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最新の日記


NFL第7週

2005/10/29(土) 入浴前 

 第7週のチャージャーズ対イーグルス。

 チャージャーズのRBラデイニアン・トムリンソンは18試合連続タッチダウンランを達成してNFL1位タイ、今回で19試合目のTDランをとって新記録なるか!という試合でした。3勝3敗。負けてる試合も4点差以内の接戦ばかりなので、今年も頑張ってるというか、いまいち勝負弱いというか。
 QBドリュー・ブリーズは安定してるみたいです。レシーバーはいつもどおりWRキーナン・マカーデルとTEアントニオ・ゲイツが活躍してましたが、上記のRBトムリンソンのランが突出してるチームではないかと思います。パスキャッチもブロックも上手な万能型RBですね。

 イーグルスは現在、パスオフェンス1位でランオフェンス最下位という非常にわかりやすい成績です。QBドノヴァン・マクナブは腰とか胸とか足のつけ根とかケガだらけなのに先発しています。ここまでパス主体のチームだと、ワイルドガンマンズのキッドがケガしたようなもんで、QBが気軽に交代するわけにもいかないんでしょうけど……フィールドに立てないほどの重傷ってわけでもないですしね。うーん、でもなー。イーグルスは先週お休みだったんですが、チーム全体が練習しないでまるまる休養にあてたらしいんですよ。それで回復できたとみたんだとは思いますが。
 エースWRテレル・オーウェンスは今回ひとつタッチダウンとりましたけど、なんか元気なかったような。キャッチしたあとのランが凄いはずの選手なのに、ぜんぜん走ってませんでした。あとWRグレッグ・ルイスとRBブライアン・ウェストブルックは、いつもの活躍で。今年からスタメンに定着したTEのL.J.スミスが上り調子って感じで、いちばん勢いがあったと思います。

 試合の様子。
 第1Qどちらも得点なし。第2Qでイーグルスがタッチダウンして前半終了、0対7。スタッツではチャージャーズのラン獲得ヤードがマイナス5というありえない数字でした。イーグルスのほうは獲得ヤードのうち90%がパスで、こちらもランはさっぱり。トータルヤードも攻撃時間もイーグルスが2倍くらいの勢いだというのに、なんでたった7点差なのかって感じです。
 第3Q。イーグルスの攻撃、やっぱりなんか決定力に欠けていてタッチダウンまでもっていけず、フィールドゴールで3点追加。チャージャーズはランが通らないとようやく理解したらしく、パスに切りかえてゲインしてタッチダウン。第4Qに入ってさらにタッチダウンして逆転、次のイーグルスの攻撃の最初のパスをインターセプトするなど、流れはチャージャーズに傾きました。そのままゴール前2ヤードまで攻めこんだんですが、3回攻撃しても2ヤード進めません。だから今回はランは止められちゃうんだって。この状況ならふつうランだし、もともとランが強いチームだから、使いたいのはわかるんだけどさ。イーグルスのディフェンスも本気でランばっかり防いでるんですよ。ショットガンで、QBではなくRBトムリンソンがスナップをうけて走るというプレイをみせたりしたんですが、結局フィールドゴールに終わりました。17対10。
 第4Qが続きます(2時間15分の放送時間のうち約1時間が第4Qでしたよ。前半は動きなかったし)。チャージャーズのパスがインターセプトされてイーグルスが攻撃権を奪ったのですが、ここでも勢いが足りず攻めきれなくてフィールドゴール3点。17対13です。
 試合終了まで残り3分半、イーグルスの攻撃で4th downギャンブルを試みて失敗。残り1ヤードでふつうはランを使う場面なのにパスを投げました。こちらも得意な攻撃に頼ったようにみえますが、ランに自信がなさすぎて選択の余地がなかったんだと思います。なにしろランオフェンス最下位ですからね。ふだんのQBマクナブなら大丈夫だったかもしれません。でも今回は……みるからに具合が悪そうなんですよ。勝負はついたと思いました。
 ところが残り2分半、チャージャーズが40ヤードのフィールドゴールを蹴ってダメ押ししようかと思ったらブロックされ、ボールを拾ったイーグルスの選手がエンドゾーンまで走りこんでタッチダウン。まさかの大逆転です。イーグルスがラッキーっていうよりチャージャーズが不運だ。でも3点差ですから、まだ可能性はあります。次のチャージャーズの攻撃、タイムアウトのない状態でなんとかパスをいくつか繋いでフィールドゴール圏内に入ったと思った瞬間、タックルされてボール落として奪われました。……試合終了です。

 最後ホントに惜しかったですね。同点になって延長戦に入れば、きっとチャージャーズが勝てたんじゃないかと思います。それほどイーグルスの様子がひどかったので。勝てたはいいけど来週どうするつもり?
 WRオーウェンスのタッチダウン後のパフォーマンスは今回も面白かったです。QBやWRが腰にヒラヒラさせているあのタオルを畳んで左腕にかけ、右手でボールをトレーに見立ててウェイターのようにもって歩くというのをやってくれました。ふだんからこんなことばっかり考えるのかなあ(笑)。次にチャージャーズがタッチダウンをとったとき、同じパフォーマンスを真似してやり返したのも楽しかったです。敵地なのに一瞬爆笑の渦に包まれてましたよ。その後は盛大なブーイングでしたが。

 最終スタッツではトータルヤードも攻撃時間も同じくらい。ラン獲得ヤードは両チームとも20ちょいでした。RBトムリンソンは7ヤードしかゲインしてません。タッチダウンどころじゃなかったので、残念ながら記録更新はなりませんでした。見た感じ……FBがだれもブロックしてないことが多かった気がしますけど、イーグルスのディフェンスが彼の横をうまくすり抜けているだけなのかな(リードブロッカーのいない状態で走ることも多いですしね。パスキャッチが得意なRBだから攻撃のバリエーションが豊富でオーソドックスなIフォーメーションの使用頻度は低いです)。イーグルスのディフェンスが良かったんだと思います。ランはダメそうだから今回はパスでいこうという見切りが遅いような気もしました。思い切りが悪いっていうか。第1Qの最初の攻撃シリーズの結果をみただけで路線変更しちゃうようなチームもあるわけですから。

