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最新の日記 


ジャンプ12〜13号の感想

2006/02/28(火) 丑三つ時 

 ジャンプ感想2週分です。今週のナーガについてはひとつ前に書きました。

●ワンピ
 カラーはいつも美しいですね。ロビンはふつうに仲間扱いされてるけど、新しい船大工がだれかはこのまま伏せていくんでしょうか。見開きカラー扉の岩と草の塗り方でドラゴンボールを思いだした。ガーデニングしすぎだろ〜も、悟空が「家の中に外があるぞ」といったのを彷彿とさせます。
 だれが対戦するかは早くからいろんな予想がありましたけど、女同士対決じゃなかったのは良い意味で予想を裏切られましたね。まあストーリーという観点からするとキャラが戦うのはなにかを得たりするためだったりしますから、能力的に近い者を戦わせようとかいった考え方は作者の人はあまりしないだろうと思います。とにかくカクが格好いいです。キリン……どうやって戦うんですかソレ(笑)。今週はスパンダムがいなくて寂しかったです。エニエス・ロビーに入ってからはスパンダムの一挙一動が面白くてたまんないんですよ。派手に散ってほしい気もするし、こういう小役人タイプはしぶとく生き残るパターンも多いと思います。
 先々週だかでバトル突入と思わせてフランキーの語りが入ったことをテンポが悪いと評価している人が多くいたので読み返したんですが、引きがよくなかったんですね。フランキーが「ちょっとまて、いいたいことがある」と立ちあがった場面で引いてれば良かったんでしょうけれども。
●ブリーチ
 白目の部分が黒くて眼球が白いのをみると猿の目を思いだしますな。また修行パートに入るみたいですが、ぶっちゃけ通常のバトルより好きなんで楽しみです。内容とかより絵的な表現がね。
●ナルト
 サクラちゃん……まったく進歩ないのね。なんというか、新人賞などで「ストーリーのためにキャラを動かしているような描き方はよくない」とかってよく書いてあるじゃないですか。ナルトってまさにそんな感じの作品に思えるときが多いです。ほかに良い部分が多いからそれでもイケてるってことなんだろうと思うんですが、主人公サイドの主要キャラがこうも成長しないのを見せつけられるとツライなあ。
●リボーン
 おっ、今週ちょっと面白かった。指輪という小道具の使い方は本当にベタなんですけど、いろいろキャラが立っている作品に後から投入されると楽しい設定ですね。しかし友人を守りたいという人として当然の意志はあってもマフィアになど興味のない主人公が今後どうなるのか、ちょっとどう転んでも不自然というか難しい状況にあるような気がします。戦う女キャラがほしい、とか思ったり。
●ボーボボ
 第二部になってから笑えない描写が増えてきたような……へっくんがいい感じに動いてるんですけど、ボーボボや首領パッチに完全に子供扱いされてるのが、どうなんかな。メイン読者層にはいちばん感情移入しやすいキャラだと思うんですけどね>ヘッポコ丸。あと真面目な話、ビュティはヘッポコ丸をただの友人と思ってるんでしょうか、だったら下手に引きとめるのは良くないんじゃないでしょうか。そうでないならそれなりの態度をとってふたりの仲を進展させてくれると、第一部から話が進んだ感じがしていいんですけど。
●アイシ
 解説に新しい女キャラのリコちゃんを使うのは単なるテコ入れ? 熊袋記者がアメリカに取材ってのは……ちょっと、どういう意味なのかな。クリスマスボウルでは関東大会(実質的には東日本大会)の一位と関西大会の一位が対決して日本一を決めるわけですが、まったく知らないチームがいきなりラスボスとして登場してもマンガとしては面白くないので、事前に関西大会で勝ち進んでいる強いチームの紹介も入るんじゃないかと思っています。こないだのインタビューみたいに複数のチームと主要なメンバーを対比させて一気に描くとか出来る作者さんですから。で、それは関西に出張したリコちゃんか熊袋記者のどちらかが担当する可能性が高いんじゃないかと思ってたんですよ。まあヒル魔さんがネットで速報をゲットしたのをチームメイトにみせるという形もアリですけど。そんな状況で熊袋さんがアメリカに行ってしまうと、これは泥門はクリスマスボウルには行けずに途中で敗退、本場アメリカで再修行するフラグが立ってきたようにも思えますね。どうかな。とりあえず試合の合間などに関西の情報がぜんぜん入らないようだと、どこかで負けそうですよね。
 まあいいや。こないだも思いましたが、阿含が連れてる女の子がふたりなのは微妙だなー。街で声かけたら女のほうとしても人数あわせようと考えませんか?「こっちはふたりなんだから、そっちも友だち呼んでよ」とか言うと思うんだけど。単なる純粋な遊び仲間だったらどうしよう。話が進めば進むほど阿含が「悪」ではなくなっていく……。阿含がモン太のことを「調子こいちゃった努力くん」と称してますが、モン太ってパスキャッチという一点においては「才能がある」という扱いじゃありませんでしたっけ。泥門のメンバー全員がいつのまにか努力オンリーみたいになってるのにかなりの違和感を覚えます。阿含がその言葉を努力の人の第一人者みたいな雲水に話しているのは重要な意味があると思うのに、雲水側の反応がないのも消化不良です。阿含としてはチームメイトの大半を使えないと思ってるような発言がありましたが、じっさいチーム内でどう思われているのか、どういうチームプレイしていくつもりなのか、これから描いてくれるものと信じていますが、ちょっと心配になってきたり。
 これから一休とモン太のマッチアップを決着がつくまで描き続けるのかな……いくら一休の足が速くても逆サイドのレシーバーまではカバーできないんだから、モン太を囮にして夏彦にパスを投げたってアメフトの作戦としては問題なく解決できるわけですが。いくら天才がひとりいても対するレシーバーの人数が多ければ打つ手はけっこうあるはずではないかと。団体競技なんだから。今後も馬鹿正直にふたりを対決させ続けるつもりか。それはヒル魔さんの作戦能力に疑問が生じてしまいますよ。キャラ個人としては納得いかないかもしれないけどチームが勝つことは可能みたいな作戦は、スポーツとしては当然あるんでしょうけども、マンガとしてはダメなのかなー。そういうのをやるためにヒル魔さんというキャラがいるんだと思ってるんですが。その辺にも常に注目してはいます。
●ムヒョロジ
 五嶺たんは男で確定ですか! いやーん残念ですぅ。でもこのシリーズでは囚われのお姫さま役をやるようですよ。姫が男なのはこの作品ではデフォみたいですね、面白い感覚だなあ。人気投票は順当すぎて面白味のない結果だと思いました。小さいお友達と大きなお姉さんたちの好みが一致してるというか、お姉さんたちの感覚と作者の方向性が一致してるというか。
 先週の五嶺の運転手が道を間違えたあたりの描写で感じたこと。これはエビスが五嶺の側近として突出して優れているというのを描きたいんでしょうけど、じっさいには「道を間違えた」なんてのは運転手としてマイナスの領域にあるわけで、それと比較したってエビスがプラスの人材という意味にはならず、プラマイゼロであるって描写になってしまっています。たとえば五嶺には苦手な仕事で疲れたあと夜景がみたくなる(笑)という趣味があり、エビスはいわれなくても五嶺の状態を察して、しかも好きな場所を知っていて勝手にそこに連れていく、というような話であればいいんじゃないかと思うんですけど、作者が描きたい内容に具体的なエピソードが追いついてないですよね。なのに演出がとても上手だから、なにを意味する場面のつもりなのかは明確に伝わってくるんです。その辺のギャップがこの作品から常に感じられる違和感の正体なのかなーと思いました。今週の五嶺の「残った者たちでグループを立て直せぃ」という言葉も、自分の職場の状態を把握してないんだな〜というのが先に立ってしまいます。ワンマン企業で若様がいなくなったらどうにもならんて。作者がなにを描いているつもりなのかは本当によくわかるんですけどね。
●こち亀
 今週はさっぱりだなー、両津は常にエネルギッシュで働き者ではあるんだよ、怠惰とは対極のキャラです。いやもちろん作者もわかってて書いてるわけですが。先週のはちょっといい話って感じでしたね。下手に落とさなかったのは良かったと思う。じっさいには少女マンガってそういうものではないですけどね。というか、掲載順が妙に高いのはどうしたことでしょう。
●Dグレ
 しばらく休載のお知らせ。今度は復帰の具体的な予定が明記されていませんよ? 先週の段階では「急病」だったのにケガって書いてあるし。体調不良のまま無理してフラフラ歩いてて交通事故に遭ったとかじゃないですよね? ちょっとかなり心配になってきました。完治してから戻ってきてほしいです。
●ネウロ
 しょっぱな「刺客というより四角」で爆笑。満足しました。扉がアホみたいに明るいし(笑)。笛吹はどこまでも可愛らしいしさ〜、笹塚さんの気持ちがわかるよホント。筑紫くんはミルク常備かい。先週はいろいろ小ネタが効いてていちいち面白かったです。人気投票はキャラと犯人が別枠なんですね! よくわかっておられる。しかもデータブックを読んでいるときと同種の嬉しさがあるキャラ一覧でした。〆切までまだあるし、ちょっと送ってみようかな……。
●ペンギン
 つまらなくはないんだけどツボるほどでもない……編集部がとってもプッシュしてるのは感じます。
●銀魂
 ちっさい銀さん(笑)。これは……自分の作品でやってる「良い話」のときの銀さんをネタにしてるんですよね。こういう自家中毒的なのは扱いが難しいっていうか破滅への序曲って気もするんですが、つい笑ってしまいました。オチは予想どおりだけどオチはどうでもいい話ですよね(←ヤバイ、こち亀と同じ感想になってきてる!)。先週のは正直いただけないな〜、銀さんたちは暴れて気が済むだろうけどホストクラブは今後も同じ場所でやっていくんだからさ。専属ガードマンになるわけじゃあるまいし、ちと無責任です。
●デスノ
 編集部による状況整理もありますね。とにかくクライマックスに突入しようとしているのはめでたい。もうこれで終わりでしょうか。ライト対ニアの勝負がついたら話は続かない……ですよね? 主人公交代するならいけそうかな〜、いや無理だろう。とりあえずメロが登場して嬉しいです。うまいこと状況をひっかき回してください。魅上にも焦点をあててほしい。……描いてほしい部分はたくさんあるんだけどな。
●ツギハギ
 さっそく掲載順がヤバイんですかね、コレは。個人的には主人公が非常に好ましいんですが。探検やら冒険には興味があるけど調査対象に愛情はないって辺りが、とても感情移入できる。マッドサイエンティスト系のキャラにありがちでしょうかね。友人とか出てこないかなー、変なのばっかりだよきっと。
●もて王
 ちょっと毛色を変えてみたって感じ? ボツになったネタの再利用とかだったらヤダなー。太臓たちは現代日本の学校生活の中で描くから面白いんだと思いました。舞台をファンタジーにしちゃうとキャラの異常性が異常じゃなくなってしまうというか。ギャグ同人誌でやるようなネタというか。先週もちょっと低調だったし、ついに失速してきたんでしょうか。がんばってほしいものです。
●みえるひと
 主人公たちより脇役のキャラばかりが魅力的になっていく……。根本的な話なんですが、用もないのに霊が成仏してないってのは良くないことだと思うんですよ。この作品の霊たちはどうして現世にとどまっているのか動機が感じられないから人間のキャラとの区別がつかないんじゃないでしょうか。幽霊ものをやるからには基本の部分の事情はやはりもっていてほしい(具体的に描くかどうかは別として)。てなわけで、霊の内面を深めていくのは楽しみです。てか、それは幽霊キャラを立てるときに最初にやらなきゃいけないことではないのか。いままでなんでやってないんだって気も。で、それに対する明神や姫乃の考えもちゃんと描いてほしいですね。とりあえずなんでバトルを展開させなきゃいけないのかはよくわかんない感じです。
●べしゃり
 うわ今週めっちゃ面白い! 浮上してほしいなー。
 辻本の事情はとても納得しました。こういう仕事とかに色恋沙汰をもちこんでしまうのは女側の役割であることが多い気がするんですけど、男側だったのは良いと思いました。真相を知ったときの静代の反応にもよるんですが。しかし……オリンピックのフィギュアスケートをみてたらペアの選手で結婚してる人とかもわりといるじゃないですか。相方と友情や恋愛感情があっても平気、もしくはあったほうがうまくいく仕事ってのもあるわけですから、漫才はそうではないってことなんかな。金本さんはかなり具体的に話してくれてますが、それでもほかの仕事との差異はまだよく実感できなかったです。辻本と静代みたいな美男美女のコンビだと恋愛系のネタを扱うのはよくわかる。で、辻本がそういう内容だとネタに集中しきれなくなっているのがとてもよく描かれていたと思います。先週のを読み返したら、もう全部ぶっちゃけるか?という金本の言葉に辻本が「いや、それは……」と答えていますね。ここで主人公がなにをいうかで今後の方向性が決まってしまいそうですよね。うっかりアホなこと口走りそうで怖いんですが(笑)、とにかく来週に期待です。
●タカヤ
 ……なんといったらいいのか……絵はとても見やすくてとっつきやすいですよね。花房さんちの双子ちゃんたちを描いてほしかったんだけど、たぶん想像の範囲から一歩もでない描写になったんだろうと思う。だから省略して話を進めたのは……いや、うーん、その。ストーリーも舞台もキャラも全てが行き当たりばったりに登場して描かれて、そして使い捨てられていくって感じです。それはそれで悪くないんですけど、それほどに多様なものを次から次へ思いつくほど引き出しが多いのかしら。アイディアがなくなった瞬間に終わりそうな気がします。ストーリーとか構成とが技術的な部分って少ないアイディアを長く大事に使っていくためのものでもあるわけで、そこが弱いといちばん難しいものを量産しなきゃならないよ……。
●テニス様
 手塚ゾーンとかに合理的な説明をつけようとしてる……! そんなことを望んでいる読者はいないでしょうに。しかもなんか怪しくて、すべてがどこかズレていて……いやそれはいつものことなんですけど! 先週の倒れている越前は、なんかナンかされた後みたいにしか見えなかったです。
●ミスフル
 ここにきて急に展開がゆっくりになりましたね。あ、最後にママンが登場してるか。
●オオエ丼(読切)
 うーん、つまらなくはないんですけど、どうしても読みたいか次もまた読みたいかってきかれると、べつになくてもいいかなっていう。メゾン・ド・ペンギンも同じ感じです。
●新・沖田はつらいよ(先週の読切)
 ギャグでも一本のストーリーになってると読みやすいですね、私はこっちのほうがずっと好みです。それと絵が綺麗なのはやはり大きな武器だと思う。成長してますよね、この人。
●タロ・ザ・フューチャー(先週の読切)
 ……すいません、一本のストーリーがあればいいってもんじゃありませんでした。なんつったらいいのか。変な人を描いて面白くしようってギャグのうち、単に変なだけじゃなくて世間的にダメな人だったり無能だったりイタかったりするのが苦手なんですよね個人的に。そういうのを面白いと思う感性って、べしゃり暮らしでいうところの「学校一の爆笑王」であって、プロの漫才師レベルではないようにみえるのです。教室内でウケるようなネタをそのままマンガにしているっていうか。ダメ人間を描いたギャグといえばジャガーさんなんですが、芸になるにはあのくらいまで達しないとって思う。
●先週のジャガー
 こうギャグ読切が続くと、この作品がいかにハイレベルかが実感できます。

