気にかかってはいます。それから祖母と同居の従弟は浪人中ですが今年こそ受かるのか。

 衛星放送で韓国のホラー映画を観ました。「少女たちの遺言」だったかな? ちょうど地上波で「ほの暗い水の底から」をやってたので比べてしまいますが、日本製ホラーの怖さというか気持ち悪さを思えば、あまり印象は強くない作品です。ただ舞台が現代の女子校で、生徒同士が百合だったり、若い男性教諭とつきあってみたり、嫉妬深いクラスメートに敵視されたり、交換日記つけてたり、最後には女生徒たちが集団ヒステリー状態になったり、なんてゆうかエロゲー? というより「マリ見て」の世界かと思われます。ホラーとしてではなく別の意味で面白かったです。

 とりあえず風呂に入ってこよう。気管支が弱くて湿度が変わるとアレなので、風呂は苦手です。





いまさらNFL第9週&その他

2005/11/24(木) 深夜 

 活発に活動されていたサイトさまに閉鎖されるとショック大きいですね。お疲れさまでした、いままでありがとうございます(無断リンク&名無しでメルフォから何回かコメント送ったりしただけですけども)。ゆっくり休んでください。

 こないだ(20日)の阿雲語りの補足(また反転)。
 雲水ばっかりで阿含サイドの視点が抜けていたので。雲水から真剣に考えぬいたあげくの別れを告げられたら、阿含がどうするかって話です。こないだの語りで例にあげた同人誌の作者さまは阿含スキーさんで、自分の夢を注ぎこんだら阿含が聖人のようになってしまった、と書かれておりました。つまり、雲水がそうやって前進しようとしたことを心から祝福して別れてあげるという反応をみせたのです。これは真の阿含スキーさんが極めたひとつの境地であると思われます。
 双子さんたちは相手がいなくてもそれなりに幸せになれちゃうだけのちからはあると思うんですけど、そうなると他人を見下して信用することのない阿含のほうが厳しい状況に置かれちゃいますよね。どうして雲水に懐いていたかっていうと、まず血が濃いことが第一の理由だと思うし。だれも雲水の代わりにはなりません。つーかもう片割れぐらいしかいないじゃん、阿含の人生には。そう簡単に手放すわけにはいかないでしょう。その辺を雲水が知っているかどうかは彼らの進行状況によるのかな。やっぱ決め手は年齢か?

 ところで話は変わりますが、さいきん夢小説に少し興味がありまして。読むのではなく書きたいという興味です。面白そう。悪くいうと興味本位です。一回やれば満足すると思うんですけど。主人公は女ヒロインで、状況は同じだけど「雲水と仲良くなるバージョン」と「阿含と仲良くなるバージョン」を用意して、比較すると別の意味で楽しめるような話。まあ私が書くと抜けないエロ本みたいになっちゃうんでしょうけど(笑)、自己満足で(←結局それかよ)。読者の分身となるヒロインは可もなく不可もないタイプじゃないと感情移入できませんかね。それがいちばんのネックだわー。結果はともかく双子の人生でそれなりに重要な意味をもつような行動をさせたいわけですよ。平凡な女の子にそれは至難の業だ。いちばんの問題は、ドリームにそんな重たい話を期待している人はいないってことなんですけど。互いに傷つけあって苦しんで成長して手に入れる愛、みたいな面倒くさいのを避けて、恋愛のオイシイ部分だけ味わえるのが良いところなんだろうしな(二次創作全般にいえることですかね)。目的のキャラと最終的にくっつかないラストなんて論外ですか?

 そんな考えに浸ってたらビデオがたまっちゃってどうしようって感じに。もう先々週の試合なんで軽く流しますが、第9週のジャイアンツ対49ers。

 ジャイアンツは5勝2敗と好調で今シーズンの平均得点数はNFL1位。とくにキックチームの成績が良いそうです。たしか昨シーズンもキックチームだけは妙に活躍していた記憶があります。キックオフリターンやパントリターンで大きく戻してくれるからオフェンスは有利な地点から攻撃を開始できるのに、タッチダウンまでもっていけず、またキックチームに登場してもらってフィールドゴールキックで得点、みたいなゲームがあったような、なかったような(……違うチームと混同してるかも。ライオンズとか)。
 今シーズン強くなれたのは、昨シーズン弱かった原因であるQBイーライ・マニングが使えるようになってきたからだって話なんですけど。個人的な印象では見違えるほど良くなったわけではないな〜という感じで。NFLのQBとしてはそこそこな出来だったと思います。
 あと主なメンバーはRBティキ・バーバーとかTEジェレミー・ショッキーとか代わり映えなく。スティーラーズからWRプラクシコ・バレスが移籍してきたおかげでレシーバーはTEしかいないみたいな状況からは脱することができましたね。バレスは顔が好みなので(笑)もっと活躍してほしいです。

 49ersは2勝5敗。昨シーズンに引き続きどうしようもない成績です。人員がいないもん。トータルオフェンスが32チーム中31位、とくにパスオフェンスが31位とボロボロです。
 今シーズンのQBは最初ティム・ラテイだったのに、不調のためドラフト1位の新人アレックス・スミスに先発を奪われたあげくシーズン途中でバッカニアーズに移籍していきました。新天地でがんばってください。スミスもパッとした成績を残せないまま(新人なんだから仕方ないよ)ケガをして欠場、二番手QBのケン・ドーシィも登場するなり負傷して、この試合では三番手QBコディ・ピケットが先発デビューすることになりました。父親はロデオの世界チャンプで殿堂入りしてるそうです。第8週まではキックチームに配置されて敵リターナーにタックルしていたとのこと。QBが!? そのおかげか、初めて先発したこの試合でも緊張していませんでしたし、スクランブルするときも敵にタックルされるのを恐れていない様子でした。頼もしいですね。いままでQBとしてまともに練習していたとも思えないから、技術的に拙いのは仕方ないです。

 試合はもうチーム力に差がありすぎて、ジャイアンツが圧勝でした。ジャイアンツ側にけっこう反則が多いのだから、チーム力の劣る49ersはそこにつけこむしか勝機はないのに、自分たちも同じくらい反則をしているようじゃ如何ともしがたいですね。両チームとも反則は10回以上でした。でも49ersの反則はそうでもしなきゃ敵を止められないってことだしな。どうしようもないですね、戦力均衡を基本理念とするNFLではむしろ珍しいんじゃないでしょうか、ここまで打つ手がないのは。
 49ersのQBピケットは悪くなかったと思います、今後に期待できそうです。肝が座ってて。
 ジャイアンツのQBイーライ坊やは、よくわかりません。これで6勝2敗って結果が出せちゃうのかー。TEのショッキーをめっちゃ頼りにしてるみたいでした。去年から個人的に仲が良いって報道されててサイドラインでも一緒にいたりするんですけど、ショッキーもイイ感じに暴れん坊ですからね。転校生に最初に話しかけるタイプに見えるから微妙、と去年の感想で書いたような憶えがあります。腐女子的にはいろいろ妄想のしがいがあるカップリングで楽しいです(カップリングいうな)。

 今週中になんとか先週の3試合を消化してしまいたい……。





ジャンプ51号の感想

2005/11/22(火) 昼 

●ブリ(表紙&巻頭C)
 すげーなこの見開きカラー扉。ロゴといい好きなセンスですけど、なんというかミュージシャンのPVとかCDジャケとか写真集とかを連想しました。ルキアはちょっと貧乳すぎると思う。
 本編はいきなり敵が戦術もなにもない圧倒的なちからで主人公サイドをボコるという、絶望的なパワーゲームが開始されました。対するこちら側も同じように隠されたちからを披露するという完全なるインフレ展開。この作品の戦闘らしくなってきましたね。適度に回想とか入れてくれることを願うばかりです。
●ワンピ
 ルフィの言い分には突っこみどころもあるけど、嫌いじゃないです。そして仲間が一気に集結してくる展開には素直に魅力を感じます。ちょっとゴチャゴチャしすぎかな。でもそれがこの作品の持ち味なんだろうし。これから戦闘が始まるのかと思うと正直ツライ。それを見守るロビンの言動に期待します。
●ナルト
 サイよりもヤマトのほうが印象薄いなあ、死んだ魚のような目をしている。「ダンゾウという男は(中略)タカ派の男だ」って綱手さん、いまの木の葉で一番のタカ派は他ならぬあなたさまだと思いますよ。……あとマンガ絵ではリアルを無視して膝から下を長めに書かないとスタイル悪く見えるんですよね〜。
●テニス様(センターC)
 実写映画について。皆さんキャラの特徴つかんでますね。本編は読むのがつらかったです、散漫としていたような。顔の多いマンガです。キャラのアップが増えるのは作者が疲れている証拠かと。
●ムヒョロジ
 うーん、今井さんしか心に残らない。ロージーの覚醒?は褒められるべきだと思いますけど、事務所に就職したときなんか研修とか受けなかったんですかね。いままでどんな仕事してたの?っていうか助手ってどんな仕事だと思ってたんだ?助手になったばかりの頃のエピソードならともかく2年後にこれでは、呆れちゃって感動できません。ムヒョも管理職としての職務を果たしてこなかったからこんな結果になったんじゃないのかな〜。しかし今井さん、彼氏でもない部下との写真を部屋に飾るのは微妙です。
●銀魂
 えーとゴメン、銀さんはなにが目的でここにいるんでしたっけ。彼の強さの根拠が気力だけってのもツライものがあります。やっぱり刀鍛冶の兄者は間違ってない気がしてなりません。妹よ、刀は人を斬るためだけに存在するのだよ。嫌ならナベでも作りなさい。それも立派な仕事なんだからね。だいたい自分の作ったものを買っていった人がどう使うかなんてその人の自由なんだから、制作者に口を挟む権利はないです。
 以前も書いたけど、他の連載作品が格好いい男を格好よく描いているのに対して、銀魂はダメ男をカッコ可愛く描いているのが特徴だと思うんですよ。ただカッコイイ姿を描こうとすると、ふだんは良い方向に働いているオヤジ臭さが逆に足を引っぱってしまうんじゃないかなぁ。まあ好みの問題ですけど。
●ネウロ(センターC)
 なにこの扉! せっかくのカラーをなんだと思ってるんだー。デザイナーさん良い仕事です。
 本編は弥子がネウロとの関係に本格的な不満を抱くような兆しがみえたって感じ。もっと自分のことをパートナーとして認めてほしいという方向だよね。温泉でネウロに弱体化らしき描写がありましたし、ネウロ自身にも焦点があたりそうで期待です。ユキの所属部署の名称はきっと“第4営業課”とかだ(笑)。吾代たんの再就職先としてはピッタリですよね。
●アイシ
 これフリーフリッカーですよね? 今シーズン前半のNFLで、いろんなチームで妙に使用頻度が高かったプレイです。決まると面白い。セナが自分のランを仕込みに使われたといわれて少し落ちこんだのはどうかと思ったんですけど、泥門はそういう当たり前の作戦を全員がわかる段階まで進んでないってことかな。
●べしゃり
 野球部のキャプテンの言葉をきいた瞬間は反射的に反感を示してダメっぽい態度の主人公が、部屋で冷静になってから、その言葉の重みをちゃんと認めているような考え方をしている辺り、リアルな人間描写だなーと思います。問題は、そういう性格の人が個人的に好みじゃないってことなんですけど。
●ポルタ
 マリモダ警部の子供時代が、めっさ可愛い。以上。
●もて王
 「オレの種鉄砲」にウケました。宏海と矢射子は以前からイイ感じだと思う。
●ヒメジマ(読切)
 バトルを描きたいという意欲には好印象。絵も巧いです。しかし冒頭から状況を理解するのに苦労しましたし、ストーリー作りの面で努力してほしいです。
●リボーン
 掲載順が下がってる? ツナの活躍の仕方は好きです、ギャグだった頃の彼と矛盾してないし。バトル向けトンデモ設定が追加されてきましたけど、今後ずっとこの路線でいくつもりなのかしらー。
●こち亀
 まったく落ち度がないのに両さんだからという理由で酷い目に遭わされる話。楽しいわけないです。
●デスノ
 マットは一体なんなの(笑)。えーと、この回でだれか魅力を増したキャラがいるかっていうといない気がします。ストーリーよりまずその部分を押さえないと人気は回復しないんじゃないでしょうか。
●タカヤ
 主人公の精神的な成長はもうわかりましたよ、同じような主張をしつこく繰り返されても困ります。ほかに内容らしき内容がないから仕方ないのか? ヴォイドさんは世界チャンプの座を何年も守りつづけて無敗状態というわけでもないのに、なんで上を極めちゃった気になっているのか理解不能です。
●みえるひと
 廃墟で待っていたハセの姿の描き方とか好きなんだけどなー。いろいろ惜しいです。
●ミスフル
 基礎鍛錬を根性で短縮可能としてしまうのはどうなのか……ってアイシのデスマーチも似たようなもんか? でも一ヶ月ならまだ現実的な数字に思えなくもないけど、この特訓は三日で完成しそうだぞ。猿野の説教も、内容はともかく、そういうのって普段の言動の積み重ねや相手との人間関係が説得力をもつものなんじゃないのかなぁ。いや御柳たんが納得したんなら他人がどうこういうことじゃないですけどね。
●ハンター
 編集部謹製「これまでのあらすじ」。ありがたいです。休載のお知らせは構いませんよ、私の信者レベルは“神”なので問題ありません。むしろ期限を明記することによって先生にプレッシャーを与えてしまうのではないかと心配になりました。ヂートゥとコルトの再登場を願う。
●ジャガー
 おっと、ハミィは腹黒であると明言されたのは初めてじゃないですか? どちらか微妙って感じに描かれることが多かった気がするのに。先週から話が続いているのは驚きでした。そして来週に続く。この題字を投稿した人はハミィが黒く見えてなかったんじゃないかと思います。それは作者もわかってるだろうにあえて使うところが好きです。
●目次コメント
 Dグレとハンターの休載報告は続くのか……再開の目途がなくなった瞬間に消えるんでしょうね。さすがにDグレ作者急病、ハンター作者都合と書き続けるのもカドが立つと気づいたようです(苦笑)。

