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最新の日記 


ジャンプ36・37号の感想

2006/08/08(火) 10時のおやつ 

 今週はテンション低めにお送りします。え、いつも?

●表紙
 セナがくわえてるのシュノーケルじゃなくてストローだよね? とらぶるのパロか? オーバータイムは鷹見が描かれてるけど、こっちが主人公ってことでいいの? ていうか白髪キャラ多すぎ。一護のオレンジ色は地毛だっけ? 茶髪と赤毛が少ないなあ、なんで偏っちゃうのか分析すると面白いのかもね。ネウロの露出度が低くて嬉しい。

●表紙2
 一方ヒロインの色はカラフルなんだが、だれだかわかんない人が多数(笑)。デザイン的に特徴が足りないかワンパターンかのどちらかっぽい。「少年マンガのヒロイン」ですからねえ。弥子ちゃんではなく、あかねちゃん! ビュティではなくパチ美! どういうことですか、ネタに走りすぎです。高菜さんの水着にジャガーさんの服の模様がついてるけど、深読みする必要はなさそうだ。ララの水着が白なのはバカっぽくて良い。

●スクラッチ
 こちとら銀はがし歴ウン十年、こんなにバッチリ透けてみえるのも久しぶりだ……当然みっつとも当たりでしたが、ほしいものがなにひとつありませんぞ? でも送る。

●ゲームブック
 この企画必要?

●Dグレアニメ情報
 色がいいかも! といってもテレ東でのアニメ化はアニメ化とはいわないよ見れないんだもん。

●ワンピ
 13才の少年の人質500人皆殺し事件……最初から海賊の頭ひとりを狙ったほうが手間が少ないじゃん。兵器は命令通りに動かないと困るでしょうに、それが海軍の命令だったのか? 無駄な金のかかりそうな組織だ。てゆーか彼がもうロビンの護送をやってないのが明らかになったのに、方針に変更はないのか? それは次回かな。とにかく敵は有能さをみせてくれたほうが手強く感じると思うのですが。

●ブリチ
 ブリーチらしい展開だ〜!
 この作品のキャラってみんなツンデレだよね。主人公たちに単純に好意があって最終的には彼らの望みが叶うような行動をとっているキャラは、もれなく相手の意志を尊重する気がないかのような威圧的な口の利き方をします。本心じゃないことを喋ってるのを当の相手に見抜かれてしまうのは久保先生的にはオサレじゃないらしく、そのまま信じるような描き方をするんですよ。でも白哉や石田父のように相手と深い人間関係にあっていずれ和解するエピソードが描かれるようなキャラならともかく、今回の総隊長とか仮面の軍勢の平子やひよりは、一護とそんな展開にはならないと思うんですよね。だったら言われた相手は言葉通りにうけとってても、読者には本心じゃないってわかるように描いたほうがいいんじゃないでしょうか。たとえばもて王の矢射子の言葉を宏海は真に受けてるけど読者はそうじゃないってわかってるように。久保先生がそれをしないのはきっと、その宏海にあたるキャラが鈍感だなーとかマヌケだなーとか、そんなふうに読者にいわれるのが我慢できないからじゃないかと思うわけで。ストーリー上のいろんな矛盾の原因はその辺にありそうです。
 ところでそろそろ雨竜の出番でしょうか、楽しみです。

●21

 だ い な し で す 。

 しばらくは稲垣先生のことを失礼ながら「神になりそこねた男」と呼ばせていただきます。惜しいよホント、私が神龍寺ファンなのを差し引いてもね。これがジャンプの限界でしょうか。