 個人的にはパスプレイよりランプレイが好きなので、ちょっと寂しい試合でした。ランが好きっていうか、TV観戦だとボールをもったQBの周辺ばかりが映されて、パスコースを走るレシーバーは画面の外に消えてしまうわけですよ。キャッチすればリプレイされるけど、それも本人だけで他のレシーバーがどんなコースを走っているのかとか、あまり知ることはできないので。ランプレイのときだってWRは囮になったりブロックしたりしてるのに、それも映らないですよね。全体の動きを把握できるような上空からの映像を常時サブ画面に流してくれないでしょうか。むしろQB周辺がサブ画面でもかまわない勢い。

 さて、もうひとつ。





衝撃!

2005/10/29(土) 遅い昼食の後 

 ほとんど物置と化した祖母の部屋で、祖母のベッドを完全に自分のものにしているネコちゃん。にょろりんと長い。おまえ伸びると1メートル近くあるんだな……。

 ブログのテンプレはまだ検討中。いまいちピンとこない。NFLのビデオは2試合分をみたので、午後から書けるといいですね(他人事のように)。

 ずーっと前の日記で「いろんな作品で小さい子供が親に嫌われるのを恐れて必死になるような姿が描かれているけど、どうも共感できない。自分はそこまで親だけに固執して機嫌をとろうとしたことはない気がする」みたいなことを書いたんですけど。そのときは母方の性格を受け継いだ&その母親に育てられたせいだろうと書いたんですけど。
 ネット回遊中に通りすがったブログの文章を読んで、新たな説が浮かびあがりました。ブクマし忘れたんでリンクを貼れないんですが、個人の体験を交えた少し結論のわかりにくいその文を私なりに要約すると「アトピーや喘息の子供は具合が悪いのを何度も堪え忍ぶうちに、親というものが自分を必ず助けられるだけの力をもった絶対的な存在ではないんだと、幼い頃から実感を伴って理解してしまう。そのため盲目的に親を信じるような部分は薄れてしまいがちなのではないか。それはそのまま、他人に信頼をよせたり依存したりできない人間になっていくのではないか。大人になった現在、だれかと話したりしているうちに“この性格は喘息もちかも”とわかるときがあって、確認してみると当たっていることが多いので、そういう傾向があるのは確かだと思う」という内容でした。

 そ れ だ よ 。

 もちろん全てがそうじゃないにしても、私はバッチリ該当するっぽいです。
 病気をすると性格が変わるっていいますけど、それは健康だった人が突然それまで体験したことのない事態になって、通常じゃわからない周囲の人の対応なんかも目にするからで。生まれつき病気もちだったり虚弱であったりする人にとってはそれが日常だから、性格形成に大きな影響を与えることはないと思ってたんです。私の認識が甘かったようですね。
 そっか……アレルギー体質特有の性格傾向が存在するかもしれないなんて考えたこともありませんでした。子供の性格を作るのは遺伝と家庭環境だけであって、それ以外の部分が人格の方向性を決定づけることもあるという概念そのものがなかったんです私には。ものの見方がいろいろ変わってしまうかも。

 ひとつ賢くなってしまいましたよ……。





だらだらした日々

2005/10/28(金) 日付が変わった 

 冬です寒いです。
 画像は神主がふだん履くような草履。なにかっつーと奉納品?のつもりでもってくる氏子さんがいるんですが、父はべつに日常的に袴姿なわけじゃないし、サイズもあわないので余りまくっています。ヤフオクに出品するのは不可でしょうかね、こういうのは。
 ひとつもらって私が使っているのが画像のものですが……牛革製と書いてある。いくらくらいするものなのかな。てゆうか、鼻緒の位置が中央だと小指がはみでてしまうのは気のせいかしら。慣れてないと指のあいだが痛くなるし。近所に用事があるときなんか、これで歩いてます。でもそろそろ寒いです。

 地域のバザーがあるらしく、だせるものがあるはずだということで物置を漁りました(上記の草履をだしたいところですが、くれた人の目に触れてしまう可能性が高すぎてダメなんです。狭い地域なのよー)。今年はうちの母がこの辺の家々に出品を呼びかけて取りたてる役目にあたっています。
 やたら数だけはある菓子鉢さんたち、まとめてサヨウナラ。なんか一時期、結婚式の引き出物で流行ったんだと母がいってます>菓子鉢。うーん、ただ木製の物とかデザインにも特徴があるわけでもなく。ひとつだけ津軽塗りのすばらしく美しいものがあって、それはとっておきます。もったいなくて使えないくらいキレイ。これの画像も載せたいけど、うまく撮れるかな……。

 私はそろそろ本格的に部屋の掃除をするべきです。火事が怖くてヒーターが使えません。自室の日当たりが悪く、夏は快適で冬は最悪なのを実感できる季節になってきてしまいました。廊下より寒い。
 それはわかってるのにブログのテンプレートを探す旅にでています。現実逃避です。でもブログが黒背景で読みにくくて仕方ないんです、最初からわかってたけど。文章の部分だけ背景色グレーのテーブルでかこって文字色も変更したらマシになるのかな。ブログのソースを見るのは初めてだけど、まあこの辺をいじればいいんだろうってのはわかるんですよ。でも全体を把握してるわけじゃないんで、気軽に修正したらほかの部分に影響がでてそれを直そうとするうちにドツボにハマって初期状態に復元することもできなくなって同じものを再度ダウンロードしてくる己の姿が目に浮かぶようです。エントリーのたびにテーブルタグを書きこむのも嫌だし。
 このデザイン気に入ってるんだけどなー。いろいろ探しています。