 こんな感じでまた来週。雲水さんもっと活躍して!(ファンの叫び)





今週のナーガ

2006/02/27(月) 夕食後 

 ジャンプのネタバレっぽい話いきます。

 今週は細川さま最強伝説でしたね〜。一休より作者がモン太をどうしたいのかのほうが気になったりしますけども。鉄馬のときもそうでしたが、モン太は最後にイマイチ締まらない描写が多いと思う。初登場したときから野球部の入部試験に落ちたり、キャッチの天才というわりには客観的な評価がどうもあまり高くないっていうか。一芸に秀でている系のキャラなのにセナと比べるとその一芸も真の一流になりきれないといいますか……そういう方向でキャラを立てているんでしょうか。そのモン太と対決する名実ともに実力者の一休、って感じですよね。悪役ってほどでもない……のかな? 一休の態度は。ホントに実力差があるわけだから不当に相手を貶めようとしているわけでもなんでもないし。こういうの一般の読者がどう受けとめているのか興味があるんで、あとでまた感想サイト巡りしてきます。
 初登場したときのモン太が泣いたシーンはこの作品のなかでかなり好きなシーンなんです。どういう結果になるのか、ふつうに気になります。

 一休をメインに据えた話って書いたことあったかな私。情報量が少なすぎて、どんなテーマをもったキャラなのかわかってなかったし。なんつーか、やっぱり一度や二度くらい負けたって平気で乗り越えちゃいそうな感じではありますね。阿含よりよっぽど一流の選手としてやっていけそうな性格だ。葛藤する姿がみえてきません。その辺は注目しているんですが。突出した能力をもっている人間にしかわからない周囲との軋轢とか、そういうのを無敵のチームといわれている神龍寺で描いてくれると嬉しいんですけどね。
 今週の双子ちゃん。ベンチに並んで座っているので全てオッケーです。雲子ちゃんって呼び方ひっぱりますね。これは本気モードになった阿含が呼び方を雲子ちゃんから雲水に変える瞬間とか描かれるのでしょうか。しかし今週の阿含の言葉、雲水にいうことじゃないと思うんですけど、これわざと? それともほかに話し相手がいないだけ? 阿含がチーム内でどんな立ち位置なのかはやがて描かれそうな気がしますので考えるのを控えますが、相変わらず阿含の言葉に対する雲水の反応がないからなあ。ハイハイってスルーしてんのかな。精神年齢は明らかに雲水のほうが高いっていうか、阿含が低そうです(笑)。
 西遊記トリオの姿に癒されました。サンゾーちゃんに逢いたいわ……ランニングバックでしたっけ。攻撃になれば登場するでしょうか。

 とりあえずこんな感じで。あとで2週分の感想を書こう、今度こそ。
 ところで、こないだ書いた男子フィギュアスケートのプルシェンコについて検索しました。

・エフゲニー・プルシェンコ。ロシア在住、23才。現在は2度目の大学生らしい?
・小さい頃は体が弱く、両親は健康になるといわれてスケートを始めさせた。
・あまり裕福な家庭ではなく、幼少からスケートをするために親元を離れて独り暮らしをした。
・子供の頃はスケートクラブで同年代の仲間がおらず、友達ができずに孤独な日々を送る。
・16才くらいから大きな大会で目立つようになる。
・転倒しても萎縮せずまた同じ技に挑むなど、精神的な図太さに定評があったようだ。
・ビールマンスピンが当時はトレードマークだった模様(浅田真央ちゃんが得意とする頭上でブレードを掴むアレ。体の柔らかさが必要で男子では珍しいそうな)。
・観客の拍手をあおって会場内の雰囲気を掌握するのを最初から得意としていた。
・サービス精神旺盛なエンターティナー系の人。トリノでもカメラをみつけるとすかさず笑顔だった。
・同じロシアのアレクセイ・ヤグディンがいるうちはどうしても1位をとれなかった。仲も悪かったらしい。その後ヤグディンはプロスケーター兼コーチとなり、2002年あたりからはプルシェンコがあらゆる大会で1位を独占するようになる。
・一昨年くらいから足のケガに苦しんでいた様子。ロシアの医師の診断がバラバラで病名もハッキリしなくて困っていたが、去年ドイツで手術をうけて現在はすっかり良くなったらしい。
・さいきん結婚した。プルシェンコは車が趣味で、相手はスピード狂仲間とのこと。
・奥さんがインタビューで語った二人の出会い。「友達と一緒に車で飛ばしていたらプルシェンコの車が前に立ちふさがって止められたんです。彼の高い車に接触してしまったのかと思って凄く怖かった」
・……どうやらイニDばりの路上レースを繰り広げたものと推測される。
・「彼は車から降りてきて『彼女、友達にならない?』といいました。友達はすぐに彼が有名なフィギュアスケーターだと気づきました。私は有名ということは女たらしなんだと思い、友達にはならないことにして車を発進させました。すると彼は車でどこまでも追いかけてきたんです」
・゜Д゜)…
・こんな第一印象から結婚までもちこんだプルシェンコ……萌え(ぇえ?
・結婚して家庭をもってからはふたりともスピードを控えるようになったらしい(笑)。
・オリンピックシーズンに結婚して新婚旅行には行ってないそうなので、金メダルもとったことだし、まずはハネムーンを楽しむことでしょう。

 調べてますますファンになりました。けっこう一年に何度も大会があってNHK-BSで放送してるみたいなので、気づいたらチェックするくらいはしようと思います。





トリノ

2006/02/25(土) 朝 

 おお、タイムトラベル。三日ほど記憶が飛んで……
 今回は久しぶりに三週に一度ではなく予定通りにレディースデーがやってきました。低気圧がくると頭痛がする私は雨天とセットになるとツライです。なのに数ヶ月ぶりに献血カーの姿をみかけてフラフラと中に吸いこまれ……400mlぬかれて1000円で売血図書カード2枚もらって帰ってきました。おかげで沈没が長引いてました。来年度の献血予定表が目的だったのに、まだ出てないとかいうし。アホです。
 でもあと一回で献血30回だー! いえー!