 ではまた来週。





阿雲語り

2005/11/20(日) 黄昏 

 ネコがヒーターの上で寝る季節になりました。背中が落ちかけてるのに、よく眠れるな〜。外にはうっすら白いものが積もっています。もう雪かよ……勘弁してほしいです。

 昨日ようやくキリリクをUPできました。お待たせいたしました。
 書いているうちに今後の展望なんかも見えてきた気がするので、改めて阿雲について語ってみようかなと。いやほんと文章にすると考えがまとまるんですよね。べつに直接的なネタバレにはならないはずですが、いちおう反転します。気にする方はご注意ください。

 今回のSSでは雲水のプライドの高さを再認識させられたんです(自分設定ですけど)。人を評価するとき「いくら有能でも人間的にアレでは意味がない」と考えるタイプではなく「能力が高いのはそれ自体が素晴らしいことだ」という価値観。他人との関係で相手から「有能じゃなくても人間的に好きだから」と評価されたら落ちこんで我慢できないってことです。自分の手の届く範囲で幸福を作りだせる人よりも、世界に働きかけて変えていけるだけのちからをもっている人に魅力を感じるような。ちょっと違うか。うまく言葉にできない。そういう形でなにかひとつでも世界に意義を残せる存在になりたいと願っているというか。それを成し遂げられればかなりの満足感が得られる性格ではないかと感じました。
 だから才能の塊である阿含のことは純粋に好きだろうと思うんですけど、彼が評価を高めると自分の評価が下げられてしまうポジションであるのが問題で。基本的に才能のある人と接するのが楽しいのに、弟が相手だとそう思うことができない。さらに、そういう相手とのつきあいで鬱になったときはだれかに支えてもらうものなのに、そうやって助けてくれるすがりたい相手まで阿含が兼任しちゃってるんですよね。長い時間をかけてその関係で固まってしまったからいまさら修正も効かず、本人たちもとくに支障を感じていない。
 ……なんか、考えれば考えるほど不幸な状態に思えてきます。

 てゆうか、そういう話を読んだことあるような気がして本棚を漁ってみたら、某サイトさまの同人誌に行き当たりました。すがる相手が弟なのは、彼とライバル関係になることから逃げているのを意味する。正面から向き合おうと思うなら、その人に救いの手まで求めてはダメだ。自分が間違っていた。と雲水が決別を告げて新たな一歩を踏みだす、という話でした。わかったつもりでいたのに表面しか飲みこめてなかったようです。別れちゃうのかー。そうだよなぁ↓ その作者さまはこれで自分の阿雲は完結したと仰っていて、それからの人生でふたりの関係が再度変化することはないと考えておられるみたいでした(阿雲ではもう書けないかもという言葉まであったけど、その後も発行を続けておられます。よかった)。
 でもでも私は違う考えです。
 たしかに彼らの生まれついた状況は問題を抱えていますけど、人類だれもがそれぞれの問題を生まれながらにもっていて、その与えられた条件のなかで幸せを築いていくわけですし。双子たちだって自分たちの環境を前向きに受けとめて幸福を追求すればいいと思うんですよ。ふつうに考えたらムリでも、彼らにしかできない形をみつければいいんです。あのふたりならできる。あくまでハッピーエンド希望です。


 そんな感じで30才くらいまでの双子の物語が脳内に閃きました。私のなかで彼らの関係が安定して完結を迎えるのは、そのくらい先の話です。少なくとも十代ではない。そう思いました。ま、ぜんぶ書けるかどうかは私にもわかりませんが(笑)、ネタは尽きないのでのんびりやっていくつもりです。

 では心おきなくNFLのビデオを見てきます。





ジャンプ50号の感想

2005/11/16(水) 昼食前 

 キリリクは半分、いや五分の二くらい書き終わりました。いつUPできるんだ。第10週が始まってるのに第9週のビデオの最後の一本をみている途中。一昨日に前半が終わって放置中。テレビが空かない。

 コンビニが23時までというのも今時ありえないと思うんだけど、ジャンプ取り置いてもらってるところは早めに店じまいする毎日で、月曜の22時にいったらもう閉まってました。どんだけ田舎なんだ……。

●リボーン(巻頭C)
 レオンがキラキラしてる! これは土壇場でなにかが生まれそうですね。ドシリアスな展開が続いてます、これでホントに死者がでたら私もこの作品に対する見方を変えるんですけど。そろそろクライマックスみたいですね、ビアンキがまともな人になっちゃって残念だなー。ツナ以外にそういう良識的なツッコミができる人がいないってことなんでしょうね。偽骸さんが仲間になったとたん爽やかなナイスガイに化けたら面白そう。
●ナルト
 シカマルが出てたのでオールオッケー。どうやらサイは男の体型ですね、ヘソだしかよー。
●ワンピ
 話が進んでます、こういう内容の割合をバトルより増やすべきだと思う。フランキーとロビンに焦点があたると幸せです。今回のフランキーの技は凄いな! 絵面が凄い! ロビンたんもっと内面を吐露してね、来週にも期待したいけど、ルフィとCP9の戦いがえんえん続きそうです。
●ブリ
 ……バトルの内容はいいと思うんですけど。ハゲも好きなキャラです(名前を呼んでやれ)。しかしこれはストリートファイトや武道大会ではないんで。君らの仕事の正否が多くの人間たちの人生を左右するという、そういう自覚が……いや11番隊だけが任務そっちのけのバトルマニアだという設定になってはいるんですけど、ほかの死神も同じノリだからなー。まあ久保先生の作品はそういう楽しみ方をするものじゃないってのはわかるんで、そのセンスを生かしつつも欠点を露呈しないようなストーリー作りを期待します。
●銀魂
 こちらも大詰めですね。桂はオチに使われるのかと思ってたのに意外〜と思ったら、今回のイジられぶり。神楽の「眠んのはてめェだァァ!」でウケました。エリザベスが「おらァ!」と書いた看板で戦ってるのも可愛い。また子は少しくらいガンマンっぽい戦い方してくれないですかね。
 高杉を改心させるという流れになってるんですか? それは嬉しくないかも。開国(?)して現在それなりに平和になっているってのは結果論でさー。またテロ起こして鎖国したって同じような平和が訪れる可能性は高いんですよ。そこに至るまでの犠牲が大きいだけで。銀さんや桂が若い頃に参加した戦いだって似たような考えでやってたんでしょうに、自分の生活が安定したから現在の社会を壊したくないというのはどうなのよ。自分の人間としての幸せは捨ててでも社会を変革したい!自分が良いと考える方向に変革さえできれば恨まれて殺されたって構わない!てな使命感にかられてしまうのが革命家なわけで。一般市民はそうやってだれかが作ってくれた環境を受容してそこでの幸福を探すだけ(それが“平民の勝ち組”になるために必要なスキル)なんだからさ。「革命思想=若気の至りにすぎず、卒業して大人になるべき」という結論は個人的に好みじゃないです。よりよい穏健な手段を追求するのはもちろん良いことですけど、革命の精神まで否定されてるような気がするよ。世の中にはいろんな役割の人間が必要で、はた迷惑な革命家もそのうちのひとつではあると思うし。個人レベルの幸福を大切にして家族との生活を〜みたいな考えはもちろん尊いものだけど、全ての人が同じ考え方になる必要はないし、もしそうなったら発展性がないうえに気持ち悪いです。年とって丸くなって家族もできて守りに入った人間の思想を少年誌で描くのはメイン読者層的にアリなのかしら。
●アイシ
 風船ほしい! デビルバッツ&子デビバの風船! 夏彦はカマセ役ばっかりだなー。彼が活躍しないのは悩みがないからなんですけどね。キャラの葛藤をアメフト独特の作戦やポジションやプレイスタイルに結びつけて解消させるのが、この作品の描き方なので。
●ネウロ
 今回も面白いです、掲載順も上がって一安心。しかも来週センターカラー。おめでとう(早)。吾代たんの考えが回想シーンつきで描かれていて大満足です。吾代は焦点があたるたびに死んだ社長との親密度を上げてくれるんで腐女子として嬉しいけど、死人相手にナニしろっていうんだ(笑)。でまあ社長の言葉とか非常に好みで楽しいです、こういうリーダー大好き。環境によってなにが良しとされるのか価値観も変わってくるという一元的じゃない(悪くいうと信念のない)見方ね。作者の性格に共感できるのはデカイな。
●もて王
 あいすが登場する回にハズレはないです。悠が主役の回も読みたい。
●ボーボボ(センターC)
 それぞれの別れ方を対比させてキャラの個性を描く、と書くとふつうのマンガみたいだ。へっぽこ丸の決意表明をうけて首領パッチがお守りを渡すシーンは良いですね、こういうのを外さないところが彼の人気の秘訣ではないかと(なにを渡したかはともかく)(でも後で本当に役に立つという伏線かも)。
●ムヒョロジ
 うわ、マジに消去法で選ばれたんだ? ほかの受験者がアレすぎたという。うーん。いやロージーの長所を否定するわけじゃないです、良い性格ですし、それが大事であるという視点で話を作るのも良い。ただ周囲のダメな者たちをカマセにする形で「彼って素晴らしいでしょ!」と描こうとするのは厳しいと思います。なぜなら特別レアな性質ってわけでもないから。けっこういるはずだよ、同じような人。それがいないってことはムヒョロジの世界の住人ってそんなにクズばっかりなの?ってことになってしまいますよね。
 個人的な野心や出世欲より人を救いたいと考えるところが評価されたわけですが、さいきんの彼は依頼人の事情なんかよりムヒョと一緒にいたいという想いであたまが一杯で、まさに個人的な欲望を優先していた状態だったので、ついに「顔を洗って出直してこい」と宣告されたわけね。意外とまともな流れじゃないですか。彼氏ができたら仕事がおろそかになった女の子に結婚以外の道が歩めるか、という話?
●ポルタ
 グッダグダだあ。内容とかより演出面で練れてないです。時間が足りないってことだよね。
●こち亀
 グッダグダ。
●ハンター
 シャウアプフってこんなキャラなんだー。アカズちゃんと王様は着々と愛を育んでおります。どんな結果になるのか、ちゃんと逃げずに結末まで描いてくれる作品だから楽しみですよね、期待。ゴンの甘さが客観的にどんな意味をもっているのか描かれたのも良かった。精神論でなんでもできる世界じゃないですし。
●テニス様
 さいきん掲載順が落ちている気がするんですが……。今回も意味不明な大ゴマ満載でした。
●デスノ
 こっちは相変わらず低いなあ。清楚高田は想像どおりの活動ぶり。ライトの周囲にはろくな女がいないけどライト自身がまじめに女を探してないんだから当然か。彼女の偶然を前向きに受けとめたのは良かったと思います、少しは勝ち目がみえてくるし。第一部のときからライトの女性観は変化ないんですけど、描き方はずいぶん違うんじゃないでしょうか? こういう貶め方はしないキャラだったのに。すでに主人公は交代しているとみていいんでしょうか、ライトは倒されるべき悪役ポジションということで。メロがどんどん可愛さを増す一方で、ニアがぜんぜん魅力的に描かれない気がします。主人公はメロなのかしら。
●ミスフル
 御柳は可愛い。以上。
●タカヤ
 一気に転落してる〜! これは自分の適正、自分の興味がある分野を初めてみつけた少年の話なんですか。いろいろ試したわけでもないのに自分の才能が発揮できる場所を16才にしてあっさりみつけたんだから順調な人生ですね〜、でもこの流れだとそろそろ挫折を経験する頃合いではないでしょうか。
●みえるひと
 煽りに「決戦の刻」という文字が! 終わりが近いようです。Dグレの休載中は延命できないかな。話の流れから仲間が女子供ばっかりなので、そのメンバーで最終決戦に臨むのかって感じ。とことんバトル向けじゃない。しかし人情パートも薄いときがあったしな。ミステリー路線で復活してください。
●ブルブルブルズ(読切)
 絵はともかくストーリーの整合性や演出は良かったと思います。掲載誌が合ってないかも。
●ジャガー
 絶対わかっててやってるよなハミィ。最後のコマでハマーのほうを見るハミィの目をみてください、真っ黒だ。でもハミィが生理的にダメな私でも今回は楽しめました。めぐみちゃんが最後までヨゴレにならなかったのと、被害者がハマーだったからだと思われ。ハマーがMっぽいのは話に救いをもたせるためと思ったけど、べつに必要ないんじゃないですかね。ハミィが人形まで手に入れる描写があれば完璧だったのに。

 ではまた来週。べしゃり暮らしがないのは意外と寂しい。





NFL第9週

2005/11/14(月) 明け方 

 ……母はどうやら生存しているようです。いやもう私に父のお守りは無理なので、母にもしものことがあったらどうしようかと(笑)。よかったよかった。心配してくださった皆さんありがとうございます。かぶれるから湿布は貼れないというので冷えピタを買いにいったら、早売りジャンプをみつけたのですが、あえて立ち読みもせずに帰ってきました。ジャンプは週の区切りですカラ。

 おかげさまでサイトが一周年を迎えました。拍手で指摘していただくまで気づかなかったという。若い頃の私なら途中で飽きていたに違いないと思います、少しは成長してるよ! 地味に嬉しいです。本当にありがとうございます。
 なんでサイトを始めたかというと、もちろん阿雲に萌えたからなんですけど、恋愛をテーマに書けるようになりたかったからなんですよね。それまで創作投稿系で主に書いていて、どうも恋愛ジャンルが苦手だったのです。まあ自分自身あまり興味がない(笑)からなんですけど(私の人生における恋愛の優先順位は低いですよ、仕事や趣味のほうに多く時間を割り当てるのが当然なんですもん。俺と仕事のどっちが大事なんだよ?といわれたら、そりゃ仕事(=趣味のために金を稼ぐこと)だよ←いやマジでいわれたことあるんですけど)。そんな私がどうやって恋愛を語るつもりかという話です。基本的に同人は読み専だったのも自分で書けるとは思えなかったから。でもいろんな阿雲を読みこんでいるうちに、才能の差とか血の濃さとか双子で性格正反対とかブラコンとか、ある意味余計な付加価値をこれだけ装備しているカップリングなら、私にも手がつけられるんじゃないかと考えたんですよね。だから自分で書いたものを読み返しても、純粋に恋愛感情のみを扱っているSSは少なかったりします。ちょっとずつ慣れてはいるけど。
 てなわけで、少し初心に立ち返ってみました。二年目もこの方向を追求するつもりです。ヨロシク!