 久しぶりに近況らしきものを書いてみました。拍手やメールのレスをためてます。ごめんなさい。レス更新しました〜。





ジャンプ47号の感想

2005/10/26(水) 夕食前 

 親戚のネコたんを撮りまくってきました! まだ二才くらいの男の子なんです。マンション7階のベランダから落ちても下に植え込みがあったおかげで無傷で生還した奇跡のネコです(笑)。法事の年ではなかったのですけど他の親戚も挨拶にきてネコを触りまくっていったらしく、私が遅めに顔をだした頃にはなにやらビクビクと人間不信に陥っていました。もともと人なつこいから完全に逃げてしまうことも噛みついてくることもないんですけど、何度もネコパンチされてしまいました。爪を立てないネコパンチ……ハァハァ。いやうちのネコが触る者みな傷つける勢いなんで。

●ナルト(表紙&巻頭C)
 この世界はカラーにするとやっぱり綺麗です。また人気投票? こないだのアイシと同じようにキャラ一覧みたいなものがないですね。どういう結果になるか興味はありますが。ナルトに「不思議なちからがある」といってるのは、彼に助けてもらったことがある人がほとんどのような気もします。サクラがチヨバアのどこに感謝してるのかわからないのはきっと私の読解力が足りないせいだと思うけど……ガアラを救ってくれたのがそんなに嬉しかったのかしら? ほかの感想サイトさんを回ってみます。ネジの「断る!」にはウケました。戦闘の合間のギャグパートは面白いですよね。
●アイシ
 掲載順がとても良くて一安心。ヒル魔は赤羽の技(?)を身をもってうけることでどういうものなのか理解する流れなのかと思ってたら、すでに理解はしてて解決策もあったのですね。さすが頼りになる……。でもその解決法をほかのメンバーが簡単に真似できそうもないから解決になってないかも。こういうのは作戦面で対処してくれると個人的には面白いんですけどね。正面から対決しても物理的に叶わない敵には、ふたりがかりで相手をするとか、やってたじゃないですか(泥門以外のチームかも)。どこかが薄くなるのを承知で必要な部分にだけ戦力を集中させるとか、やってくれないものでしょうか。でも盤戸戦は敵のテクニックを自分たちのものにしてレベルアップ!という修行イベントである可能性もあるか。
 武蔵の顔がだいぶ元に戻ってきたので、そろそろ散髪もしてほしいです。ずっと盤戸がオチ担当なのはどうなのか。コータローも赤羽もこの作品では珍しいことに、どんな葛藤を抱えているキャラなのかが一向に匂わされないものだから(はっきり描写するのは後だとしても、それらしい伏線はかなり初期に張られるじゃないですか)、なかなか思い入れできなくて残念ですね。
●ブリ
 それ病院用ベッドに見えるけど(笑)。浦原……恋次がなにしにきたのかマジで心当たりないような顔してるよ! やっぱり一度といわず二度三度、きっちり殴ってやるべきだと思います。織姫は片手だけで料理したのか、すごい。てかムリだろう。洗い物はどうするつもりか。チャドが完全に守られるポジションになってて悲しいです。雨竜はパパンのおかげで霊圧が復活したんじゃなかったの?
●べしゃり
 いつも思うんですけど、ふつう教室に空いてる席なんてないですよね? 転校生がきたら机と椅子を運んできて用意するんじゃないのかなぁ。転校してくる前日に床屋にいく辻本くんはちょっと好きかも。芸人さんはふつう隙あらばボケたいみたいな人ばかりじゃないっていうのは本当にそう思うんで、マイクの前でだけテンションあがるキャラを投入したのは良いことだと思います。安心というか。モンティ・パイソンのだれだっけバカ歩きする人が、ふだんはふつうに紳士なのに会う人みんなからアレやってといわれて傷ついてたらしいという話を思いだしたのです(えらい古い話だな……)。
●ムヒョロジ
 うーん、母子の感動話とかロージーの乙女リアクションとかは関心ないのでスルーするとして……ムヒョがナナには的確な指導をしていたのがちょっと衝撃的ですね。助手というか弟子にはなにもいわず、自分のテクニックを勝手に盗んでいけ!みたいな昔の職人タイプだと思ってたんですよ(そのやりかたはべつに否定しません)。ロージーは指導しないほうが伸びるという判断でしょうか。ムヒョの判断が間違うことはない世界だから将来的にはそうなるんでしょうけど、まったく想像つかないわけで。それほどロージーのヘタレ描写が突き抜けているってことか。すごいな。作者が天然ぽさが。
 法律は融通が利かないから法律なんですし、今回ムヒョが母子にしたことは問題にならなきゃいけないことだと思う。この作品は犯罪をおかした息子をかばう母親的な考え方が根底に流れていて(そういうのが苦手だからそういうのがないだろうと期待して少年マンガを愛好している私にはツライものがある)、でも法律ってどちらかというと父親的?という感じのものだと思うので、その辺の折り合いをどうつけるかには興味があります。ムヒョにもツッコミどころは満載なんだからゴリョーさんたち少しがんばってほしい。
●銀魂
 バトルをやるには空知のマンガ力が足りないと思うんだよね。てゆうかガンマンがなぜ自分から接近戦を挑んでしまうのか。なんのための飛び道具だよ。バトルといっても戦う人間の気持ちとかが重要で気持ちの上で優れているほうが勝つべきだという思想の世界なんで、剣とか銃の技術そのものには興味がないんですよね。だからバトルがメインになるとアレだという。今回は話がよくわからなくて……鍛冶屋のお兄さんはどうして万屋に紅桜の奪還を依頼したんでしたっけ。鉄子さんは想像していた以上に可愛くて良い感じです。
●ポルタ(センターC)
 ……今回はちょっと読むのがつらかったです。かなり大目にみてるつもりなんですが。低年齢向けの作品の場合、いろんな部分で“子供だまし”な理屈で説明されるのは仕方ないと思うんですよ。だからどんなヘボいトリックでも、その世界の住人の全員が「凄い」と認識していたら、具体的な内容はおいといてとにかく凄いことが起きたっていう描写なんだなと納得することはできるんです私。その凄い出来事によってキャラたちがどう考えどう変化していくのか、興味があるのはその辺なので。
