2004年 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
感想系だけ保管するブログ(別窓)

最新の日記


NFL第3週

2005/09/30(金) 早朝 

 第3週のペイトリオッツ対スティーラーズの感想です。昨シーズンのスーパーボウル一歩手前の試合と同じ組み合わせでした。スティーラーズはチアをもってない数少ないチームのひとつで、お姉さんたちの代わりにタオルをふりまわす観客の姿が映されます。チームカラーが黄色と黒ですから、観客席は一面の黄色いタオルです。てりぶるたおる。派手。

 ペイトリオッツは名CBタイ・ロウが移籍し、ディフェンスの司令塔だったLBテディ・ブルースキーが脳梗塞の後遺症で今期絶望(サイドラインではふつうに歩いて応援してますけど)、それ以外にもケガ人が続出していて、試合開始の時点で守備バック(CBやセイフティ)で元気なのは5人しかいなかったのに第1Qの最初でひとり倒れ、数分後には守備バックのリーダー、ロドニー・ハリソンも負傷するという、非常に困った状態でした。ここの監督は「とにかく1点でも多ければ勝ち」という考えで、少ない得点をディフェンス力で守るのが基本姿勢なんですよね(だから地味な試合が多くて観客としては面白さが足りないんだけど、これでこの四年で三回優勝してるんだから文句はいえない)。ディフェンスが堅いことを前提に作戦を立ててるから厳しいことになっていると思われます。オフェンスのエースはQBトム・ブレイディ、RBコーリィ・ディロン、WRデビット・ギブンズというあたりでしょうか。ロウスコアが好きで時間を消費したがるから、どちらかといえばランが目立ちますけど、QBブレイディが凄すぎてパスも強いです。
 スティーラーズはラン主体のチームです。ほかにもランが強いチームはありますが、最終的にはパスの使用回数のほうが多いのが一般的なのに、スティーラーズはランの回数が多いのです。エースはRBジェローム・ベティスとデュース・ステイリーが有名。なのに今年はふたりとも負傷してシーズン前から欠場しています。この試合でようやくステイリーが控えとして入り、何度か走ってました。ふたりの代わりに二年目のRBウィリー・パーカーが第1週から大活躍をみせて注目が集まっています。レシーバーにも良い選手が何人かいて、WRハインズ・ウォードが有名です。あと新人TEヒース・ミラーもこの試合で良いキャッチをみせました。今後に期待です。昨シーズン新人賞をとったQBベン・ロスリスバーガーのパス成功率の高さは、敵ディフェンスがランをメインに守っているからだといわれがちですね。ペイトリオッツは上記のようにディフェンスの後ろのほうが弱くなっていてパスが通りやすいはずです。なのでこの試合ではスティーラーズも可能なかぎりパスを投げるという展開でした。

 第1Q、ペイトリオッツが最初の攻撃でいきなりタッチダウン、7点を先取。しかしその直後スティーラーズもロングパスを決め85ヤードをゲインしてタッチダウン。接戦を期待させる良い幕開けでした。第2Q、ペイトリオッツがゴール前でボールを奪われてターンオーバーを喰らいます。その直後の攻撃でスティーラーズもロングパスが通ったあと味方にボールを投げ渡したら落としてしまって、それを奪われターンオーバー。派手な展開ですね〜(笑)。さらに前半終了間際、ペイトリオッツは再びゴール前でターンオーバーされて、チャンスを潰してしまいました。フィールドゴールを蹴れば確実に得点できた位置ですから少なくとも6点を損してます。一方スティーラーズもフィールドゴールキックのときラインが「スナップ前に動く」という反則をとられて、47ヤードのキックをせっかく決めたのに取り消され、5ヤード罰退で52ヤードで蹴り直しになって外してしまいました。この反則は酷いです。プレイ中に勢い余って激突したり掴んだりする反則はあるていど仕方ないのに対して、こういう自滅系の反則は厳しくみられがちですけど、それにしてもキックでフォルススタートはありえないでしょう。滅多に見ないよ。きつく叱られたと思います。
 ともあれ7対10、スティーラーズのリードで前半は終了しました。両チームともディフェンスが頑張っていてランは互いにほとんど進めない状態です。そして両QBに激しいプレッシャーがかけられています。スティーラーズのロスリスバーガーがそれに押されてフリーのレシーバーをみつけても捕れるようなパスを投げられないことが多いのに比べて、ペイトリオッツのブレイディが異常なくらい落ち着き払っているのが印象的です。感情がないかのようだ……(笑うと可愛いんですけどね。ハンサムなほうだと思います。髪を切ってしまって残念)。せっかく敵にケガ人が多いのにスティーラーズはそこになかなかつけこめません。ディフェンス陣はいろいろ変な動きをしてブレイディを混乱させようとするんですけど、そういったプレイはもともとペイトリオッツのディフェンスが得意としており、ふだんからそれ相手に練習して慣れちゃってるみたいです。慌てる気配がまるでありませんでした。

 第3Q。ブレイディはセットしたあと敵ディフェンスの様子をみてスナップ前に咄嗟に作戦を変更するというのが得意なQBです。それをやろうとしたら観客のクラウドノイズがうるさすぎて彼の指示が仲間にきこえないという場面がみられるようになり、ついには「HUT!」もきこえなくなってセンターのお尻を手で叩かなければならなくなりました。オフェンスラインはかけ声でいつスナップされるかわかるからディフェンスラインより早く動けるものなのに、これだとセンターの手をみて判断するしかなくて敵と同じ条件になってしまいます。もちろん観客もわかっててやってるので、スティーラーズのホームアドバンテージがちゃんと機能しているってことですね。おそらくこれが原因で、またターンオーバーです。
 スティーラーズはゴール前、あと1ヤードで攻撃権を更新できるけど4th downどうする?という場面で、ギャンブルせずに安全策をとってフィールドゴールを蹴り、3点追加します。試合終了後「ここでタッチダウンとれていれば勝てたのに」と悔やむことになる運命の選択です。結果論ですけどね。10対13、スティーラーズのリードのまま第4Qに入ります。流れはスティーラーズにあって、ペイトリオッツはQBブレイディの個人技でなんとかついていってるような感じでした。
 ところが第4Q残り10分でペイトリオッツが逆転タッチダウン。さらに残り4分の時点でもゴール前まで攻めこみますが、ここはスティーラーズがタッチダウンを許さず、ペイトリオッツはフィールドゴールで3点を追加。20対13になりました。続くキックオフリターンでスティーラーズは50ヤードまで戻してチャンスです。残り1分半、三回の攻撃でファーストダウンをとれませんでしたけど、ここは攻めないと仕方ないですからタイムアウトをとって作戦を練り、セットしたらそのフォーメーションをみて今度はペイトリオッツもタイムアウトをとって対処を考えます。そして4th downギャンブルでロングパス。敵CBに身長差があるWRをぶつけ、キャッチできれば良し、できなくても敵が反則してくれる可能性が高いというプレイです。結果はディフェンスの反則となり、反則のあった場所まで自動的にゲインしました。残り4ヤード。そのままタッチダウンして同点になりました。残り1分20秒でペイトリオッツの攻撃です。キックオフリターンではこれまた40ヤード以上を戻しています。タイムアウトはありません。ここでブレイディがパスを連続成功させ、フィールドゴール圏内までもっていってしまいます。残り5秒で43ヤードのキックが決まり23対20で1秒が残りました。スティーラーズはキックオフリターンでタッチダウンとれれば逆転できますが……リターン後にどこから攻撃を開始するかとか気にしなくていい状況ですから、ペイトリオッツはまともに蹴らず軽く転がし、捕りにきた相手をみんなしてとりかこんで潰そうとします。捕る側も潰されるのは避けようがないので、こういうときは狙いもつけずにすぐボールを放り投げて味方が拾ってくれることを祈るものなのですけど、今回はそれをやる暇もなく倒されてしまいました。試合終了です。

 というわけで激戦でした。前評判を裏切らない好カードだったと思います。良い試合をありがとう。
 こないだスティーラーズで元先発QBが昨シーズンの5週目くらいでケガして〜と書きましたが、2週目の間違いでした。すいません。ロスリスバーガーは昨シーズン3週目から先発して今回の試合で18試合目。2回だけ負けているんですが、その相手は両方ともペイトリオッツということになりますね。因縁のライバルという関係が成立したとみておきます(笑)。ちなみにペイトリオッツのブレイディはこれまで65試合に先発し、この試合で50勝目でした。勝率高すぎ。