 NFL第9週のマンデーナイト、コルツ対ペイトリオッツ。レギュラーシーズン最大の注目カードですね。このチーム同士の対戦はペイトリオッツが六連勝、2001年から負けなしです。しかし今シーズンのコルツは弱点の克服に成功して絶好調。対するペイトリオッツは両コーディネーターが離脱したり守備にケガ人が続出するなど、厳しい状況になっています。

 コルツは平均得点の多さが3位で平均失点の少なさ1位だって。ふつうに強いよ。あとQBがサックされた回数の少なさでも1位だそうです。これまでの練習が一気に花ひらいたって感じ。監督は2009年まで契約が延長されたとのことで、おめでとうございます。来年までこの勢いが続くかっていうと難しい気もしますし、このチャンスを逃さずにスーパーボウルまで駆け抜けてほしいと思います。今シーズンは一度も負けてないんですが、弱いチームとしか対戦してないと以前からいわれています。今後が正念場です。
 こないだの試合からメンバーは変わってません。攻撃の中心は2年連続MVPのQBペイトン・マニング、WRマーヴィン・ハリソン、RBエジェリン・ジェームスです。

 昨シーズン優勝のペイトリオッツは4勝3敗とイマイチな成績ですが、同地区のほかのチームも調子が悪いため地区首位を守っています。プレイオフにでてしまえば作戦力があるから強いんでしょうけどね。そこまでなんとか踏みとどまれるかどうかが問題の今シーズンです。
 レッドゾーン(ゴール前20ヤード内)で敵に許したタッチダウン数の少なさというデータがでてきましたね。2003年は3位、2004年は4位、そして今年は最下位だそうです。昨シーズンもディフェンスにケガ人が多かったんですけど、今年は数字的にも酷いなー。CBアサンテ・サミュエルが頑張ってますね、去年から仲間が次々と脱落していくなか最後まで生き残った選手って印象でした。壊れにくいんでしょうか。この試合ではコルツのエースWRマーヴィン・ハリソンとマッチアップしてました。
 コルツのディフェンスラインの両側にサック数の多いロバート・マシスとドワイト・フリーニーのふたりが揃っており、ふたりしてQBに飛びかかってくるわけですけど、ペイトリオッツのオフェンスはとくにフリーニーひとりの相手をするために二名の選手を用意してQBを守り、もし手が空けば第三レシーバーとして走りだすことにしていたようです。これはけっこう巧くいってたんじゃないでしょうか。

 試合の流れ……。
 両チームとも確実にゲインできるような慎重なプレイばかりをくりだしてきます。ハイレベルだけど地味な応酬が最初から最後まで続きました。選手の気合いは凄かったです、ピリピリした緊張感が伝わってきます。基本的なチーム力のぶつかりあいでした。そうなるとケガ人が多く選手層が薄くなりチーム力が低下しているペイトリオッツが勝てるわけないんですよね。
 コルツはもう勝負が決まっていた試合終了間際の一回しかパントを蹴りませんでした。攻撃権をえたら必ず得点に結びつけたんです。すごいよ。QBが優秀でオフェンスラインが堅いとなんでもできますね。これだけやられたらペイトリオッツ側もそれ以上に得点しないといけないわけですけど、もともと守備が強くてロースコアの多いチームだから点の取り合いには慣れてないというか……決してペイトリオッツのオフェンスは悪くなかったです、いつもどおりの得点数をあげてるんですから。ほんと、守備が堅いことが前提のチームなんだよなあ。
 相手のオフェンスにボールを渡したら必ず得点されてしまう場合、どれだけディフェンスが攻撃権を横取りできるかが重要になるんでしょうけど、もう控え選手がいない状態だから無理してケガをすることだけは避けなくてはならなくて、思い切ったことができなかったみたいです。だったらオフェンスが……と思っても、やたら統制がとれたチームだから、力づくでビッグプレイを狙うだけのヤケッパチになったような攻撃はしない(できない)んですよね。それをやったらペイトリオッツじゃない。でも必要だったと思います。自分たちのスタイルを捨てた意外なプレイをみせてくれたら面白かったのに。彼らが選んだのは、まだ第3Qなのにオンサイドキックをしたり4th downギャンブルをして相手の意表をつくということだったりします(どれも失敗に終わりましたが)。チーム力の劣勢を作戦力でカバーしようという、いつものペイトリオッツです。
 ラスト1分でトム・ブレイディをひっこめて控えQBをだしてきたけど、ブレイディの調子が悪かったわけじゃないし(あえていえばオフェンスライン右側の二名が新人で弱くなってるのが問題か)、プレイコールの方針が同じなら意味ないんじゃないかと思いました。そんなわけでコルツの勝利です。

 じっくりみたらそんなにツライ試合でもなかったかな。みんな集中してて良い試合でした。ペイトリオッツのQBブレイディはマジで表情が変わりませんね。負けがこんできた後半、ベンチの背もたれにあたまを預けて上を向き「あ〜あ」って感じになっても、とことん静かなままだし。いかにもオフェンス向きな性格だよな……好きです(告)。彼は家族全員スポーツ大好きな一家で生まれ育ったそうですけど、体育会系って感じがしないんですよね。姉3人にいいようにイジられてたからか。彼女ができてもお姉さんたちに邪魔されてまともにつきあえなかったとかいうし(日常的に留守伝のメッセージ消されたらしい)。自分がプレッシャーに強いのは子供の頃から姉たちとTVのチャンネル争いをして常に負けていたからだとか言ってた気がしますよ。好きです(二回目)。弟キャラなんですかねー。いやそれも違うだろう。
 ヒーローインタビューはコルツのQBマニングでした。この勝利で浮かれないようにチームをまとめるのが自分の役目だとか、相変わらず監督のようなコメント。ものすごく長男っぽいけど、たしか次男だったんじゃないかな。日本人と違って兄弟の上下はあまり関係ないんでしょうけどね。

 ビデオがあとひとつ残ってるのに月曜日が来てしまいました。いつものことです。





NFL第9週

2005/11/11(金) 昼 

 うえーん母が、おかおかお母さんが、夜道で転んで脳震盪おこして、ドメスティックバイオレンスでボッコボコにされたような顔になりました。昨夜のうちに急患で病院にいってCTもレントゲンも撮ってきて大丈夫でしょうといわれて帰ってきたんですが、翌朝おきたら息絶えてるんじゃないかって怖かったです。人通りのない道でしばらく気絶していたらしい。記憶がとんでます。自力で車に乗って帰宅して、気がついたら居間でぼんやりしてたって。両親が病院に行っているあいだ家で夕飯を作りながら私も呆然としてました。
 で、夕食後。

母「せっかくだから記念写真とろっか」
私「いいね。デジカメ貸して」
母「……撮れた? うわ、すごい顔!」
私「死んだらこれ遺影にするから」

 我ながら緊張感ありません……けっこうシャレになってないと思うんですけど。

 気をとりなおしてNFL第9週、パンサーズ対バッカニアーズ。
 たしかNFLでは選手が脳震盪をおこすと記録に残り、一定回数を超えると生命に関わるという理由で強制的に引退させられてしまうんですよね。だから少しフラフラしたくらいじゃ、トレーナーもチームドクターも「これは脳震盪ではない」と言い張ります。たまにフィールドで完全に意識を失ってしまっている選手がいると「あーこれは誤魔化しようがないな……」と私も思いますし。誤魔化したらダメだっつーのに。
 えっと、パンサーズとバッカニアーズは同地区で、ファルコンズを加えた3チームが横並びで首位を争っている状態。セインツのみが寂しく引き離されています。まあ今年は仕方ないですよねセインツは。この試合が始まる前は両チームとも5勝2敗、ハイレベルな地区です。
 試合が行われたフロリダは気温が29度とかで、チアのお姉さんたちは水着のような衣装でした。

 今シーズンのパンサーズはオフェンスが好調のようです。ディフェンスの強いチームってイメージなのに。トータルディフェンスは17位か。でもランディフェンスは2位だから……局地的に堅いのか。ディフェンスエンドのジュリアス・ペッパーズが物凄い勢いでQBに襲いかかってました。今日の相手は左利きでペッパーズがブラインドサイドになっているため普段よりやりやすいんだろうと解説さんが言ってました。
 エースWRスティーブ・スミス。今シーズンは現在のところパスキャッチ数、パスヤード、パスでのタッチダウン数のすべてがNFL1位の成績だそうです。二年目のWRケアリィ・コルバートもがんばってました。どちらかというとラン主体のチームだった気もするんですが。エースRBスティーブン・デイビスの活躍が目立っていたように思います。
 QBジェイク・デロームのレイティングは7位。どうした、いまいち一流にはなれないってイメージの選手なのに、今年は良いじゃないの(失礼)。味方が好調で勝っているときは真価を発揮できるタイプだとかいわれていますね。うまく追い風に乗れているようです。

 バッカニアーズはトータルディフェンスが1位のようです。ディフェンスコーディネーターが守備の天才といわれている人ですからね。しかし今年いちばんの注目は新人RBカーネル・ウィリアムス(愛称キャデラック)でしょう。デビューしてからの3試合すべてで100ヤード以上を走り、新人としてのNFL記録を更新しました。その後はケガをして欠場し、戻ってはきたけど以前の元気がない状態。むしろ最初が無茶しすぎたんじゃないかと思われます。この試合でもあまり走れてませんでした。今後には注目ですけど。チームとしても序盤は好調だったのにウィリアムスがケガをした辺りから翳りがみえてきて、第5週のジェッツ戦と第8週の49ers戦を落としています。負けてはならない相手だよ……ちょっと下り坂ですね。
 QBブライアン・グリーシィは第6週でケガをして欠場中。この試合の先発はQBクリス・シムズでした。3年目の25才、父親は元ジャイアンツのQBフィル・シムズ。二世のプレイヤーにはありがちですが、お坊ちゃんぽいですね〜。ベテランのWRジョーイ・ギャロウェイ(11年目)と個人的にも仲が良くてオフでも一緒に遊びにいったりするというレポートが入りました。パス練習につきあってもらってるんじゃないですかね。ずいぶん年齢が離れているけど日本人の感覚とは違うだろうしな。あとグリーシィのケガをうけて急遽49ersからQBティム・ラテイをゲットしました(えー? あんた第4週まで先発してたの覚えてるけど、ドラフト1位の新人QBアレックス・スミスに追い出されたんか? 確認したら49ersは第5週からスミスが出場。しかもパッとしない成績で、第8週では二番手QB、第9週では三番手QBが先発してる。第9週の49ersの試合は見たので、後で書きます)(NFL JAPANの情報更新は相変わらず遅いな……49ersのチーム紹介を開くと「今シーズンはラテイが先発QB」というニュースが画像つきで出てくるぞ)。
 あとはWRマイケル・クレイトン、2年目の選手でドラフトは15位でした。FBマイク・オルストットはTEみたいな扱いなんですかね、体格を生かして敵をぶち破りつつ確実にゲインしていることが多く、ゴール前などで頼りにされてそうな感じでした。短いパスをうけて走っていることもあったはず。

 バッカニアーズは2002年にスーパーボウル優勝したときの選手がほとんど残ってないのに、パンサーズのほうは2003年にスーパーボウルに出場したときの選手がまだけっこういるらしい。パンサーズが珍しい状況かもしれません。リーグ全体は流動的なほうが面白いから移籍が激しいのは良いことだと思います。