 でもね……悪役の設定って難しいですよね。とくに主人公が犯罪者の場合、法律違反=悪とは描けないですしね。前回の高利貸しでも思ったけど、合法であっても弱者に対して思いやりをみせない人が悪なのか。赤の他人に対して金銭的な援助をしたりするためには宗教が介在する必要があるのではないしょうかね。日本にそういうボランティアとかチャリティーといった考え方がほかの国に比べて足りない気がするのは無宗教だからじゃない? その風潮を問題視して作品の基本テーマにするのはわかるんだけど、本人が思っているより難しいんじゃないかな。この作品だけにいえることじゃないですけど。
 あと絵が下手。段ボールかぶってる場面とか、あの足の位置と向きで、中身どうなってんのさ。
●もて王
 新キャラちゃんのヘアゴムもまた可愛い。天使?
●テニス様
 「もういい手塚ッ!この試合は捨てるんだぁーっ!」でウケました。なんでここでウケなきゃいけないんだろう。
●デスノ
 相沢さんは考えてるようでホントになんにも考えてないな〜。あっちにもこっちにも喋りすぎ。魅上の引き立て役ってことか? 月が魅上が使えることに喜びつつも彼ができすぎることで危機感を抱いてますね。その疑い深さに月の性格の悪さがでてて良いです。同じ目的のために邁進する相手なんだから、信頼できる仲間ができそうだと少しは喜ぼうよ。新世界の神は孤独だなー。こんなこと始めた動機は「退屈だったから」だもんね。犯罪のない世界を作ることさえできれば自分は犠牲になってもいいと考えてるわけじゃなくて、神になること自体が最大の目標なんだもんね。リアルを玩具にしてゲーム感覚で世界を変えているだけなんだもんね。ゲームのクリアが目標みたいなもんでさ。いや、その不謹慎さが魅力だと思ってるんですけど。
 完全に蚊帳の外になっている松田がおかしい。味方してる月にまで放置されて(笑)。でも相沢が月を監視することにしたといいだしたとき「死に際の総一郎が月の潔白を証明したはず」とかいわないとダメだろ松田。それが現在の月の唯一にして最大の強みなんだし、月の口からいうわけにもいかないことなんだからさ。敵にまわしても恐ろしくないし味方にしても頼れない。それが松田。最後まで生き残りそうです。同じく生存しそうだと思っていた出目ちゃんは死亡か。惜しいキャラを亡くしたもんですね。
 今回はとにかくメロが再登場してくれて嬉しい。いきなり仲間ができてるけどマットってだれよ? ミサについて「おれがこういうのもなんだが」といってるのが違和感というか意味深だ。どんな理由があればミサを可愛らしいと表現するのに支障がでるのか。1、日本人に恨みがある。2、男しか可愛らしいと思わない人つまりゲイである。3、逆にどんな女も可愛らしいと思ってしまう女好きである。4、じつはマット自身が可愛らしい日本人女性である。……ダメだ、こんなのしか思い浮かばない。
 今回の最大の注目は魅上の机の片隅に何気なくおかれたメガネでした。メガネっ子ですか!
●リボーン
 バトルですね〜。とりあえず大人イーピン萌え。
●キャディーガール瞬(読切)
 ゲーセンで向こうの台の人が身をのりだして覗きこんでいるのに笑いました。あとは増刊のときと同じ感想で。中途半端に真っ当なストーリーがあるからオチが笑えないっていうか。
●こち亀
 公務員がぬるい仕事してるってネタは、この御時世じゃギャグにならない気がする……。てゆうか、権力側とか組織の上層部は悪役担当の作品が多いなかで、身分の上下とか警官とかヤクザとか関係なしに、だれもが善悪なんてどうでもいい遊び人で、悪役がいないんですよね。和む。
●ネウロ
 おお、先週の感想サイト巡りですでに電卓の数字に言及されてる方がおられましたよ。大当たり。被害者が自分から部屋に閉じこもりたくなる状況に追いこんで密室を作るというのは面白かったです。小道具を使ったトリックとかよりこの方向のネタを使うのがいいんじゃないでしょうか。こんな少人数で旅行してて電車内で仲間のカバンから物を抜きとるのはムリだと思うけど、ネウロだからOKです。犯人にはもう少しハッチャケてほしいですよね、来週に期待しますよ?
●タカヤ
 この渚の前頭部のリボンとか微妙だなー。アイドル勝負なんだから腕力の有無と同じように歌の善し悪しも関係ないんじゃないですかね、アイドルは音痴でもOKでしょう。格闘パートと似た感じで薄い内容でした。あたま空っぽで読めるのは気持ちいいんで、ギャグに徹するとか……ダメかなぁ。
●ボーボボ
 なにこの掲載順! なんでこんな下がってるの。シリアス展開でもギャグそのものは相変わらずだと思うんですけど、そうでもないのかな?
●番長決定戦(読切)
 予想どおりといいますかハンターが落ちてるので、代原のようです。ギャグは得意分野じゃないのであまり既存の作品と比較したりとかできないんですが、これってどういう位置づけになるんでしょうか。少なくとも笑いどころはひとつもなかったです。それが面白いってこと?
●Dグレ
 順位が回復しませんねー。この扉とかみると一週くらい休ませてやったらどうかと思う。ラビとアレイスターの共同作業(笑)はなにをやったのかわかんなかった。男女差別しないでリナリーがボコられてる場面もきっちり描いてほしいんだけどな。なんかピンチになる一方で、状況を打開しても主人公側が手放しで喜べるような勝ち方をしないから、カタルシスを得られないまま後味の悪い話が区切りなく続いていきます。
●ミスフル
 ここんとこギャグがありません。読みやすいけど物足りない。いまの展開って甲子園やってたときとどこが違うのか、未だにわかんないんですが。監督が一部の選手にだけ特訓を施すのって贔屓じゃない?
●みえるひと
 これが第十四話か。内容はぜんぜん悪くないと思うんで、うまいことまとめてほしいですね。
●ジャガー
 ここんとこギャグ読切が多いから、ジャガーさんがいかに面白いかを再確認しています。