ジャンプ43号の感想

2005/09/29(木) 夕食後 

 ちゃっちゃといきます。

●折り込みポスター
 デスノ……しかも増刊のポスターと続き物らしい。いい商売してますね〜。たぶんニア&メロがいるのではないかと思われます。この構図ならリュークと対になってシドウがいることもあるかもしれません。たしかにライトよりそっちのほうが見たいかも〜。
●ワンピ
 ソドムとゴモラの話を通訳するチョッパーが良かったです。この作品らしい。
●ブリーチ
 仮面の軍勢(病名?)は、ただ強くなろうと修行すれば克服できちゃう性質のものなんですか……? 個人的にはうまく解決できるアイテムとか薬とかを探したり作ったりするような展開のほうが好きなんですけど。なんか……自分の身体に関することは根性さえだせばなんでも解決できるという考え方は、持病のある人間のひとりとしては認めたくないです。そして一護と織姫に恋愛フラグ? まあ私は最初からルキアと一護の間にそういう感情はないようだと思ってましたので構いませんが、どちらかというと織姫には雨竜のほうが似合いじゃないかなぁ。雨竜やチャドは今頃どこに。
●ナルト
 あっさり決着? いつもこのくらいのペースならいいのに……。テンテンが好きです。がんばれ。
●アイシ(Cカラー)
 そろそろ回想以外でも神龍寺が登場してくれないでしょうか。だいぶ近づいてきてると思うんですけども。溝六先生はタイトエンドだったんですよね。ラインの指導しかしてない……WRやRBに技術的な指導をするコーチがいないのはけっこう問題だと思うんですけど、とくにピックアップされませんね。盤戸のマネは良いツッコミです。この作品は女性キャラがホントに可愛い。そしてついにセナがまもりにカミングアウトしましたね! よく頑張った! 丸投げして試合に行ってしまうのがなんとも。まもりは作戦立案にかなり貢献してるスタッフのようですから、この試合の行方が心配です。あ、逆にそこでまもりに焦点をあてて描くのかな? なんかこんなに衝撃の展開がしょっちゅうでてくるのが凄い。話の密度が濃いっていうか生き急ぎすぎというか(笑)。ユニフォームのデザインもさりげなく?変わっていて、まさに新生セナって感じでした。
●ムヒョロジ
 2ページ目の五嶺さん、胸あるっぽい? ナナのリムジンに対する反応が庶民的っていうか悪くいうと貧乏人の僻み丸出しで、なんともキャラが立ってますね。五嶺は設定のわりに勝負の条件の出し方が商売人らしくないと思います。ロージーはせっかくの成長フラグを自らの手で潰して回っているようにしかみえないのですが、どうなるんだろう。むしろ成長後と比較するために現在の考え方を強調しているのでしょうか。エビスの扱いはよくわからん。前回でロージーが彼に同情するような話をやったのに、いきなり真っ向から敵対するキャラに早変わりか……。五嶺がぜんぜん悪いヤツに見えないのは私に問題があるのかしら。
●銀魂
 サメかオマエは。と思ったら、銀さんが同じツッコミを入れてくれました。なんか嬉しいぃ。長谷川の別居中の奥さんが初登場! あまりにも想像どおりすぎて物足りないかも。目次コメントによると天人の読者募集で送られてきたキャラの回で、唐突にでてきた斉藤さんというのはその読者の名前みたいですね。
●ボーボボ
 ラッコのあとビュティの後ろに立っている田ちゃんにウケました。理屈じゃないよ、この笑いは。「伝説のおやじソード」のときの間の取り方もね。ラストの衝撃の展開が先週のカインとかぶってる。ホントに四年前から伏せておいたスパイなら凄いけど、カインを読んだ直後だと微妙だ(笑)。
●こち亀
 タイムカプセルの話。十年後の自分のビジョンがまったく浮かばない両さんには笑いました。
●ジャン探偵団
 前からこんな企画あったっけ? 太臓の合体技を実現してみせていて唖然。しかも結論が「まるでお尻みたいでした」。笑うところなのかなんなのか困惑しています。カツ丼マヨネーズがけはそんなに悪くはなさそうですね。アイシの東京タワー入部試験は季節が違うから正確な調査結果ではないと思います。
●アニプリ
 例の女性向けのゲームが本格的に突っ走ってますね。雑誌が違う。ここだけ世界が違うよ。
●Dグレ(Cカラー)
 人気投票結果発表。1位と3位はともかく、さいきん出番のない神田が2位なのが、読者層を表していますね。この三人で全体の得票数の約74%を占めています。まあ目立つ登場人物はあまり多くない作品ですが。私の好きなティキは7位。接戦だからハガキたくさん送ればよかったかも。エリアーデにはもっと伸びてほしかった。星野先生が伯爵を好きなのはきっと絵描き心を刺激する造形をしてるからでしょうね。本編はなんか新キャラ登場したけど、あまり進んでません。アレン……こんなことしててイノセンスへの理解が深まるとはとても思えないんですけど。編集部が作った特集ページで枚数を稼いでます。大丈夫でしょうか。
●テニス様
 ……非常に珍しいことに、予想どおりの展開です。お約束どおり。それでも破壊力は増すばかりですから、この作品の面白さはやはりストーリーとかじゃないんでしょうね。子供相手にテニスの試合をして「死にさらせぇ!」いいながら本当に殺すつもりで打ってますよ! どんな世界だ(笑)。
●BJの広告
 この絵ちょっと好みです。話は明らかに好みじゃないっぽいのが残念。
●リボーン
 なんか急にギャグっぽくなりましたね。このシリーズに入ってからのアンケート結果が出始めたのでしょうか。レオンの繭化を引っぱってるから本当になにか生まれるのかも(期待してなかった)。「最近この二人が火花ちってる〜っ」←まさか山本とビアンキの恋愛フラグだったりしたらどうしよう。シャマルの発言がよくわからないです、過去の話とか忘れてるから。一話完結ギャグとして楽しんでたんですもの。
●デスノ
 ……。なぜライトが模木を含めた日本捜査本部の全員を殺さないのかが理解できません。ライトが心の中で説明してるのを読んでも、ここで殺すべきだとしか思えないです。たしかに模木がL=夜神月だと話している可能性はありますが、話してない可能性のほうが高いわけでしょう。このまま全員を生かしておいてこれから話される可能性を残しておいたってなんの解決にもならないし、事態が悪くなっていくだけじゃないですか。ほかの捜査員が話す可能性も高くなる一方だとライトだってわかってるじゃないですかコレ。もしニアにL=ライトだと知られても対処する方法がないわけじゃないんだし。完全に勝負師として負けているとしか。これまでのライトは読みが甘くてピンチを招くにしても、常に攻撃する姿勢で、そのとき自分なりに考えうるベストの手段をとり続けていたのに。どちらの可能性もあるというときは、リスクを承知で攻めてたのに。今回のライトは腰がひけてます。年をとったせいデスカ? 終わりがみえた気がしました。がんばれ!
●ネウロ
 笹塚さんの過去話。本人ではなく第三者が説明しちゃってるのが惜しいけど、その直後に一年失踪して謎を作っているなら仕方ないですね。とにかくこれで弥子たちと積極的に協力体制をとれる事情のあるキャラだとわかりましたから、今後に期待です。そして後半、ヒステリアよりぶっちゃける一般人の描写が素晴らしい。とくに犯人の旦那が「いいよ別に面会行くし。そばには子供さえいりゃ俺は満足だし」。これでコミックスを買う決心がつきました。大好きだ、このマンガ。
●みえるひと
 今回のネウロのラストをみて、弥子と姫乃の抱えるテーマが完全にかぶっているのに気づきました。そして姫乃が薄すぎるのも。それで本編ですが、敵の目的が、主人公たちの人生とまったく接点がないみたいなのが問題だと思いました。悪役とは主人公を魅せるための存在なのに……この敵を倒したって明神もガクもカッコよくなりませんよ。ガクの性格は好きなのに勿体ない。
●タカヤ
 いつも扉が良いですよね。翔が説明してる「強さの仕組み」はもっともだし子供にもわかりやすいと思うんですけど、シンプルすぎるので、敵だってそれくらい知ってるだろうって感じです。手詰まりになってもいろいろ前向きに工夫しようとする主人公はとても好印象です。
●もて王
 うわ、一気に掲載順が! 新キャラのマニアックな女の子が好きなマンガを語ってるシーンがリアルすぎて笑えませんでした。涙で前がみえない。じつは悠もその作品のファン?という設定をみて、この彼女は最終的に悠と仲良くなるというオチかと思ったのに、続いてしまいましたね。次が第十話か……。
●ミスフル
 この作品はクール系の性格の美形キャラでも壊れたギャグに自主的に参加してくれるのが面白いですよね。その手のキャラがギャグろうとしてもせいぜい天然にしかなれない作品が多いですし。このキャラはいつ解禁されるのか、それとも絶対されないのか、とか思いながら読んでます。
●ストキン結果発表
 この賞って「絵が苦手でも話がうまい人」を対象にしてると思うんですけど、ふつうにマンガ家を志望している人しか参加してないようにみえますね。意味あるのかな。
●学校生活(読切)
 ハンターが落ちてるので代原のようです。ネタにもうひとひねり……ほしいかなぁ。こないだの金未来杯の「バカ in the city」がこのくらいの絵だったら、取っつきやすくてよかったのに。
●切法師
 ええ話や……(ほろり)。ついに、ついに「次号クライマックス」という文字が!
●カイン(最終回)
 ラスボスが圧倒的に強く描かれているのは良いと思いました。敵の兵士のみならず道ばたで土下座させられていた一般民衆まで巻きこんでるのも、なんだかんだいって大事なのは自分の復讐?で、民の幸福は二の次という主人公の本音が垣間みえていて、なんか楽しくなりました(←褒めてます)。最後のエンウンの使い方は本当に良かったです。最初から用意していたラストシーンにみえた。つまり早送りはしたけど大筋は消化できたってことですよね。たとえ家族でも世間に迷惑をかけているヤツは許さない、という物語だったってことでOK? 主人公は支配階級の家の出身なのに帝王学は学んでいないようで、その辺が不満かな。家柄を根拠とする民衆に対する責任感みたいなものを働かせてくれれば好きになれたのに。ふつうの中流家庭の出身というほうが納得のいくキャラだったと思う。弟のエピソードも個人的な復讐心を増幅する結果になったし、背景の設定と主人公のすりあわせが足りず、舞台を生かせてない話でした。一方で作画やコマ割りには致命的となるような欠点はなく(メカのデザインはアレかな)、読みやすいのが大きな長所だったと思います。ともあれ、お疲れさまでした。
●ジャガー
 仲間に入ろうにもノリについていけないことってあるよね。

 ではまた来週。





NFL第2週

2005/09/28(水) 夕食前 

 第2週のレッドスキンズ対カウボーイズの感想です。
 まずこのチーム同士の過去の対戦成績。ここ15試合でカウボーイズが14勝しています。NFLはチーム間の実力を均衡させるような制度が3つもありますし、毎年コーチ陣も選手もかなり大量に移籍しますから、これは実力だけではなく理屈では説明できない相性みたいなものもあるんじゃないでしょうか。監督は両方ともスーパーボウル出場経験があります。
 とくにカウボーイズの監督は大ベテランで、チームを移るときは自分が育てて気に入っている選手も一緒に連れていくことで有名です。選手とは師弟関係のようですね。怖そうな顔のわりに選手の目線に下がってつきあうタイプで、選手の妻子の名前や趣味まで把握してるそうです。それとカウボーイズはオーナーのキャラが立っているチームで……アメフト経験者でやたら現場に口をだしたがるんですよね。昨シーズンも選手のだれを起用するかとか意見して、人事の責任者であるゼネラル・マネージャーならともかくオーナーがそれなのは問題だといわれたりしてたんですが、今年はそのゼネラル・マネージャーを兼任していますよ。自分を抑える気は皆無のようです。見た目は神経質そうな線の細い初老の男性で、ちょっと意外な感じ。試合が盛りあがるとVIP席からサイドラインに降りてくることも多いですね。それと比較してのことなのかレッドスキンズのオーナーも映されてました。まだ40代、気が短くてすぐコーチを変えたりするんだけどなかなか勝てないという。この試合でチームが得点したときの無邪気な喜びようがすごかったです。陽気な性格のやり手実業家って感じでしょうか。
 選手で注目なのは両チームのQBです。レッドスキンズのQBはスタメンだったラムズィが第1週でケガをして、控えのマーク・ブルネルが先発しています。ラムズィがもう大丈夫だからと戻ろうとしたら監督が今後はブルネルをスタメンにすると言ったとか言わないとかで、現地のメディアでは話題になっているようです。カウボーイズのQBはドリュー・ブレッドソー。ブルネルとブレッドソーは同期で、今年13年目の35才。ブレッドソーはドラフト1位でブルネルはずっと下位だったのですが、両者とも強くて有名です。しかし最盛期は過ぎており、ブルネルは上記のように控えに回っていました。試合をみた印象としては、ふたりともまだまだ使える感じでした。ブルネルのほうは序盤レシーバーと明らかに噛みあってませんでしたけど、しばらく控えだったんだから仕方ないですよね。だんだん慣れてきてましたし。もとは走れるタイプのQBでしたが、膝を負傷したことがあって、かつての速さはありません。それでも今回25ヤードを走ってゲインする場面がありました。いざというときの勘は身についているのでしょうね。
 ほかの選手では……レッドスキンズのLBワシントンが強かったです。怖いっつーか。パスとランの両方に対処できる有能なラインバッカーとして有名です。カウボーイズは……練習中に撮影した映像でラインマンのアレンが318キロのベンチプレスあげてました(笑)。周りにいる選手たち大はしゃぎ。楽しくトレーニングしてるみたいで微笑ましかったです。
 試合の流れ。お互いに守備はたしかに良いんだけどそれ以上に攻撃がダメで、両チームともどうやって攻めたらいいのかわからなくてまごついたような状態のまま前半終了。フリーのレシーバーにパス投げても落としたりする場面が何度もありました。試合終了間際までずっとそれが続きます。あんまり楽しくない展開です。レッドスキンズは去年のトータルオフェンスが32チーム中30位というだけあってより弱く。とくにオフェンスラインが弱すぎてQBをぜんぜん守れないんです。ブルネル、サックされまくり。1試合で5サック以上とかありえない。7対13、カウボーイズが6点リードして試合が進みます。カウボーイズの監督は第4Qで6点以上の点差があるときの勝率はなんと100%、77戦で一度も負けてないそうです。
 しかし残り3分。レッドスキンズのQBブルネルがWRサンタナ・モスに70ヤードのロングパスを決めてタッチダウン。7点とって逆転します。この試合ではカウボーイズのセイフティ、ウィリアムズが大活躍していたのですが、それを完全に抜き去ってのタッチダウンでした。
 残り2分半。キックオフリターンでカウボーイズは50ヤード地点まで戻して大チャンスだったのに、攻撃権を更新できません。続くレッドスキンズの攻撃。これまた10ヤード進めず攻守交代。ホントにこの試合はオフェンスが両チームともダメです。レッドスキンズがパントで「制限時間内にスナップしない」という反則を故意に犯してかなり時間を稼ぎ、残り36秒でカウボーイズの攻撃になりました。タイムアウトは残っていません。ブレッドソーが長めのパスを決め、スパイク(わざとパス失敗)して時計を止めて残り10秒。もしフィールドゴールを蹴るなら57ヤード。キッカーの自己ベストは52ヤードですから、いかにも遠いです。そこで攻撃を続行します。ふつうに考えたらキックを確実に蹴れるよう10〜15ヤードくらいゲインしてボールをもったままフィールドの外にでて時計を止める、という攻撃をするところです。なのにどういうわけかキャッチしたレシーバーが走ってタッチダウンするのを狙うようなロングパスを試みて失敗。57ヤードで残り4秒という状況になりました。カウボーイズはさらに一か八かの攻撃を敢行。RB同士がボールをピッチするスペシャルプレイもみせたのですがエンドゾーンまで辿り着けませんでした。14対13でレッドスキンズの勝利です。
 カウボーイズの攻撃の作戦を指示するコーチが、オフェンスコーディネーターではなくてパスコーディネーター?が任されているみたいなんです。監督からは信頼されているみたいですが、最後フィールドゴールではなくふつうに攻撃を続行したことも含めて、前半からどうも意図がわからないプレイコールが散見されたようでした。今後どうなるか注目しておきます。
 ……なんともしょっぱい試合でしたね。ラスト3分の攻防は手に汗にぎりました。見所はそこだけかも。この試合ではNHKの実況さんがいつもと違いました。いつもの人はちょっと調子に乗りやすいようなところがあって、例えるならば『デスノート』の松田みたいな? 今回の人は落ち着いてました。目の前で進行中の個々のプレイについてだけではなく、もっと総括的なコメントを解説の人に求めてくれるのが良いです。要所要所で「今日のこのチームの攻撃はどうですか」とか「前半はどちらに流れがありましたか」とか「この選手はどんな印象ですか」とか質問してくれるんですよ。わかりやすい。ずっとこの人にならないかなぁ。
 気温が35度を越えていたのにサンタのコスプレをしている観客がいました。気ぃ早すぎ。