 そんなわけで昨日ようやくまともに起きだして、寝だめしすぎで眠れないのをいいことに夜通しTVを眺めておりました。
 フィギュアスケートのエキシビション素晴らしい!
 私は地元に野球やサッカーのチームがあったって好みじゃなければ他の地方のチームを応援するような人間ですから、オリンピックも例外ではなく、どっかの国に気に入った選手がみつかれば日本なんかそっちのけでその選手に注目している非国民です。友人知人と話を合わせるのに気を遣うという意味で、オリンピック期間というのは苦手なんですよね。もともと単純なスピードや記録を競うようなスポーツには興味ありませんし。だからまあフィギュアも本戦はみないでエキシビションだけチェックしたのです。順位とかどうでもよくて綺麗なものをみせてもらおうってノリで。

 したら、男子シングルの金メダリストが、圧倒的に凄かったのです。
 ナニこいつ? えーとロシアのプルシェンコ?ですか? こいつスゲエ、天才と呼ばれるだけのことはあるよ。一番ラストに滑ったんですけど、それまでの数々の選手たちと動きがまるで違う……。
 曲はトスカ(ヴァイオリニストの生演奏)で、最初は緩やかな音にのっていきなり三回転ジャンプを連続で何度も飛んだり派手に始まったんですけど、中盤、激しい曲調に変わったあたりから、とくに技とかはみせずに滑るだけって感じになったんです。ここが凄い。ただ曲に合わせて踊ってるだけなのに、異常なほどの表現力。すぐさま録画ボタン押しました。ライブのあと銀メダリスト以上の演技はまた流してくれたので、改めて録画。保存しよう……。同じ男子シングルのアメリカなどの選手でいかにも背が高くて手足が長くて見栄えのいい人が何人かいたんですよ。そういうのに比べるとプルシェンコは中肉中背って感じなんですけど、そんなの関係ないんだなあ。
 いやあ素晴らしかった。このオリンピックで初めて選手の名前を憶えました。日本の選手すらわからないというのに。

 このあと8時半からNHKで放送するのかな? ほかにも良い演技がたくさんあったので最初から録画するつもりです(日本勢は低調でした)。よかったら最後だけでも見てください。

 メールいくつかいただいてます、ありがとうございます。阿含は飲酒してるというツッコミがー! そうでした、すいません……あとで個別にお返事いたしますー。





今週のナーガ

2006/02/21(火) 朝 

 画像はうちの裏山を降りる途中。石段があるんですけど全く関係ないですね。つるんつるんです。向こうに近所のお寺の屋根があります。曹洞宗だって。夏休みに子供を集めて座禅やってたりします。神龍寺は曹洞宗でしょうか。

 さて今週の雲水ナーガです。ネタバレしてますよ〜。

 阿含と一休ばかりがクローズアップされてますね。泥門に対してはこのふたりが憎まれ役で、その他のうち山伏と雲水が癒し系を担当ってことでしょうか(違う……いや違くない気も)。初登場した頃インタビューで桜庭の偵察かと訊かれたときの返答での、少し意地悪そうな連中だな〜って印象が、今週の一休にはあったと思う。なんか懐かしかった。
 まあそんなことは後回しですけどね。自分に正直になりましょう。今週の雲水のお言葉。少しずつ双子の関係が露わになっていくじゃありませんか。ぐふふふ。てか着替え中? 絵が……小さくてよくみえな……あれは着替えのどの段階デスカ!? そんでそんで、えーと、そういえば原作の阿含は飲酒喫煙シーンがないんですよね、必要ならちゃんと描写するマンガなのにね。どうやらマジでスポーツマンですよ? そうか……万が一もしかしたらと心のどこかで期待していたことが実現していくのは背中がカユイです。げへへへへへ。てゆうか何度みてもこのお姉さんたちに対する雲水の反応がいいなあ、いろいろ深読み。
 来週はまず細川さまが開眼でしょうか。いいわあ黒くて(笑)。細川って名字いいよね。

 サイトの更新しなきゃ……リンクの修正と、言霊ログを今年分は新しいページにしたいし、まずそのための画像探しからか!? いや数字のお題で一本あげたいんだ、ぼんやりと方向性は見えてきたから、書けるかもしれません(頼りねーなー)。NFLシーズンが終わっての虚脱状態は脱したんで、未見のビデオをぼちぼち消化しはじめました。まだプレーオフにも入らないぞ。マイペースにも程がある。
 昨日は運転免許の書き換えをしてきました。協会費を当然のように一緒に請求するのはやめてほしいです。免許をとったとき「強制じゃないんですけど、みんな払ってます」みたいな言い方で説明してくれただけですからね。3000円あったら同人誌が何冊アルバムCDが買えるじゃないですか。お断りして帰ってきました。なんで講習が別の日なんですか、面倒です。しかも4月って何週間後だよ〜!

 ……とりあえず次は……ジャンプ感想でも書こうかな……。





ジャンプ11号の感想

2006/02/15(水) 深夜 

 今週のナーガに関する第一感想はひとつ前の日記です。
 昨日はオリンピックのおかげでNFLプロボウルの放送時間がズレたとかありましたが、そんなの気にならない精神状態でした。ペイトン・マニングのアレは冗談だったのかな……メット内の無線が壊れて「トワイライトゾーンのテーマソングみたいな音がする」って。ヤツは大マジだった可能性も捨てきれないと思う。放送局がじっさいにヒヨヒヨヒヨヒヨヒヨって音を流してたのにまったり笑いました。

 ではジャンプ感想ネタバレ注意です。

●表紙(ムヒョロジ)
 ムヒョの歯ぁ剥きだしはちょっと意外な感じで面白い。ロージーのポーズは相変わらず変(笑)。
●メゾン・ド・ペンギン(新連載)
 金未来杯の優勝ではない作品が先に連載開始ってのはどうなんかなー、エントリーした意味ないんじゃ。四コマだから別枠なのか? ネットでの評判は上々でしたが個人的にはそれほど印象には残っていない作品なので、フラットな気持ちで読みました。週刊でこのページ数で四コマって大丈夫なんでしょうか絶対ネタ切れになると思うんですけど……あとは、ジャンプ自体をネタにしたものが多いですよね。もて王が子供向けというよりオタク向け作品であるように、これもそういう層に売るつもりなのかな。パロディはファンがやるもんだという固定観念があるらしいです私には。それでファンの書いた作品がいかにレベルが高いかを再認識したのはたしかなんですが。でもこの作品なにやってるかわからないような場面はなかったから、けっこう悪くないような気もします。とりあえず様子見で〜。
●ナルト
 こないだ大蛇丸さまの口から両手がでてきたときも思いましたが、この脱皮とか内臓が蛇だらけとか、良いですよね。うっとりしちゃう。しかしなにが目的の任務だっけ?みたいな感じです。
●ブリ
 なんと、雨竜はあれからずっと修行中だった模様。とにかく描写があったことに一安心。雨とジン太はカワイイな〜、このふたりって姉弟みたいなもんだと思ってましたが(コミックスのオマケ連載でジン太が一護の妹の家事ができるほうの子が好きなのが判明してますよね。本誌だけ読んでると雨に気があるみたいです)、もともと純粋な戦闘力としては雨のほうが強い描写が過去に何度もあったから(あっち向いてホイでジン太が連敗して一度も勝てない様子とかさ)今回のふたりは微妙な感じで楽しかったです。
 話の都合でインフレ化する敵と常に第一線で戦ってないと話に参加できない世界って大変ですね。あまりに強さの基準が画一的といいますか、いまだって織姫のお役立ち度はかなりのもんなのに役立たずみたいな描写されてるし。感想サイトを巡っていると、人気投票で「弱いのに順位が高くておかしい」という意見があるんですよね、けっこうなカルチャーショックです。戦闘力とそのキャラの人間的な魅力ってぜんぜん違うと思うんですけども。これがバトルを好む男の子の感性ってものなのかしら。でもバトル以外の面で役に立ってても評価される描写がなければそれも仕方ないか?
●ワンピ
 あー今回も熱い! 設計図にこめられた願いとか、いやホントそうなんだよ、危険な兵器を作ってもそれをどう生かすかは人間の考えひとつで決まるから悪い方向に転がる可能性も多いんだけど、だからって兵器そのものの存在を問答無用で抹消するんじゃなく、もし最悪の事態になったときのために対抗する手段を用意しておくという。それってすごく面倒くさいことなんだけど、とにかく良い方向に事態が進む可能性がほんの少しでもある限りはチャンスを残しておくって話ですよ。素晴らしい。もしかしたらこんな兵器があるせいでたくさん人が死んだりするかもしれないのは当然わかってて、最初からなかったことにしてしまったほうがそりゃ楽なんだけど、それじゃ発展もしていかないから、リスクを承知で楽なほうには逃げないという考え方です。いーなー。好きだー。
 私はワンピに限らずいろんな作品で「悪」とはなにかを常に考えているんですが、罪のない一般市民たちの生活を守ること、それは疑問の余地もない善だとする向きが常識のように思われがちですよね。でも文化の発展とかいったものを妨げる「悪」であるという見方もあると思うんです。さいきんの若い人はものすごく保守的だなーと感じていたんです。それがワンピではそうでもない人たちがたくさんいます。しかもその考えマンセーという描き方もしていない。本当に良い作品だと思います。
●銀魂
 冒頭、神楽ちゃんの爛れっぷりに爆笑。しかし男の人は「男に酒ついでもらっても〜」って思うのか。私は女だけどお姉さんにお酌してもらったら嬉しいですよ? 「オペ室爆発したんですか?」とか、いちいちウケます。水商売の人が「親に顔向けできない連中ばかり」ってのはちょっと一昔前の感覚だなって思いました。てゆーか今回はマジメな話、ホストクラブ側に非があるようにみえる。リボーンで夏祭りのテキ屋やってショバ代を要求されたとき、獄寺が「ここはスジを通して払います」といったのを見習うといいよ。街を仕切ってるヤクザさんのやり方に従う気がないなら別の街で店をもつ努力をすればいいのに。
●アニ基地
 アニシールド……実在の選手を社会人チームとして登場させるという情報が。アニメそのものの評判はものごっつ悪いけど、アメフト協会との関係は良好みたいなんですよね。蜜月が続くといいんですが。有馬さんはGAORAの実況をやってた方だと思うがうちは入らないので……甲子園ボウルかなにかでもリポーターかなにかしていた気がする。少ない情報なりに好きな人です。素人さんに声優をやらせるのはってヒル魔さんがロンブーな時点で突っこんでも無駄ですか。どうなるんかなー。
●もて王
 男の子が自分からチョコを要求するのって現実にはかなりありえない光景ですよね。悠と宏海がふっつーにチョコをもらってるのがよかった。妙にリアルな数を。そんでとくに反応してないのも良い。こないだ宏海が「あててんのよ」されて思春期っぽかったのに今回はスルーか。彼にチョコを渡そうとする花子ちゃん萌え。あと生徒会長が正統派ツンデレと化した件。
●ツギハギ
 主人公の操る下ネタはぜんぜん平気っていうか、むしろ自分が書きそうな感じなんですよ。いろんなサイトさまでダメ出しされてるのをみて微妙な気分です。しょせん大蛇丸さまの造形ステキ★とかいってるヤツだよ私は。内容はまだまだ様子見です。
●アイシ
 ようやくナーガ側に焦点があたりました。とくに雲水がまともに描かれるのは全国編に入って初めてですよね? これまでの阿含のアレな言動はすべて兄の雲水を引き立てるためだったんじゃないかと思われるほどの白さ輝くお姿です。精神の気高さが滲みでている……あんた何歳だっけ? たしか5月生まれだから17だよね? そんな悟り開いたような顔しちゃって。あの阿含と生まれる前からセットだと達観するのも当然ですかね。思えばコミックス6巻でものすごく人間的に悩んでいるヘタレ桜庭と比較されたときから、雲水はひとつ先の境地に至っているキャラという扱いでした。アイシ序盤の桜庭の描写はとっても良かったと思うし、同じことをしたら被ってしまいますから、雲水が自分には才能がない云々で悩むことはなさそうかな。そこを越えた次の問題にどう対処していくのかを期待しています。
 そんな驚きの白さをみせた雲水を「雲子ちゃん」と呼ぶ阿含(笑)。ウンコって……とるにたらない存在だと揶揄しているようにも受けとれますが、つづいて「心配するな」とかいってるよ再登場以来カスは潰すだのなんだのしか発言してない阿含が。雲水のことを選手として評価してないのは事実だと思うんですが、家族としてはふつうに仲良しなんですかね。たしかに2〜3巻では楽しく会話してました。でもそんな事実は作者も忘れたのかと。才能のないヤツがどうたら散々バカにしてた最中なにを考えていたんでしょう、双子の兄弟の存在が脳裏によぎらないってことはないと思うんですが。まあ意外にも言動と内心が一致しない面があるキャラっぽいですけどね。ヤクザなどでも身内にだけは甘い悪人ってありがちですね、そういうヤツなのかな。というか背中に龍しょってます阿含。なんでフィールドでおもむろに脱ぎ出すんだオマエ、サイドラインで着替えてたポセイドンの水町と同レベルだぞ。こないだキミがケガさせた彼だよ憶えてる? そしてキミは数珠ブレスレットと数珠ネックレスを愛用して仏教徒であることをアピールしてるんですか。
 データブックによると神龍寺にはキッカーがいないので阿含キッカー説も濃厚ですよ(笑)。キックオフはどちらがやるのかだれがやるのか、その時点から楽しみですね〜。セナと鈴音はカワイイ、としかいいようがない。好感度の高い子たちだ。
●リボーン
 ツナパパ登場。彼のパンツに名前が縫いつけてあるのに萌えました。
●ボーボボ
 そんなに強いんならコロシアムに連れてこられる前に自力で脱出しろ、とか。でも好みのエピソードです。ガ王の記憶内でのボーボボたちの言動が微妙、ギャグとして受けとめきれませんでした。ともあれへっくんの再登場で来週が楽しみです。
●Dグレ
 ケガが治るミランダ空間でリナリーの髪の毛が短いままだ、とか。この作品でバトル関係の設定の不備を指摘してもあまり意味ないのはわかっています。今回の海上で襲撃されてサポーターがたくさん犬死にしてリナリーが死にかけたのにはストーリー上なんの意味があったのか〜とか考えてるんですけど、自分たちが戦力的に劣っていることの再確認ってことくらいしか思い浮かばないぞ。とくにリナリーの人生においてこれってなにか成長か変化したのでしょうか。一度は死を覚悟したというのが今後の伏線になるのかにゃー?
●ムヒョロジ
 ぶっちゃけドン引きなので反転ロージーの言い分の一体どこらへんが「曲がらぬ優しい心」なのか、理解不能です。ムヒョの助手募集で集まった人たちはたしかに論外でしたけど、下と比べたって仕方ないでしょう。ロージーは相変わらずムヒョのことしか頭になくて、魔法律家という仕事がどんな意味をもっているとかなにができるとか全く考えてないし。個人事務所の書記官からペイジ執行人の調査員になるのは堕落ですか? 自分のちからをより発揮できて世のため人のためになるかもしれない仕事に転職するような人間は「本当の強さ」をもってないってことですかそうですか。たとえば現在は書記官だけど将来的には独立して自分の事務所を構えて、ムヒョとはまさに対等な立場になってから、仲間として同じ敵と対決していきたいとか、そういう生き方は認められないようですね。なぜならムヒョが求めているのは対等な友人ではなく“絶対服従する奴隷”もしくは“従順な嫁”だからですよね。恋愛を描くのはいいんですけど(むしろ好きですけど。ボスと側近みたいなカップルは超好みですよ?)、なんというか、言葉もありません。もともと私は天然なキャラに対する許容が低いっていうのに、作者が天然なのは厳しいです。感想をやめたほうがいいかもしれません
●デスノ
 この様子だと魅上が電車男したあたりからのマヌケな行動はライトの仕込みってことで間違いないようですね。ニアの失策が見えてきましたので、楽しみです。もうニアとライトのどちらかに想定外の出来事が起こらないと面白くないんですってば。そしてメロ再登場を祈ります。
●ネウロ
 女子高生がひとりで刑務所に面会に行こうと考えるってだけで新鮮にみえるのはナゼかしら。今回は犯罪者じゃないのにキチガイさんがいて嬉しい驚き(笑)。単なるカマセにも味があって楽しめるのは凄いですね。あとアヤさんが、犯人として逮捕されて服役していることで救いを得ていると告白しててよかったです。探偵物は捕まったら終わりって感じですけど、じっさいは実刑くらってもすぐ仮釈放で娑婆に戻ってくる人も多いわけですし、ぜんぜん終わってはいないんですよね犯罪は。アヤさんが自分を捕まえた探偵に明るく「ねえ!次はいつ会いに来てくれるの?」と笑いかけているのが、なんというか良い描写です。脳みそボーン♪でウケました。てか弥子ちゃんにはアヤさんそういう顔に見えてるのか?(笑)
●テニス様
 「完成だ!」って高笑いしてる跡部さまの口が笑っているとは思えない開き方なのに笑いました。
●こち亀
 部長さんどこに住んでるの? お子さんとかいないんでしたっけ。時空が止まってる。メイドさんのネットワークは面白かったです、この作品だとありがちな描写ですけどね、同じ職業の仲間の横の連帯が妙に強いのは。でもふだんは商店街のおじさんネットワークだったりするから。
●タカヤ
 精神論の世界だなあ。いやそれもあるとは思うんですけど、体格や筋力や技術だって重要でしょ?
●みえるひと
 明神サイドに移った瞬間、テンションダウンしたような気がするんですけど……。
●ハンター
 イカルゴが自分の手をみせて「だいぶ生えてきたよ」って……! 癒される。デスノのシドウくん今頃なにしてるかな(遠い目)。てゆうかイカルゴが誕生日とかいってるのは死亡フラグですよね。萌えキャラと認識されたあたりがいい死に頃ですからね。きっと読者の声が冨樫先生には届いてるんだと思います。だから殺すんです。この感覚は見習わないといかんな(笑)。
●ミスフル
 いつ終わってもいい感じになってきました。黄泉くんはよくみると美形です。
●ジャガー
 万引きを監視する店員は「監視してますよ」って態度を相手に知らせることで牽制してる面もあるわけですけど、“万引きさせない”んじゃなく“必ずやる人を捕まえる”のが目的の人がGメンなのかな。私はでかいバッグを持ち歩くほうなんで入店した瞬間に監視下に置かれることも多いです。そんなときはこちらから話しかけるとたしかに面白いんだ、知ってるのに物の場所をきいたりしてさ(笑)。
●目次コメント
 春がいちばん嫌な季節って、深く考えると悲しいですよね。私もアレルギー体質です。