 ではまた来週。

 昨夜BS-1でNFLみてたんですよ。で途中に入るニュースの時間にチャンネルぐるぐる回してたら、倖田來未がキューティーハニーをライヴで歌ってて……なんか、もってかれました。ヤバイです。以前から好きなタイプだと思ってはいたんですが、私にとって「ハマる」=「集める」なので、うっかりなにかに心を奪われないよう気をつけてるんですよ。なのになのに……いろんなオンラインショップでCDの在庫を調べて値段を比較したりし始めました私。とりあえず最近発売のベスト盤ではなく4枚目のアルバムを買うのがいいんじゃないかと思いました。せめて週末にブックオフをチェックするべきだと思いました。
 ……どうしよう、これ。





NFL第6週

2005/10/24(月) 深夜 

 あーもうSSはムリでも(ムリなのか)詩とかリンクの更新しなきゃ。やることは決まってるのに。

 昨日あたりから気まぐれに水筧サイト巡りとかしてました。水町がじつは腹黒い設定のが好みです(わかりやすいな〜)。阿雲とけっこう関係が似てると思うんだけど、相違点は筧に真アイシールド21という憧れの人(笑)がいることと、水町が傷つきやすいということかな。てゆうかサイトが多い。一見しただけでも阿雲サイトの5倍くらいの数です。ナーガも本誌に登場すればそのくらいブレイクするのかしら。
 アイシの同人誌アンソロジーって最近は出版されてないんでしょうか。買ってもカップリングは桜庭(使用前)と進がメインだったりするし。今年の初夏に発行された本には水筧がありました。

 さてNFL第6週、ジェッツ対ビルズ。

 ジェッツ。エースと二番手のQBがケガをして懐かしの名QBビニー・テスタバーディが復活しましたね。今シーズンはどこのチームとも契約できなくて引退してたんだ……どっかの控えで入ってると思ってました。第4週ではサイドライン、第5週で先発して勝っています。すごいですよ、古巣とはいえ知らない選手ばかりだろうチームで、ろくに練習してないのに。解説さんはオフェンス・コーディネーターもすごいんじゃないかと話してましたが。えっとプレイスタイルとしてはロングパスをガンガン決めてくるタイプですよね。19年目の大ベテランです。
 ディフェンスの面子はいつもどおり。有名な選手がたくさん揃ってます。でもラインが強いはずなのにランディフェンス27位ってのはどういうことだろう。レッドゾーンディフェンスが3位なのはさすがです。
 オフェンスはRBカーティス・マーティンとWRジャスティン・マケアレンズが活躍してました。QBテスタバーディはWRマケアレンズが相手だと投げやすいっぽい? RBマーティンは……本来のスタイルのランではなくラッキーパンチみたいなロングゲインが多かったように思いました。

 ビルズの先発QBはケリー・ホルコムということで安定するみたいですね。第5週から出てきた選手です。この試合でもベテランらしい冷静な判断力をみせてました。派手さはないですけど。
 ラインが強いジェッツに対してビルズはディフェンスバックが強いっぽいです。だからランディフェンスが31位でもおかしくはない……。先日も書いたノーズガードのサム・アダムスは改めて見るとホントに素早いですね。膝とか痛めないのかな。ゴール前で攻撃してるときはオフェンスラインに入ったりしてました。機敏なデブ(失礼)といえばジェッツのセンター、ケヴィン・マワイもかなりのもんだと思うんですが、マワイが横方向(左右)に動くのに対してアダムスは縦方向(前方)に突進するんですよね。まあオフェンスラインの仕事は味方QBを守ることで、ディフェンスラインの仕事は敵QBを潰すことですから、根本的にやることが違うわけですけど。あとディフェンスではCBテレンス・マギーがリターナーで大活躍。去年はリターナーとしてプロボウルに出場しているみたいです。CBとしても良い感じでしたよ。
 オフェンスのメンバーはこないだと同じ。オフェンスライン(タックル)だったジェイソン・ピータースがこの試合から背番号をレシーブ可能な80番台に変更して、タイトエンドになってました。本人的にはタイトエンドのつもりなのにビルズではラインとして使われていたようですね。そういうことあるんだ……いかにもラインマンな体型をしてるのでジェッツの強烈なLB陣にタックルされても平気そうでした。
 こないだの試合と同じようにオフェンスはエースRBウィリス・マゲイヒーを中心に展開。控えRBのシャド・ウィリアムスも良い感じにサポートしてました。レシーバーも先日と同じメンバーがそれなりに頑張っていたようです。エースWRはエリック・モールズでOK?
 ここ数年ずっと負け越していたチームですが、昨シーズン新しい監督が入ってようやく勝ち越せたって感じです。今後の伸びに期待できそうな気がします。