 同じく第2週のラムズ対カーディナルズ。後に名前を書いた方、つまりカーディナルズのホーム球場で試合です。正式名称はアリゾナ・カーディナルズ……球場の周囲に4メートル以上のサボテンがニョキニョキ生えてるような環境で、気温は50度でした。サイドラインでは超巨大クーラーがドライアイスのような煙を噴きながらフル稼働して選手たちを冷やします(屋外球場なのに……)。ぶっちゃけカーディナルズは弱いチームなので七万人収容できる球場で動員数は五万以下。しかもかなりの割合でラムズのファンがいたようです。実況さんが「NFLは阪神戦の甲子園みたいな状態が基本なのに」というコメントをしていたように、観客の九割がホームチームのファンなのがふつうなので、ちょっと珍しい雰囲気でした。
 カーディナルズのQBカート・ワーナーは元々ラムズで活躍していた選手で、1999年にスーパーボウルで優勝したり、2001年のスーパーボウルで負けたりしています。その翌年にワーナーが不調になって、さらに翌年には控えの若いQBマーク・バルジャーを先発にしてプレーオフ進出すると、ついにワーナーは解雇されてしまい、現在はカーディナルズで先発QBをしているわけです。試合前にラムズの監督やスタッフや選手と抱きあって握手して再会を喜ぶシーンが映ってましたけどね。ワーナーは苦労してスターになった人で、若い頃スーパーで時給5ドルで働きながらNFL入りを目指したという話が有名です。子供が五人いてさらに双子が生まれようとしているらしい。今年8年目の34才。正確なパスが売りで機動力はない、高見さんみたいなタイプのQBですから、年齢による衰えはあまり激しくないだろうといわれています。ラムズのバルジャーはまだ発展途上かな?という感じですし、この試合でも「巧いなあ」と思うのはワーナーのほうでした。
 ラムズはそうやってスーパーボウルに手が届くところにいますから、エースが多いです。WRはトリー・ホルトとアイザック・ブルース。RBはマーシャル・フォークとスティーブン・ジャクソン。フォークはもう三十半ばのベテランで、いつまでたっても成績が落ちていかないことで有名だったんですけど、今年から先発の座を若いジャクソンに譲ってしまったようです。要所ではちゃんと活躍してましたけどね。パスを捕れるRBの元祖みたいな選手です。チームのスタイルとしてはパス主体で、押したり押されたりじりじりしているうちに急にエンジンがかかってパスを連続成功させタッチダウンしちゃう、みたいな、爆発力のあるオフェンスという印象です。
 一方ずっと低迷しているカーディナルズで目立つ選手は、QBワーナーのほかには、WRラリー・フィッツジェラルドくらいしかいなくて……WRボルディンとかRBシップとか、ちょっと見劣りします。チームの建て直しを計るためにやってきた監督は二年目で、とりあえず弱点である守備の強化にちからを入れているようです。今年は有名なラインマンをひとりどこかのチームから獲得して、名前なんだっけ、彼も目立って活躍してました。ディフェンス・コーディネーターも新しい人だし、ディフェンス陣はホントに元気でしたから、結果は出始めているみたいです。しかし現在、センターのアレックス・ステファノヴィッチが右手をケガしてギブスしている状態で、スナップが乱れまくりなんですね。いかにパスが巧いQBでも、それではどうしようもないですよ……RBに人材がいないからパスで攻めたいチームなのにね。センターはただのラインではなくて精神的な支柱でもありますから、多少のケガでは交代しないことが多いようです。その場所を巨体で塞いでいるだけでも意味がありますし。そんなわけで、この試合12点をとったんですが、すべてフィールドゴールの得点で、タッチダウンはゼロでした。
 試合はずっとラムズのムードでした。そのわりには点差が開かないのでカーディナルズも頑張ってたと思います。アメフトは……時間をコントロールするのが重要なスポーツです。試合終盤になると勝っているチームはできるだけ時間を消費して勝ち逃げしようとしますし、負けてるほうは逆に時計が止めることになっているプレイを選択して逆転の機会を作ろうとします。どんなときに時計が止められるのか具体的にいうと「タイムアウトをとる」「パス失敗する」「ボールをもった選手がフィールドの外にでる」「反則する」という感じでしょうか。得点すると自動的に攻守交代ですから、勝っているチームはランによる中央突破をくり返して少しずつ確実にゲインして、あまり前に進みすぎないように気をつけます。負けているチームの攻撃になればサイドラインに近い場所にパスを投げてキャッチしたあと外にでる(パス失敗でも時計は止まる)というプレイでロングゲインを狙い続けるしかありません。外に出ようとするレシーバーをディフェンスが中に引きずりこんでフィールド内で倒れさせようとする場面がよくみられるようになります。必ずパスが来るとわかっていれば相手のディフェンスもサックやインターセプトを狙いやすいですし……つまり後半とくに第4クォーターではロングパス成功やインターセプトという派手なビッグプレイが生まれやすい状況が作られるので、最後はたいてい盛り上がれるようにできているスポーツなんですよね。システム的に。
 ラムズは残り5分の辺りからランを多用して時間を消費し始めました。17対12、タッチダウンひとつで逆転できる点差です。残り3分頃にカーディナルズが反則を連発し、審判が厳しすぎるのではないかと怒ったファンがフィールドに物を投げ入れるという騒ぎになったりしながら時間が進み、残り2分でカーディナルズの攻撃になりました。ここでQBワーナーが素晴らしい活躍をみせます。ノーハドルで連続パス成功を決め、エンドゾーンまで20ヤード、残り30秒で、最後のタイムアウトをとりました。そして次のプレイでもパス成功しフィールドの外にも出ます。タッチダウンまで10ヤードです。しかし次のプレイでワーナーがサックされてしまいます。時計は止まりません。大慌てでセットして残り7秒で最後の攻撃をしようとしたところ、オフェンス側がスナップ前に動いてしまうという反則を犯してしまいました。
 そこでNFLの特別ルールが登場します。さっきも書いたように反則があると時計が止まります。なので、タイムアウトのないチームが故意に反則をして時計を止めるのを防ぐために、残り時間1分以内のときオフェンスが反則をすると、自動的に10秒を没収することになっているのだそうです。初めてききました、そんなルール。スナップされた直後にQBが自分の足元にボールを叩きつけてパス失敗として時計をとめるスパイクというプレイがあって、ふつうはそれをやるからですよね。なんでやらなかったんだろう、焦ってたのかな。残り時間7秒でしたから自動的にタイムアップで試合終了となってしまいました……。アメフトはたとえ残り1秒でプレイを始めて時間切れになっても、そのワンプレイが終了するまでは有効というルールですので……最後の攻撃をすることもできずにタイムアップになるのは滅多にみられない光景だと思います。
 ファンが暴動でも起こさないかと心配になりましたが、それよりポカーンという感じでしたね(笑)。実況さんも解説さんも「こんな終わり方は初めてだ」とコメントしてましたし、なんか消化不良です私も。最終的なスタッツではカーディナルズが上で、とくにパス獲得ヤードが勝ってましたので、やっぱりワーナー頑張ってたんですね。じつはラムズも数字(つまり内容)では勝ってるのに試合で負けることが多いチームだったりするんですけど、今回は勝利できました。ラムズのRBジャクソンが試合後のインタビューで「これからも成長していきたい」と若い選手らしいコメントをしていたのが印象的です。

 というわけで第2週が終わりました(現地では第3週も終わってるって)。さっそく負傷して今期絶望とかいわれている選手の名前がボロボロあげられてきています。第1週と第2週で1タッチダウンずつしかあげられずに惨敗したテキサンズのオフェンス・コーディネーターも解雇されています。二週間で実力不足を理由にクビですかー。厳しいなあ。あとハリケーンで大変なニューオリンズへの慈善活動も多かったです。

 次はジャンプ感想を書くのです。





お返事

2005/09/27(火) もうすぐ翌日 

 ためていたお返事をようやくアップいたしました。いつも遅くて申し訳ありません、これからもよろしくお願いします。





お返事は……

2005/09/26(月) 夜中 

 携帯サイトのほうのレスをつけただけで、ちからつきました。無念。残りは明日……。

 おネコさまが私の布団でものすごいイビキをかきながらお眠りあそばしている。いつも私が気を遣いながら布団に入ると、おネコさまはどこぞに去っていくのですよ。小さかった頃は腕枕してやったこともあるのに。というか、そのとき寝相の悪い私が寝返りをうって思いっきり潰しちゃったのをしっかり記憶してる? いまでは母としか同衾しません、おネコさま。
 とにかく私の布団なんだから私も寝させていただきますよッ。





NFL観戦日記

2005/09/25(日) 入浴前 

 お盆に親戚巡りしたときネコを飼っているお宅にもお邪魔したんですけど、黒くないネコは鼻や肉球がピンク色なんですね。黒に見慣れているから新鮮で可愛かった……ピンクはいいよ、ピンクは。
 後ろの太鼓の表面には三つ巴が描かれています。うちのご先祖が修行したお山(出羽三山)の紋らしい。しかしナーガスキーにとって巴といえば某サイトさまの作品が真っ先に思い浮かぶわけでして、もともと自宅にあったものがいきなり阿雲グッズに変貌した気分です。おめでたいな私。
 この写真のアングルをとるのはけっこう大変で、レースクイーンの足元にしゃがみこむカメラ小僧のように畳に這いつくばりました。いやデジカメはファインダーを覗かなくてもいいんだけど気分の問題です。