 作品の略称ってどこでスタンダードが決められるんだろう、今回「ツギハギ」とか工夫のない書き方をしましたけど、面白いの考え出す人がいるんですよね。そういうのも楽しみです。もて王を「*」と略したりとかDグレを「ち(アレンの顔のマークね)」とか、いちご100%の「パンツ」も笑ったよなぁ。知ってる人にはちゃんとわかるのがポイントですよね。カインを「サソリ(以前の連載作品)」と書いてる人もいましたが、ちょうどナルトでサソリさんが活躍してた頃だから微妙な感じだったのも記憶に新しいです。

 来週はネウロ巻頭カラーです、めでたい。





今週のナーガ

2006/02/14(火) 深夜 

 きたきたきたきた、読みましたかジャンプ! てかネタバレですよ!

 まだ試合に入ってなかった、もうあきらめかけてたナーガ側の描写があったじゃないですかー! 生きててよかった、信じれば夢は叶う、神は我々を見捨てておりませんでした……ちょっと引き気味になりつつ信じてましたとも。本当ですよ!

 雲水……。
 うんすい……。
 なんて美人さんなのかしら、すべてのコマが美しい。むしろ麗しい。目が腐ってる。わかってるよっ嬉しいんだよぉ。とくにこの「お気遣いは無用です」の雲水ったらもう滲みでる清廉さになんといったらいいのか。そしてモン太の映像をみての「アホだ」が可愛い超カワイイ。思ったよりあけすけだよね雲水って。いいわぁたまんねーよオイどうすんだよ。

 そんで阿含! ついに雲水と絡んだと思ったら「雲子ちゃん」って、なんだソレェェェェエ!
 ……。
 …………。
 すいません下品な想像をしてしまいました。
 違う、ここは可愛い妄想をするところだ! そうだろ! 帰ってこい私!
 イメェジ!
 いまじんいまじんいまじんいまじん……。
 ……よし。もう大丈夫です。昨夜先っちょになにかがついたのをネタにしているわけではないんです阿含は(書くなって)。やっぱり仲良し兄弟なのね、よかった、それだけが心配だったのよぅ。あの2〜3巻がなかったことにされるんじゃないかって、それだけがホントに……。

 まあ冷静になると、雲水が阿含を叱ったときと同じように、今回の雲水もどんな反応するかをみせてくれてないんで、その辺は不満なんですが。それはべつに双子に限ったことじゃなくて泥門のキャラも同じだしな。今回まもりがセナを心配して風邪薬?をたくさん出したときも、セナはあまり反応を返してないんですよね。アイシって基本的にそんな感じだから話の進みが早いんだと気づきました。どうでもいい返答がけっこうないんだ。それで会話するときはガッツリ描写するから印象的なんですね。メリハリだなあ。
 ファンは妄想で各自補完しろってことだと思われます(笑)。望むところですとも。

 そんなわけで! とりあえず今宵は良い夢を!





ナーガと料理

2006/02/12(日) 明け方 

 2月12日がきてしまいました……例の企画のために考えてはいるんですけど、数字のお題って難しいな〜なにも思いつきません。なんか取っかかりとなるような意味とかないと……2といえば2 of USって感じですかね。12といえば12時間か……? 12ヶ月でもいけそうだ。……。それで話を作るのはできても数字をキーワードとして登場させるのは難しいっていうか……。
 期間は3月12日までだから、もちっと考えます。

 てゆうかぁ、原作を処理するので私のメモリ稼働率は振り切れてます。来週のネタバレをみつけてチラッと覗いて3行ほどで読むのをやめました。どうやら来週のジャンプは我々にとって期待できる内容のようです。鼻息荒く楽しみにしておこう。

 個人的に、某巨大掲示板はみないようにしています。内容的に影響うけやすいし。たまに利用するとしても完全に情報収集が目的でコミュニケーション目当てにいくことはありません。ジャンプ感想を書く前に苦手な作品についてはアンチスレで吐きだしてきたほうがいいのかもって思うときもあるんですが、文章にしているうちにいつも通りのマジメ〜な考察になってしまって目的は果たせないんですよね。
 そういうわけで年単位でご無沙汰です。以前は……少女漫画板の「子供にこんな名前をつけたい」スレと、生活板の「子供のこんな名前が痛い」スレを読み比べたりとか(笑)。夢がなくてスイマセン。印象に残っているのは痛いスレの月下美人と書いてハニーと読ませる名前でしょうか。世界は広いです。