 泥門が妙に強いのはナゼか……それはズバリ、相手を騙すような作戦や演技をやるのは泥門だけで、ほかのチームが同じことをしかけてこないからです。相手の裏をかき続けるスポーツで、ルールでもそういう作戦が認められているんだから、どこのチームも多かれ少なかれやるはずなんですけどね。チームの性格によってトリックプレイが好きなとことそうでないとこがあって、ヒル魔のいる泥門は異常にそれが得意なチームだってのはわかるんですけど。
 チームの特色をハッキリつけるのはマンガ的にすごく良いことだと思います。ラインが強いチームとかパスばかり使うチームとかキックが得意なチームとか……そういうのはほかのポジションに強い選手がいないから、という物理的な都合に基づいてるんで納得できるんですけど。トリックプレイはどのチームでも練習すればできるはずです。使うタイミングにはセンスが必要で、それがいちばん優れているのはヒル魔だってのはわかります。あと王城ホワイトナイツのような性格のチームが相手をだまし討ちする作戦をとらない、というのも納得できます。でも神龍寺はそういうチームじゃないと思うのは私だけ? 監督アレだし、司令塔の雲水は目的のためには手段を選ばない系の性格だし、泥門だけが一方的にしかけてるのは変じゃない? そのせいで、泥門が強くなったというよりは、敵が不自然に弱体化しているという印象をうけています。泥門の初心者に近い一年生はそういうプレイにコロコロ引っかかりそうだと思えるだけに、なおさら。
 もしトリックプレイを使うのが泥門だけ、という形でチームのキャラを立てているんであれば、たしかに初出場で初優勝も夢じゃないってくらいには有利かと思う。
 コミックスのオマケのネタバレかもですが、関東大会で泥門と同じような作戦をとりそうなチームは、どうやらマルコのいる白秋ダイナソーズですね。対戦順も、神龍寺に勝ったら次は王城で、決勝がダイナソーズです。その線でいくのかなあ。でもアメフト的にはともかくストーリー的にはポッと出のキャラですし。ポッと出でも問題ない因縁といえば真アイシールドが所属していることでしょうけど、関東大会の決勝でそれ使っちゃったらクリスマスボウルはどうする気だ? それとも神龍寺戦が終わったあとの幕間で人間関係を深めるようなエピソードを入れるんでしょうか。うーーーーんん。

 あとワンプレイか……まあ反則とかあれば数プレイやるわけだけど。観客の声援が大きくて有利なのは守備側のはずなんですけどね、攻撃側のQBの声がきこえなくなるから。応援しているチームが攻撃のときは静かにして、敵が攻撃のときは邪魔するために大声をだす、というのは、観客の攻撃心を満足させてくれる非常に面白い応援形態だと思ってるのですよ(笑)。それの逆をやるのか……なんでしょうね。

●リボン
 「生まれながらの殺し屋だぞ」って、天野先生、自覚して描いてたんだ!

●ボボボ
 扉がなんか珍しい雰囲気。ポコミは自分より強い人に助けてもらっても素直に認めて礼をいうし、以前は自分より弱かった人が強くなったかもと考えるのも平気なのか。器が大きいな〜。あるいは大した努力しなくても強かったからトップであることに興味がないのかな。才能・人格ともに恵まれている子ですね。努力で叩きあげてきた人間で、嫉妬深いタイプの人からは嫌われそうで気の毒です。

●ブリ番外
 白哉はソレなキャラで確定ですか(笑)。日番谷がサボってるのは氷雪系だからじゃなくて、いちばん精神年齢が高いからですよね。

●21番外
 金あるんだからポスティングくらい人を雇え。ジョギング兼ねてるなら学ランやめろ。とか突っこみたくなったけどヒル魔たんが可愛いから全てうけいれます。

●リボン番外
 いちばん面白かったです同人誌みたいだけど。やっぱギャグのほうが好き。

●Dグレ番外
 同情するなら金ください、にウケた。なにかと綺麗事をいいがちな主人公が世間知らずじゃないって良いことだ。

●ネウロ番外
 頭が良くて面白くてたまにエリート意識が見え隠れしたお父さん、って(笑)。彼女の観察眼は実の親にも容赦ないな。でもじっさい頭いい人って話が面白いですよね。

●ナルト
 アスマさんが死出の旅にでました。シカマルが登場するならなんでもいいです。

●銀魂
 人情話はイマイチなのよん。身分が高くてまともな人はもれなく平民の暮らしに憧れているらしいです、むかし神楽と遊んだ姫様と同じ話じゃないですか、たまには違う性格の人もお願いします。キャバ嬢姿は神楽がいちばん可愛いと思います。てゆうかこれ将軍と九ちゃんにフラグが立ったわけじゃないよね? そうなの?