 試合の様子。第1Qから第2Qの始めまではビルズのひとり舞台で0対14。ジェッツのRBマーティンのランやテスタバーディのロングパスが決まりだしてようやく反撃を開始、前半終了まで残り僅かのところで10対14まで追いつきました。しかし残り17秒、続くキックオフでビルズのリターナー、マギーがビッグゲイン。敵ディフェンスの反則もあってフィールドゴール圏内に入ってしまいます。ちょっと難しい50ヤードのキックを決めて10対17、ビルズのリードで折り返しました。
 その後はビルズのみがふつうに攻めて得点を重ねるだけの展開。ジェッツのセンター、マワイがケガをして交代したため、ただでさえチームとの連携がとれてない部分があるテスタバーディがスナップをうけそこねること数回。そして試合終了まで残り3分で痛恨のインターセプト(ロングパスを武器にしているかぎり、ある程度は仕方ないんだけど)。ビルズが一度ファーストダウンをとって後はニーダウンして試合終了です。17対27でビルズが勝ちました。
 スタッツは獲得ヤード等の数字は似たようなものでしたが、攻撃時間はビルズがジェッツのほぼ倍でした。ひたすらランを使って時間を消費した試合だったのです。ビルズのRBマゲイヒーばかりが目立っていたような気がします。

 こないだのビルズの試合をみてRBマゲイヒーが中心なのがわかったので、注目して見ていました。仲間のちからを信頼して走っている印象です。リードブロックを最大限に活用してるって意味ね。主なリードブロッカーのFBシェルトンは、べつにアイシの赤羽くんのようにディフェンスを何人も弾きとばせるわけじゃなくて、ふつうに敵ひとりの動きを止めてるだけです。でもその1秒で充分ですし。マゲイヒーはそうやって作られた道をぬけて、最初にタックルしてきた選手を個人技でかわすことができる。その次で捕まっちゃうんですけど、もうゲインできてますから。この試合では平均5ヤード以上だったと思います。ちょい好み。
 もうひとりの注目選手テスタバーディは……三番手QBボウリンジャーに頼るよりマシなのはたしかです。脳内での状況判断はできてるみたいでした。身体が追いつかないだけで。仲間とのコミュニケーションは練習すれば確実によくなるでしょうし、試合は負けましたけど、こりゃダメだって見切りたくなるような様子では決してなかったと思います。がんばってほしいです。

 というわけで第6週が終わりました。スティーラーズのQBロスリスバーガーのケガの詳細な情報が入ってこないんですけどー。心配してます(追記:第7週で先発して勝ったみたいです。よかった!)。今週はマドックスが先発して負けたみたいですね。あと去年優勝のペイトリオッツが3敗目だっけか。あのケガ人の量ではもうダメなんじゃないかという予感もします。イーグルスとかパッとしない成績ですけど、どうしちゃったんでしょうね。妙に調子がいいバッカニアーズとかベンガルズの試合をそろそろ見たいです。ジャガーズやシーホークスも気になるところ。

 明日(もう今日か)は大叔父の命日です。法事の年ではないんですけど、ふだんは遠方で暮らしている大叔母たちが家に戻ってきます。だれも住んでない家が、いつでも暮らせるような状態で残ってるんです。歩いて5分くらいのところに。ネコも連れて帰ってきてるからおいで〜といわれたので、挨拶にいってきます。ネコたん……なんかオスとメスでは筋肉の堅さがやっぱり違うんですよ。年のせいもあると思うけど。体温とかもうちのネコより高くてハァハァ。
 撫でまくってきます。そして匂いをつけて帰って、うちのネコから警戒されようと思います(笑)。





NFL第6週

2005/10/23(日) 昼食前 

 ずっと雨です。気圧が下がると脳の血管が広がって脳みそ圧迫するから頭痛がするんです。つらい。

 マンデーナイトのラムズ対コルツ。
 昨シーズンは両チームとも守備がダメで攻撃がめちゃ強かったと思います。とくにパスオフェンスが良くてとられた以上に点をとって勝つという、似たもの同士なチームでした。総合的にはコルツのほうが強いかな。ラムズの攻撃はけっこうムラがある印象です。ここ数年は両チームともプレーオフ常連みたいな感じですが、コルツが5勝0敗なのにラムズは2勝3敗と負け越し中。
 そして今シーズン、先日も書いたようにコルツのディフェンスが嘘のように堅くなりました。でもこれまでオフェンスの強いチームと当たってないので、この試合で真価が問われるはずです。

 ラムズはまず監督が心臓の病気で欠場(!)、復帰の予定は立っていません。なにそれ……。
 トータルオフェンスが2位でトータルディフェンス26位と相変わらずな成績。QBマーク・バルジャーの今シーズンの獲得ヤードはNFL1位、WRトリー・ホルトのレシービングヤードも1位みたいです。なんでそれで負け越してるんでしょうか……いやディフェンスが弱くて失点しすぎだからですけど。バルジャーってそんなに良いQBでしたっけ、若いしまだ発展途上だよね〜みたいなイメージだったのに。
 ベテランWRアイザック・ブルースはケガで欠場。同じくベテランRBマーシャル・フォークは控えになりRBスティーブン・ジャクソンが先発しています。着々と世代交代が進んでいる感じですね。フォークはまだまだ走れるっぽいんですけど、それよりジャクソンに経験を積ませるのを優先しているようでした。第1Qで敵ディフェンスにしがみつかれても頑張って1ヤードでもゲインしようとしたジャクソン、倒れた拍子に手からボールが飛びだして奪われてしまうことがありました。結局ジャクソンが先にダウンしていたということでターンオーバーにはならなかったんですが、次のランからは、タックルされそうになったらムリしないで自分からダウンしたりしてました。素直すぎるくらい学習してます。若い。
 ディフェンスで目立つのはセイフティのアダム・アーチュレイタ。チームのタックル数1位がセイフティという時点でなにかが終わっています(笑)。