 少女マンガにおける男の子キャラも少年マンガにおける女の子キャラもありえないデフォルメをされているというテーマで語るスレがあったんですよ、たしか。どっちもどっちだろうって意見が多いなか「少女マンガの男の子が“強い”とか“大人っぽい”とかプラスの方向にデフォルメされているのに対して、少年マンガの女の子は“小さい”とか“か弱い”などのマイナス面が美点としてデフォルメされているのが気に入らない」という意見があったんです。女性の方の書き込みだと思うんですが。
 仕事ができる有能な女性キャラがヒロインだとしても、彼女の良さは「ふだんはみせない弱い顔」だったり「意外と○○が苦手だ」だったり、要するに有能さ自体は魅力の根幹としてみなされてないなーと思うときはありますね。男性キャラだと有能であるというのはそれだけで評価されることもなくはないんですが。
 これは恋人に対して精神的に優位に立ってないと安心できないって話なんでしょうか。すべての面において自分より優秀な人を恋人にはしたくないという考えが男性側には働くのかなーという。まあ主夫になりたくても親が体面を気にしたり周囲に冷たい目で見られたりとか、そういう男性側の事情もあるわけですが。リアル世界でも高学歴な女性は恋人としては男性に敬遠されがちらしいですね。お嬢さま系の女子大や短大の出身者が人気です。少女マンガの世界だと、成績優秀スポーツ万能ですべてにおいて自分より優れているであろう男の子を好きになるのは特に不思議でもなんでもない感覚でしょうから、たしかに温度差はありそうです(いつの時代の少女マンガだって気も……)。

 あーなるほどねーと思う一方、腐女子な世界では男の子のキャラに“小さい”“か弱い”“可愛い”などの属性を与えて萌えていることが多いですよね。性別は関係なく、そういったマイナス面(?)の特徴を美徳とする感性は存在するのではないでしょうかね〜。
 でまあベタな一例として、料理が下手なキャラっていますよね。阿雲でもどちらかが特別に料理が上手あるいは下手という設定をつけておられる方がいて、もちろんどれも美味しくいただいてます。個人的には「なにかが得意」という設定に悶えるほうで「なにかが苦手」という設定に萌えることは少ないため、そういうときは不味い料理を食べるハメになった相手の苦境(笑)を楽しんでいることが多いです。うちの双子はどちらも家事はその気になればそれなりにこなせるという設定です。

 そもそも私は「料理が下手」とはどういったことなのかがよく理解できていないような気がします。
 何事も真剣にとりくむと自分には越えられない壁がみえてくるものですが、家庭料理という分野においては壁を感じたことがないんですよ。失敗しても何度か練習すれば大抵のものは作れるようになってしまいます。一流の料理人を目指しているわけでもなければ、そう難易度の高い技術でもないような……。いちばん大事なのは要領だと思うし。双子はどちらも勉強もスポーツもできるキャラだから、わたしの感覚だと、料理ができないというイメージとは結びつきにくいのです。
 銀英伝のヤン・ウェンリーの奥さんが有能だけど料理下手な人で、その説明として、才能には能動的なものと受動的なものがあり、彼女は与えられた情報を処理するのは得意だけど自分からなにかを創造するのは得意じゃないタイプの能力の持ち主だ、などと書いてありまして、苦しいなーと思った記憶があります。新しいメニューを考えだすわけじゃあるまいし、料理の本に書いてある手順を忠実になぞるだけで事足りるんだから、オリジナリティあふれる創造力なんて必要ないっすよ。

 そんなことを考えていたら、身近に料理が得意じゃない人がいるのに気がつきました。彼女を取材して真の料理下手とはどういったものなのかを探求してみます。原因がわかれば、それを今後の創作に生かして私にも料理下手なキャラが描けるようになるかもしれません(ここからが今日の本題ですよ)。
 観察して気づいた点は以下の通り。

1:そもそも家事に興味が薄く、義務的にこなしている
2:料理の基礎を習得していない
3:基礎がないのにすぐ自分流にアレンジしたがる
4:目分量が苦手である
5:なのに面倒がって計量しない
6:計画性がなく段取りが悪い
7:面倒くさがりなのに自然志向
8:学習能力が低い
9:味見をする習慣がない
10:思いこみが激しく、味覚にフィルターがかかっている
11:バリエーションを増やそうとせず、ウケがよかった料理をひたすら繰り返す
12:美的センスに欠ける
13:手先が不器用

 料理に限らずなにかが苦手なキャラに萌える場合、その人がマジメで真剣に取り組んでいるのは必須の条件だと思います。にも関わらず巧くいかない部分が良いわけですし。なので1、5、11あたりは参考になりません。7も微妙かなー、スローフードは通常より手間暇かかるのに労力をかけたくはない→結果的にメニューの数が減るという状態です。
 同様に、後天的に学んでいけることはボツですね。2とか9とか……。基礎を習得してないのは全てに影響するんですけどね。その料理のキモの部分はどこかを理解してないと、手を抜いていい部分と絶対に抜いちゃダメな部分がわからないから……。
 高橋留美子の作品のどれかで、ゆで卵を作ろうとして10個パック丸ごとレンジでチンして大爆発させたヒロインがいたような気がするんですけど、そんなの一度やれば憶えることなんだから「料理が下手」な描写にはならないと思うんです。最初の練習で失敗するのは当然のことです。学習できることは料理下手の原因とはならないとみなします。

 8は意欲の問題じゃないんですよ。10にも通じることですが総合的に固定観念の強い人で、新しいことを自分でも納得して憶えようとしているのに、なかなか情報が上書きされず、気がつくと以前と同じことをしているんです。
 11の同じ料理を繰り返すのも原因は似たような感じですね。ふだんの生活でも、なにか特定の商品が気に入ったら類似の新商品が発売されて隣に並んでいても目に入らず、同じものをひたすら買います。他人に「新しいこっちのほうがいいよ」といわれても「えー売ってるの見たことない」と答えてしまうくらいです。意識して周囲を見回せばもちろん発見できるので、良いものだと知れば次回からそちらを買うのですけど、また新商品がでてきてもやっぱり目に入らないんですよね。なので料理だけでなく生活全般がなかなか発展していきません。なにも考えずに買い物すると自分にとっての定番にしか手を伸ばさないので、あまりメニューも増えないのです。
 10も「この材料と調味料を使っているんだからこういう味がするはずだ」と思ったら、そういう味に感じてしまうみたいなんです(笑)。ある意味幸福な人だ。少し時間をおいたり人が作った同じ料理と食べ比べてみたりすれば、正確な味はわかるようですから、純粋な意味の味オンチではありません。
 3の後半も「思いこみが激しい」で説明できるかな? 正確には「根拠のない自信に基づいて行動する」というか……1か0かで考えるというか。彼女にとって「できそう」イコール「できる」なんですよね。それはどうなのか。初めて作る料理でも失敗する可能性は全く考慮せず、おかずの一品として100%食卓に並ぶものと考えています。それで失敗すると「この料理は自分には向いてない」と思って二度と作りません。
 この辺は採用できますかね。目標に向かって突き進むタイプの人が料理を失敗する原因として。

 4と6は、じつは同じことが原因のようです。本人に「これってなにが欠落してるんだと思う?」と問われまして、話しあった結果、立体や空間を把握する能力が足りないのではないかという話になりました。お鍋に残ったおかずをタッパーに移すとき、どのくらいの大きさのを用意すればいいのかわからないとか、塩胡椒の「少々」がわからないとか、揚げ物をするときの衣の量をどのくらい用意すればいいのかわからないとか……小麦粉の量とかね、こちらを向いている表面の広さは認識できるけど、前・横・上と三面図で見たって内部にどのくらいの容量があるのか感覚としてつかめないみたいなんです。彼女は重度の方向オンチでもあるんですが(大変だな)、それも自分の目に映る景色の連続として道をとらえており、地図をみるように俯瞰することができないからだといいます。行きはいいけど帰りは景色が違うからわからない、てのが基本です。
 段取りが悪いのも料理の手順全体を見通すことができず、「次にやる作業はなにか」しか考えていないからです。煮物など長時間放置するものがあると、その待ち時間にすることを計画していないので手持ち無沙汰になってしまい、待ちきれずタイマーかけてるのに鳴る前に火を止めてしまう、なんてことが起こるわけです。あと、とにかくメインディッシュだけは確実に作らなきゃいけないから早く安心したいと思ってか先に作ってしまい、最後にサラダを忘れていたのを思いだしたり。彼女の料理はなにかが必ず冷めているのが特徴です。すべてを同じ時間に完成させられないわけですね。経理の仕事をしていた人で数字には強いほうなんですが、そういうのは関係ないのかなー。
 これはどうなんですかね……双子に当てはめるならナシだと思います、アメフトって空間の把握や計画性は絶対に必要じゃないでしょうか。QBだしねえ。でもほかの職業やスキルを得意とするキャラなら、けっこう使えるかもしれません。

 最後に12と13。これはしょうがないですよね、いちばんわかりやすい「下手な料理」になると思います。見た目が悪いわけですから。単なる盛りつけだけでなく、素材を同じ大きさに揃えて切るのとかも苦手みたいです。でも味は関係ないんで、「見た目のわりに美味しい料理」の可能性もあります(いや、素材の大きさがバラバラだと火の通りが均等じゃなくて失敗ってこともありますが)。

 というわけで、料理が苦手なキャラ萌えを描くときの特性として使える要素は「思いこみが激しい」「美的感覚の欠如」「不器用」であり、場合によっては「空間把握能力の欠如」もイケるかもしれません。
 これをナーガに応用してみましょう。

・思いこみが激しい
 あてはまりそうなキャラは雲水・阿含・一休・サンゾーあたりでしょうか。軒並みイケるぜ!
 そうですね、双子の場合は幼い頃に相手が好き/嫌いだったものを現在まで引きずっていて、それを使った料理でどうこうって感じですかね。あるいはこの料理には絶対コレを使う!という妙な信念をもっておかしな料理を作ってしまうとか……これは一休やサンゾーでもOKですね。病気のときお粥に絶対○○○を入れる、とかどうですか?
 ポイントは「あくまで善意」。

・美的感覚の欠如
 ……阿含は芸術も理解するタイプの天才かと思っておりましたが、あのファッションセンスを見る限りでは……。逆に雲水は凡才とはいえイメージ的に風流なんで(笑)、若者のセンスではないけど美的感覚はあるということにします。山伏は少女趣味すぎて変なタイプです。思い切って監督も含めます。
 これはイベント等でだれかに料理を作ってあげるパターンが面白そうです。趣味まるだしの盛りつけで本人的にはポイントアップを狙ってるのに相手はドン引き、とか。
 ポイントは「あくまで本気」。

・不器用
 私のイメージだと一休は器用だしなー、ここは山伏でガチでしょう。西遊記トリオは……迷うところです。あえていえばサゴジョーで。雲水は微妙、不器用でもいいかも。
 ここはお約束の繋がっているキュウリとか、殻の入った卵焼きとか、諸々。不器用だけど機転の利くキャラなら、乱切りオンリーでも美味しくできる野趣あふれるメニューを選んで評価をあげてもいいと思う。合宿やキャンプでの自炊シーンが思い浮かびます。
 ポイントは「あくまで必死」。

・空間把握能力の欠如
 とくにだれとはいえないかなー、迷子になりそうだったり段取り悪そうなのってだれだろ?
 砂糖や塩の量が異常に多い/少ないとか、時間どおりにできあがらなくて相手をまたせてしまうような感じでしょうか。一緒に作っていて相手がツッコミしまくるのとか楽しそう。男子高校生が料理をするって時点で状況は限られてしまうんで、双子が自宅で日常的な自炊をしている場面がまず浮かびます。サンゾーが雲水に差し入れするのも良いかも。あとは一休と山伏が愛の同棲生活を送っていて、山伏が裸エプロンでお料理するとか(笑)。涙目で「ごめんなさいアナタ、また失敗しちゃった……」。
 ポイントは「あくまでラブラブ」。

 けっこう面白そう? こういう軽めの話を書きたくなってきました。





ナーガの話

2006/02/10(金) 入浴前 

 ナーガ祭り中ということで龍をかたどった鏡を買いました。直径40cmほど。きっと数年後に後悔するのは間違いありません。でもそれがなんだっていうんでしょう。
 昨日ちょっと買い物にいったら早売りジャンプが……ムヒョが表紙でした。でも手を触れずに帰ってきましたよ。ふつうに月曜に買います。よい子だな私(取り置きしてるんだもん)。
 ※以下はジャンプのネタバレな話です。

 ジャンプ感想をアップしたあとは恒例の感想サイト巡りの旅をしてました。ちょっと時間かかりすぎるんで毎週するわけじゃないんですけどね。ハンターは来週掲載されたあと反転また長期休載するとの情報です。四月までって……もう月一掲載でいいじゃん
 そんなことはどうでもいい、アイシールドですよ。こんな感じの感想を読みました。

「ヒル魔が自分と武蔵と栗田と一休と阿含で無敵のチームが作れるとかいってるけど、ヒル魔も阿含も雲水もQBなんだからチーム作れないじゃん」

 そ れ だ よ !