●とらぶる
 いまの御時世にこの校長はシャレで済むのかと心配になった。

●ネウロ
 落書きの内容は「弥子様最高」ですか。SMでしか関係を築けないのか君たちは。サブリミナルがブタになってるし、相変わらず芸が細かいなあ。事務所にライターがあるのはなんでだろ。

●Dグレ
 ようやく全身像が……えーと、どこまでがイノセンス???

●こち亀
 麗子がけっこう協力的だったのが面白かったんだけど、いつものように最後がグダグダですね。

●ムヒョ特別番外
 つい先日、女子中学生の友人関係のトラブルを扱った海外ドラマをみてしまいまして、それが念頭にある状態でこの作品を読むと、薄くてヌルイとしかいいようがないですね。このページ数では仕方ないんだけど。でもやっぱホラー系の演出は巧くて面白い。ムヒョが必ず退治しちゃうってわかってるせいで効果半減かなー。水着姿のサービスショットは大半の読者が想像したとおり、ロージーでした(笑)。でもみんなをプールから避難させろと指示されて、ただ悲壮な様子で叫ぶだけなのは、助手としてどうかなあ。パニックが起こらないように適当な口実を考えて静かに誘導することをムヒョは期待していたと思いますよ。

●もて王
 冒頭のサマンサで笑った。なんか悔しい。木嶋と吉本はすっかりこんなことに。最初に木嶋が彼女にチョコを要求したときはそういうつもりなかったと思ったんですけどね〜、良いことだ。戦場のボーイズラブは、なんか今さらだなあ(笑)。

●斬
 月島さんは本当に後ろから殴るの専門ですね。

●オーバータイム
 ヤバイ掲載順なんですけど……でもそれが納得の内容なんですけど……キャラの細かい仕草とか凄く可愛いのになあ、鷹見が几帳面なのも凄くわかるし。ううう。

●エムゼロ
 ついに今週はヘアゴムの人のお色気攻撃すらもなくなりました。ポスターでとらぶると裏表で扱われてるのに、編集部の期待をとことん裏切ってますね。個人的にはこのほうが好きなんですけど、この掲載順では……。

●みえるひと
 逆スーパーサイヤ人!?

●村雨くん
 まとめに入っているようです……なんかもうヤケッパチな展開。

●ジャンプ魂
 決定戦よりもJ喜利に投票したい。「集英社が正体をあらわした。」に一票!

●目次
 浅田編集のコメント……これは日本の読者はスレててココロがキレイじゃないってことですか〜? ぶっちゃけそのとおりだが。


 そんなこんなで次は再来週ですね。





ジャンプとコミックス

2006/08/08(火) 早朝 

 ほ
 らーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 ね?


 ……。
 夏といえばホラーですよ。Wowowで8月の毎週月曜夜に放送するスパニッシュホラー特集は要チェックですCMをみるかぎりC級映画の匂いがプンプンするぜ! といいつつ昨日は夕食後すぐフテ寝しちゃったんですけど。それから私が好きなのはホラーではなくスプラッタだといま気づきました。血ノリの量は作品の評価と比例します。

 ふう。逃避はやめよう。
 まあ今週のアイシーについてはジャンプ感想で語るとして、コミックス20巻。オマケは関東大会出場校についてですね、インタビュー面白かった。阿含は一休が自分に似てると感じてるのか……6巻の時点からそんな匂いはしてましたが。近親嫌悪する性格かと思ってのに、そうでもないのかな?
 それから、えーと……。。。ゴメンやっぱり気分のらないかも。裏表紙の龍がよかったです。雪光のお姉さんは自分に似合う髪型を追求する努力をした結果だと思うよ。パパになる村田先生おめでとうございます。今回は時間的に厳しかったみたいですが、それでもここまで描けるのは本当に凄いです。登場人物紹介はゴクウとサゴジョーが可愛かった。このページではSDキャラが見たかったけど。

 画像は伯父の囲碁五段の免状。詳しくは知らないけど「実績があれば条件を満たせるんだし金で買うようなもんだ」とのお言葉でした。囲碁とか将棋とか受験料がバカ高いですよね、大事な収入源ですからね。夢のない話だ……。