 今日も今日とてNFL。
 まず去年のスーパーボウルを再見した話。イーグルス対ペイトリオッツ。
 さすがにハイレベルなゲームでした。両チームともディフェンスが堅い堅い。ちょっと勢いが足りなかったかな?と思うようなランがうっかりビッグゲインしちゃうなんてことは、まずありません。ディフェンスは相手QBを潰そうとして毎回のようにすぐ近くまで迫るし、QBのほうもラインが頑張って守ってくれてちゃんと投げられる状況になれば、確実にロングパスを決めてくるし。ロースコアゲームだったけどすごい緊張感が持続する試合で、前半終了した時点では同点、後半も点をとったらとり返す展開で、最後まで目が離せなかったです。面白かった。結果はペイトリオッツが2連覇でした。
 選手的に目立ってたのはやっぱりイーグルスなんですけどね(ペイトリオッツの監督は選手に素晴らしい個人技なんか求めてなくて、ビッグプレイがなくとも勝てるように作戦を立てる人だから)。ケガをおして出場したWRオーウェンスは本調子じゃなかったです。パスキャッチに問題はないんですけど、パスをとったあとタックルしてくるディフェンスをかわしてゴールまで走っちゃうのがオーウェンスの凄さなので、それがないとふつうのレシーバーみたいです。でもまあQBマクナブが雰囲気にのまれちゃってるみたいだったのは事実ですね。イーグルスはスーパーボウルの手前までは何度もいくのにそこで負けちゃうことが多くてついに出場できたわけですけど、ペイトリオッツのQBブレイディはキャリア5年目のくせにスーパーボウル出場は3回目で、もう慣れてますって感じの落ち着きぶりでしたし。比べられてしまうと可哀相ですけども。後半、イーグルスのサイドラインでオーウェンスがマクナブに声をかけてるのが映ってましたが、もう「このまま負けたらテメェのせいだからな」とか言ったに違いない顔してました(笑)。というか注目の選手だったからカメラもすかさず撮るわけですよ。あーあ。でもこういった性格の選手もエースとしてちゃんと高く評価されていて人気もあるのは良いことですね(ほら日本ってすぐ出る釘は打たれるみたいな感じになっちゃうっていうか、チームの和を乱すことに対して厳しすぎるっていうか。そうでもない?)。
 チームを勝利に導けるならなんでもいい、みたいな割り切り方がね。ほかにも、よそのチームが有効な手をもっていたらすぐに自分たちの作戦にもとりいれたりとか……そのチームが自分たちより格下だとか、その作戦が自分たちのチームカラーとは違うとか、そんなことはまったく気にしないですよ。しかも全チームそんな感じ。大好きです。

 さて今シーズン第2週、チャージャーズ対ブロンコス。同地区(4チーム)で去年チャージャーズは優勝、ブロンコスは2位。プレーオフにはワイルドカードで進出できたものの両チームとも一回戦で負けています。チャージャーズは万年最下位みたいなチームで去年はノーマークで勝ち上がれたけど、今年はさすがに対策をとられているだろうから、どうでしょうね。一方のブロンコスはいつもプレーオフ一回戦負けで、今年も同じ結果ならそろそろ監督が解雇されるんじゃないかとかいわれてます。
 前半はチャージャーズがリードしてました。というかブロンコスのオフェンスが不調でした。チャージャーズのパスディフェンスといえば去年32チーム中31位ですよ。それ相手にパスが通らないんじゃ、どうにもなりませんね。チャージャーズの注目の選手といえば背番号21でアイシールドを愛用するという我々にとっては違う意味で注目のRBラデイニアン・トムリンソン。足の速さはそこそこですけど、うまく隙間をみつけてするするっと抜けていくというイメージです。あとパスキャッチができる。「走れるQB」と同じように「捕れるRB」も最近流行のニュータイプみたいですね。トムリンソンはこの試合で14試合連続タッチダウンしてNFL新記録を作りました。それからTEアントニオ・ゲイツ。去年と同じようにWRとしてセットしていることも多かったようです。レシーバーよりキャッチのうまいタイトエンドとして頼りにされてます(それってどうなのか)。パスとランの両方にエースがいるチームを相手にすると、どちらかを集中して守ることができないので難しいですよね。ふたりして頑張ってました。あとQBドリュー・ブリーズは一昨年絶不調だったのに去年は好調でカムバック賞をとってたみたいです。今年も悪くはなさそうでした。
 後半になってブロンコスの有名なCBチャンプ・ベイリーがインターセプト→タッチダウン。ようやく反撃開始したみたいです。さらに新人リターナーのダレント・ウィリアムズが大活躍。リターンタッチダウンとりそうになったんですけど、サイドラインにいたチームメイトがまだプレイ中なのにタッチダウンを確信し喜んでフィールドに入ってしまい反則をとられてタッチダウン取り消されてしまいました。審判ちょっと厳しすぎですね。でもそれで完全にブロンコスの流れになりました。ウィリアムズはその後もディフェンスにCBだかセイフティだかで入って活躍してましたので、注目の新人だと思います。さっきも書いたようにブロンコスの監督は後がありません。そこで、これまであまり重視してこなかったキッキングチームの補強をしたそうで、この新人リターナーのほかにも良いパンターをほかのチームから獲得し、それが非常にうまくいっているようです。もともと名手なキッカーがいるので彼に頼りすぎていたのでしょうか。キッカーはジェイソン・イーラム35才。63ヤードのキックを決めたことがあって、それがNFLの最長記録です(武蔵の“60ヤードマグナム”はハッタリ効かせすぎで現実味が薄いと思う)。この試合では二回の53ヤードのキックを両方とも外しました。ふつうのキッカーなら40ヤード強でも「まあ入らなくても仕方ないか」って感じで、50ヤードも距離があればそもそも監督がフィールドゴールを狙おうとも思わないことが多いんですが、イーラムなら可能性も低くないってことで蹴らせてきますね。前の試合では52ヤードを決めてるそうですし。
 試合終了直前残り57秒、同点でブロンコスの攻撃。フィールドゴールを蹴るなら50ヤードという場面。まさかの4th downギャンブルでパス成功、10ヤード以上ゲインしました。勝負に出た!って感じですよ。40ヤードのキックをイーラムが外すことは滅多にないので、この瞬間にブロンコスの勝利が確定したようなものです(失敗して攻守交代すればかなりの確率でチャージャーズの勝ちでした)。そのまま時間を潰して残り9秒でイーラムがフィールドゴールを決めました。9秒とは微妙ですけどね。ニーダウンできたんだから残り3秒くらいに調節してから蹴れば確実だったのに。チャージャーズはキックオフリターンでタッチダウンをとれば逆転できるという場面でしたが、さすがに無理でした(それでも新人ウィリアムズは50ヤードくらいまで戻してました)。というわけでブロンコスの勝利です。ギリギリまで勝負がつかない試合はやっぱ観てるほうも楽しいですね。
 ブロンコスが得点した20点のうちキック2本6点、ディフェンスのインターセプトタッチダウン1本で7点、つまりオフェンスは1タッチダウンしか得点できてないわけで、やはり不調です。地力はあって敵陣奥深くまで攻めこめるのにタッチダウンまでもっていけない、というのが多かったり。ディフェンスも大事なところでミスすることが多いチームで、チーム全体の雰囲気が、なんというか、ゆるい? あーだから監督が解雇されるかもしれないという話になってるのか……。

 それにしてもいつも思うのは、ポジションによって人種的な偏りがあるってことです。チームのリーダーとなるQBは伝統的に白人が担当、みたいな。過去の有名選手はみんなそうです。最近になって黒人のQBが有名になってきて(イーグルスのマクナブとかファルコンズのヴィックとかバイキングスのカルペッパーとか)良い方向に進んできてるんだなって感じです。しかしキッカー&パンターもQB以上に白人ばっかりなんですよね〜。なんでだろう。選手の能力以外の選定基準が働いているにしても、よくわかりません。WRやRBといった努力より才能が先に立ちそうなポジションでは黒人がほとんどな現状ですけど、キックってそういうものではないのかな。

 今日は曜日を素で間違えました。月曜だと思いこんでジャンプを買いにいってしまった。私が取り置きしてもらっているローカルなコンビニは悪天候だと月曜午後でもジャンプが入ってないことがあるので、それかとばかり。気がつけばNFLウィークリーをみのがしてるし……再放送は忘れないようにしなきゃ。
 このあと拍手やメルフォのお返事を書けるかな。というか書かないと。





ジャンプ42号の感想

2005/09/22(木) 夕方 

 そろそろ早売り感想がではじめちゃうよ……。

●キャッチフレーズグランプリ結果発表
 阿含が、阿含たんがコッソリいるじゃな〜い。しかもSDキャラで! 保存しなきゃ!
●銀魂(巻頭カラー)
 電車男ネタもいつもの空知節に着地したようです。ちょっとイマイチだったかなぁ。彼女ができても今度はバカップル系のギャグを担当すればいいと思ってました。「おれにも彼女いないのにお前らだけ幸せにさせてたまるか!」みたいな作者の怨念を感じます。ラブホって部屋を選ぶとき無人じゃない? 料金を支払うときもホテルの人は顔がみえないようになってますよね。リアルなのかリアルじゃないのかわからない世界観です。ずっと上の上司をホントに撃っちゃって、しかも土方に罪をなすりつける沖田に萌え。
 タイトルは「恋にマニュアルなんていらない」かぁ……岡田斗司夫の『恋愛の取説』というマニュアル本が面白かったです。自分のタイプを判定してそのタイプごとに“してはいけないリスト”とか書いてあるんですけど、それが身も蓋もなくて……「ダメ男に入れ込んでしまいがちなアナタ。でもお金だけは貸してはいけません」だの「彼の部下や後輩はアナタにとって目下ではありません。勘違いした口の利き方をしないように」だの……それはだれかにいわれたほうがいいよねって感じのアドバイスが多いです(“どうやって切る?”という別れ方の指南まであるし。笑)。こういうキャラこの作品に棲息してそうだ……っていうか、タイプ別にみると銀魂には同じような系統のキャラしかいないんだなぁとわかったりします。
●ナルト
 ようやくナルト側の戦闘に入りました。始まる前からダレてるような感じでしたが、意外とメリハリのある展開になってますね(意外っつったら悪いか)。最後の見開きで同じ場面をいろんな角度からみた絵が描いてあるのとか非常にこの作品っぽい表現で、けっこう好きです。
●ブリーチ
 同人誌みたい、と思ってしまいました。空手部員や一般市民に死者がでた件とかはフォローなしですかね。責任を感じるべき死神さんたちが呑気すぎてチョット。乱菊さんコスプレ風俗嬢みたいだし。でもとりあえずルキアが再登場したので嬉しいです。
●ワンピ
 うわー、スパンダム大活躍(笑)。こいつは政府側の人間でルッチたちは雇われているだけって感じでけっこう立場が違うみたいですね。ロビンたん大好きな私は彼女が殴る蹴るされるのをみれて大満足。ひきつづきフランキー×ロビンを推しますよ。
●ボーボボ
 「てへ☆」が銀魂とかぶってる(笑)。鬼畜ビービビ萌え。奥さん登場しないかな〜。
●増刊の広告
 なにこの気合いの入りよう。買うけど500円は高いと思います。
●リボーン(Cカラー)
 人気投票結果発表。とことん下馬評どおり。ランキングフゥ太がイーピンよりも上! そして京子ちゃんとビアンキは番外か。私は獄寺のファンだけどこのカラー扉ではツナがいちばんだな。ハルちゃんも良い。本編での注目は繭になったレオンかな。なにか生まれるのかしら。
●タカヤ
 プロレスラーがこないだの読切「ナックモエ」と同じこといってるね。観客にきかせてどうする。
●アイシ
 なんのサービスですかコレ。2m近いヤツが銭湯で泳ぐなよ水町。でも今回なんか絵が乱れてますね。目次コメントから察するにファンブックの作業が佳境のようです。オフィシャルがヒルまもに続いてセナ鈴をプッシュしてきました。しかしセナの成長を描くにしても一人称まで変えようフラグが立つのはどうなのか。「ぼく」なのは育ちや性格の問題だと思うけどね。セナがアイシールドを外す=まもりの精神的自立なわけですが、彼女は選手じゃないしスルーされる可能性もあるなあと思ってたのに、作者さんはちゃんと描いてくれるつもりみたいですよ。それは楽しみ。ところで筧たちはセナがアイシールドだって知ってましたっけ? また進みたいに筋肉で識別されたのか?(笑)
●ムヒョロジ
 あれー? 五嶺さんって第一印象とずいぶん違うキャラですね。作者が「こういうのは悪いだろう」「可哀相だろう」と確信してだしてきてるのが私の認識とはズレてるから、斜に構えたような楽しみ方しかできないんですよね、この作品。ロージーは考え方がマジで少女っぽいなぁ。ここまでくると性同一性障害として治療が必要なレベルにみえてくる。
●もて王
 この扉はさすがに引いた。
●1’clock(読切)
 タイトルに機種依存文字が! ○の中に数字が入ってるヤツ表示されないんだよ〜。赤マルに載ってた話の焼き直しっていうか改稿ですね。重要なシーンはほとんど同じだし、それほど絵的に進化したようにもみえないかも。そこはかとなくオリジナル同人の匂いがします。本人が思い描いている成長した自分の姿に変身できるというアイディアは、いろいろ変化していきそうで面白いと思います。でももっと露骨にわかりやすいヒーローなデザインにしたほうがいいかも。ほかのエントリー作品と違ってちゃんと連載向けのストーリーをもってきたのは好印象です。いちおう支持で。
●ミスフル
 こっこれは! 人気投票の結果をみて他校のキャラを登場させるために、いろんな学校から数人の代表者をだしてキャンプするわけ!? 高校野球なのに甲子園そっちのけ! 予想の斜め上をいく潔い展開!
●みえるひと
 うっすらと面白いんだけどなあ。いかにも呪いそうなお姉さんの隣人とかでないかな。
●デスノ
 第二部が一気に収束してきたような気がします。ニアが「これでは日本の捜査本部にキラがいると言っている様なもの…しかし我々が死ねば関係ない…そういう事か」と考えてますけど、たとえニアたちが死んでも、日本の捜査員たちがライトを疑うことに変わりはないんじゃないですかね。ついに仲間も皆殺し?
●テニス様
 どこかがズレてる。絶対的に浮世離れしてるYO! なにこれ、おっかしい!
●ネウロ
 掲載順ヤバイです! というか警察は犯人から子供を保護してくれ。
●ハンター
 よかった載ってる。絵もマシになってきて話は相変わらず面白いです。しばらくモラウのバトル展開でいくのかな? 今回の感じではまだ死にそうにないような……。
●Dグレ
 掲載順ホントにヤバイ! 今回の扉とか最終回かと思った。説明はわかりやすかったです。要するに斬魄刀の名前を知らないで使っていた、みたいな。「追い込んで活路」なのは作者だったりする?
●こち亀
 電気自動車を「実物大ミニ四駆」と例えるのはこち亀らしくて好きです。しかしマジメな話、自動車が無音になると歩行者の安全面でどうなのかな。両さんがオチで作ったものが珍しく実用性ないね。
●切法師
 繭と「子供の頃の私」の描き分けができてない〜。主人公の求めるものが不特定多数の幸せ、すなわち世界平和なんですよね。大きな志で個人的にはすごく好きなんだけど、主人公の人生に関わるような個人的な感情のほうが動機としては理解されやすいのでしょう。うーん。デスノでキラはどんな人物かプロファイルする場面で「ノートを手に入れた人間が幼すぎれば嫌いな奴を短絡的に殺したりするだけだし成人してれば自分の金銭的な欲望を満たすような使い方をするだろうから、犯罪者裁きをして世界を良くしようとするようなキラは中高生」という場面があったじゃないですか。切法師は表面が低年齢層向けにできてるのに実際はもう少し年長の読者が楽しめるような内容になっていて、その辺のズレがこの結果なのかなあと思います。
●カイン
 ……せっかくの女軍人なのに、女将軍なのに、この性格。もったいない……。というかティエンとかぶってんじゃん。ほかの将軍と一般兵の鎧がよく似てて区別がつかないぞー。今度こそ次回最終回っぽい。
●ジャンプル
 「みたこともない男が教頭と名乗っている」にウケた。
●ジャガー
 最初から腰が引けてるし。人間力の差って残酷ですね。パブロフくんだって田尻と斉藤がそんな態度とらなければ、ここまでやることはなかったと思うよ。自分がダメなだけでなく他人までダメにしてしまう、それがダメ人間。生きるって大変。
●懸賞の当選者
 アニ基地の当選者に「零戦」という名前の人がいます。そのまんま読むのか?