 阿含のポジションはまだ不明なのでQBじゃないかもしれませんが、雲水が神龍寺でQBを志望していると阿含が知っていたために「いらねーよ、テメーらなんか」と言ったという可能性もありますよね! ヒル魔と雲水がポジション争いすると根回しの巧いヒル魔さんが勝ちそうですもん。だから……
 って、いきなりブラコン全開です! しかもヘタレ入ったブラコンだ。読めば読むほど最強の悪が崩れていくのを見るのは忍びないとはいえ、ブラコン歓迎です。ツンデレもOKです。
 現状、脳内会議が満場一致でこの説を採用しました。内容的に本誌で話が進むと明らかになるかもしれない部分なんで妄想するのも虚しいけど、この方向でフィルターかけておこうと思います。

 そういえば先日。ヤフオクで二年くらいまえに発行されたらしいオールキャラ系のアイシ同人誌がずーっと底値で回転寿司してたんですけど、いきなり複数の入札で争われけっこうな値段で落札されたんです。オークションのタイトルに「泥門・王城・ナーガ」という文字が含まれていたせいでしょうか。いろいろと正直だ皆さん……頼もしい姿を目の当たりにして嬉しくなりました(笑)。





ジャンプ10号の感想

2006/02/09(木) 夜明け 

 なんか一部でリンク切れ起こしていたのを発見。修正しました。……直ったよな?

 人間ドッグの結果をうけて受診して参りました。まず郵送されてきた報告書についてなんですが、判定(?)が5種類ありまして

O:問題なし
A:ちょっと変なとこあるけど治療の必要はないんじゃないかな
B:おかしいとこあるから2〜3ヶ月後にでも再検査したほうがいいよん
C:あんたヤバイよ。たぶん病気だから精密検査うけてね
D:間違いなく病気っぽいね。朝一で病院に行くこと。もう治療してる人はそのまま続けようね

 という感じです。で、私の結果はAが4つ、BをすっとばしてCが1つ、Dはゼロでした。
 事前の案内の書類から始まってこの結果に至るまで「異常がみつかっても精密検査を受けない人が多いようですが、必ず病院に行ってください」という小言が何度も繰り返し書いてあるんですけど、それはたぶんBの判定をうけた人なんじゃないかと思います。CとかDはスルーしにくい表現ですし。
 Aが4つってのもアレなんですが(白血球の数が基準より多いとか、大丈夫なのか? そういや成分献血のときに「白血球の数値がとっても良いのでたくさん採らせてもらえますぅ?」と職員のお姉さんが血に飢えた笑顔でにじりよってきたことが何度もありました)(胆嚢ポリープは調べたら放置しても平気っぽい)、とにかくCの検査を受けにいったのです。
 具体的な箇所をきかされても困るでしょうからぼかしますが、外科を受診です。ねっとり丹念にエコー検査します。例のゼリーが冷たかったです。女医さん可愛かったです。そして「ここに何センチの腫瘤あり、こっちに何ミリの嚢胞あり、×○やや目立ちます」というような結果が……。
 医師のお言葉。
「ビミョー、な感じですねぇ。たしかになんかあるんですけど、いますぐ手術とかってイケイケの治療に踏み切るほどハッキリしたものでもないんですよ〜」
 ネームプレートをよくみると、この先生まだ若いのに院長さんです。ノリが軽いですな。
「こちらとしては2〜3ヶ月後に同じ検査をして結果を比較してみるのがいいと思うんですけど」
 おっと、判定がCからBにランクダウンです。やったね!
 というわけで、8週間後に検査の予約を入れて帰ってきました。えっと、とりあえず痛みがあるのは我慢ということでしょうか(自覚症状あるじゃないの)。まあ日常生活に支障を来すほどのものではないですけど。バス利用っていったら予約が朝8時45分になっちゃった。帰りは12時30分ですよ? 時間が余ったらついでにアレルゲンを特定する検査とか受けたいな〜、飛び入りでやってもらえるのか調べておこうっと。