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映画『クローサー』の感想

2006/08/06(日) 昼過ぎ 

 画像は伯父が趣味でやってる個人運営の碁会所。マンガがヒットして囲碁ブームが来たり去ったりしようとも、田舎のオジサンたちの囲碁世界には影響ないのであった。

 すでに来週のジャンプのネタバレ感想が出回ってますよね。うっかり見ないように気をつけなきゃ。いつも早売りしてる店は知ってるんですけど、あえて月曜まで待ちますよ。木曜に買い物にいったらまだ入ってなくて安心したり残念だったり。
 今週号で切り裂きジャックの話題がでて懐かしくなり、久しぶりに本棚から資料を引っぱりだしてみました。『図説 切り裂きジャック』……どうやら買うだけ買ってチラ見しかしてないみたいなので(笑)、いま読んでます。面白い。あとで感想を書くかも。

 で今回は、Wowowでやってた映画の感想です。2004年の作品ですがネタバレです。

 『クローサー
 まったく予備知識のない状態で見ました。登場人物が4人しかいない、みたいな狭い人間関係が描かれています。そして妙に抽象的な言葉を延々と口走ります。舞台演劇みたいだなーと思ったら、ホントに戯曲を映画化した作品でした。ちょっとそのまんま移植したって感じがしすぎですね。

 テーマは恋愛です。ドロドロです。
 あらすじ……舞台はイギリス。作家志望の新聞記者ダンは、アメリカから単身でやってきたばかりの少女アリスと街で出会い、同棲を始めた。アリスの半生を描いた小説で念願の作家デビューを果たす。ところが、出版に必要な著者近影を撮るために写真家アンナのスタジオに行ったところ、ダンとアンナは互いに一目惚れ。だがアンナはアリスの存在を知って身をひく。面白くないダンはインターネットの出会い系チャットでネカマをやってアンナの名前を騙って男を引っかけて遊ぶ(アホか……)。ラリーという皮膚科医と待ち合わせすることになり、本物のアンナが水族館が好きだといっていたのを思いだしてそこを指定し、当然すっぽかしたところ、ラリーは本物のアンナと偶然遭遇してしまった。トラブルになったけど二人はめでたく恋人に。しばらくしてアンナは写真家として成功し個展を開催、ダンと再会して密かにつきあうようになる。アンナとラリーはそのまま結婚したが、アンナの不倫がバレてケンカ別れ、ダンもアリスに二股してるのを告げてアリスに逃げられる。ダンとアリスは晴れて恋人となって結婚しようとするが……という話。バッドエンドです。起承転結の転まで書いちゃった。

 アリス役の人が最優秀助演女優賞、ラリー役の人が最優秀助演男優賞をとってるので、やっぱりダンが主人公なんでしょうか。上記二名の演技が素晴らしくインパクトも強烈で、主人公が霞んでしまっています。てゆうかエンドロールのクレジットはアリスが最初だった気もするし、アリスが主人公だと思う。なんで「助演」だよ。
 4人の中でアリスは少し特殊な位置づけです。ほかの3人よりかなり年少で、劇中での時間経過に従って髪が長くなり、どんどん女っぽくなっていきます。そういう外見の明らかな変化で成長期であることを描かれているのは彼女だけです。最後は24才になってましたけど、それでもまだ子供扱いされてるところがありました。
 一方、主人公?のダン。ふつうは物語の最初と最後を比べると主人公はなにかしら変化しているものなんですが、なかなかそれが表れない。彼のダメな部分は自分のことを大人だと思っていて、大人の考え方がどんなものかも知っていて、実際いい年ですから周囲も彼を大人扱いしているのに、本質的な部分でワガママな子供の面が強く残っていることだと思います。ダンはアンナにもアリスにも「隠し事はしないようにしよう、愛があれば乗り越えられる」と約束します。アンナはその言葉を信じて悪い事実もダンに告げ、彼女自身は「愛によって乗り越える」ことができる人だったんですが、言いだしたダンのほうがそんな大人の対応できなかったという(笑)。本当にダメ男だなあ。アリスはそんな彼のことがわかっていて、つまり自分より遙かに年上の人を大人じゃないと思ってて、口だけの約束はしたけど絶対に真実を話さなかった。アリスは子供だから子供らしい嘘をよくつく人だという描写が何度かあり、ほかの登場人物たちや視聴者はてっきりそうだと思ってたのに、ラストで実はそうじゃないのが判明するんですよね、なかなか感動的?なラストです。