 試合の様子。
 最初のパンサーズの攻撃は攻めきれずフィールドゴール3点。次のバッカニアーズの攻撃で話題のRBウィリアムズがファンブルして攻撃権を奪われ、パンサーズはゴール前33ヤードからの攻撃。今度はタッチダウンして10対0。このままパンサーズの圧勝かと思われました。
 しかし第2Q、バッカニアーズは50ヤード地点からロングパスを投げてタッチダウン。それまでランや短いパスばかりで地味に攻めてたのが効いたようです。次のパンサーズの攻撃もバッカニアーズのディフェンスがパスカットしてみせたりしたため攻撃権を更新できず、勢いの乗ってバッカニアーズの攻撃になりました。ところがここでオフェンスラインのケニアッタ・ウォーカーが三回連続でスナップ前に動いて反則(QBシムズのコールがやたら長くてスナップされるまで時間がかかるのも原因だと思われます。ほかの選手も同じ反則が多かったです)。せっかくの流れが失われてしまい、ファーストダウンをとれませんでした。それだけではなくオフェンスラインが全体的に及び腰になってしまいます。
 つづくパンサーズの攻撃。3分間の5プレイで90ヤードをゲインするという強烈な試合運びでタッチダウン。完全にパンサーズのムードです。
 以下略(笑)。そのままパンサーズが押しつづけ、34対14で試合終了です。

 数字をみると獲得ヤードなどはほぼ互角なんですが、ターンオーバーがバッカニアーズは4、パンサーズはゼロでした。ミスが少なく、ターンオーバーを確実に得点に結びつけたパンサーズの勝利です。どちらもパスの獲得ヤードが多かったんですけど、バッカニアーズのほうはレシーバーがなかなか空かなかったような気がします。パンサーズはオフェンスラインが頑張っていて、よくQBを守るし、ランプレイのときのブロックも素晴らしかったです。要所でランが通っていたという印象です。
 勝負が前半でついてしまったようなものなので、後半は退屈でした。これから同地区対決が連続するみたいですし、今後バッカニアーズが盛り返せるかどうかが非常に気になります。

 次のビデオはコルツ対ペイトリオッツかー。結果は知ってます。つらいけど見よう。





NFL第8週

2005/11/09(水) もうすぐ翌日 

 ……先週のイーグルス対ブロンコス。最初の15分を録画失敗してテンションダウンでしたが、見てみれば大した問題でもないわけでして。

 イーグルスはQBドノヴァン・マクナブの具合が悪くてどうしようもない感じ。いつまで休ませないつもりか。こないだも昨シーズン準優勝のチームとは思えない試合ぶりでしたが、今回はそれ以上でした。4勝2敗とはいえレベルの高い地区なので地区優勝は難しい感じ。転落していく予感がバリバリします。
 前回と同じくパスオフェンス1位でランオフェンス最下位という成績。もともとパスの好きな監督でプレイコールの6割がパスだったんですが、今シーズンはどうも7割を超えている模様。得意な攻撃をうまく使っているのかもしれないけど、偏りすぎはやはり有事に弱いのでは?と思います。QBマクナブはケガとスポーツヘルニアの影響でロールアウトしてのパスを投げるのがツライみたいだし、パス自体もショートパスばかりでロングパスをほとんど使わないようです。今回は敵に集中攻撃されて何度も倒されてました。病状が悪化したに違いないと思われます、大丈夫でしょうか。てかオフェンスラインがんばれ。
 エースWRテレル・オーウェンスはパスキャッチ&その後のランで91ヤードをゲインしてタッチダウン、キャリア最長記録を更新しました。オーウェンスらしいプレイでしたね。しかし第9週からついに無期限の出場停止処分を喰らっています。チーム運営陣がこれまでの数々の問題行動を総合的に判断してのことらしい。クビですね……来シーズンべつのチームでの活躍に期待します。WRトッド・ピンクストンはケガで欠場中だったと思うので、WRグレッグ・ルイスがエースってことになるんでしょうか。
 エースRBブライアン・ウェストブルックは契約延長できたみたいです。パスをだすためにもランでもっとゲインしてほしいところです。

 ブロンコスは妙に調子いいですね。まあプレーオフ出場まではいつも行けるチームですから、問題はその後なんですけど。ランオフェンス1位でパスオフェンス25位、イーグルスと正反対みたいな成績です。
 エースはパワー系RBマイク・アンダーソンとスピード系RBテイタム・ベルのふたり。併用されてます。両方とも調子がよくて、もしかしたら2名の1000ヤードラッシャー(シーズン通算のランでの獲得ヤードが1000ヤードってこと)がだせるかもしれないと期待が集まっています。もし達成できれば史上4組目、20年ぶりの記録になります。この試合が終わった段階でふたりとも550ヤードを超えていたようです。がんばってください。エースがふたりいるとスタミナ面でも有利だなあ……タイプ違うから対処しにくいし。彼らのランをメインにして、パスを使うときもランとみせかけたIフォーメーションから投げることが多かったみたい。しっかり方向性が固まっていて、それがうまく回ってる印象でした。
 オフェンスラインが良くて、QBジェイク・プラマーに投げる時間をたくさん与えていました。そうすると多くのレシーバーに投げ分けるのが得意なQBなのでますます守りにくいですよね。今年はFBカイル・ジョンソンのパスキャッチ能力が格段にアップしてレシーバーが実質的にひとり増えたようなもんですし。とくにレッドゾーン内ではFBにまでカバーが行き届かないらしく、タッチダウン決めちゃうことも多いようです。エースWRロッド・スミスはいつもどおりマンツーマンカバーを華麗にふりきってました。あとリターナーも兼任のCBダレント・ウィリアムズも相変わらずの良い活躍です。

 試合はもうブロンコスが圧倒的。予想どおりです。ふだんは出ない第1Qのスタッツが出てきたんですが、イーグルスの獲得ヤードが4ヤード! もちろんファーストダウンは一度もとれていません。これはあかん。ブロンコスのディフェンスが、イーグルスのQBマクナブはロングパスなんか投げられない状態だろうと断定して前のほうに人数を集め、激しくブリッツをかけまくりました。マクナブ集中攻撃。容赦ねー。第2Qからイーグルスが攻撃にランを混ぜるようになり、ブロンコス側もパスラッシュばかりかけてるわけにはいかなくなったようです。イーグルスはインターセプトされたりしながらも攻撃を続け、前半終了間際にようやく得点できました。7対28、イーグルスが反撃を開始したところで前半終了です。
 第3Q、イーグルスのWRテレル・オーウェンスがビッグプレイをみせてタッチダウン。流れが一気にイーグルスに傾きました。今日のブロンコスのディフェンスは上記のように人数を前に集めているので、ひとり抜いてしまえばエンドゾーンまで障害なく走れちゃうんですよね。さらにイーグルスはオーウェンスへのロングパスを決めてきます。彼とマッチアップしていたブロンコスのCBチャンプ・ベイリィが足をケガしたので、そこにつけこんできたわけです。そのままタッチダウンして21対28。順調な追い上げです。
 しかしイーグルスが調子にのって攻撃を続けていたところ、ゴール前25ヤードから投げたタッチダウン狙いのパスがインターセプトされていまいます。チャンプ・ベイリィの代わりに新人のCBドメニク・フォックスワーク(発音これでいいのか)が入っており、そこが穴だと思って投げたのにインターセプトされてしまったわけで、ちょっと精神的にショック大きいし、逆にブロンコス側は勇気をもらってしまいました。
 そして降り始めた雨。影響を受けるのはやはりパス主体のイーグルスです。天候にも見離されて、その後はブロンコスのみが得点を重ね、21対49で試合終了です。

 数字をみると内容的にもブロンコスが圧勝ですね〜。ターンオーバーが少ないチームは強いです。イーグルスは先日のカウボーイズ戦あたりで、こう、サイドの広いエリアに走られると弱いってのが露呈してたらしいんですが、後半その辺を攻められまくってました。弱点が補強されないのはツライです。オーウェンスも欠いてしまって今後どうするつもりでしょうか。QBマクナブが痛々しい。
 ブロンコスはこの結果で6勝2敗だったかな、やたら好調です。地区首位を守り続けています。

 というわけで遅いですが第8週が終わりました(現地では第9週も終わってます)。なんか今年は全体的にケガ人が多すぎるような気がします。ラムズが今シーズン初めてランをメインに攻撃したという話が興味深いかな。パス中毒パスハッピーな監督が今シーズンは復帰できないと決まり、代行が好き勝手し始めたようです(笑)。いや勝てればなんでもいいんだけどさ。どうなるか少し注目しています。