 ではまた来週。





連休とNFL

2005/09/20(火) 3時のおやつ 

 ほぼ寝たきりの祖母が施設を移動しました。画像は車イスごと乗れるタクシーというかバン。料金は一般のタクシーと大差なかったです。ウィ〜ンとかいってメカメカしくて面白かったので激写。お祖母ちゃん勝手に載せてゴメンね。というか祖母(父方)はなんで白髪が増えないのだろうか。母は子供の頃から若白髪がたくさんあったような人で、現在は染めてるけど伸びてくると根本が真っ白なんですよ。私はつむじの場所とかは母と同じだけど白髪はなくてよかったと思っていたのに、最近なんだか……増えてきたような(笑)。
 新しい施設の最初の説明は私も同席してきました。前の病院からの紹介状はもちろんあるけど自分たちでも祖母の状況を説明しなければならなくて……アレですよ、サイコ系の知識って同人小説やってると非常にお役立ちだから、妄想にはどんな種類があるかとか余計なこと知ってるんです私。老人性痴呆にありがちな「家に泥棒がよく来る」みたいな妄想が祖母には顕著にみられるのです。その内容を母や伯母がうまく説明できないでいたので「住居侵入系だよね」と横からフォロー入れたら、それ精神医学関連の専門用語なので、むこうの職員の人に同業者だと思われてしまったらしく……それまでメインで話してた母の手がふさがっているときは説明を中断してまっていてくれてたのに、途中から重要な連絡事項は私に告げてもOKみたいな感じになってきちゃって……違うですヨこれは実用を伴わない机上の知識にすぎないんです。墓穴でした。

 先日は久しぶりにSSを更新しました。一雲は阿雲に比べて需要ないでしょうか、アクセスがずいぶん少なかったような。それとも更新掲示板の利用者自体が減ってきていたり? 連休だからかも。基本は自己満足だから自分が喜んでるうちはほかにだれも読んでくれなくたって書くとはいえ、ちょっと寂しい。
 小説の書き方を忘れ気味だったので、近々また書きたいです。

 と思っていたら、キリリクきたー!
 やったー、サイト開設以来初めてですよ。ありがとうございます。ちょっとまっててくださいね! どれにしようかニヤニヤしながら考え中です。たぶん次はこれを書きます。

 さてシーズン中はNFLで攻め続けます。
 昨シーズンのチャンピオンシップ(スーパーボウルの一歩手前)で対戦したファルコンズ対イーグルスはイーグルスの勝ちでしたが、今シーズンの一週目で同じ組み合わせの試合が行われ、ファルコンズが勝利しました。
 まず試合前にイーグルスの正LBトロッターとファルコンズの控えCBマシスが殴り合いのケンカをして、両者ともこの試合は出場できませんでした。去年たしかスティーラーズとブラウンズが対戦したときも同じことがあって「試合が始まる前に審判が選手に退場を宣告するという前代未聞の珍事」という記事を書かれてしまったんですが、もうすでにありふれた出来事になってしまったんでしょうか(前例があるから同じ処分にしたともいえるか)。トロッターは守備の要のひとりなので厳しいですね。マシスのほうも控えとはいえ選手の交代が自由なアメフトでは要所要所でコンスタントに出場するわけで、ちゃんと作戦に組み込まれている選手だし。しかもマシスはこの試合の後の練習中にケガをして今期絶望らしいです。踏んだり蹴ったりだ。
 さて注目は不仲説が流れているイーグルスのQBマクナブとエースWRオーウェンスの様子です。ウォーミングアップのときに握手してみせたりして関係は修復されたとアピールしてました。どうも去年のスーパーボウルで負けたのは監督やQBのせいだ自分はちゃんと活躍したのに、みたいに思ったオーウェンスが、キャンプ中に一方的に悪口をいいまくっただけみたいですね。でまあ、いうだけいって気が済んだようで、現在は「今年も頑張ろうぜ☆」みたいな気分のようです。周囲が大変だ(笑)。ここの監督も規律を重んじるタイプですしねぇ。そういや去年はオーウェンスが連続TDの記録を伸ばしそうになっていて(あとひとつでケガをしてしまったけど)もし達成できたらオーウェンスが練習中に愛用している全身タイツを監督(かなり太った強面のオジサン)が着るという約束になっていたんですが、今年も継続中なのかな? なんかそのタイツの色が黒から濃いグリーンにレベルアップしてました(笑)。
 試合をみてもオーウェンスへのパスをメインウェポンにしている様子は変わらずでした。今回は負けてしまいましたが、今シーズンもけっこういけるんじゃないかなって感じで楽しみです。

 一週間の総括的なダイジェストのNFLウィークリーは今年も流すみたいですね。たぶんアメリカの番組に字幕や日本語のナレーションをつけただけなんだろうけど、試合中のサイドラインでの選手の雑談とか練習の様子なんかも映してくれるので好きです。
 こないだ書いたコルツ対レイヴンズ。守備がものすごく強いのに攻撃がショボい守備王国レイヴンズのサイドラインで、ディフェンスの選手がオフェンス陣にむかって「おまえらが点とれなかったら意味ねぇんだよ!」みたいなこと喚いてる様子とか赤裸々に映ってました。やっぱそんな感じなんだ(笑)。

 さらに去年のチャンピオンシップのペイトリオッツ対スティーラーズも再見しました。
 去年のスティーラーズといえば新人QBベン・ロスリスバーガーのシンデレラストーリーです。先発QBがたしか五週目あたりでケガをして代わりにでてきたんですけど、これが強かった。こないだまで大学生だったとは思えない落ち着きぶりで、ピンチになっても冷静に対処して浮き足だったチームの雰囲気を静めたりできるっていうか。去年の連勝はロスリスバーガーがいたからこそだって感じになってました。そんな彼も決勝トーナメントであるプレーオフに進出するとさすがに緊張したらしく、レーティングなどの成績も目に見えて悪くなり、ついにこの試合(準決勝)で負けてしまいました。新人の限界なんていわれてたけど、しょうがないですよね。一年目でいきなり優勝しちゃうのもどうかと思いますし。チームメイトだって彼を責めようとは思わないでしょう。彼の若いのに老成しちゃってるような度胸のすわりかたと、パスの技術などが才気走っているわけではない感じが、なんか雲水っぽくね?と勝手に思っているのです。

 昨夜は第二週のチャージャーズ対ブロンコスをビデオに撮りましたので、みてきます。もう試合結果みんな知ってるんですけど、ペイトリオッツとファルコンズが負けてますね(なにがあったんだ?)。イーグルスは勝ちました。コルツも勝ち。レイヴンズは負け(笑)。スティーラーズは先週に引き続き絶好調、大差で圧勝してます。昨シーズンはまぐれなんかじゃない今年もやるぜ!という気合いが感じられます。そして本来スタメンだったQBマドックスは完全に控えにまわされてしまったようです。ロスリスバーガーがケガでもしたら即座にでてくると思われます。そういう選手がいてくれるのは安心なんですけどね、ちょっと気の毒かもしれません。





ジャンプ41号の感想

2005/09/14(水) 早朝 

 うまくいけば早売りが入手できそうな店を知っているにもかかわらず、買いもらしてコンビニをハシゴするのは嫌だという気持ちに負けて、確実に取り置きしてもらえる店を選びました私です。
 ともあれジャンプ。ネタバレ注意です。