 コルツは2年連続MVPに輝いたQBペイトン・マニングが率いているチームって感じ。今日のマイクは彼についてました。性格なのかQBというポジションだからか、試合中ほかの選手と仲良く雑談したりするような場面はなく、強い口調で指示をだす様子が何度も映されていました。ディフェンスにも積極的に口をだしてるんですね(言い争いしてるときは音声を流さないTV局の気遣いに好印象)。
 QBマニングとWRマーヴィン・ハリソンは、特定のQBとレシーバーの間でのタッチダウンパスの数がNFL1位タイでしたが、この試合で86個目のタッチダウンを決めて新記録を樹立しました。おめでとー。ふたりで作った記録だから記念のボールをどちらがもらうか譲りあう様子が可愛かったです。
 WRレジー・ウェインやブランドン・ストークリィもふつうに活躍してました。RBはエジェリン・ジェームス。あとコルツはディフェンスラインのドワイト・フリーニーのスピンも見所のひとつですが(いつだかのNFLウィークリーのインタビューでスピンが通用しなかったときはどうする?と訊かれて、そのときはスイムしたりリップしたりするけど、基本は“もっとスピンする”だ、と答えてたんですよね。笑うところ?)、この試合では見た感じ、フリーニーとマッチアップしたラムズのオフェンスラインのオーランド・ペイスのほうが優勢だったような気もします。ペイスは6年連続プロボウル出場の選手だったかな。

 試合の流れ。序盤はラムズが押しまくり、第1Qが終わった時点で17対0と点差が開いてました。コルツのディフェンスやっぱりダメなんじゃないの?って感じ。第2Qでラムズのパスがインターセプトされターンオーバーになったんですが、そのときQBバルジャーが慌ててタックルしにいったら右肩をケガしてしまい、その後は控えQBの出番となってしまいました。致命的〜! 7点ぐらいくれてやってもいいんだよ、QBはタックルするなっての(キッカーおまえもだ)。戦闘係は仲間の代わりに死ぬのも仕事だけど、あんたたちの能力はレアなんだから……(@ハンター×ハンター幻影旅団)。
 その後はコルツが調子をだしてきてガンガン得点を重ね、最終的には28対45でコルツの勝利でした。

 コルツのディフェンスはたしかに去年よりはマシになっているとはいえ、オフェンス力のあるチームが相手だと遅れをとってしまうレベルに見えましたが、どうか。でもふつう程度の失点に抑えられればオフェンスのほうもセオリー通りならここはランだろうって場面でまでリスクを承知でパスを投げる必要はなくなるから、じっくり試合を組み立てることができるようになりますよね。大きな点差に追いつくために死にものぐるいでパス攻撃!という去年までの派手な勢いはなくなってしまうのでしょう。いい変化だと思うけど。
 ラムズは相変わらず点とられすぎ。とられた分とりかえす方針で今年もいくつもりなのでしょうか。それはQBが交代して攻撃力が下がった時点で勝ち目ないですわね。でも控えQBジェイミー・マーティンはべつに悪くなかったですよ、11点とってるし(フィールドゴール1本、タッチダウンひとつ、2ポイントコンバージョンひとつです)。慣れてないQBだからランを使うのかな〜と思ったら、初っぱなから長いパスを投げてましたし(パス大好きな監督が休みなんだから代行はべつの指示をだしてもいいような気もしないでもありません)。ただ、投げたふりして渡すとかそういったちょっと変わったことしようとすると仲間とのタイミングがあわなかったりしてたかな。練習してないからでしょうね。バルジャーもレントゲンで異常はなくて単なる打撲みたいですから、来週から頑張ってください。

 もう一本ビデオが残ってる。えへ。退屈しません。





NFL第6週

2005/10/21(金) おやつ前 

 第6週、バイキングス対ベアーズ。

 バイキングスは第3週の対セインツ戦で華々しい復活をとげたと思ったんですが、その試合しか勝ててないんですね。まぐれ? というかセインツがアレすぎたという説も。オフェンス・コーディネーターの問題にはディフェンス共々コンサルタントを雇って対処し、監督が代行していちいちプレイの指示をだすということはなくなったようです。しかしこの試合をみていても「この状況でそんな短いパス投げてなんの意味があんの? それならラン使ったほうが安全でしょうが」とか思うような場面がいくつもありました。選手の駒数はかなり揃ってるチームなのに、もったいないです。
 QBダンテ・カルペッパーの調子もよくなさそうでした。去年なら通ってそうなパスが外れてたり。去ってしまった相方WRランディ・モスの亡霊(死んでない)を目で追っているかのようです(笑)。今シーズンはQBサックが多いってことでオフェンスラインのセンターと右のガードを変更していましたが(追記:センターのほうはケガが原因で交代したようです。指摘してくださった方ありがとうございます)、あまりコンビネーションがとれてないようでした。まあその辺は練習すれば慣れますよね。
 もともと控えだったRBミュルデ・ムーアは本格的に先発で使われるようになったようです。WRはマーカス・ロビンソンとかトラヴィス・テイラーとか、いつもの顔ぶれで。注目の新人WRトロイ・ウィリアムソンも何度かキャッチしていたようです。がんばれー。
 ディフェンスラインのケニーチ・ウデーゼがケガで欠場、その影響で4−3体型から3−4体型に変わってました。もともとLBが余ってたそうなんですけど、そんな簡単な変更じゃないのではないでしょうか。根本的にやることが違ってくる選手が何人かいるのでは? ほかに選択の余地もないってことなのかしら。