ジャンプ49号の感想

2005/11/08(火) 朝 

 まだNFL第8週のが一本あるけど、とりあえずジャンプ。

●ムヒョロジ(表紙&巻頭C)
 いきなり泣いてる! 予想を裏切らないロージーの乙女ぶりが今週も全面に打ちだされていて、おなかいっぱいです。今井さん引いてるし(笑)。でも先週の「ナヨナヨしてる」発言のときも思ったんですが、作者さまもロージーの突き抜けを自覚してるんでしょうか。以前は素で描いていたような気配だったのに。だれかに指摘されたりしたのかな。ロージーが魔法律の学校をでていない事実が明らかにされましたね。ホントに素人なんだ……実力を問わない求人をしている時点でムヒョが助手ではなく人生のパートナー(笑)を求めていたのがわかります。自分のお守り役を必要としていたのかしら。てゆーか風呂あがり下着姿のロージーが……サービスシーンですよねコレ。たとえばリボーンの死ぬ気になったツナの姿とは明らかに違うオーラを発しています。そして相変わらず協会の警備体制はゆるゆるみたいです。本拠地がこうも簡単に襲撃されてしまうのでは、だれと戦ったって勝てそうにありません。ダメな組織だなあ。
●ナルト
 いや罠かもしれないなら対処を考えようよ。ただ突撃するだけなの? むしろこちらが罠にハメるチャンスなんじゃないの? 作戦立案を担当する部署に考えさせて提出されてきた作戦を検討するとか、そういうプロセスは踏まないわけ? そんな人材いないんですか? ……シズネがんばれ。
●アイシ
 相手が個人的な能力だけでなく作戦で攻めてきたのは初めてなんじゃないかって印象ですが、過去にもありましたっけ。この作品はアメフトを知らない人が少しずつ内容を理解していくようにできてますけど、やっとそこまで来たのかと思いました。べつに超人的な能力の選手がいなくたって作戦次第では勝てるかもしれない競技ですし、強い選手をひきぬかれてしまったチームならではの戦いに期待します。
●ワンピ
 話が進んできたかな。ルフィの戦いは絵もすっきりしてて良かったですね。
●リボーン
 前回ランボを叱るノリで敵を怒鳴りつけたという展開に無理があるなあと思ったんですが、ちゃんと意味のある伏線でしたよ。すごい、素直に感心。この世界のマジな流血には未だに慣れないんだけど。
●銀魂
 やっぱりどうして紅桜があんな威力をだせるのかがわからない。あの長さの剣なら飛行船の側面に浅い傷をつけただけだろうに、なんで爆発しちゃうんだろう。あの位置に機関部とか燃料タンクとかあるかなあ。まあとにかく凄いってことなんでしょうけど、刀鍛冶の兄者はアレですね、海賊王の船を造った罪で死刑宣告されても船に罪はないという考えを貫いたワンピのトムさんみたいなキャラなんですかね。核ですら平和利用できるんだから作っちゃいけない武器なんてないと思うけど、政軍分離されてるのが前提の考え方かな。こんな騒ぎになっても土方さんとか出てきませんね。もっと高杉の内面を描いてほしいです。顔の描き分けできてないのに桂の髪を切ったのはマズイんじゃないかと思いました。
●ブリ
 チャッピーが黒くて好み(笑)。こんなところで白哉のダメさをアップしてどうするんでしょうか。後出し設定の辻褄をあわせようとすると必ずどこかにしわ寄せがきますよね。それがどこであるかをみているだけで作者の嗜好がわかって面白いですけど。ケイゴ(だっけ?)はこういう形で関わるんだ。彼を描くヒマがあるなら早くたつきちゃんに焦点をあててほしいってのが正直なところです。
●ポルタ
 これは……最初からムヒョロジと被ってるという感想が多かったですけど、設定が似ていてもエピソードで差別化は図れるもんだからと思って私は気にしてなかったんですよ。でも今回はムヒョロジのパラレル同人を読んでいる気分になりました。サクライはナナみたいなポジションになるんですね。この映像がある時点で声紋も入手できているのではないでしょうか。アホだ……。でもこれはただのミスだと思います。たとえば過去に雇われていた使用人からこういうキーワードで声紋照合しているという情報を得たってことにでもすれば話は成立するわけですし。担当編集はなにをしているのかって感じ。こういうミッションに挑むことでカスケやサクライのキャラを描こうとするアイディアは悪くないと思うんですけど。
●べしゃり
 ゴメン、主人公がイタすぎて直視できません。それに弁当を作る家族の苦労とか完全に無視してるところも印象が悪いです。このヒロインと放送部の男の子の態度もなんだか……主人公をなんだと思ってるんだろう。少なくとも友人の扱いではないよ。辻本くんの好感度ばかりが上昇していきます。
●もて王
 扉についての作者コメントにウケました。「終わる前にやれてよかった」って!
●テニス様
 本編よりまずイラスト集の一部公開が! ワイセツ物ですか(笑)。想像以上の内容らしいですね。買いはしませんけど、感想は読みたいです。今回は見開き扉とか変なフォーメーションとか「だいじょーV!」とか笑いどころが多かった。ミュージカルの写真は楽しそうだと思ってしまいました。
●ボーボボ
 どうやら打ち切りじゃないみたい? バトルしてないほうがギャグも冴え渡ってるかも。
●こち亀
 おれたちがめざすのは「ゆず」だもん、の部分でウケたくらいかな。
●タカヤ
 相変わらず背景がないな〜。善慈とタカヤでは体重もなにもかも違うのに、同じ技を使えば全く同じ威力がだせるみたいな感覚ですよね。自分の体格や能力の特性にあわせて技を選択するくらいの知性はほしいです。能力値がすべて平均的に際限なく上昇しているような気配。主人公が万能すぎます。
●ネウロ
 コミックス買いました。吾代たんのプロフィール発表! 彼のニックネーム二十代以降は「ハイエナ」、十代は「狂犬」、十歳以下では「仔猫ちゃん」だって。どうしよう、これ。彼に焦点があたったうえに新キャラ登場の新展開。まるでビビらない弥子ちゃんが素敵です。
●デスノ
 掲載順がめちゃくちゃマズイんじゃないでしょうか。模木さん料理うますぎ。嫁にこい! マットの正体は結局なんなのか気になって仕方ありません。テルはこんな番組に出て仕事に差し支えないんでしょうか。テコ入れなのか清楚高田が再登場。リアルに女の醜い面をみせていたキャラだと思うんですが、この方向で大丈夫なんでしょうかね。テルの存在は、ライトが正義というものをどう考えているかを正面から問いかけることになりそうで、期待はしています。アンケートだしましょう。
●ミスフル
 御柳が可愛いです。大神はイマイチ。いかにもカリスマ性が滲みでるような外見は描けないのかな?
●みえるひと
 うーん、ラスボスの器じゃないですねハセは。三番目にやればよかった重さのエピソードかと。
●よしお(読切)
 Dグレとハンターが落ちてるのでどちらの代原か微妙ですが、まあハンターのほうでしょうね。さいきんのギャグ読切のなかでいちばんつまらなかったです。代原ストックも打ち止めかしら。
●じゃんぷる
 え、マジで終了するの!?
●ジャガー
 今回はイマイチでした。大根おろしは本当に気持ち悪い。ピヨちゃん気の毒に。
●目次コメント
 鈴木先生、カニクリームコロッケ作れんの! 本当に料理ができる人っぽい。まさか冷凍食品ってオチじゃないよね?
●Dグレ
 作者急病のためしばらく休載! 何話目でしたっけ、コミックスに収録できるところで切ったのかな。読者投稿企画をやるからには再開するつもりなんでしょうけど、ずっと調子悪かったみたいですし、手術が必要な病気でもされているのではないかと心配です。無理しないで完治するまで休んでほしいと思います。
 さいきんのDグレの展開で「面白いバトルとはなにか」について考えさせられており、まとまってきたから今回こそ語るつもりでいたのに。このタイミングでやったら病人にムチ打つようなもんですか。でもいましか書く機会ないかもしれないし……反転で。いろいろ分析しちゃうのは自分が物を書くときの参考にしたいだけで、作品の欠点をあげつらうのが目的ではありません。
 なんでこうも絶望的な状況が続くのか理由は簡単で、勝つための糸口がなんにも見えてこないからですよね。アクマの言動がどれだけ描写されても弱点らしきものが一切ないんです。相手の特性を見極めて苦手だろう攻撃をぶつけてみるとか、そういった工夫をする余地がない。たとえばラビの槌は地水火風すべての属性の攻撃ができそうで面白い武器だと思うんです。海の上で地の属性が苦手な敵に会ってもラビの槌なら対処できる、といった戦いになれば少しは楽しくないですか? なのに現状では火版だろうが雷版だろうが同じようなエネルギー波を放出してるだけな扱いです。アクマは精神的にも機械じみていてつけいる隙がないですし……だからエリアーデとかティキとか弱みがありそうな相手が敵だとけっこう面白いんですよ。でも現在のような戦闘はHPの削りあいでしかなく、この絶望的な状況を打開するには「より強いヤツが助けにくる」しか方法がないんです。
 主人公たちが「できれば問題を解決するのに暴力なんか使いたくない」性格であるのも大きいと思います。そういう考え方の人はバトルを楽しめないから、戦闘状態に入った時点で「負け」なんです。純粋に勝利そのものを喜べないし。バトルを経験したあとで「自分は中距離から遠距離の攻撃は得意だけど懐に入りこまれると弱い。近距離の技を覚えよう」みたいな戦術的な向上心をもつこともありませんから、読者としても「このキャラの次の戦闘がみたい」という気持ちになりにくいです。戦闘時限定の長所や短所をもっているわけでもありませんし、最初からバトルがストーリーの補助的な位置づけであるのは明らかです。
 ストーリー的にもアクマが万能すぎるんですよね。人を食べるらしいのはわかるけど、彼らがなにを目的にしているのかピンときません。三日にひとり必ず食べなきゃ死んじゃうからアクマがいるところでは行方不明者が続出→足がつくから発見しやすい→エクソシストが狩る→みたいな設定ならいいんですけど、そういった縛りがアクマにはないっぽいので、なんだかエクソシストのほうがアクマに狩られているような雰囲気です。そしてアクマが完全勝利してしまった場合にどうなるかもピンとこない。人間なんか無視して自分たちだけで幸せになれそうな感じで切迫してこないから、エクソシストの有難味も薄くなっています。
 とまあ設定の段階から主人公側を勝たせる気がないんじゃないかって勢い。つらい想いを堪え忍ぶ姿をみて楽しむ作品だと思われます。キャラを美形に描けるわけですしね。だから戦闘は控えめで話を進めてほしいんですけど、ジャンプだからそういうわけにもいかないんでしょう。こっちがつらいです。


 ではまた来週。





NFL第8週

2005/11/07(月) 明け方 

 第8週のマンデーナイト、レイヴンズ対スティーラーズ。以前スティーラーズのチームカラーが黄色と黒だと書いちゃったんですが、正確には金と黒です。でもあれは黄色だよ……セインツのオールドゴールドとかはケバくない上品な金色で良いと思うんですけど、あれが金色の表現としての限界ではないでしょうか。というわけで、テリブルタオルが凄いです。スティーラーズといえば老若男女すべてがタオルをふって当たり前、人として当然の行為ですからね。年季が違います。
 この試合は好きな実況さんと好きな解説さんのセットだったので、それだけで満足です。

 トータルディフェンス2位のレイヴンズは、守備のリーダーであるLBレイ・ルイスとセイフティのエド・リードが欠場。チームの魅力が半減しているといっていいでしょう。でも強いですディフェンス。
 エースRBジャマール・ルイスは年々成績が落ちているそうで、この試合でもパッとしませんでした。控えRBチェスター・テイラーのほうが良かった気がします。このままでは先発を奪われかねませんね。一時期は本当に凄かった選手なんですけど……。WRはタイタンズから移籍してきたデリック・メイスンがエースだと思います。WRランディ・ハイムズはいまいち目立ってませんでした。TEトッド・ヒープのほうがキャッチしてたんじゃないかと思うくらい。キッカーのマット・ストーバーは49ヤードのフィールドゴールを決め、この球場のキック最長記録を更新しました。
 本来先発のQBカイル・ボウラーはぜんぜん復帰してこなくて二番手QBアンソニー・ライトが先発のままですね。この試合でいちばん注目だった選手です。あとで詳しく書きます。

 スティーラーズもランオフェンスが7位と相変わらずな成績。常にラン主体で攻めるチームです。エースのRBふたりがケガで欠場したってランを使い続けますよ。こないだRBジェローム・ベティスの復帰について書きましたが、まだ本調子じゃないのか、控えのままです。もともといざというときだけ登場して普段は温存しているような選手ではあるんですが。もうひとりのエースRBデュース・ステイリーはどうしたんでしょうね、序盤の試合で少し走ってたのに、それっきり姿をみかけません。先発RBはウィリー・パーカーでした。WRはアントワン・ランドゥルエルとハインズ・ウォード。TEはジェレミー・トゥーマンと新人のヒース・ミラー。いつもの顔ぶれです。WRランドゥルエルがQBとしてセットしてスナップをうけ、そのまま走るというプレイがありました。高校時代はQBだったそうですね。リターナーをやることもあるし、万能型の選手なのでしょう。器用貧乏ともいう?
 昨シーズン新人賞をとったQBベン・ロスリスバーガーは、先々週の左膝のケガが心配だったんですけど、 今度は右膝のほうを痛めているような感じ。左を庇って右に負担がかかったのかしら。巨体ですし。なんとか良くなってほしいものです。試合にもケガの影響がでていたと思います。

 試合の様子。
 スティーラーズの攻撃から始まります。最初のシリーズで9分も使ってジリジリ進みます。残り2ヤードの4th downギャンブルでRBベティスを走らせるとみせかけてQBスニークしたり、ゴール前で慎重にタイムアウトをとったりして、順調にタッチダウン。先行き良さそうにみえたんですよね。つづくレイヴンズの攻撃も、ちょっと反則したりしながらもタッチダウン。同点です。次のキックオフではスティーラーズがビッグリターンをみせまして、そのまま第2Qに入ったんですが、三回で攻撃権を更新できません。また4th downギャンブルするとみせかけてQBロスリスバーガーがパントを蹴りました(!)。味方がエンドゾーン間際でボールを確保し、レイヴンズは自陣1ヤードからの攻撃です。そのレイヴンズがファンブルして攻撃権を奪われてしまい、スティーラーズはゴール前13ヤードからの攻撃となりました。しかしこんな大チャンスを生かせずフィールドゴールに終わります。スティーラーズにいつもの元気がないです。さらに第2Q、スティーラーズの攻撃で残り40ヤードまで攻めこんだところでパスをインターセプトされ、攻守交代。レイヴンズの攻撃ですが、こっちも攻めきれずにフィールドゴールで3点追加。10対10の同点です。次のキックオフでスティーラーズがファンブルし、また攻撃権を奪われます。しかしレイヴンズは43ヤードのフィールドゴールキックを外して得点なし。同点のまま前半終了です。

 前半の獲得ヤードはレイヴンズが多くて、攻撃時間はスティーラーズが多かったです。レイヴンズがパスを使って攻めているということです。オフェンスラインがQBライトをがっちりガードしています。

 第3Q、レイヴンズの攻撃。QBがボールをRBに手渡し、少し走ったところでRBが後方パスでボールをQBに戻し、QBがロングパスを投げるという攻撃(フリーフリッカーという。前方へのパスはワンプレイで一回だけだけど後方へなら何回でもOK)をしたところ、思いっきりインターセプトされ攻守交代。スティーラーズがふつうに攻めてタッチダウン。10対17。第4Qレイヴンズの攻撃、攻めきれずフィールドゴールで3点追加、というのを二回やります。16対17。けっこう地味なロースコアゲームです。
 試合終了まで残り6分。スティーラーズがパントでスナップミス。よくわからない状況なんですが、どうもスナッパーがなにかしたらしい。サイドラインで監督の事情聴取を受けていました。変なミスです。ともかくレイヴンズはエンドゾーンまで残り45ヤードからの攻撃となりました。ランを多用して時間を使ったうえでフィールドゴールを決め、ついに逆転します。19対17です。残り3分でスティーラーズの攻撃、これが巧くいきまして、すぐにフィールドゴール圏内に入ってしまいます。相手のタイムアウトを全て使わせたうえでフィールドゴール成功。19対20で再逆転です。レイヴンズの攻撃は一度ファーストダウンをとれたんですが、後が続かず時間切れで試合終了です。

 スタッツでは両チームともパスが多かったのが印象的です。どちらもラン主体ですから。スティーラーズは3rd downの成功率が低くて、内容的にはレイヴンズが勝っていたと思います。観客はレイヴンズの凄い守備とスティーラーズの凄い攻撃をみたいのに、どちらもイマイチだったんじゃないでしょうか。

 この試合の見所だったのは両QBの対比です。というかレイヴンズのQBアンソニー・ライトの様子です。今回はオフェンスラインに守られて良いパスを何度も決めたんですけど、ラインが破られて敵の選手が迫ってくると一気に浮き足立って冷静な判断力を失い、まともなパスを投げるどころの騒ぎじゃなくなってしまうんです。しかも次のプレイに引きずってしまいます。今回はラインが頑張ってましたからプレッシャーをかけられた回数は少ないのに、その数少ない全てのシーンでそんな気配を匂わせていました。パスの技術だけみれば本来先発のカイル・ボウラーより上じゃないかと思うんですけど、なのになぜライトが控えなのかがわかったような……いや今回だけ調子が悪かった可能性もありますけどね。攻撃が失敗してWRになにかいったときも審判に抗議したときもヒステリーじみてたし、神経質っぽい人なのかな。QBの性格はチームがいちばんよく知っているでしょうから、今後もオフェンスラインの出来が勝敗を左右するかもしれません。
 スティーラーズのQBロスリスバーガーは新人だった昨シーズンから、そういうプレッシャーをかけられた場面での落ち着きぶりと度胸の良さが評価されてきた選手ですから、非常に対称的なふたりでした。ライトの勝負弱さとロスリスバーガーの勝負強さが明暗をわけた試合だったと思います。

 どうでもいいけど、ライトと打つたびに「月」と変換してくれるマイPC。アンソニー・ライトのスペルはWrightなのでイメージ違うんですけどね。





NFL第8週

2005/11/07(月) 丑三つ時 

 第8週のパッカーズ対ベンガルズ。ハロウィン週間だから観客のコスプレがスゴイ! 見ていて楽しいですけど。画面の点数やらなにやらの表示にもカボチャやコウモリの絵がついていて可愛いです。