●ムヒョロジ(巻頭カラー)
 新キャラ登場。巫女さん系です。しょっぱなからロージーの無能さを弾劾! なんて好感度の高いキャラでしょう、言葉遣いが好みじゃないとか気にならなくなりました。というか性別不明キャラですかね? 男の人にもみえるけど。ナナちゃんもロージーを庇おうとしてムヒョの凄さしかアピールできず、追い討ちをかけてしまっているのがおかしい(笑)。ロージーはなぁ……自分のダメさを自覚してるのに努力してる気配がないもんね。帰ってきてからやったことといえば普段どおりの家事だけでしょう。こっそり鍛錬するくらいでないと少年誌では生き抜けないよ。でもこれで彼の修行フラグが立ったってことなのかな? あと昔ながらの銀英伝の読者として、戦略と戦術とは違うものだとつっこみたくなりましたねぃ。
●ナルト
 メガザルしたくせにチヨバア死なないのぉ? ガアラを助けるためにしても、ちょっとあんまりです。毒の存在とかもう忘れられてる? てかサソリまで最後には改心っぽくなっちゃって、そりゃねーべ。すいませんネガティブな感想ばっかで。まあ話の内容も暗いからってことで。サソリが両親のクグツと一緒に倒れた絵なんかは好きです。
●ワンピ
 チョッパー、そげキングの正体みちゃった?
●アイシ
 桜庭ファンの女の子たちの左上のメガネっこが好みだ! めっさ可愛いよ! ミラクル伊藤さん再登場おめでとうございます、たくましい。桜庭は辞表だしてたと思うけど、じつはまだ契約が切れてなくて保留扱いにされてたって感じなのかな。この真アイシを匂わせる赤羽くんのキャラは好きかも。音楽とかリズムとか強調してるので、相手の思考パターンのリズムを読んだりタイミングを狂わせたりしてきそうな感じです。今回の試合は出場できずスパイダーズが真価を発揮できないという形であっさり負け……つまり今年のデータがないということですか、ズルイなあ。ちゃんと理由を明らかにしてて、その辺の事情もストーリーを活かすようになってるのが、また。日本のアメフトで強いはずの関西が話題にでてきたのはこれが初めてじゃないですか? 絶対なんかの伏線ですよ、この引き抜きの話は。そして本当に赤羽が真アイシなのか確かめるために試合のビデオをもってセナたちが巨深高校へ向かうという展開で、次回ポセイドンのメンバーが再登場しそうです。モン太が「やれることは何でもやっとかねえと」と敗北を引きずらず前向きになってるのが良いですね。……たしかクーンツの『ベストセラー小説の書き方』という本で「主人公は愚かではいけない。学歴や成績ということではなく、トラブルに直面したとき、たいていの読者が考えつくような対処を考えつかずに窮地に陥っていくようでは、同情を得るどころか好感度が下がるだけ」みたいなことが書いてあったのを思いだしました。一番いいのはめちゃくちゃ凄くなくてもいいから「そっか、その手があったね」くらいの賢さをもつ主人公ではないかと個人的には感じます……主人公の行動をコントロールするだけじゃなく読者に与える情報を制限するという方向でもどうにかできる問題ですけど、うまくやらないと「えー敗者復活戦あるの?」みたいになってしまいます罠。とはいえ今回はテンポよく話が進んで面白かったです。
●ブリーチ
 殴られた織姫はエライことになってますね。前回、浦原と夜一が助けにきた場面をみて「ふたりで来たんだから庇うのはひとりでいいじゃん、もうひとりは敵を後ろから刺すくらいやれよ」とか思いましたが、最初から戦うのは分が悪いという状況だったわけですね。ようやく同じ展開の繰り返しからは脱出できたようです。結局パパたちは登場しないのかー。引きがない。
●タカヤ
 うーん、応援したくなるようなキャラがいるかっていうと微妙。春人くんはせっかく春歌ちゃんと双子だという設定があるんだから、その辺でも絡めてほしいところだな〜。
●銀魂
 うわ、電車男ネタ! しかもネコ耳風味! 扉の絵は以前こうやって殺された外国の死体画像をみたことを思いだしてイヤン(オーソドックスな私刑方法)。ヅラが林檎ユーザーというだけで私の中での好感度がアップしました。後ろでエリザベスが庭に干してある布団を叩いてるし。彼らは復縁したんでしょうか。
●テニプリ
 ずっと回想シーンですねー。このマンガはカマセ犬がわかりやすくて安心☆ この女の子には友だちいないのか?と思うけど、神(許斐先生)が必要ないとみなせば無情にもいないってことなんですね。うーん、絶対的に統治された世界です。
●リボーン
 うわー完全なるバトル展開。このシリーズが終わったらまたギャグに戻ってくれることを願うばかりです。主要キャラが軒並み負けてるのをみると、これは修行フラグなのかとも思いますが……。今回の違うサイズのダイナマイトを使ったトリック?は面白かったです。
●デスノ
 ハル・リドナーは背景キャラに逆戻り? 悲しい。意外に早くメロが再登場しそうで楽しみ。月はメロなら簡単に捕まえられるといわんばかりですよ、最近のアンタをみてると読者はそうも思えないんですけどね〜。掲載順はそれなりに回復しているようです。
●ナックモエ(読切)
 おお、期待してなかったわりに面白かったです。悪役の設定が好みだし、主人公も……ジャンプ的にはどうだかわからないけど、一貫してて私は好感をもちました。ただ日本の学校生活の中では浮いてしまうとも思いますが(主人公の名前って書いてあった?)。自信をもって支持します。
●ボーボボ
 状況的には相手を一方的にボコってるだけなのにねー、すげぇテンションだ(笑)。
●ネウロ(Cカラー)
 色使いからして狂い気味(笑)。完全に推理マンガではなくなってますね、前回のと併せて読んでも犯人を特定する手がかりなどは描写されていなかったようです。むしろあの絵で犯人が本当に女性であるのは反則かと。どうして普通の主婦が爆薬その他を入手できるのかーとかも意味ないですよね。今回の犯人の変態描写はいまいち弱かったかもしれない、と感じてしまって、もう作者の思う壺です。
●こち亀
 前回ほどではないけど、けっこう面白いほうの話でした。お茶漬けには現在でも浮世絵のカードついてますよね……? たしかに集めようとは思わないです(笑)。
●もて王
 今回はちょっとテンション落ち気味? 私はこの作品はパロネタっぽいとわかっても元ネタを探そうというつもりはないし、元ネタが一切わからない人の視点でも楽しめるかどうかって感じで読んでるんですが、今回の「ハレンチ教師 床から登場」の辺りはパロ云々より展開が唐突に感じて、ちと微妙でした。花子さんのヅラをかぶった太臓は、不覚にも可愛いと思ってしまった……。
●みえるひと
 さがってる、さがってるよー! しかし納得いかないとも思えないのが悲しい。最初のほうで姫乃がなんで枕を投げるのか、よくわからん。新キャラがふたり出てきたけど、どっちもあまり魅力ないなぁ。ストーカーくんのほうはちょっと可哀相な扱いにもみえるかな。だれを応援していいのかわからない状況っていうのは、いただけませんね。がんばってほしいです。
●Dグレ
 ……この順位ずっと続いてるけど、大丈夫? 神に愛されたとかいわれても、その神に対する印象が最悪に近いから、むしろ好感度ダウン?みたいな。アジア支部の女の子がアレンに一目惚れしたようで、これはリナリーも含めたラブコメ展開が期待されるのでしょうか。みんな気づいてるのに惚れられた本人だけが気づかないって展開は、ぶっちゃけありえないと思うんですけどね、いつも。そのキャラが恋愛には縁がないってことを示しているにしてもさ。マンガ的なお約束ってヤツですね。
●ミスフル
 ……打ち切りではないようですね。前回はなんだったんでしょう、いったい。主人公が野球部以外の友人と話している場面はよかったです。スポーツ物だと部員しかでてこないのがふつうだったりするし。引退しようとしている三年生の話はなかなか感動的。しかし次回で読者はガックリきそうな予感。
●ハンター
 えー、ノヴさんがそうなるの? パームの役割はいかにもハンター的な重要さで面白いです。一週やすんでこの絵ですから来週は休載と思われます……。アカズちゃんの再登場を求む。
●カイン
 敵も味方も戦略というものを五嶺魔法律事務所で一から学んできてください。
●切法師
 なんでカインより下なのよ!? ああ、師匠とお姉さんが顔をだしている。終わりが近いのか。
●ジャガー
 このヨーグルト、私なら買います!
●目次コメント
 編集の中野氏はストレスがたまっているのだろうか。てか私の友だちの女の子にも、捨てはしないけどひたすら買い足していく子はいたな。下着って高いから貧乏性の私には真似できません。

 アイシだけが長いです。ここはアイシサイトだからいいんです。ではまた来週!





NFLな日々

2005/09/13(火) 入浴前 

 画像1枚目は春先に撮ったフキノトウ。で、夏頃になると2枚目のような感じになってました。スゲェです植物。

 普段ほぼ引きこもりで純粋培養のワタクシ、選挙会場で風邪もらって帰ってきました。阿呆だ……。家族に感染さないよう自室にさらに引きこもってました。ぜんぜん効かないとダメ出ししていた風邪薬は三回分を一気のみすれば効果があると実証されたのがこの二日間の唯一の収穫です。

 先日にひきつづき昨シーズンのNFLのビデオを消化中です。ディヴィジョナルプレーオフのコルツ対ペイトリオッツと、チャンピオンシップのファルコンズ対イーグルス……だったかな。コルツはMVPプレイヤーのQBペイトン・マニングがいることもあって強いんですけど、ディフェンスがいまいちで、攻撃は最大の防御とはなりえないんだってことを身をもって証明してしまっている感じです。いつもいいとこまでいくチームなんですけどね。
 ファルコンズ対イーグルスの試合は、ファルコンズの阿含似のQBマイケル・ヴィックがどのように攻略されて負けるのかに注目してました。彼の厄介なところは、どんな作戦をとってくるかを読んで対処するというレベルでは勝てても、素早い個人技で強引に状況を突破してしまうところです。作戦では勝ってるのにゲインされてしまうわけです。そこで今回のイーグルス・ディフェンスは、本人が緊急脱出をかけないようにあまりプレッシャーをかけすぎないようにして、パスを投げさせてミスを誘う、という方向で攻めてました。それと普通ならレシーバーをカバーする役のLBたちが、そんなのかなぐり捨ててヴィックが走ってきそうなコースのみを塞いでいたりしたようです。そのぶんパスターゲットがフリーになってるんですけど、パスが投げにくい程度のプレッシャーはラインたちがかけている、みたいな。なーるーほーどーねー。これが功を奏しましてファルコンズ敗北でした。

 さて昨夜は今シーズンのコルツ対レイヴンズの試合だったんですが、電気工事の都合で地域一帯が停電してしまって、第3クォーターの途中までしかみれませんでした糞。オフェンスが強いコルツとディフェンスが強いレイヴンズってことで非常にわかりやすい試合だったのに〜。ふつう試合観戦するときはボールをもってる人に視点がいくので基本的にオフェンス側をみることになるんですけど、この試合はディフェンスのほうが積極的に動いてるんで自然とそっちをみてしまうという、見所のある展開でした。でもやっぱり得点できないとジリ貧で負けちゃうんですよね。しょーもないです。
 って、上記の試合の結果をみるためにNFL JAPANのサイトを覗いたら、今夜放送する試合の結果まで目に入ってしまいました(泣)。昨シーズンのビデオでみたのと同じ組み合わせのファルコンズ対イーグルスはファルコンズの勝ちだそうで。あーうー。

 それと、こないだの全体的なニュースで書き忘れたんですが、セインツが拠点とするニューオリンズがハリケーンの影響で偉いことになっていて、ホームのドーム球場の屋根が剥がれたり避難所に使われたりしていて、どうもこの球場は今シーズンずっと使用不能っぽいんですね。で、最初の試合はなんとかべつの球場を使ったはいいものの、その後どうするかの目途が立ってなかったんですが、それがなんとか決まったようです。ホームでの試合ってホントに有利みたいだから、ちょっとセインツが気の毒ですね。でも被災者の人たちはアメフトやってる場合じゃないですよね……。

 そんな感じで……SSのほうは一雲になりそうです。脳内では話がほぼ完成してるんですけどねー。





NFL開幕と選挙

2005/09/10(土) 夕食後 

 ネコ洗いました。うちの子は性格ビビリなんで暴れたりはせず、ひたすら鳴いて逃げようとするだけです。楽っちゃあ楽かなぁ……毎年の予防注射のとき待合室でキャリーケースから出したって無問題。飼い主の膝の上で完全に固まって声もだせない状態になります。一歩も動きません。よそのおばさまなどには大人気です。たくさん撫でてもらってよかったネ。

 拍手やメルフォのレスが遅れてます。ゴメンナサイ。いつもありがとうございます!