 ダンはアリスを選ぶべきだったろうに、いつまでもそれに気がつかない。最後の最後でやっと成長するんだけど、もう手遅れだった、というバッドエンドでした。成長したのに上手くいかない結末は仕事とか戦いとかだと消化不良なんですが、恋愛ならそういうことも起こりうる、努力だけでは成功できない分野だってことなのでしょう。私は納得したけど、いろいろなレビューを読むと納得できない人もいるみたいでしたね。そんな現実的な展開は映画でまで見たくない、夢がほしい、という感想が多いです。世間では少女マンガ的な展開が求められているのか……まあ韓国ドラマがウケるくらいだし。
 どんなキャラにも長所と短所があって、長所を中心に描いている物語は気持ちいいし、この作品のように恋愛のもつれによってむきだしになった人間の醜い部分ばかりを描いていれば、そりゃー気持ちよくないです。みんなしてヤな感じ。その中でアリスだけが常に本音で動いているようで、「隠れていた醜さが表れた」って感じはしません。素の性格がよいのか裏表ができるほど成熟していないのか……両方なんでしょうけど。

 要するに、人間力の低いダンは本人なりに努力したんだろうけど事態をうまく制御できなくて不幸な結末に終わり、彼と違って人間力が高いアリスは、ダンと関わったためにツライ目にあったけども、それを糧にしてどんどん前進していくことができる。そんな姿が描かれている作品でありました。
 視聴者自身が自分のことを人間力が高いと考えてるか低いと考えてるかによって作品の感想が正反対になりそうだなあ。この作品は賞をとってるんですが、たぶん審査員たちは前者なんじゃないかな……そして一般の観客にはたぶん後者が多くて、そのせいで評価にえらい差があるんじゃないかって感じでした。

 創作技術的なこと。
 作者が主張したいことをそのまま言葉にしない、登場人物にそのまま喋らせない、ってのは作品作りの基本です。しかし、恋愛においては、本心を相手に伝えないのはその人の怠慢であり「悪いこと」だと思います。登場人物が自分なりに全力を尽くしていないのは好感度を著しく下げる行為です。このふたつを巧く両立させるためにはどうしたらいいのかが、この作品には描かれていたと思います。
 あとアリスのコートの使い方が印象的だった。ひとりでイギリスに来てダンと出会ったときの、髪を真っ赤に染めてパンクだったアリスを象徴するデザインのコート。ビジネス街らしく通行人は地味なスーツを着ている人ばかりだから余計にアリスが目立つ。周囲の様子と比較する形で存在感をだすのは巧い。数年後、ダンの浮気を知って出ていくとき、そのコートを着ます。同棲を始めてからアリスは服装が大人しくなり、髪も黒く戻していますから、そのコートがあまり似合わない。でもまた以前のようにひとりで生きていくという決意の表明ですよね。ダンもアリスもそのコートについてなにもコメントしていないのに、これが重要なアイテムだとわかります。同じような効果を絵がない小説で出すにはどうしたらいいのかな……映像があって初めて成立する演出かしら。

 てなわけで、ドロドロの愛憎劇が好きな人は楽しめる作品かもしれません。

 まんがの森で9月のコミックス新刊予定をみたら、27日に宵闇幻燈草紙7巻が発売されるのを発見。15ヶ月に一度しか続きがでないのは追うほうも大変です。ヘルシング8巻はオンライン書店に注文済み、早く届かないかな〜!


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ジャンプ35号の感想

2006/08/01(火) 昼過ぎ 

※今週のナーガについては、この下の記事で書きました。

 ようやく夏っぽい天気になってきました。えーと、東北の梅雨明けはまだでしたっけ。河原を散歩したら水浸しで、泥道の深いタイヤ跡に水たまりができてました。そこを泳いでいたオタマジャクシたちの寿命はあと何日かしらん。いままた降ってるけど。

 ではジャンプ。このカードぶっちゃけ邪魔なんですけど、小さいお友達には需要あるのかな? 夏恒例の銀はがし、今回はギャンブル性ないんですね。銀魂のTシャツがほしいので送ってみます。蛇口からでてくるエリザベス(笑)。