 それではジャンプ感想ネタバレ注意で〜す。

●折込ポスター
 ブリーチこういうの綺麗だよなあ。いつもテーマがはっきり決まってて色の数が控えめな印象です。
●ツギハギ漂流作家(新連載)
 私はたぶん初見の人です。カラーがなんかワンピっぽいと思った。いきなり野生の獣の生肉を食べる主人公……寄生虫とか病気とか危ないですよ。と思ったら本人がそれネタにしてるし(笑)。うーん、この主人公、目の形や傷や性格がルフィっぽいかも。このヒロイン?の編集長、そんなに売り上げ悪いのに自信たっぷりな態度をとってるのがなんとも。話は世界設定の説明が多すぎるのが気になりました。ツカミにしてはキャラの行動がベタベタでインパクト弱いし。でもうまくまとまっていたともいえるかな。正直あまり興味をひかれる部分がなかったのですが……次回になにを期待していいかわかんないっていうか。とにかく第一話で判断するのもアレなので様子見です。どうしても我慢できないような部分とかはなかったですね。
●ワンピ
 ロビンの乗船儀式が完了しました。この辺はお約束どおりですね、ほかの仲間のときと同じノリですかね。もらい泣きしてるフランキーに和みました。これから何週間バトルやるのかなー。
●アイシ
 雪さんを元のベジータに戻してください、お願いします。みればみるほど微妙すぎ。ヒル魔さんたち三人が神龍寺を受験しようとしていたってのは納得ですね、とくにヒル魔は「勝てなきゃ意味ない」の人ですから、最初から強いチームに所属することを考えるのは当然な気がします。でもそれだと栗田の実家が寺って設定が浮いてしまうんで、なんかどこかでストーリーの変更があったのかなって邪推してしまいますけど。阿含たん……そんなにヒル魔とお友達になりたかったのかい? 仲間に入りたかったんでしょ? ツンデレ確定。でも可愛げのあるキャラだってことになればそう手酷く負けることもないのかなって……夢を見ていますけども。ホントに単なる嫌がらせだとしたら、なにか別の気にかかる部分があるわけですよね。ヒル魔(たち)に自分あるいは誰かの姿を投影している可能性とか考えられますけど。阿含とヒル魔がどんな経緯で知りあったのか読みたいです。
 一休はスポーツ推薦か。コミックスのおまけページであまり成績のよくないキャラだと暴露されていましたね、そういえば(私のイメージではもう少しできそうな感じですけど)。その一休よりさらに成績の悪かった山伏先輩はおそらく前年度のスポ薦だと思われます。
 来週の予告によると「決戦スタート!」って、もう試合なの? 神龍寺側の事情も少し描いてほしいのに。てゆうか雲水さんの存在が無視されすぎていると思うのは気のせいでしょうか? 設定的に金剛兄弟はふたりセットっぽいんで、かなり物足りないんですけど……。
 雪さんは頭脳を生かしてQB兼任のWRと予想してみます。パスを投げるのもやるWRね。ボールの扱いに慣れているってことで互換性の高いポジションみたいですし、モン太はノーコンだという設定があるんで差別化が図れますよね。
●デスノ
 おお? 掲載順が一気に回復しています。映画化する作品を後ろのほうに置いておくわけにはいかないってことでしょうか。話が進まないなー、いや進んではいるんですけど、本題に入らないっていうか。話に必要な些末な手続きを着々とこなしているって感じ。もうミサやモッチーがどうなろうがキラ対Lの勝負にたいして影響ないのは読者もわかってるんだから、そんなの丸々一話かけて描写するなって気がします。
●ナルト
 映像的には良いですよね、ナルトの血?の描写とかヤマトさんが壁を作るのとかサイの鳥が消滅するのとか面白いです。ナルトかなりヤバイことになってますけど、原因はナルト自身の精神修養が足りないせいだからな〜、沸点低いにも程があるよ。君が最初にやらなきゃいけない修行はそこだろうに、2年間なにをしていたのか。自滅状態の彼になにを祈ればいいのか。……サイの動向に注目してます(こればっかりだ)。
●ブリ
 グリムジョーが期待を裏切らない活躍ぶり。やっぱこの作品では腕の一本もちぎれてないと一人前とはいえませんからね! 思ったんですけど、ブリーチは個人競技の世界で、仲間がいてもチームワークとか必要ないじゃないですか。藍染さまみたいな部下を使い捨てにするような悪役に対して主人公側は仲間との友情を軸に戦っていく、みたいな形がセオリーなわけですけど、いくら友情を深めても戦うときは個人戦ばっかりで助けあうことも作戦を立てて援護しあうこともなし、勝敗を決定する要素は個人戦闘力の優劣オンリーなんです。それでも面白いのは決めゴマや決め台詞の格好良さが突きぬけているからなんだろうな〜。
●十二傑賞
 ネウロの松井先生にインタビュー。理論的な考え方をする人です。私が好きな作者って気がつけばそういうタイプなんですよね。テニプリやブリーチのような才気走った作者さまのインタビューは新人が参考にしようもないような返答でしたが、ネウロは意外にも?堅実な内容のインタビューだったと思います。
●ボーボボ
 晴れ時々なめたけ(笑)。この絵はなかなか素晴らしくウケました。ナメ郎くんは仲間になるんですか〜、いや宿敵っていうかストーカー? あの真拳はかなり微妙です。首領パッチくん和む……。
●こち亀
 順位が高い……。両津の日常が酷すぎるからって勝手に撮影していい理由にはならないでしょう。と誰もが考えたであろうことを私も突っこんでおきます。仮にも警察官を扱っている作品でこの言い分はどうなのかと思ったので。行き過ぎたゆとり教育の描写はいつも楽しんでます。
●ムヒョロジ
 ひきつづきムヒョ側は自分が戦わないポケモンバトルが進行中。なぜここまでして冥王と契約しなきゃならないのか伏せられたままなのでイマイチ感情移入しにくいのですが(冥王の単純な強さがほしいのではなく、エンチューたちを救うのに役立つなにか特殊なスキルをもってるんじゃないかと思うんですが)、こういった形で仲間を増やしていく場合は相手から認めてもらう必要があって、つまり主人公側(この場合はムヒョ)の本質的な魅力が露骨に描かれる瞬間だと思うんですよね。それが「黙っておれについてこい」なんですねぇ。その辺はまあ好みの問題といいますか、そんな夫を素敵に思う乙女の感覚で……もちろんどんなやり方も一長一短でして、短所の存在を無視していないのは好印象です。結局は相性ですよね。そういう性格の人についていきたいと思い、それが可能な性質の人が相方になれば済む話です。パートナー選びって能力より性格ですよ能力なんて水準以上になればどうとでもなるし(ロージーはその水準を下回っていたのが問題なんですな)。黙っておれについてこい的なやり方はけっこう人を選ぶと思います。うまくいかない相手のほうが多いんじゃないでしょうかね。もう少しムヒョのほうが謙虚な態度をとってもいいような気もします。少なくとも大人の態度じゃないです。じっさい子供だからそれでいいのかな?
 ペイジ執行人がブイヨセンを処刑してますけど、脱獄するようなチャンスを与えた自分たちのミスを一片も考慮していないのはお見事です。素晴らしい。こいつらにだけは裁かれたくないと思うに足る行動が魔法律家には多すぎます。霊に基本的人権がないのにはどうしても慣れません。
●リボーン
 「死ぬ気弾じゃ歯が立たねーのか」←まさかこの作品で戦闘力のインフレが起こるなんてー。
●ネウロ
 そ、その顔についてるハサミ、ちゃんと切れるんだ!? ひとつの分野を突き詰めた人って良いですよね〜倫理や法律なんか目に入らないくらい熱中できるものがみつけられれば幸せだよ。しかもその分野での一流になることができたんならもう言うことないじゃん。たとえ有罪になろうが死刑になろうが自分の行動を悔いることなんかなさそうよ? 本人的には勝利者だもんね。んーまあ罪は罪として裁かれるべきなんですけども、本人が内心で得ている幸福は不可侵であってほしいんです。ネウロはそこを精神崩壊に追いこんでしまうのが残酷なところですね。でも今回のラストで登場したアヤさんとか、こないだの早坂兄弟などは生きのびているわけだから……その対応の違いはなんだろう? 少なくとも作者が犯人の性質を嫌悪して世界から排除したいと考えてはいない、のは感じとれます。弥子たんの人生はどこに行き着くのかな〜。
●Dグレ
 ほーら、やっぱり生きてた(笑)。クロス元帥の使い魔に救われるんですかー。元帥はナニ? 教団が行方不明の元帥を探しまわったあげく大量の死傷者をだしてるってのに、ナニ? 自分を追っている連中がそこにいるのを知ってたってことでしょ使いをだしてくるってことは。なんで最初から教団に連絡しないんですか? え? 連絡とれない正当な理由がちゃんとなかったら困りますよ?
●銀魂
 ホストは顔じゃなくて性格だよね。ホステスもだけどね。サービス業って私の質に合わないもんだから滅茶苦茶むずかしい仕事のように思えるんですよ、お水の人は尊敬しています。お年寄りだからって失礼な言動が許されるわけないんじゃないでしょうかね〜てかこの「人の道理はキッチリしやがれェェ!」の銀さんの顔に違和感を覚えました。アシさんが描いてる?
 話はズレますが……お水トークなどでありがちなのが「男っていうのは」「女っていうのは」「男と女っていうのは」という話題というか言い方ですよね。以前バイト中に客のオジサンが「女っていうのは相手に尽くしたい奉仕したいって気持ちがあるし〜」みたいなこと話してたんですよ。それって要するに自分の奥さんが家庭の中でよく働く良い嫁だって自慢したいわけなんですけど、なぜ「うちの嫁は」ではなく「女っていうのは」と一般化して喋るのでしょうか。それは「うちの嫁」だとオジサンひとりだけの話だけど「女全般」なら話し相手の人にも関係のある話題ってことになるからでしょうか。うーん、わからなくもないんですけど……そこで「自分は女だけどそういう性格じゃないし。決めつけないでくれる?」とか思ってしまったとしても、反論して議論にもちこんじゃったらお水トークにならないわけですよ。相手の言葉に同意し、その考えを良いものとして共感して癒しを与えるのが水商売の人の仕事だと思われます。至難の業だ! せめて「うちの嫁」という表現を使ってくれれば、なんとでも反応できるんですけどね〜。銀魂もけっこうそういう物事を一般化した表現をギャグとして使いますね。ギャグならいいんですけど、人情話のシリーズで使われるとキツイですわ。人間をカテゴライズする話って反感を買う可能性も高いのに本人たちは自覚していないことが多いという話。気の利いた話題を振ったと思ってたりします。まあケース・バイ・ケースで……。
●タカヤ
 一晃くんは自分の格闘家生命が絶たれたって知ってるんですよね? なんで花房兄妹に対してこんなフレンドリーなんでしょうか。鬱な展開にしておいてドロドロした感情を描かないっていうのは、なにがしたいんだろう。そういう立場に置かれてもドロドロしないキャラクターの魅力を描きたいのか。うーぅぅん。
●ハンター
 ノヴの空間の中で待機中の皆さんのまったり具合が妙にリアルだわぁ。大事なポイントですよね。てゆうかノヴさんに死相がでてます。「今から宮殿に向かう!」と指示している名もなき下っ端キャラがメインキャラより書きこんであって笑いました。自分も過去にマンガを描いてみて思ったんだけど、同じキャラばかり何度も何度も描いてると飽きちゃうんですよね。単発のイラストとは明確に違うルーチンワークがあるんだなーと思った瞬間でした。久しぶりに登場するキャラほど筆が乗る正直な冨樫先生を応援しています。
●べしゃり
 連載開始当初から奈々ちゃんや子安くんが主人公の言動にハラハラしすぎている描写が多くて腫れ物を触るような扱いをされていたわけですけど、こーゆー行動をとっちゃうようじゃムリもない話だ……。上妻くんの言葉がきこえてるだろうにスルーして自分たちの会話を進めまくる芸人さんたちは、おそらく天然というものに慣れている(笑)。きっと主人公みたいな子が業界に何人もいるんじゃないでしょうか。そうであれば主人公も過剰に疎まれずに育ててもらえるかもしれないんで、希望がみえてくるんですが。漫才のコンビがどんなことに限界を感じて別れるのか、その詳細には興味があります。しかし次回は休載だそうです。
●ミスフル
 メガネをもちあげるときの指の揃え方とか、オタク臭がなんとも心地よいですね(笑)。猿野は相変わらず言葉が過ぎるなあ……いや性格的な問題じゃなくて、あんまり相手を侮辱すると反則とられない? と心配になるレベルです。ルールないようで、あるようで、ないのかなあ。
●みえるひと
 鮮血をまき散らして倒される霊……なんか理屈づけがほしい気も……とりあえず主人公はガクということでいいんじゃないかと思いました。
●もて王
 いやあああああ、なにこの掲載順! でも今回は悠たんメインだけど内容的には低調だったのでこれでOKかも。冒頭いきなり心の中で宏海のツッコミがきこえてしまう悠(笑)。テンション低そうにみえて仲間との関係を最大限に楽しんでるタイプですね。レベルEの黛を思いだした。太臓をイジることに生活の全てをつぎこんでいるのはよくわかりました。自分の楽しみのために他人の存在が必要なキャラは他人との接触が多くて(物理的にだけじゃなく精神的にも)、なにかと萌えやすいですよね。太臓のほうは悠のことをどう思ってるのか……想像中……だいたいわかりました(笑)。悠自身がイジられることはないから彼をメインにすえた話はやりにくいというのも理解しましたよ。太臓は悠がいなくても他のだれかがいくらでもツッコミ入れざるをえないようなキャラだから単体でもやっていけるけど、悠のほうは太臓をイジることによって成り立っているキャラなので、もし太臓がいない状況でほかのボケキャラがいたとしても、悠の芸は成り立たないんだろうと思います。「王子の第一の側近」という立場の者がイジるから面白いんですもんね。だから悠をメインにした話はどうしても太臓が目立ってしまって、結局は悠が主役って感じにはなりにくいと。逆に太臓のほうは側近にだけでなくみんなから同じような扱いをうけてるから、悠が絶対に必要ってわけでもないんですね。
●ジャンプ魂
 このシリーズは編集者のひとりがキャラとして投入されるんですね。しかもネット方面の担当? この感想サイト群をチェックでもされたら……微妙です。
●ジャガー
 みんなもう布団に入ってるのに話し続けるヒゲみち(失笑)。こういうの描かせたら世界一だなぁ!
●目次コメント
 あ、西先生がふたりになるんですね。ネウロの松井先生は両方と懇意な模様。新連載の西先生のコメントが微笑ましい。

 ではまた来週。





スーパーボウル

2006/02/07(火) 日付が変わった 

 ひとつ前の日記でスーパーボウルの結果をネタバレしてしまって申し訳ありません。
 あらゆる番組が周回遅れどころじゃない遅れで放送されるような田舎に住んでいるもので、世間様はもっと早く放送されているのだとばかり思いこんでました。日テレで0時20分から始まりますんで少しでも興味のある方はよかったらご覧になってくださいねー。

 ところで、こんな下世話なニュースを発見。注目するべき点は以下のとおり反転。
 すいません不謹慎との御意見をいただいたので反転処理します……ニュースのとこだけでいいのかな?

> 調べによると、田端容疑者は昨年12月24日未明、当時住んでいた同市淵野辺のマンションで、市内に住む中学3年の女子生徒(15)に覚せい剤を注射し、胸を触るなどしたうえ、全治1週間のけがを負わせた疑い。
> 田端容疑者は、「女子生徒とは合意のうえで、覚せい剤も注射していない」と容疑を否認しているという。

 クリスマスイヴにヨロシクやったのねって感じですが、この「全治一週間のけが」というのはアレですか? 破れたマクが治る(?)までにかかる日数は医学的公式見解として一週間ということなのでしょうか。反転終了。
なんてことを真剣に考えこんでしまいました。

 そういえば……下の話題を続けて恐縮ですが、女性のアンダーヘアの生え方は▼型ですけど男性は▲型ですよね(よね?って言われても)。いわゆる裏なオエビなどに入るとヘアが描かれていることも多いわけですが、男性なのに▼型で描かれていることが多いのです(すべてではありません)。べつにマジモンに馴染みがない人ばかりではなく日記などから察するに既婚であろう人まで男性に▼をつけているのですよ。もしかしたら攻と受で扱いが違っていて、受の子は▼にするのだろうか。いやでもこの同人誌は攻が▼だ……では男女の別なく裸体を描く場合は▼のほうが萌えやすいのだろうか。などとアホみたいなことをぐるぐる考えていて、せっかく裏をみつけたのに萌えるどころの話じゃない心理状態になってしまったり。
 ……なにをやっているんでしょう私は。もう寝ます。おやすみなさい。

 あ、ブログでBGMを鳴らせるようにしたんです。まあ私自身よそさまのサイトで音楽を鳴らすことはありませんし、自分が使うのが目的ですが、よかったらきいてみてください。曲名のつけ方が面白くて……自分が小説のタイトルなんかに苦悩するほうだから、こういう部分に反応してしまうんですよね。





スーパーボウル

2006/02/06(月) 3時のおやつ 

 しまった、二月の壁紙まだ探してない!シクラメンになりました。

 スーパーボウル見ました、なんとスティーラーズ勝ったじゃないですか! 優勝ですよ信じられない。第6シードですよ? 奇跡が起きました……奇跡ったら悪いか。応援していたのに信じきれずに申し訳ない。だってこの試合の序盤ぜんぜんダメっぽかったじゃないですか。まさかあそこから盛り返すとは。とにかくおめでとう、めっさ嬉しいです。
 どうしよう、今年は喜びの過剰供給でオーバーフロー気味だ。とりあえず地上波の放送は深夜なので、解説さん違うし、そっちも録画しないと……(笑)。

 えーと数日ぶりにメールチェックしたら何通かいただいてます、ありがとうございました。これから除雪をしますので(……)、それが終わったら夕食前か夕食後になんとかお返事をば。
 病院は諸般の事情で金曜日には行けませんでした。事情っつーか、バスの停車地点の歩道が積雪のため狭くなっていたんで、傘もあったし車道にはみだしてまっているのも危なかろうと反対車線側に立ってたら、バス止まってくれなかったんです。置いてかれました。寂しいよー。今日はスーパーボウルのライヴを見るために病院は蹴りましたので(笑)、明日こそ受診してきます。

 とりあえず除雪……ついでにコンビニ行ってジャンプも買わないと……ナーガオンリーイベント開催決定おめでとうございます。11月かー!