 オフェンスにケガ人続出のパッカーズは1勝5敗とボロボロです。こないだの情報でWRロバート・ファーガソンが今期絶望と書きましたが、一ヶ月で帰ってこれるらしい。それはよかった。しかしRBの上からふたりとWRの上から三人が欠場していることに違いはありません。先発WRはドナルド・ドライバーとアントニオ・チャットマン。RBはトニー・フィッシャーでした。フィッシャーは今回対戦したベンガルズのホームがあるオハイオの出身で、高校時代には大きな記録を作ったりした地元の有名選手らしいです。パッカーズでは残念ながらエースになれず控えというか三番手のRBなわけですけど、今回は先発できています。故郷に錦を飾るというか敵になって帰ってきたというか(笑)。
 オフェンスのエースたちがいないからってTV局はフルバックをピックアップするという異常事態。FBのウィリアム・ヘンダーソンはもともと有名なリードブロッカーで11年目34才のベテランです。キックチームでも活躍してるんですけど、リターナーではないので、あくまでもブロッカーなんですよね。あまり注目されない縁の下の力持ち的ポジションなので、焦点があたるのは良いことだと思います。みてると確かにいい仕事してましたし、短いパスをうけて走るシーンもありました。
 ディフェンスでは新人セイフティのニック・コリンズが良い働きをしておりました。今後に期待です。CBアル・ハリスとかは相変わらずの活躍ぶり。同じくCBのアーマド・キャロルは反則が多いですね。

 ベンガルズはずっと低迷していたチームで、最後に勝ち越せたのは15年前。エースRBだったコーリィ・ディロンが、あまりにもチームが弱いという理由で去ってしまった話が有名です。ディロンはペイトリオッツのエースになってスーパーボウルで優勝を経験できたわけですから、まあ正しい選択だったというか。それが一昨年ベンガルズに新しい監督がやってきて、一昨年と去年は8勝8敗と持ち直し、今年ついにブレイクして現在は5勝2敗と好調です。ずっと地区首位を守っているみたいですしね。ダークホースってことでいいのかな、今年はいけますよ! 監督は元スティーラーズのLBコーチからレイヴンズのディフェンスコーディネーターを経てきた守備系バリバリの人です。
 トータルオフェンスが4位だったかな。攻守のバランスが良いみたいです。先発RBはルディ・ジョンソンですが、控えRBクリス・ペリーと併用しているような感じ。WRはチャド・ジョンソンとT.J.フシュマンザーデが活躍。WRにはハジケリスト(笑)が多いんですけど、チャド・ジョンソンはソレ系のひとりです。なんかパッカーズの有名なQBブレット・ファーブのファンらしく、試合前の練習中ファーブに挨拶にいって「試合が終わったら使用済みユニフォームくださいv」と頼んだみたいです。アホの子ですか。彼とパッカーズのCBアル・ハリスとのマッチアップは見所のひとつでした。
 QBカーソン・パーマーは3年目の25才、2003年のドラフト1位だった選手です。今年のレイティングは2位らしいんですが、どんなキャラのQBかはよく知りません。今後注目します。

 試合の様子。
 最初はベンガルズが順調に攻めてタッチダウン。対するパッカーズは予想どおりといいますか得点できず、そのまま一方的な試合になるかと思われましたが、ディフェンスが思い切った守備をしてベンガルズの勢いを止めることに成功します。CBアル・ハリスがマッチアップしていたWRチャド・ジョンソンをフリーにしてブリッツをかけ、QBをサックしたんです。
 つづく第2Q、パッカーズはパス中心で攻めてタッチダウン、同点です。しかしベンガルズも同じようにタッチダウン。前半終了まで残り1分半でパッカーズのパスが弾かれて、落下地点に運悪くベンガルズの選手がいたためキャッチされインターセプトになりターンオーバー。しかしベンガルズの攻撃、時間ギリギリでサイドラインに出るべきなのに少しでもゲインすることにこだわって走り続けフィールド内で倒されてしまい、その選手が慌ててタイムアウトのサインを出したけど間に合わず、フィールドゴールが蹴れたのに時間切れでチャンスを潰してしまいました。7対14、ベンガルズのリードで前半終了です。両チームともパスでの獲得ヤードが多く、攻撃時間はベンガルズが倍近い状況。ベンガルズが押してます。
 第3Q、パッカーズがゴール前23ヤードまで攻めこんだのに、タッチダウン狙いの長いパスを投げたらインターセプトされました。エンドゾーン内でインターセプトすればタッチバックになるんだったかな……一歩手前でキャッチしてしまったのでベンガルズは自陣1ヤードからの攻撃。得点には結びつきません。第3Qの最後でパッカーズはまたしてもインターセプトされましたが、ベンガルズもまた得点できず。
 そして第4Q、またパッカーズのパスがインターセプトされます。何度目ですか。今日のファーブ壊れてるよ! 今度こそベンガルズがあっさりタッチダウンして、7対21。試合は続いてパッカーズの攻撃、どうもセンターのマイク・フラナガンの具合が悪くて、べつの選手がスナップしてるときがあるみたいなんですね。ショットガンでセットしてたQBがなにか指示しようとしたのかセンターに近づいたら、その横を通りすぎるようにボールがスナップされてだれもいないフィールドをボールが転がっていくという有様。本来センターのフラナガンがスポーツヘルニアなのにプレイを続行するという状況になりました。
 試合終了まで残り10分になるとベンガルズがランを多用して時間を消費し始めます。今度はベンガルズがインターセプトされて攻守交代。パッカーズはジリジリ攻撃を続けて試合終了まで残り3分でタッチダウン。ファーブの不屈の精神力が凄いです。14対21。ベンガルズの攻撃はランを連続してわざとフィールド中央でダウンして時計を進め、逆転する時間がほしいパッカーズ側が時計を止めてタイムアウトを使い切りました。ベンガルズは攻撃権を更新できずにパント。ここでも目一杯時間を使います。残り1分でパッカーズの攻撃。ロングパスを投げて敵の反則を誘ったり、レシーバーがボールを弾いたのに落下地点にも味方がいてキャッチ成功したりして着々と前進し、残り30秒でタッチダウンまで28ヤード。時計は進んでいるけどタイムアウトがないので急いでプレイしようとしたら、ここで観客がフィールドに乱入してファーブからボールを奪い取るというアクシデントが発生。ラッキーなことに審判が時計を止めました(アメリカではこういう問題を起こしたパンピーの姿を流しちゃいけないらしく、カメラは事態を眺めている選手たちの姿ばかりを映すんですが。NFLウィークリーでは取り押さえられる乱入者の姿がバッチリ映ってました。どうなってるんだろ。ウィークリーのダイジェストではこの事件のせいでパッカーズの勢いが止まってしまったみたいな表現でしたけど、むしろ一息つけて良かった出来事だと思います)。でまあ次の攻撃でQBファーブはサックされ、時間が進むので慌ててセットして、ふつうならスパイクするところでそのフリをして攻撃続行するというプレイをしたんですが、空いているターゲットをみつけられず、逃げるファーブ自身も足がもつれてフラフラ状態。そのまま試合終了してベンガルズの勝利です。

 スタッツでは試合時間も獲得ヤードもほぼ互角。唯一の違いはターンオーバーの数で、ベンガルズが1なのに対してパッカーズが5でした。QBファーブは、一試合でのインターセプト数でキャリアワースト記録更新だったかな。彼はけっこう1年に数回の割合でそういう試合があるんですが、今年は多いです。ベンガルズはオフェンスラインのパスプロテクションがよくもっていたのが印象的です。
 パッカーズのQBブレット・ファーブは以前にも正統派主人公タイプと紹介しましたように、今回も頼れる兄貴を演じております。なんというか逆境に強くて最後までヤケになったりしないで絶対にあきらめないのが最大の魅力であり、順調に勝っているときはあまり面白くなくて、チームが追いこまれると輝きを増してくる選手ですから、無責任な言い方をすると、ある意味おいしいチーム状況ですよね現在のケガ人続出は。毎試合ファーブが本領発揮して鉄人ぶりをみせてくれる(けど勝てない)今シーズンのパッカーズです。
 ヒーローインタビューはベンガルズのWRチャド・ジョンソン。ファーブのユニフォームについてきかれて「今すぐもらいに行かなきゃ!」と去っていきました。こういう選手がいると面白いですよね。

 てゆーか、こんな長文を書きたくなるほど良い試合だったわけじゃないんですよ。なにも考えずにダラダラやってたら……あかんなぁ。じつは木曜日に放送した試合の開始時間を勘違いして、録画にちょっと失敗したんです。凹。最初の15分が映ってないだけなんですけど、ショック大きくて……。
 とりあえず次の試合は観たし書きたいこともあるんで、そっちは綺麗にまとめたいです。





虫は好きなほうだけど

2005/11/04(金) 3時のおやつ 

 画像は『奥の細道』にでてくる白糸の滝。うちから車で五分くらい? リンク先でも紹介されてる仙人堂の法的な管理者は我が家なんですが、なにしろ舟で渡らないと行けないところなので、1年のうち360日は放置プレイです。管理もクソもないさ……。(上記のサイトさまは、うちとは全く無関係です。念のため)。

 ブログのリンクは「NFL・アメフト関連」「アイシールド21検証・考察」「ジャンプ感想」のテーマでリストを作ることにしました。じつは一方通行で、ブログからこのサイトへのリンクは貼ってないし、一般のファンを装ったような感じで(笑)。
 アメフトのルール等を解説しているサイトの有名どころは押さえたつもりです。少ねぇな! アイシールドの考察サイトはもっと少ない。もうちょっと探さないと。えーと、よかったら飛んでみてください。逆にジャンプ感想サイトは多すぎて絞りきれません。まだ迷い中。

 以前「検索したらキックオフではフェアキャッチできないと言ってるサイトもあるし」と書いたんですが、どうやらラグビーのルールと混同されての記述だったようです。ラグビーではできないらしい。用語が似てるんですよね。
 部屋の掃除は終わりました。ついでにいろいろ整理して処分できるものはないか調べています。石油ファンヒーターを導入して幸せです。ヒーターといえば……(昆虫関係の嫌な話なので反転)うちの辺りは毎年カメムシが大発生する地域で、壁に設置するタイプのヒーターの排気口やエアコンの室外機の中に入りこんでは停止させてくれるんです。壊れてもないのにメーカーの人を何度も呼びだして万単位の修理費を支払わなくてはなりません。ハンパじゃない量なんです。中からぞろぞろっと流れ出してくるカメムシ。秋の暖かい日には外を飛びまわるカメムシが家屋の壁を真っ黒に染めてしまうくらい。中国やモンゴルのほうのイナゴの大発生の映像で通りすぎた後に大量の死骸が落ちていたのを思いだします。まさにそんな感じになるんです。道をびっしりと埋め尽くす黒いつぶつぶをホウキで掃いて片づけるような世界。たまにホラー映画である気持ち悪い生き物の大量発生パニック物そのままな世界。しかもカメムシといえば悪臭ですよ。ふつうなら余計な手をださなければ匂いませんけど、大発生したときはカメムシ同士が押し合いへし合いしていて、身を守るための悪臭を勝手に発しだすんです。私は昆虫はジャムなどのビンに灯油を入れてそこで溺死させるのがいちばん簡単に殺せる方法だと思うので、部屋に三桁くらいの死骸が入ったビンが置いてあります。毎日どれだけの命を奪っているかわかりません。でも窓のサッシの隙間から侵入してくるのが悪いんです。ブンブン飛びまわってウザイんですよ。これ書いてるあいだにも2匹の息の根を止めました。虫がダメな方すみません。Gなんかよりよっぽど始末が悪いんです。農作物にもダメージを与える正真正銘の害虫です。滅べ。仙人堂のお札には虫除けの力があり……とか上のリンク先に書いてありますね。そんなのあったかなあ、いやあったかも。効くんでしょうか?
 それにしても、やることは次から次へと生まれてきますよね。





ジャンプ48号の感想

2005/11/02(水) 昼 

 ジャンプ取り置きしてもらってるんですけど。その店はうちの神社が正月に使う巨大な蝋燭をこの辺で扱っている唯一の店で、近所だし顔見知りなんです。すぐ隣に似たような店があって、そっちはどんどん業務拡大していくのに、その店は廃れていく一方だったりするんです。だからどこで買っても同じようなものはそこを利用するようにしようかな〜と。しかし取り置き頼んだものを忘れるようでは、ちょっと私としても……私はこういうとき相手が知人だろうが平気で断れる人間ですからね。仏の顔も三度までですよ?
 その店はスタンプカードをやってても、指定ゴミ袋など店が利益をあげられない商品を買った場合は押してくれなかったりするし。いやスタンプカードは来店率を上げるためのものであって、損得を考えるようなものではないでしょ? ゴミ袋と一緒にお菓子のひとつも買ってくれればOKというものでしょ? だったら最初からカードなんか作るなって。商売というものが根本的にわかっておられないっぽい。寂れるはずだ。