●ナルト
 巻頭カラーで暁のみなさまが勢揃い。名前なんだっけジャシン教の人、こうしてみると美形で悪くないや(笑)。彼の武器は子供の頃に遊んだオモチャを思いだすな。こーゆー赤とグレイのパーツでヘリコプターとか作ったよ。髪飾りをつけてる人は女性キャラ希望。
 ナルトは里のメインウェポンになりうる素材ですから、その修行を支援することは里のためでもあるわけで、アスマとしては自分から積極的に教えてあげてもいいところですよね……わざわざ代金を徴収するのはナルトを甘やかさないためかなあ、とことん子供扱いされる主人公です。それが正しい対応だと思えるところがなんとも。
 将棋。先週はアスマが一方的に攻めてたのに、そこからシカマルが逆転したんですね。たしかにシカマルは相手の動きを見極めてからそれに適した作戦を考えるタイプで、戦い序盤は出遅れるという面があります。それを再現してるのに感心しました。

●ワンピ
 CP9の様子を一コマずつ描いてフォローするあたり、相変わらず情報量が多いです。ルフィはなんかポパイみたいになってる(笑)。ほうれん草の代わりに肉を食べるんですね。ちゃんとゴム人間という特性が生かされてるし、なんだかんだいって良くできてる作品だなあ……。フランキーはロビンを守るように。

●ブリチ
 織姫ちゃんっ、あんた自分から敵に弱みを教えてどうすんの。あんたが藍染に反抗するたびに一護が殴られて、その映像をみせられる展開になるんだぞ? 反抗なんかする気はないっていうんならいいけどさ。それはありうるか。でもヒロイン特有の愚かさが描かれてガックリ。
 私はイチオリ派なんで(ルキアからは恋愛感情を感じない)今回の展開は歓迎ですが、世間にはそう思わない人が多い理由もわかるんですよね。最初は織姫って一護の顔をみるだけで変な連想をどこまでも発展させて笑ってるような子だったじゃないですか。そんな彼女が好きだったんです私は。この局面でもそういうのをやってくれればよかったのに。男ができて面白くなくなった女芸人みたいだわー。

●霊の友
 赤マントやトイレの花子さんはともかく、実在の殺人鬼である切り裂きジャックを素で悪霊扱いしてるんですけど……! すでに都市伝説と化してますかアレ。

●メゾペン
 バカ彦くんを探す彼がニセ者だって気づいてるのがよかった。今週は読切が4コマで、つい比べちゃったんですが、そうするとこの作品がハイレベルなのがわかるんですよね。人気投票ひっそり開催、もし送るなら天才マナブくんかな。

●ボーボボ
 ポコミが汗をかくほどナゼ敵が強いのかわからなかった……ぽっぽこ☆ハンマーで殺せそうにしか見えない。なんでだろう、ボーボボたちがピンチになってもピンチと認識できないからかな。首領パッチの見せ場は素直に楽しみです。

●リボーン
 いつもアシさんの背景がいい仕事です。う゛お゛ぉい!がどうにもウザイ。いやむしろアニメできいてみたいか(笑)。

●とらぶる
 なんだこの薄さ。臨海学校じゃ妹の出番はないよね、残念。

●銀魂
 男も女もブルーカラーばっかりでホワイトカラーのいない作品ですねぇ……。描き分けできてないのが勿体ないよ、九ちゃんの女装(?)なのに。

●オーバータイム
 どう略せばいいんだよタイトル。サイト巡りして「オバタイ」と「超過時間」というのを見つけました。どうする?
 本編。キライトさまが野球選手に転生していました(笑)。主人公ふたりが少しクセの強いタイプなんだから、ライバルは正統派の爽やかなナイスガイにしたほうがよかったんじゃないかな〜。でも美形をだしたのは高く評価したいです。てか左利き多すぎくない?
 展開がのんびりな気がして心配です。