 昨日にひきつづき前シーズンのNFLのビデオを消化中です。ディヴィジョナルプレーオフのバイキングス対イーグルス。バイキングスのエースWRランディ・モスが、すんごいアフロになってるー! ヘルメットかぶれるもんだね。脱ぐと変な形になってるけど。モスはなぁ……背が高くて手足が長くてジャンプ力があって何人カバーにつかれても上空でパスをうけることが可能という、まあ桜庭のような長所をもった選手ですが、自分がパスターゲットにならず他の選手のためにブロックしたり囮になったりするような場面になると露骨にサボりだすような性格です。フィールド外での評判もよくないし。前シーズンは足にケガして何試合か休んでおり、この試合も無理して出場してるんですよね。もう最初からやる気なさげでした。真価が発揮できないのは本人がいちばんわかってるんだろうから仕方ないかもしれないけどさぁ、これ準々決勝なんだよ? 案の定イーグルスの勝ち。イーグルスのエースWRテレル・オーウェンスもケガで欠場してたから実力どおりの結果だと思います。全体的な試合内容も押してたし。最後にオンサイドキックやってたのが珍しいかな(というかオンサイドキックやって失敗するともう勝負が決まってしまうんで編集でカットされてしまうことが多い)。えっと、たしかルール的には、ボールが地面につくか相手チームの選手が触らないと、キックした側の選手がボールに触るのは反則なんですよね。NFLのオンサイドキックは蹴った直後にボールをワンバウンドさせてそのまま高くあがるような蹴り方(遠目には軽く蹴りあげたようにしかみえない)が最近の主流のようです、武蔵が西部戦でやったような爆竹キックではなく。

 というわけで、今シーズンが始まりました。開幕試合はレイダース対ペイトリオッツ。去年のレイダーズは地区最下位でしたが、上記のランディ・モスとジェッツのRBラモント・ジョーダンが移籍してきて弱点が補強されつつあります。じっさい先制点はレイダーズで前半はいい感じでした。しかし反則の多いチームという点は改善されておらず、最終的な獲得ヤードは両チームとも大差ないのに、レイダーズは反則でトータル150ヤード近い罰退をくらってしまって、それじゃ勝てるもんも勝てないだろうって感じでした。それに対してペイトリオッツはミスが少なく堅実に得点を重ね、チャンスは絶対に逃がさない。相変わらず突出した部分はないように思うのに総合力で勝つというスタイルは健在でした。去年の優勝は伊達じゃありません。残り3分でレイダーズがオンサイドキックにも失敗して(しかも編集でその場面はカットされて)負けました。
 レイダーズのモスはそれなりにうまく機能してるようでした(髪型はロングなドレッドに進化)。ラモント・ジョーダンはちょっと不安そう。もともとジェッツではエースのサポートをするような感じで使われていたRBで、一試合で平均5〜6回しか走ったことがないみたいなんですね。今度のチームではエースとしての活躍が期待されていて、一試合に約25回くらい走らなければならなくなるのでスタミナや負傷しにくさが求められるんですけど、この試合中にいきなりこむら返りをおこして控え室で治療をうけるような場面がありました。大丈夫なのか。あとレイダーズの選手で注目なのは、新人のリターナー、クリス・カーでしょうか(リターナーとはキックオフリターンやパントリターンをするポジション。WRやRBが兼任することが多い。泥門はセナがやってます)。ドラフトでは指名されなかった選手のようですが、かなりいい動きをしていました。今後に期待です。QBのケリー・コリンズはファンブルの多いことで有名な選手で(2001年の23回はNFLワースト記録)、今回もそんな片鱗がうかがえてました。走って逃げられないタイプのQBだしね。頑張れ。
 ペイトリオッツ側は……この試合で監督が通算100勝目だったとか、オフェンス・コーディネーターとディフェンス・コーディネーターが両方とも辞めちゃってオフェンスのほうは監督が兼任、ディフェンスのほうは若いコーチのひとりが昇格したってこととか。もともと試合前に綿密な作戦を立てる監督で、試合中の咄嗟の判断はQBトム・ブレイディが得意だし、オフェンス・コーディネーターはすることがないだろうなんていわれてたんですよね。あと選手をスカウトする人事担当者が今年で契約切れだったから、ほかのチームから有名監督並みの年俸で引き抜かれそうになったけど、ペイトリオッツで契約更新することになったとか。このチームの強さはこの人の手腕によるところも大きいといわれてるみたいですね。なんというか、実力はもちろんだけど性格にあまりクセのない選手をみつけてくるのがうまいと思うんですよ私は。監督が堅めだし選手を駒のように使う面が強いから、アクの強すぎる選手だとダメなんじゃないでしょうか。今回の試合は相手のミスに助けられたようなところが大きいから選手の活躍はあまりありませんでした。QBブレイディは妙に好調でしたけども。去年48回のキックを一度も外さなかった素敵キッカー、アダム・ビナティエリが、いきなり相手にボールを弾かれてキック失敗してたのが印象的かな。珍しいシーンです。

 NFLの全体的なニュースもいくつか入ってます。
 まずライス君ことジェリー・ライスが涙の引退。もう四十代でしたしね。去年もそれなりに活躍してたんでまあ円満退社だと思います。お疲れさまでした。人気のある選手だったから寂しくなりますね。
 そして去年、シーズン直前にまだ契約中にもかかわらず突然の引退表明をして違約金の件でチームと金銭的にもめたり、チームのプランをめちゃくちゃにしてシーズン途中で監督を辞任に追いこんだり、なぜ天才は燃え尽きるのか?と雑誌で特集まで組まれて大騒ぎになったドルフィンズのエースRBリッキー・ウィリアムズが、臆面もなく復帰してきました(笑)。27才かな? 新人RBも入ったし一年のブランクが心配されてるようです。しかも薬物使用規定の違反で四週目までは出場できないというオマケつき。
 イーグルスのQBドノヴァン・マクナブとエースWRテレル・オーウェンスが、去年はけっこう仲良かったのに今年は険悪な状態だそうです。マクナブはなんというか天真爛漫?な性格で、オーウェンスはサービス精神旺盛なお祭り野郎(DQNともいう)だから、一度そうなると厳しいかもしれません。
 そんな感じでシーズンが始まりました。私はNHKのBS1でしか試合をみれないです。とりあえず去年のビデオをすべて再見しちゃわないと。楽しみ楽しみ☆

 ところで選挙ですね。
 うちの選挙区の候補者は自民党、社民党、共産党の三択ですよ。選ぶ余地なんかありません。
 郵政民営化についてはもう耳タコだし置いておくとして(ちなみに賛成です)、例の人権擁護法案を基準に考えました。民主党、社民党、公明党が、人権擁護法案推進派のようです。共産党は論外だし(笑)消去法で自民党しか残りません。やだなー。生まれて初めて自民党に投票することになるようです。
 最高裁判所のナントカもありますね。いつもすべてバツしてます。詳しく調べるような気力も興味もないですし、確たる理由があって不信任を選んだ人を底上げしたいと思っています。
 だるー。





台風一過しましたね

2005/09/09(金) 丑三つ時 

 画像は今年ついに履き潰したサンダル。道の真ん中でこんなピンチに陥ったのは久しぶりでした。自宅から歩いて5分の地点だったんですけどね。なんとか帰って靴箱をあけると、学生の頃に買って思ったよりヒールが高かったから私には無理かなぁとしまいこんでいたヤツが目にとまり、デザイン的にもそれほど不自然ではないだろうと試しに履いてみたところ、べつに高さなんてちっとも気になりませんでした。よくみれば壊したやつと同じ8センチくらいだよね。なにかを失ってしまったような気分になりました。

 今週中にSSをアップするのは無理っぽいです(早々に敗北宣言)。こないだお盆(15日)のときにお月さまに呪われていたと愚痴たれたのに、翌7日にはもう次が来てるのはどういうことなのか。私の不順は遅れるのではなく増える・早まるという性質なので、忙しくて仕方ないです。

 とりあえず夏からのノルマであった障子の張り替えは完了し、ふすまを試しに2枚やったらOKみたいなので、同じ紙をさらに4本(8枚)買ってきて残りもやる予定。
 うちは築30年なんですけど、このふすま一度も張り替えしたことないそうです(笑)。理由もハッキリしてます。私の母はかなりの不器用さんなんで、その手の仕事は父がやったほうが綺麗に仕上がるんですよ。で、父は構ってくんだから自分の仕事を大げさに「大変だ〜」とかいったりするんです(深い意図はない)。すると過保護ママである祖母(父の母)が真に受けて「余計なことをするな!」と母につっかかって嫁姑戦争が勃発。いま思えば祖母の真意が「うちの坊やに苦労させるな」だとわかるんですけど、当時は「私の家を勝手にいじるな」というニュアンスで文句をいっているようにしかみえなかったので、母も「ならこの部屋は掃除もすべてお義母さんにお任せします」と突き放してしまったそうです。でまあ、祖母はボケちゃって病院やら施設やらを転々とするようになったけど、父のほうが病気で利き手にマヒが残ってしまったということで、放置されたまま現在に至っていました。
 嫌な話でスミマセン。新しい紙は洋風の花柄(タイル)を選び、私はウキウキです。貼るぜ〜。その部屋で神主がお祓いをするとかいった事情はまあ気にしなくてもいいんじゃないでしょうか(笑)。

 うちはメインの神社のほかに小さなお堂だのお稲荷さんだの石碑(?)だのをいくつか管理しておりまして、今日はそのうちのひとつのお祭りの日らしく一部の熱心な氏子さんたちがなにやらしてました。昼頃からうちで酒盛り開始……正式名称は直会(なおらい)といって神さまにお供えしたものを人間が食べること……基本的には場所を貸すだけでなにもしなくて大丈夫って感じですが、氷が足りなくなったら補充してあげたりしないといけないってことで、母が仕事で不在のため私が待機してました。去年までは我が家の人間がだれもいないのに勝手にさせて「終わったら玄関あけっぱなしで帰っていいですよ☆」状態だったらしい。普段から施錠する習慣がないとはいえ。おおらかです。そして帰ったら後かたづけしつつ余り物をつまむ私。年輩の人はイカやタコの刺身が食べられないのに(入れ歯だから)、なぜ毎回注文するのだろうか。全体的な量が減ってもいいから別のネタにしろ、とかいったらマズイのかな。うちは父がイカとタコ大好きだから困らないけどね。

 明日はなぜか知らない家の子がうちにお風呂に入りにきます。
 なんか……この辺の子供会?の行事で公民館あたりに集まって合宿をしてるんだそうですよ。それで子供のいない家庭にお邪魔してお風呂を借りるというのがプログラムされているらしい。意味不明な謎の行事です。子供の存在をアピールして今以上に子供会費を巻きあげようというつもりなのか、いまだって全家庭から強制的に徴収してるくせに(百円とかですが)。などと思っていたんですけど、母が「たぶんこのくらい田舎だと子供が見ず知らずの大人に接する機会というのがまったくないから、その経験を積ませるためではないか」と説明してくれました。……なるほど、ちょっと遠出するんでも電車になど乗らずに父兄がマイカーで送迎するのが常識みたいな世界ですし、近所のコンビニの店員ですらどの家のだれだとか知ってる顔見知りなわけですね。だから今回の受けいれ側は「子供のいない家庭」に限定されてるわけか。はー。
 そんなわけで我が家で風呂掃除を担当している私は普段あまり洗ってない風呂のフタだのなんだのまで入浴中にゴシゴシこすってました。以前からやらなきゃなーと思ってた部分なんで、きれいになって満足です。あと話題がとぎれたらネコをあてがっておく気まんまんだから明日の午前中にネコを洗えば完璧です。2〜3人でくるらしい。子供の扱いは苦手なんですよね。なに話せばいいんだか。自分が子供の頃は「なんで大人って同じことばかりきくんだろう休日にまで学校の話なんかしたくないよ」とか思ってましたが、ほかに話すこともないってことなのですね。子供といっても具体的に何歳くらいなのか不明ですけど、いま彼らのあいだではどんな遊びが流行っているのかリサーチしておこうと思います。興味あるし。
 ところでその連絡には「お菓子は控えめにお願いします」と書いてあって、これは「なんか必ずだせ」という意味にも受けとれますが、アレですね、ハッキリ断ると客に食べ物をだすことに生き甲斐を感じている類の方たちから抗議がきてしまうってのが真相のようです。なんつーかディープな世界だよなぁ。こないだ書いたビールのアイスクリームをだすわけにもいかないし(煮るからアルコールは飛ぶとレシピには書いてあるけど結論からいうと嘘でした)、アイスには卵黄しか使わないから余ってしまう卵白を使ってヨーグルトムースを制作。これもコアントローは入れないほうがいいよね? ひと味たりない……。