●ワンピ(表紙&巻頭C)
 カラー多いなあ。質が落ちないのが凄い。この見開き扉いいですね。これは穂先にペイントをつけた模擬戦ということでOK? ちゃんとランスを使ってるのに好印象。馬の表情とかみると、リアルに描けばいいってもんじゃないんだな〜と思います。そしてチョッパー可愛すぎ。
 本編は方向音痴なゾロに対してチョッパーが「今度 薬 作ってみるよ!ダメに効く薬」、ウケた。「バカにつける薬」ならベストの表現だったのに。ルフィについては正直スルーしたいです。
●アイシ
 なんか面白い。先週の感想で赤羽やコータローがどんな葛藤をもっているのか描写されてないと書いたら、今週で回想が入りましたね。過去バナするために試合中タイムアウトをとるコータロー(笑)。アホの子だ。残りタイムアウトの数が響く展開になるのかどうか注目です。後ろで「タイムアウトは1分30秒だよ〜」といってる審判さんに笑いました。
 それで盤戸の過去について。キックチームに関しての話とはべつに赤羽たちの事情があるのかと思ってたら合体してるんですね。あくまでそれ一本で押すのか……よくここまで勝ち残れたなって感じのチーム状況ですけど。ひとつ突破口をみつけて一気に畳みこんでしまえば、もう持ち直せないんじゃないでしょうか。
●ブリ
 チャドがー! 久しぶりに内面が描かれたと思ったら、コレかい。ヤムチャ化ではなく修行フラグだと受けとりましたよ、そうであることを願う。そして意外にも一護をさしおいてルキアが活躍。彼女の斬魄刀のお披露目ですね。まともに戦ってるの久しぶりだから、なんか変な気分です。強いじゃん!
●銀魂
 あーギャグを求めている人間にはツライ展開になってきた。銀さんとその周辺のキャラたちはこういう展開になってもぜんぜん変化しないんですよ。考えることは同じでさ、以前と違う選択をすることはありません。自分の生きる指針となるような信念はみんな最初からもっており、事件を通して新たな考え方を獲得することはなく、心に秘めている信念を主張するという形で終わるんです。その信念の内容はずっと同じだから面白いのは最初の1〜2回だけ。もし主要キャラのだれかが本気で敵の思想に共鳴して仲間を裏切るような展開にでもなれば、強い内面をもっているキャラばかりだし楽しめると思うんですけどね〜。
●ムヒョロジ(増P)
 今回もロージーのロージーっぷりがこれでもかってくらい炸裂してます!「なんでなの」「ひどいよ…」と泣きだした彼は、ムヒョの指導や勝敗がどうとかじゃなく、自分との同棲生活をムヒョが進んで破棄しようとするのが信じられないッ僕のことが嫌いになったの!って言いたいんですよね。ここまでなりふり構わないのは皮肉じゃなくスゴイと思います。ムヒョから期限なしの休暇を与えられて五嶺の「遠回しにクビってことだねぃ」という言葉をきいてからのロージーをみてくださいよ、「捨てないで」という勇気もなくて、他人との約束があるからそれはダメだとか言いだしました。それを黙殺されたら追いかけて涙ながらにすがりつき土下座でもしそうな勢いで「いやだぁ!ボク…」「ボクもっと頑張るからぁ」「どんな雑用でもするから!」「だから…お願い…」。少年マンガの男キャラの言動としては大変なレアものです。
 ともあれロージーが修行の旅にでるという展開なんですよね……? この作品だから油断はできないけど。まずムヒョとロージーの出会いが回想で語られるらしい。それはそれで楽しみです(いろんな意味で)。同行する今井さんはしばらく登場するんですよね、嬉しい。修行の旅に行くときも保護者つきなのかって感じですけど(笑)。
 しかし五嶺との対決でムヒョが使者に使者をぶつけるという違反行為をしたのに、なんのお咎めもないんでしょうか。母子にしたことはこの世界でべつに違反じゃない可能性もあるけど、これはそうじゃないですし。主題から離れるから省略したってことなのかな……仮にも法を扱った作品でそれはマズイ気がするんですが。あと「協会支給の物品」という言葉。事務所の名前に個人名をつけてるし、お金がないとかいってるから独立採算なんだろうと思ってたんですが、この事務所って協会の支部なんですか。どうもその辺がよくわからなくて据わりが悪いです。協会の人たちらしきモブは人種や国籍がさっぱり想像できないファンタジーな表現で、独特の雰囲気を醸しだしています。正直ロージーよりエビスたんの今後が気になります。
 ……いつも長くなってしまうなー、ツッコミどころの多い無防備な作品なので。
●べしゃり
 けっこう面白いです。辻本くんが。主人公の上妻はふつうにしてるときは楽しいけど、なにか笑わせようと意識し始めるとイタくなるキャラってことなのかな。それってやっぱり彼が求めている「計算してないボケでウケるのは嬉しくない」という条件を満たせてない気がします。なのにとにかく笑いがとれれば満足して達成できてないのに達成感を得られてしまうんでは、伸びていけないかも。来週の反応は楽しみです。
●Dグレ
 おおおお、エシの能力について予想が当たってるサイトさんがありましたね。まさに詫助。ミランダさんの顔がえらい濃いっつうか老けたっつうか。ぜんぜん勝てる気がしない状態のまま何週も続くのはさすがに少しツライかな。あまり思い入れのない私ですら思うんだからファンの人は千々乱れんばかりでしょう。掲載順は一気に回復しています。どの話のアンケート結果だろ。
●もて王
「またナルトファンに怒られる!」だそうで。やっぱり怒られることもあるんですね。それもネタにしているからには控えるつもりは皆無なんでしょう。素晴らしいです。プロはこうでないと。
●ポルタ
 う〜〜〜む。薄い。先週の段階でサクライちゃんにまったく同情できなかったので、このラストにもとくに思うところがないです。しかし話のまとまり具合とかはちゃんとできてると思うんです。伏線が消化されないまま終わったりはしないですし。対象年齢を低くみすぎてるんじゃないでしょうかね〜。
●リボーン(センターC)
 こっちもバトルが続いています。正直どう受けとめていいのか未だに戸惑ってるんです。
●こち亀
 中川が主人公。話はともかく小ネタはけっこう面白かったです。
●ボーボボ
 強引にまとめに入った? 次回から新展開でしょうか。
●タカヤ
 なんかノリが最終回みたい。渚はタカヤより善慈さんの隣のほうが似合いますね(笑)。
●デスノ
 あうあう掲載順がまた落ちて……。魅上照の身の上話だけで丸一話を費やすとは予想していませんでした。これは想像以上に重要なキャラなんじゃないでしょうか。内容は仙水忍っていうか。ふつうに狂信者ですね。いままでライトの手駒にはライトより明らかに知能が劣る人間しかいなかったわけですけど、ここまで負けが込んできた状況で、もしかしたら対等に話ができるかもしれないけど逆に暴走する危険もかなり高いキャラが登場したのは面白いですね。ライトが神としてより自身の保身を優先した行動をとってテルに幻滅されるのがいまから目に浮かぶようですが(笑)。今後に期待です。アンケートだしましょう。
 どうでもいいけど、昨夜のニュースで東京の街中の私有林がマンション建設のために伐採されることになり周辺住民が大反対してるのがあって、その住民たちの集団ヒステリーぶりが凄かったんです。土地の所有者が死んで不動産業者が正当に買い取っての話ですから、不動産業者にも建設業者にも非はないわけです。それを「人でなし!」とか「恥知らず!」とか「自分の利益ばっかり!」とか、酷い言われようでした。自分の利益しか頭にないのは貴方たちでしょう。「子供たちにこの自然を残そうとは思わないんですか!」と自分たちの幼い子供を現場に連れてきてるんですけど、親がこんなヒステリックに喚き散らしてる場面に立ち会わせて、教育に良いと思ってるみたいだから、自分が正しいと信じて疑ってないんでしょうね。こういう人たちを操作するのはじつに簡単そうです。彼らも知らない裏側にライトやニアやメロみたいな人たちがいて、いいように利用してたりするのかも〜とか思ってしまいましたよ。デスノに毒されすぎですか。
●テニス様
 どうでもいいことですけど、好きな素材屋さんに雨のテニスコートの写真画像があるんです。水はけ悪いんですかね、湖みたいになってました。意外と現実に忠実な描写ってこと? 跡部さまが越前のあたまをラケットでポンポン何度も叩いてるシーンがなにを意味しているのか、読みとれなくて困っています。
●ネウロ
 なにこの掲載順。小さいお友達には楽しくない内容なのかな。今回の犯人はイマイチでしたね。ふつうのストーカーだと思いました。外国人とか関係ないよ、甘やかされて育ったボクちゃんが失恋でショックを受けただけじゃん。いろいろ理屈つけてるけど、ふつうに露木さんが好きだったんだろうって伝わってきますしね。弥子ちゃんの言葉がいかにも17才くらいの女の子の青臭い意見で可愛いです。このシリーズはマッドサイエンティスト系の新キャラ春川の紹介と、ネウロの身体の変化?を描いて終わった感じですね。魔界魚が混浴で頬を赤らめてるのはサスガでした(笑)。次回は吾代たんサイドが描かれるのでしょうか。
●名探偵田中一郎(読切)
 いつものようにハンターが落ちてるので、代原のようです。ネウロ系のギャグなのかな。それだけで好感度高いですけど、まずタイトルがよくないです。「R・田中一郎」を思いだす。けっこう面白かったです。少し単調だから10分以上の時間経過を表すようなコマを要所に入れて話に一息つけてほしかったかも。
●ミスフル
 おっ、久しぶりにギャグやってますね。あの人気投票結果発表から始まった一連の方向転換は単なる新展開なのか、それとも打ち切り最終回へのカウントダウンなのか、未だにハッキリしなくて落ち着かないんです。読んでも読んでも判断つかない。
 ミスフルの野球はふつうのストレートと変化球と第一の魔球と第二の魔球をどういう順番で投げるかみたいな心理戦は一切なくて、魔球→それを攻略する打法→それを超える魔球→さらに新打法→という単純なパワーゲームオンリーなわけですけど、高校野球ならインフレ化するにも上限は決まってると思うので、剣菱くんが大リーグ並みのストレートを投げ、次はアメリカ帰りの新キャラ登場して、もう限界近くまできてると思うんですよ。でもミスフルは良い意味でリアリティがないから、野球好きの宇宙人が襲来したり未来人がタイムスリップしてくる可能性もゼロではありません(笑)。べつにインフレ化そのものは巧く描けば面白いから否定しないし(終わりはみえるけど)、どこまでいくつもりか楽しく見守っています。
●みえるひと
 ふつうに面白い。このテンションを二番目のエピソードで発揮してほしかったです。
●ジャガーさん
 生活のためにバンドを組むのか。ふつうは真っ当な生活を捨ててミュージシャンを目指すことになると思うんだが、リアルな事情としてはこんな感じだったりするのかな。どの業界でも。
 この作品はテーマやキャラの心情だけみるとシリアスな話が書けちゃうようなディープな内容なんですよね……それをここまで料理するから面白いってことなのかと分析してみる。ただ笑いがとれそうなキーワードをちりばめた会話をしたり、小ネタ的なギャグをくりだしているだけじゃないんですよね。

 また水曜更新かー。買うのが火曜ってのがすでに問題なんだと思います。ではまた来週。





NFL第7週

2005/11/02(水) 早朝 

 つづいて第7週のカウボーイズ対シーホークス(下にもうひとつ記事があります)。

 カウボーイズについては第2週にも書いてますね。いまいちな試合でしたが。監督は名将でオーナーが現場大好きでQBは最盛期を過ぎちゃったけどまだまだいけそうなベテランで、というチーム。QBドリュー・ブレッドソーはビルズから移籍してきました。ビルズでは方針と噛みあわなかったというかコーチ陣が彼を使いきれなかったというかだったと思うんですけど、カウボーイズでは予想以上の働きぶりをみせています。やっぱり実力だけでなくチームとの相性も重要なんですよね……。
 エースRBジュリアス・ジョーンズはケガで欠場中。先発RBはアンソニー・トーマスとなっていますが、ふたりの新人マリオン・バーバーとタイソン・トンプソンを合わせた三人を均等に走らせているような感じでした。バーバーが目立ってたと思います。このふたりの新人はドラフト外での入団だそうです。WRキーション・ジョンソンやTEジェイソン・ウィッテンはいつもどおりだったかな。スタメン紹介ではFBがいなくてTEがふたり入ってました。以前はどうだったか思い出せないんですが……。
 ディフェンスではセイフティのロイ・ウィリアムズがランストッパーとしてよく機能してました。

 シーホークスは今シーズンのトータルオフェンスが1位となっています。3rd down成功率は2位。ターンオーバーも少なくて、非常に良いオフェンスのようですね。見た感じではオフェンスラインがうまく働いてると思いました。
 エースRBショーン・アレクサンダーの活躍が脚光を浴びているのかな。今シーズンのタッチダウン数がNFL1位です。ちょっと小柄なんですけど、と解説さんがいってますが、180cmで「小柄」かあ。まあNFLではね。TEジェラミー・スティーヴンスなんか201cmですしね(彼は高校時代QBだったらしい。器用なタイプなのかな)。WRはD.J.ハケットとかピーター・ウォリックとかジョー・ジャレビシャス(バッカニアーズから移籍してきた)とか。QBマット・ハセルベックは安定感のある選手だったような気がします。なんか久しぶりハセルベック……シーホークスが久しぶりなのか。元気だった?