●こち亀
 扉の麗子、この作品には珍しい雰囲気だ……胸のサイズも控えめだし(笑)。

●21
 うっそー! と思った私はナーガファン失格です。信じてなかった。勝敗については審判の笛が鳴ってないこともあって来週まで待ちます。今週の見せ場はやはりヒル魔さんのマジな叫びでしょう。こんな顔をみるのは初めてじゃない?
 クリスマスボウルへの夢はまあおいといて、この試合の勝敗ってヒル魔と阿含の確執に決着をつけるものなんですよね? でもそのわりにヒル魔さんの本心は相変わらず微妙に描かれないし(それによってカリスマ性を演出するキャラだから)、阿含も似たような位置づけでやっぱり本心は伏せられたまま。中学時代に彼らがつるんでたことについてヒル魔がどういうつもりだったのかわかんないし、阿含がどういうつもりだったのかもわかんないままです。なんだコレ(笑)。
 そもそも推薦入試の件は、試合で勝てば決着がつくような話ですかね。勉強してない栗田さんが悪いんだし。
 モン太の「敵の強さを正確に認めたうえで対処を考える」という描写で、やっぱり彼もこの作品の登場人物なんだなーと思いました。まず現実を受けいれるところから始まるんですよね、現実を許せないから変えようとするんじゃなくて。

●みえるひと
 人気投票おめ。ガクと先代明神とコモンとミズチに送りました。偏ってるなあ。敵の仲良しぶりは可愛くていいんだけど、「子供の仲の良さ」ですよね。ロップイヤーラビットは萌える。

●斬
 先週は完全にスルーしましたが今週は良かった探しに成功、スピード感とか悪くないと思いました。キャラの位置関係はアバウトだけどね。

●Dグレ
 この扉すごいツボった! 表情と剣が好き。切り抜いておこう。
 本編はなにがなんだかワカリマセン。どういう動きがあったのかも正直よく……。
 仮面なのはわからないでもありませんでした。先週の感想で「そもそもイノセンスってナニ?」と書いたのは、アレンが「アクマを救う」という意志をもたないと発動しないのかと思ったからなんですが、よく読んだらそうじゃないですね。単に「イノセンスを活用して生きる」という覚悟さえ決めればよかったっぽい。アレンは性格的に他者への攻撃性とかないから、アクマを壊すために戦うっていうのが合わなくて、結果的に壊すとしても「これは救うためにやってるんだ」と考えることが必要だったってことか。
 どっちにしろ本来やりたくないことをやっていくしかない人生で、イノセンスの真価を発揮させるためにはアレンのありのままの自分みたいなものは主張しちゃいけないんですね、だから仮面でアレンの顔を隠す形になるのだろうと思います。アクマを倒す力があるのはイノセンスで、いま世界や人類に必要とされてるのもイノセンスで、つまり価値があるのはイノセンスであってアレンじゃない。優先権はイノセンスにあり、エクソシストはイノセンスの能力を発揮するための器・依代として生き、イノセンスが壊されそうになったり奪われそうになれば自分の命を捨ててでも守るわけか。道具だね。
 やりたくないけど勉強して就職するしかない現代日本人の姿を描いているともいえますが、そうやって読者が自分に置き換えて共感しちゃうと、この主人公の姿をみても救いがなさすぎる気がするな〜。これからどうなるんだろう。

●ネウロ
 うーん、今週も低いね掲載順。
 今回の戦いは、どうすれば相手に勝てるのか、そして電脳空間で負けると本体はどんなダメージをうけるのかってことがイマイチ明確に示されていないので、バトルの緊張感がありませんでした。この作品からそういう印象をうけたのは初めてです。
 電脳空間でのバトルっていうと攻殻機動隊をどうしても思いだしてしまうわけですが。人形使いの場合、もともと人形使いを作ったプログラマーは人形使いが抵抗できないプログラムも作ることができたから、ネット上にいる彼の行く手をふさいで追いつめて特定のマシンに逃げこませ、そのマシンを物理的に破壊するという作戦をとったわけですよね。ハルは本体のスパコンを隠させたけど、人工知能の強みは自分のコピーをいくらでも作れるから命のスペアがあるってことだし、ただ対決しても無意味じゃない?と思っちゃう。ていうかネウロがハルを根本的には殺せないことを示す展開なのかな今回のは。

●ムヒョ
 腐乱死体ごっこするティキ萌え(笑)。こういう描写できるとこは好きです。ミックもかなりカワイイ、どうしよう。敵側の新キャラ登場ですね、女性キャラが好みです。毒島さんが自分の寿命を犠牲にしたエピソードは、禁魔法律に手をだすのとどう違うのかよくわかんないような内容の予感がします(笑)。