ジャンプ8〜9号の感想

2006/02/01(水) 夕食前 

 先日の人間ドッグの結果が届きました。

「明らかな異常がありますので、なるべく早く精密検査をうけてください。」

 イヤですわ奥様オホホホホホホこのクソ寒い季節に冗談キツイんじゃございませんこと僻地は大きな病院に行くのも一苦労なんですわよウフフフフ駅から遠くて車で行くしかないって感じでアハハハハハハハわたくしペーパードライバーで交通手段がないんでございますよアラこの病院ったら送迎バスが出ておりますわねアラアラ会員登録が必要なんでございますかウフフフフ電話で問い合わせ致しましたわよ携帯にアドレス追加してオホホホホホホホ金曜日に受診して参りますわ〜。

  ヽ(´Д`)ノ

 ……ジャンプ感想ネタバレ注意です。

●銀魂
 アニメ化……テレ東ですね、なにの後番だろう。どっちにしろ田舎じゃ見れないさー(寒)。
 えー本編は、歌舞伎町の雪祭りでよろず屋がリンガの雪像を作ったという……マダオといえばまるでダメな男だったのに今回は「まるでダンディーなおいなりさん」でした。なごむなー。
 先週は犯人との筆談で「字が小さくて読めません」で吹きました。やはりギャグが良いな。
●アイシ
 新キャラのリコちゃんは鈴音との描き分けが微妙な感じです。この作品の女キャラは元気で健康的な性格の子ばかりですね、そういうクセのなさはストーリー上での重要性の低さを物語っているわけですが。扉の進が妙にカッコイイ。今週は関東大会に出場する各チームを取材という形でわかりやすく並べて比較して紹介するという、相変わらず卒のないストーリー運びでございます。狼谷大牙くん可愛い! 西部と対戦かー、負けるんだろうけど、それ以前に泥門以外の試合の描写があるのかどうかが心配です。マルコ、あんたソレ制服なの……? 原尾さまのキューティクルが美しすぎ。阿含のファッションセンス最悪!
 こうして阿含たんが横暴な態度をとるたびに後でさぞかしコテンパンにやられて読者に爽快なカタルシスを与えてくれるのだろうと思うと涙で前が見えません。でもいいんです、物心ついた頃から私は脇役や悪役ばかりに肩入れしてきたんですもの。こんなことには慣れきってますよ、ええ。
 てか今週の阿含、ヒル魔のせいでアメフト始めたんですか? なにこのツンデレ野郎は(笑)。この過去は東京なのか神奈川なのかとか不明な部分が多すぎるんですが、とりあえず様子見でー。真アイシールド21の正体が阿含の説もあるわけですが、その根拠のひとつが「常にサングラスなのは弱視なんじゃないか」です。先週の阿含はけっこう何度もサングラスを外していますね。屋内ばっかりですけど、そういや6巻でまもりをナンパしようとしたときは屋外だよな。しかし目の描写が白抜きで、いかにもなにかありそうにも見えます。双子の雲水と比較したいんですけど、こっちは瞳が小さい描写しかなくて……やはり6巻を確認すると雲水も阿含も同じ(?)トーンで色がついた瞳のアップがありました。うーん。
 この「凡才が才能にひれ伏す」っていう阿含の言葉はヒル魔さんに向けられたものですけど、努力する凡才といえば阿含と双子の雲水の設定ですから、その辺どう思っているのか知りたいところです。てか描かないと伏線が未回収ってことになりませんか。今後に期待します。雪さん登場で私の予想も大当たり。
●ワンピ
 回想が大詰めです。思ったより話の進行が早い印象。キャラの凄さをアピールするためのバトルがないって素晴らしい(笑)。しかしオハラが滅んだのはロビンのせいでもなんでもないですよねコレ。サウロや青キジなど、いろんな立場の人がいろんな考え方で行動しているのが良いです。街や風景や変わった生き物だけじゃなく、こういった部分でも世界の広さ奥深さを感じられる作品ですよね……。
●ナルト
 バトルが始まりました。何ヶ月もかけずにまとめてほしいです。サイの動向に注目してます。
●ムヒョロジ
 おっエビスたんの過去回想一丁! 想像の範囲を越えないものですが問題なし、この作品ではかなり好きなほうのキャラですし。「悪い事」いわれても客観的というか大人の視点でみると五嶺さん「悪」でもなんでもなかったりするしなー。てなわけでロージーがついに覚醒。自分で気づくんじゃなくて人にいわれて理解するところがさすがキング・オブ・ヘタレあるいはクイーン・オブ・ヲトメの名をほしいままにしているロージーらしいなあと思いましたが、とにかくもう彼をみてイライラしなくて済むのかもしれないと思うと素直に感謝したい気分です。五嶺さんにいい人フラグが立つのは残念ですが(笑)。
●デスノ
 ライトがキラだと確信したのが松田たちではなく相沢だっていうのが……いきすぎた正義感とか次長の仇をとるためといってライトを問答無用で暗殺しちゃっても一応の解決にはなるんですけどね。家族もちの人にはできないし……ああ、相沢が松田たちに筆談の事実を説明してもいいと思うんですけど、ニアの言葉に従ってしまうとダメか。そういう思い切った行動をとれない人たちだからライトに舐められてしまうんだろうなあ。そろそろメロたんの姿が見たいです。魅上にも焦点をあててほしい。話が進んでいるようで進んでないような気がしてなりません。実写映画化はリュークがひか碁のサイのような美形になりそうな予感(笑)。
●ブリ
 盗賊団や強盗殺人犯に襲われても自分たちのちからで自衛するしかない崩壊後の地球の住民のようなことを一護が呟いております。大変だな……そして今度こそ、たつきちゃんが話に入ってきますように。
●リボーン
 今週の冒頭はなんの作品だかわかんなかったよ……! 本格的にバトル物へと方向転換しちゃったんだな、かなり残念です。でもツナの父親の話は楽しみ。今回もツナのママン萌え★ 幼児の面倒をナチュラルにみているツナの家庭的なところは長所ですよね、そういう良さがわかる女の子キャラしか身の回りにいないというのが悪くいうとゆるい感じですけど、少年マンガの主人公の描き方としては好印象なのです。
●Dグレ
 なんとか鬱展開を突破したようで一安心。バトルはやっぱり特殊効果と人間の動きが結びついていない感じで、わかりにくいです。リナリーはアレンのように教団の日本海支部の人に拾われているに一票。ええ、海中に支部があるんです。本当に死んでいるならかなりこの作品を見直すんですが。
●タカヤ
 ああああ、だれもかれもに良い人フラグが。でもとりあえず双子ちゃんが描かれて満足。
●ボーボボ
 掲載順が低い気がする。ナメ郎さん凄いキャラだ、コアラなんか問題にならん……ていうか首領パッチくんナニそのプレイは! バター犬? ちょ、パチ受サイトさん回ってきます。さらばー!
●べしゃり
 上妻くんは伸びしろあるんかなあ、バカは死ななきゃ治らないといいますか、あの性格がどうにかなるのは難しそうです。目標に向かっていくときの障害が才能の有無よりまず本人の性格やコミュニケーション能力であるとは、なんともリアルな話です。金本さんは良いですね、好みのタイプです。こういうタイプの作者さんは特定の分野を極める達人系のクセのある性格を描くのが巧いなー、そういうの大好きです。
●ネウロ
 微妙な掲載位置でございます、もちっと上にいてほしいかな。今回のシリーズは切取線の使い方に脱帽しております。しかしこの犯人を退治(笑)することであかねちゃんのことが描写されるのかと思ったのに、いまのところ弥子ちゃんばかりですね。次回このピンチをあかねちゃんの機転で脱出! 髪の毛の過去回想つき! というのをひとつ期待したいところです。
●ハンター
 アカズちゃん改めコムギちゃん名前判明おめ。少女マンガみたいな展開になっておりますがー、これは恋愛フラグに見せかけた死亡フラグであると思うがどうか。イカルゴの「オス!」萌え。パームがどうなったのか気になりますね。来週も掲載されますように。
●こち亀
 今回けっこう面白かったです(オチはどうでもいい)。こういうことをしていくと業界の古くて頭の固い人たちが「そんなのは巻き寿司じゃない」「そこまでしてメジャーにしなくていい」とかいいだすのが現実ってものですが、マンガとしてはこれで良いと思うのです。夢と希望のある世界ってことで。
 先週のは麗子に対して黒板に書くのはダメという根拠のないルールを追加した時点で、うーん惜しいなあと思いました。
●みえるひと
 うわー、ガクリン最高! いいよこのキャラ。よかった、打ち切りやりすごせてホントによかった。今後もこういうキャラを作って描いていったらいいよマジで。問題はこういった設定を現在のストーリーに結びつけるのが足りないっていうかなんで、とりあえずキャラ萌えできるようになればね!
●イケてる便器(読切)
 テニス様が落ちてるので代原のようです。何度かハンターの代原をしている人……でしたよね? けっこう面白かったです、扉のツカミも好き。初めて持ち込みした作品だそうですけど(ストックないんだな集英社)これまで読んだのより面白かったと思う。ギャグを定期的に量産するって大変なんだな。
●もて王
 あはははははははは、デスノ! いやムヒョロジの身体測定! さすが大亜門先生、期待を裏切らない! そして透瑠ちゃん久しぶり、大人っぽくなって(ほろり)。
●ジャンプ魂の予告
 しょこたん加入! 楽しみですねぇ、マジでジャンプ好きっていうかオタクですもんね。
●ポルタ(最終回)
 暗視ゴーグルっていうのはさぁ星明かりなどの微かな光を増幅するものであって、洞窟内などの完全な暗闇では効果ないんだよね。赤外線照射装置ついてないし熱感知タイプの映像でもないでしょソレ。てゆうか光をあてられたら本人は眩しくて困っちゃうはずじゃないかな。などと突っこんでも無意味なのはわかっておりますが。お疲れさまでございました。なんとも言葉がありませんが、いまは本業のほうを頑張ってくださいませ。
●ジャガー
 次から次へとダメ人間が登場して脱力です。
●テニス様(先週)
 異次元テニスが進行中ですけど、もう少しハッチャけてほしい感じで……跡部さま頑張って〜!
●宇宙商人ポメットさん(先週の読切)
 絵が綺麗で見やすくて安心して読めました。もうひとつドカンとなにか破壊力がほしいところ。

 そんなこんなでまた来週。








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