 こう書くとけっこう動いてるみたいだな、私。基本はヘロヘロ状態なんです。ぼんやりしてます。そろそろNFLシーズンだから去年のビデオを再見してました(同じビデオに上書きするから)。とりあえず2試合を見る。ディヴィジョナルプレーオフのジェッツ対スティーラーズと、ラムズ対ファルコンズ。去年のルーキーでいちばん目立ってたスティーラーズのQBロスリスバーガーは今年どうなんかな〜。ファルコンズのマイケル・ヴィックのプレイスタイルは何度みても阿含がQBならこんな感じだろうというイメージそのものです。左利きだし、RBより走ってるQBって変。40ヤード走4秒2だって。セナと同じじゃん。





ジャンプ40号感想

2005/09/06(火) 丑三つ時 

 画像はソーダ味のソフトクリーム。思うんですけど、ファーストフードのシェイクとソフトクリームは同じもので出来てますよね?
 久しぶりにSSを書く体勢になってます。ギャグのつもりが考えてるうちに普通(?)の話になりつつある(ギャグはイベント絡みじゃないとダメっぽい)。今週中にアップできればいいな〜と夢みてます。

 さてジャンプ(ネタバレ注意)。
●ブリーチ(巻頭カラー)
 扉が4ページに渡ってる! 水着のお姉さんたちはともかく(ネムとかウルルとかいないじゃん!)男性陣まで作為的に露出度が高いです。剣八さん……前もっと下げて……。人気投票の募集されてますね。
 本編はもう前回とまったく同じ流れ。一護は織姫と違って敵にかなわないんじゃなく自滅ですけど、一護が膝をつき、浦原と夜一が助けにきたところで次回に続きます。確実にノルマ(伏線)を消化してるって感じ。織姫とチャドは今後パワーアップイベントがありそうだし、一護の病状は深刻そうです。でも続きを早く知りたいという気にならないのはなぜだろう。話の進みが早いのか遅いのかわかんないっつーか。
●ナルト
 ……いかん、つっこみどころがありすぎる。いちばん納得いかないのはサソリが即死したわけでもないのに動けないってことかな、話すのは平気そうなのに。感動エピソードは当事者同士の会話がなくては成立しないと岸本先生はお考えなのでしょうか。それだと「忍者がすぐに/確実にトドメをささない」ってことになってキャラが無能にみえてしまうですよ、今回に限らず。あと髪の毛がみんな白いからアップになるとだれがだれやら……。解毒薬やサソリの本体などがお約束通りだったのは、話としては良いと思います。
●アイシ
 おっと、トーナメントの仕組みが現実と少し違うようですね? 神奈川2位が確実に出場できるってことは原尾さまが再登場するんでしょうか。そしてスパイダーズに本物のアイシールド21を匂わせる新キャラが登場。これは陸以上の唐突さかもしれません。アイシールドやサングラスをつけているのはアルビノさんだからみたいですよ(どちらかといえば身体は弱いんじゃ?)。どうやら陸に勝ったことをうけてセナがアイシールドを外すフラグが立ちましたので、泥門の次の試合のメインテーマは本物を絡めたその辺のようです。しかしそうなると王城と盤戸の勝負がどうなるのか予想がつかなくなりました。ところで新キャラさん、フィールドでアンプないのにギター弾いてたんでしょうか。あと今回の栗田の扱いはちょっと酷いと思う。全体的にテンポがよくなくて無理があるように感じました。
●ワンピ
 門番の巨人さんの扱いがおいしすぎ(笑)。
●テニス様
 マジで両者とも動かないラリーが展開されている! そして回想シーンに突入ですが、これは長引かないんじゃないでしょうか。この作品のキャラは幼女もこのノリなのかぁ(笑)。
●アニメツアー
 銀魂。おつうちゃんの歌が作中で流れるらしいですよ。「おまえの母ちゃん何人だァ!」ですか!?
●銀魂
 酢昆布たべる効果音が「くちゃくちゃ」になってます。この世界の酢昆布は「ぽりぽり」だったのになんか普通になっちゃってますよ。納得いきません。金の亡者っぽい銀さんはもう、こち亀の両さんと同レベルだと思いました。彼らの違いは顔だけだ。しかし、それは決定的な差だ。
●ムヒョロジ
 がんばったわりにたいしたメニューじゃないなロージー。その乙女っぷりには家事スキルも追いついてないのか? この作品のやられ役はいつも不快度が高かったり主要キャラと仲悪かったりするんで、安心して見てられますね。そのぶん助けようとする主人公たちに感情移入しにくかったりする両刃の剣。しかも話が進むにつれて主要キャラに反発する脇役のほうが客観的には正しいようにも思えてくる罠。
●ボーボボ
 ところ天と豆腐のふたりに頭蓋骨があるのに笑いました。
●リボーン
 ヒバリさんには致命的な弱点があった模様です。春には引きこもりになるんでしょうか。将来お花見シーズンにはどうするつもりなんでしょうか。日本で真っ当な人生を歩むのが難しい弱点かもしれません。裏街道人生決定でしょうか。この作品にあるまじきシリアスな展開でいつもの天然をかますハルちゃんたちが浮いてますね。いままで見る者に不快さを与えることはなかったのに〜。ところで新キャラのこの名前は……。
●デスノ
 メロとニアは並べてみると本当に兄弟みたいなんだよなぁ。今回はメロが直情的というよりはニアが大人げない挑発をしてるって感じでした。自分から歩みよる意思があるみたいなこといっといて腹の底では煮えくり返ってそうです。ハルも美しく活躍してたし、メロ可愛いし、ニアが「私は信じますよ」といったときのメロの目つきとかドロドロ深くて素晴らしいですね。出目川は最後まで生きのびそうな予感。ライトに舐められまくってる日本の捜査本部の皆さん、もっとがんばってください。
●ネウロ
 今週のツボは「看板料理:スパイラル豚足 店長:陳ヤマト 弱点:老い先短い」です。ネウロが弥子の足首を片手でつかんで軽くふりまわし笹塚と笛吹をゴンガンと倒したのも笑ったし、ふつうに面白いよ。笹塚と筑紫はふたりして笛吹を甘やかしすぎ。回想シーンのコマ割りがガラスの破片を並べたような断片的になってるのはふつうにスゴイと思いました。石垣のメールはマジうぜぇ(笑)。つーかゴキブリホイホイにかかってハムスターが死んだって、電波メールじゃないんだから。自宅でハァハァしてる犯人の骨格や腕の筋肉なんかは男性にしかみえないんだけど……いちばんオカマっぽいセーラー服のメガネっこはミスリードかも。赤子を抱いてる人も爆弾と似たようなサイズだから怪しまれそう?
●もて王
 すいません、これもふつうに面白いです。テンポいいし。しかし世界拷問大全を読んでいるからどうだというんでしょう、「拷問全書」「死刑全書」「自殺全書」「食人全書」と順調に揃えていますよ私は。Sの人は自分がひどいことするのはいいけど他人が同じようにするのは嬉しくないから共感をもとめても仕方ないわね真白木サン。べつにトラップではなく基本そんな感じなんだぞ?
●みえるひと
 なんか中途半端だー。やりたいことはわかる、わかるんだが! 幽霊を連れていったことで起こりそうな事件とか、いろいろあるじゃない。学校といえば怪談なんだから、ちらっとでも伏線を張ってみるとかさ。内容的な感想……明神のちょっとお節介系のよくない部分が垣間見えた気がします。あれじゃ姫乃のほうから謝れないよね。全体的に、もう少し密度がほしい。校長は好きです。
●魔法使いムク(読切)
 絵というか雰囲気が好きだなぁ。少しナルトっぽい、と思ったらナルトのアシさんなのね。キャラの動きや全体のアングルとか良い感じです。欠点は、なんというかナルトの悪い部分を忠実に受け継いでしまっていることかな←演出面ね。設定はいろんな作品のツギハギだし(というか魔女の宅急便+ナルトだ)、マンガ家になりたい人が初めて作った話って感じで、ストーリーを組み立てるのをやったことがないんじゃないかと思いました。ずっと作り続けててコレなら原作者が必要なタイプですね。支持はしない方向で。
●タカヤ
 道着がドラゴンボールだね。春歌ちゃんの袴姿は可愛い。そして主人公のさらなる戦闘力インフレ化が! 一ヶ月でもう別人です。これなら最初から天才でそれなりに強い設定でもよかったんじゃないかと思いますがこれは作者にとっても想定外の流れということなのでしょう。気楽に読めるのは確かですね。
●アレン
 黒の教団は教義?というか基本理念はかなり厳しいっぽいのに実際の団員の覚悟や言動がゆるゆるだから、理不尽なことを強いている組織にみえてしまいます。少なくとも宗教団体独特の雰囲気や面白さはないですよね。この新キャラ『ピルグリム・イェーガー』の白鶏ピッキオによく似てます。
●こち亀
 いつもこういう話をやってほしい。本当のマニアからしたらぬるいんだろうけど一般人の理解の及ぶ範囲で描かれているマニアックな話。対象年齢はどのくらいのつもりなのかなぁ。
●ミスフル
 あれ、あれ、え? 典型的な打ち切りスピード展開? まだ終わってない……よね? 次回最終回? でもアシスタント募集してるよ? 新展開への巻きですか?
●切法師
 敵の恐ろしさにもいろんなタイプがあると思うんですけど、この作品ではいちばん単純なひとつしかないというか。いや設定的に動物に近い敵だからそういう形にしてるのか? 剣頭吏と同じじゃんね。地に足ついた常識ばかりを働かせなくてもいいんだよう。少しヒネれ。主人公が着実に成長してるのは良い感じなのに、どうもこう、なにかが足りませんね。つくづく惜しいです。
●カイン
 悪役を独裁者に設定したことについて。機道士になると頭がおかしくなっちゃうからまともな政治ができないって話なんですよね? 知能が落ちてなにも判断できなくなるとかじゃなくて人間性だけが失われるって感じですよね。損得勘定ができるだけの理性があるならそこまで酷い治世にはならない気もするのです。飼い殺しが基本でしょ? それすらしてないみたいだし。このライエンさんがなにをしたいのかよくわかんない。贅沢な暮らしをしたいとかお山の大将として崇められたいとかそういった利害関係はナッシング? 単に破壊衝動を満足させたいだけですかねぇ。歴史上にはいくらでも恐怖政治をおこなった独裁者はいましたが、なにかしら大義名分となりうるような思想や目的はあったじゃないですか(世襲の場合は除く)。それと個人の幸福との対立がテーマになる悪役設定だと思うんですけれども。こう早送り的な展開になったからにはこの話で主人公が最終的になにを得る予定だったのか見届けたいのに、どうも見えてこないのです。むぅ。
●ジャガー
 アイドルは容姿よりも性格です。この作品に限った話じゃないが、SよりMの人のほうが始末に負えないと思いました。

 アイシとデスノの新刊を入手。今回のアイシは修正作業で手一杯だったのか、オマケページはそれほどでも……いや他の作品に比べたら目を見張るようなサービスぶりですけど(笑)。デスノはまとめて読んだほうがわかりやすいですね。








SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送