●エムゼロ
 本格的に愛花の出番を減らすつもりか、読者のニーズって大事だよ? ここで彼女が自主的に執行部に入るような展開になればいいんだけど、そんなことより執行部のキャラを掘り下げる方向で話が進んでいます。でも支部長と伊勢兄を絡ませるのは大きいお姉さん向けのテコ入れかも(笑)。どこに行きたいんだろう。

●もて王
 円先生の水着はツッコミ待ちですか? ルリーダの胸が堅そうに描かれてて感心した。男性キャラのバストアップというか上半身だけの描写が、全裸みたいです。悠と玲夜は眼福でした(笑)。あいすが体育座りで浮かんでるのが可愛すぎる。今回の宏海はテンション低めのツッコミが多かったですね。芸の幅を広げてるようで何より。

●ジャガー
 沈砂地(笑)。好きな人と下水処理について語りあえるって、けっこういい関係なんじゃない。


 ではまた来週。





今週のナーガ

2006/08/01(火) 朝 

 ネタバレ注意。





 えええええええええええぇぇぇえ!?

 マジ!?

 いやいやまだ審判の笛がなってないですからね、時計だけ先に動いちゃったけど審判がそれを戻して試合再開というお定まりの展開かもしれませんよ。ブログのほうからリンクさせてもらってる検証サイトさまでは審判やヤードクルーがスクリメージラインまで移動するために時計を止めることがあるから、それで数秒が残るんじゃないかって話でした。泥門がモン太のところまで走っているのと一緒に審判たちも走ってるわけで。そりゃそうだ、ピチピチ高校生の選手より審判のオジサンたちのほうが足は遅いさ。でもあの引きでじつはまだでした〜ってのも、けっこう萎えるというか。栗田さん転んでるし。
 うーん、とにかく次回をまちます。毎週毎週この引きはスゲェ。

 7月26日に拍手コメントくださった方ありがとうございます!
 返信不要と気遣っていただきましたが、そこはむしろレスしたい内容なので、是非とも語らせてください;
 先週のジャンプ感想の「阿含ガンバレ」についてですね。あれは天才で恵まれてるから少しは我慢してガンバレという意味ではないです、言葉が足りなくて申し訳ありません。そう考えたほうが「阿含が」楽になるんじゃないかと思ってのことでした。雲水はもう的を射たアドバイスをされたとしても「でも自分はこうするしかないんです」みたいな感じで手がつけられない状態だから、なにを言う気にもなれないんですが、阿含のほうはまだどうにかする余地があるっぽいじゃないですか。雲水の回想シーンをみてから私も阿含が哀れで哀れで、直視できないくらいです。雲水の考え方は、なんというか共感できすぎるので、同情してません。

 ここからは妄想の話ですが。
 あの回想シーンに対するどこかの感想サイトさまのコメントで、あしなが集英会のありえない対応について「雲水を気遣った阿含が履歴書の写真を勝手に自分のものと入れ替えたんじゃないか」というのがあったんですよ。集英会の人が見たのは阿含の写真なんじゃないかという。たしかにそのほうが現実的で、ちょっと納得しちゃったんですよね。その結果ああいうことになって雲水から「同情するな」といわれてしまって、阿含は興味なくても留学するしかなかったんじゃないかと思うんですが、行ったんですかね>アメリカ。作品的に、アメリカ留学=真アイシールドじゃないですか。まさか本当なら雲水が来てるはずだったのに〜と考えた阿含がアメリカで雲水として振る舞ったりしたんじゃ……? それが筧の回想にでてきた胡散臭いほど爽やか口調となっていたんじゃないの? そんで最終的にはキレて帰ってきたんじゃないの? などと思ってしまったんですよ。よく考えれば筧は「日本人とは思えない体格」みたいなこともいってたから、たぶん間違った妄想なんですけど、この妄想阿含が脳裏から離れてくれないんです。壊れすぎてて目もあてられないよ阿含ちゃん!

 そんなわけで……彼らのプライベートな関係が少しでも解決するなら試合なんかべつに勝とうが負けようが正直どうでも……(笑)。というよりも負けたほうが彼らの話は進みそうですよね。ちょっと複雑な心境です。


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