 どちらも4勝2敗と調子のいいチームです。昨シーズン対決したときは43対39でカウボーイズが勝っています。点の取り合いとなった激しいゲームだったようです。しかし今回は一転してロースコアゲームとなりました。実力のあるチーム同士の対決で内容的には非常にハイレベルだったんですけど、雨のせいでスナップがすっぽ抜けたりパスキャッチしてもお手玉したりボールが手から飛びだしたり、走れば足元もスリップするしで、互いになかなか決定的な攻撃をみせられないような試合でした。

 第1Q、シーホークスから攻撃。最初のシリーズでテンポよく攻めてたのにゴール前でインターセプトされターンオーバー。出鼻をくじかれたというか。カウボーイズの攻撃は得点には結びつかなかったんですけど。試合は続いてカウボーイズが7点を先取。第2Q、なんか反則が増えてきます。残り2分を切った頃カウボーイズのパスがインターセプトされてターンオーバー、シーホークスの攻撃ですがタッチダウンまでもっていけずに残り40秒で55ヤードのフィールドゴール。厳しい距離でしたが入りまして、7対3で前半終了。
 カウボーイズはエースRBが欠場してるのにランが多くでています。一方シーホークスはエースRBアレクサンダーが注目の選手だというのに、前半のラン獲得ヤードは30ヤードでした。どちらかといえばカウボーイズが押してるかなって感じでしょうか。
 第3Qは動きなし。第4Q、カウボーイズがパントを蹴った場面……シーホークスの選手がリターンしないつもりでボールを転がしてたのに前があいたのをみて突然ボールを拾い走ろうとしたところ、雨ですべったんでしょうね、ボールをうまく確保できず奪われてしまいました。カウボーイズはいきなりゴール前9ヤードでの攻撃となり、大チャンスです。しかし三回攻撃してもタッチダウンできません。最後の攻撃ではシーホークス側に反則があったんじゃないかと監督が審判に大抗議。うーん、名将と呼ばれる人だけあって怖いですね。味方のコーチがなにかいおうとしたら「余計な口をだすな!」って感じで両手で突きとばしました。激しい。結局反則はなかったという判定でフィールドゴールになったんですけど、29ヤードのキックをなんと失敗。監督さらに激怒。前半でシーホークスが長いキックを決めてるだけに……キッカーだけではなくスナッパーとホルダーもちゃんと映してたTV局は良いと思ったけど。スナップがちょっと悪かったんです。
 そんなこんなで試合が進んで試合終了まで残り2分、カウボーイズの攻撃。タッチダウンまではもっていけなかったけどフィールドゴールで3点追加。22ヤードでした。これ外したらキックチームは偉い目にあったと思いますが、さすがに大丈夫でしたね。攻めきれなかったけど後半得点できそうになるのはカウボーイズのほうばかり。でも10対3、1タッチダウンで追いつける点差です。そしてシーホークスは残り40秒でタッチダウンして同点になってしまいます。
 つづくキックオフでカウボーイズはビッグリターンをみせ、もう少しでフィールドゴール圏内に入るというところまでいったのに、痛恨のインターセプトを喰らってしまいます。タイムアウトのない3rd downで攻撃権更新まで7ヤードという状況ですからサイドライン際を狙ったパスだろうと予想はつくわけで、シーホークスのディフェンスもインターセプトを狙いにいってましたね。しかもキャッチしたあとかなりの距離を走って戻したので、5秒しか残らなかったんですが、シーホークスは50ヤードのフィールドゴールを蹴れることになりました。前半55ヤードのキックを決めたジョシュ・ブラウンがここも成功させて試合終了です。

 この試合でいちばん目立ってたのはキッカーのジョシュ・ブラウンということで。ヒーローインタビューも彼でした。残り5秒で自分の出番がきたときフィールドに躍りでていったのが印象的です。いやキッカーっていつでも冷静な職人タイプの人が多いから……成功したときは跳びあがって喜んでました。インタビューでも大興奮だったし、ちょっと珍しい光景です。
 最終スタッツではトータルの獲得ヤードが拮抗しており、カウボーイズがラン多め、シーホークスはパスが多めという、結果どおりの数字でした。良い試合だったと思います。シーホークスのRBアレクサンダーのランがほとんど封じられており、カウボーイズが優勢にみえたんですけど、最後に大逆転。ロースコアゲームだとキックの重要性が大きくなりますね。

 第7〜8週の全体ニュース。今期絶望シーズンアウトの名前がいくつもあります。まずラムズの監督(どうすんの?)、パッカーズのRBアーマン・グリーンとWRロバート・ファーガソン(どうしようもない。もともと強くて実力のあるチームがこうも負け続けてると痛々しいですね)、そしてバイキングスのQBダンテ・カルペッパー(えー!)。いろいろ致命的です。明るいニュース……ペイトリオッツ、病気の後遺症で今期は全休の予定だったLBテディ・ブルースキーが、医師の許可を得て第8週から試合に戻ってきています。彼はディフェンスのリーダーですから、これは大きいですよね。

 ふー(満ちたりた笑顔)。ジャンプの感想は今日中にかけるかな……。





NFL第7週

2005/11/02(水) 深夜 

 土日は自分が乗り物にも弱いということを再確認させられたりしました。のど元すぎればとはよくいったものですよね。根拠もなく「まあ大丈夫だろう」とか思うなよ私。アホすぎる……。
 祖母の見舞い(?)に行ってきました。
 病院にいるほどではないけれども病気があるのでホームには入れないし、家庭で面倒みるのも無理があるというレベルのお年寄りが入る施設にいます。ふだんはフロアの中央にある大広間のようなところに全員が集められていて、自室にいるのは基本的にダメみたいですね。TVとか簡単なキッチンとか畳敷きの和室のような空間とかソファとかがあって、元気な人は好き勝手に動き回って、まったりすごしているようでした。寝たきりに近い人はベッドごと移動させられて眠っています。とにかく全員が目の届く場所にいるから少ない職員で面倒がみれるってことで良い感じだと思うんですが、目的の人物がどこにいるのか探すのも一苦労なんです。祖母の顔が思い出せないYO! ……いや、前の病院にいた頃に比べて見違えるように元気になってたから……髪の毛も切ってたし。座ってる姿勢も以前より背筋が伸びてるし、担当の介護士さんをみつけて話をきくと、ずっと使っていた嚥下補助剤はなくても大丈夫だそうですし。なんか薬の量も減ってるんじゃないのかな、副作用で常に眠そうだったのに意識がハッキリしてるようにもみえた。また暴れだすんじゃないかと心配にもなりましたが、とにかく元気になっていて驚きです。やっぱり病院は基本的に患者を寝かせておくところなんですよね……かなり良い病院だったんですけど、基本的な考え方によってこうも違ってくるのかと思いました。これでもっと近ければ問題ないのに。
 ところで老人ホームの順番待ちは定期的に「まだ空きませんか」という確認の電話をいれるぐらいじゃないと、どんどん後回しにされてしまうらしいですね。そういう電話かけてくる人のほうが切迫してるんだろうと優先してくれるってことですけど。いやでも切迫してたって、そういうのは公平になっているんだと思ってたり、相手も仕事が忙しいんだからと遠慮して、いちいちしつこく電話攻撃なんかしない人も多いんじゃないでしょうか。ちょっとどうなのと思いました。

 ブログは登録されているすべてのテンプレを確認しちゃいました(笑)。ボタンひとつでプレビューが出るのは良い。しかし表示がおかしいのもけっこう多いですね。親のWindowsでみると大丈夫なのに、自分のmacだと崩れているのとかあって(逆はないのが寂しいぞ……)。修正の仕方も質問掲示板を探せばでてくるんでしょうけど、さすがにそこまで暇じゃないです。似たような構成で崩れないテンプレのソースと見比べて直せばいいのかしら〜。Win版IEのバグの多さに世間のほうが合わせているらしくて納得いきません。
 とりあえず暫定的に白っぽいのに変更しました。まだ考え中。
 ……というか、ブログ全体のスポーツジャンルのNFLスレが消されたみたいです。あまりに投稿数が少なかったからです。ちょっとあんまりなんじゃない? いろんなやる気が消えていきます、よ。さっきNFLのマンデーナイトをみてなにかを補給しました。来週も夕食時に流すみたいですね。

 もう第8週の放送が始まってるけど第7週について。人生マイペース。第7週のマンデーナイト、ジェッツ対ファルコンズ。

 ジェッツは2勝4敗で地区4チーム中の最下位なんですけど、同地区1位のペイトリオッツが3勝3敗という状態なんで、まだまだチャンスはあるんじゃないでしょうか(地区1位は必ずプレーオフに出場できる)。去年優勝のペイトリオッツがケガ人続出でチャンスなのに、自分たちもそれ以上にケガをしているという感じですね。今期絶望のQBチャド・ペニントンはサイドラインにいても美人さんだなぁ……帽子の上からフードまで被ってるときもあるのに、どれがペニントンだかわかるんですもん。男女を問わず美形オーラを放ってる人っていますよね。首ふといけど(笑)。てゆうかプレイできない選手に注目しても仕方ない。
 えーと、こないだもセンターのケヴィン・マワイがケガで途中から交代したと書いたんですけど、そのまま今期絶望になってしまったようですね。ただでさえQBが大ベテランとはいえチームに慣れてないテスタバーディなのに……第1Q初っぱなの攻撃でスナップを受けとりそこねてファンブルして攻撃権を奪われるという有様でした。がんばれー。試合中サイドラインでセンターとQBがスナップ練習し始めたのを見たのは初めてです(笑)。新しいセンターは控えの選手じゃなくてオフェンスラインのひとりが移動してくる形で代わったのかな。それでほかの選手も少しずつズレることになり、ライン全体が噛みあわない、みたいな。

 ファルコンズはこないだ少しケガをしたQBマイケル・ヴィックが出場していて良かったです。彼が休んでいたときはやっぱり物足りなかった。彼のような能力をもった選手はきっと例外的な存在でだれにも真似できないんだろうし、たぶん同じようなプレイスタイルの選手がQBのタイプのひとつになるようなことは今後もないんじゃないかと思います。ヴィックを中心にした作戦とか考えたってほかのチームが応用できるわけでもなく、アメフト全体の発展からは外れた道を歩んでいる気もしますが、ヴィックがいるときのファルコンズにしかできない、それこそ過去にも未来にもないような試合展開というものがあるでしょうから、その辺に期待したいところですね。異端児です。
 この試合で攻撃中、RB?がショートパスがくるはずと思ってふり向いたのに、QBヴィックが走りだした瞬間、もうパスの可能性はないとみて即座に彼の走路をあけるべくブロックに徹したのを見ました。QBがRBと同等の走力をもっていると認められているからこその判断ですよね……。ヴィックはそういうときもう無理して投げないようにしたのかな? そのほうがいいよ。というかいつまでも投げようとして片手でボール鷲づかみのまま、ちょこまか走り回るのは見てるほうが怖い。ヴィックがファンブルしたときの味方の反応も素早かったなあ。それも想定の範囲内です、って感じで慣れてました(笑)。

 試合はファルコンズばかりが順調に得点を重ねる形で始まりました。第2Q、0対20になったあとのキックオフでジェッツが凄いビッグリターンをみせます。それは反則で取り消されてしまったんですけど、勢いがつきましてゴール前まで攻めこみ、残り2ヤードの4th downギャンブルでスナップをうけたQBがそのままラインと一緒に前にねじりこむQBスニークでタッチダウン。テスタバーディ42才がんばってます。
 しかし第3Q、ファルコンズがゴール前1ヤードという同じような状況の4th downギャンブルで、QBヴィックが走り、タッチダウンをやり返します。流れはずっとファルコンズのままですね。その後テスタバーディがアキレス腱を痛めてサイドラインに下がります(!)。おま、それはいちばん避けなきゃいけない事態でしょうが。三番手だったQBボウリンジャー登場です。そしていきなりファンブル。終わったと思いました。そのターンオーバーはチャレンジ成功して「パス失敗」扱いになったんですけど、もうダメだ……。
 と思ったら第4Q、ジェッツのディフェンスがインターセプトして攻撃権を奪い、短いパスを繋いでタッチダウンできました。この時点で14対27、けっこう追いあげてますね。盛りあがるなかサイドラインの後ろのほうのベンチで動けないテスタバーディがひとり寂しく試合を眺めていたのが印象的ですが。ファルコンズはこの状況ならできるだけ時間を使うべきなのに、ランではなくパスを投げ続けます。パスが苦手なヴィックに練習させようという意図らしいです。余裕だなあ。インターセプトされたりしてましたけどね。
 残り3分半、ジェッツがゴール前10ヤードで三回攻撃しても攻撃権を更新できず、キックで3点とっても意味のない点差ですから4th downギャンブルを試みたところ、失敗。攻守交代して試合終了です。

 ジェッツのQBテスタバーディが心配です。今回の彼はスナップの件もあってファンブルが多く、キャリアワースト記録更新だそうです。220試合してきて、いちばん悪いファンブル数ですか。ターンオーバーは4回です。せっかく救世主として呼び戻されたのにツライ状況ですよね。ケガまでして。
 ファルコンズは相変わらずラン中心でした。こっちもターンオーバー3回と少なくはありません。でもまあ細かいことは気にしないで勢いに乗るのが大事なチームって気もしますが。
 今回は試合の内容より実況があまりにも酷くて、それがいちばん印象に残りました。勘弁してくださいよ。以前からハズレな人ですけど、それならそれで大人しくしててほしいです。「次のプレイはどんな作戦でくると思いますか」って、なんだその質問は。解説さんは予想屋じゃないっつーの。友だち同士でTVみてる観客そのものな台詞じゃないの。勘弁してくださいよ(二回いった)。

 もう一試合分があるんですけど……あ、ジャンプも買いました。今週も面白かったですね。








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