 ベアーズはディフェンスが強いチームです。今シーズンのトータルディフェンスは3位、ランディフェンス4位にパスディフェンス7位と隙がありません。この試合では前半あまり攻撃を止められなかったんですが、去年のバイキングスを念頭に作戦を立ててきたのにバイキングス側のオフェンスが去年のようにうまくいっていないため、結果的に裏をかかれる形になってしまったというか(笑)。たぶんそんな感じ。LBのブライアン・アーラッカーが活躍してました。
 QBはレックス・グロスマンだったのにプレシーズンマッチで負傷して欠場、新人QBカイル・オートンが先発しています。なかなか将来有望そうでした。ミスも経験不足が原因のものばかりだし、冷静です。投げる方向を素直に見てしまうから敵ディフェンスは守りやすそうでしたけどね。今後に期待します。
 エースWRムシン・ムハマドはパンサーズから移籍してきた選手で、昨シーズンはレシービングヤードがNFL1位でした。この試合でもカバーを華麗に振りきっていることが多かったです(ただQBが新人のためパスが悪くて、キャッチ数は少なめかな)。RBはトーマス・ジョーンズ。新人RBセドリック・ベンソンがドラフト全体の4位で入ってきたので、危機感を覚えたのか、ジョーンズの成績が良いみたいです。

 試合の様子。もともと攻撃の強さが売りのバイキングスがガンガン押してるようにみえるんだけど、レッドゾーン(ゴール前20ヤード以内)ではなにやってもダメでチャンスをいかせず、逆にベアーズはチャンスを確実にものにして点差を引き離していき、そのまま終わってしまいました。

 バイキングスがタッチダウンまでもっていけずにフィールドゴールになってしまうのはまあ仕方ない(?)にしても、そのキックでホルダーがミスして蹴れなかったり、蹴っても2回もブロックされたりして、なにをやってるんだって感じでした。数字では試合時間も獲得ヤードもバイキングスがずっと上なんですよ。それで3対28で負けてるんだからしょうもないですね。とりあえず新しいオフェンス・コーディネーターを探すのがいいのではないでしょうか。このままではどうしようもなさそうです。あとランがぜんぜん出なかったから……パスがいまいちのときにランまでダメだと打つ手ないですね。
 ベアーズはランもパスもそれなりに順調で、新人QBオートンが成長すれば勝っていけるかもしれません。どちらのチームも1勝3敗だったこの試合、今後の明暗をわけてしまったような気もします。

 ……次のビデオみてこようっと。





NFL第5週

2005/10/21(金) 昼食前 

 寒い日が続いておりますが、皆さん風邪などお召しになっておりませんでしょうか。そろそろヒーターの出番なのに部屋が汚すぎて物置からもってくることもできない私です。このまま使ったら火事になる。エアコンあるけど電気代かさみそうだしさ。
 ようやく第5週のビデオを消化できました……BS日テレやGAORAまで入る人はどうやって暮らしてるんでしょうか。ライブの場合は時間も長そうですし。

 いまさら第5週のドルフィンズ対ビルズ。
 気温は10度でもう初冬という感じだったそうです。アメフトは基本的に雨天決行ですし(雪も)、選手はともかく観客も大変です。

 ドルフィンズの昨シーズンは攻撃の中心選手だったエースRBリッキー・ウィリアムスが突然引退してボロボロになり、あまりの成績の悪さにシーズン半ばで監督がクビになるという有様だったわけですが。そのリッキーはカムバックしてきてるし(困ったヤツだねぇ。でも天才だから電波でもオッケーだと思う)、薬物使用規定違反の出場停止は第6週から明けるみたいですね。新監督は元ルイジアナ州立大学の監督で5年間に48勝16敗という素晴らしい成績を残し、2003年には全米の大学チャンピオンにも輝いています。NFLには11年ぶりの復帰だそうです。期待。
 ドルフィンズはディフェンスが良いチームです。今シーズンのトータルディフェンスは8位。ランディフェンス3位でパスディフェンス19位とバラつきがあります。4−3体型と3−4体型を臨機応変に使いわけているらしく、ジェイソン・テイラーがディフェンスエンドとラインバッカーとついでにタイトエンドまで兼任してました。あとLBザック・トーマスも有名かな。
 QBガス・ファーロットはどんなキャラでしたっけ、わりとベテランだった気がします。WRはマーティ・ブッカーやヒース・エヴァンスが頑張ってました。RBはドラフト全体で2位の新人ロニー・ブラウンが先発で、復帰してきたリッキー・ウィリアムスとエースの座を争うことになりそうです。
 現在2勝1敗。毎試合2桁の反則をもらっているのはドルフィンズだけという不名誉な状況です。

 ビルズもディフェンスが強いチームで今シーズンのトータルディフェンス7位。ランディフェンスが……31位ってメモしちゃてるけど13位の間違いかしら??? パスディフェンスは1位です。現在1勝3敗で3連敗中。ずっと先発していたQBのJ.P.ロスマンの成績が悪かったようです。2年目24才の選手ですね。この試合からQBケリー・ホルコムが代わりにでてきました。あまり先発経験はないんですけど、9年目32才のベテランで、ブラウンズから移籍してきた選手です。試合中の様子も非常に落ち着いていて良い感じだったと思います。
 エースはRBウィリス・マゲイヒー。大活躍でした。WRはエリック・モールズが目立ってたかな。それとノーズガードのサム・アダムスが……解説さんがやたらプッシュしてたから注目しちゃっただけかもしれないけど、193cm 152kgという栗田さん並みのラインマンなのに、えらい俊敏に走り回ってました。怖!

 試合は最初からビルズのムードで進みました。ビルズのほうはRBマゲイヒーのランをメインに試合を組み立てていこうという方向性がすぐに決まったのに、ドルフィンズはなにをしていいのかわからない状態のまま前半が終わってしまったって感じ。反則も多すぎてリズムを作ることができないし、反則を恐れて及び腰になれば敵に得点を許しちゃうし、それでイライラしてケンカふっかけてまた反則とられちゃうし、パントでスナップミスして蹴れなかったこともあるし、インターセプトもされるし。0対17、ビルズのリードで折り返しました。
 第3Q、ドルフィンズがロングパスを成功させ、その後のランでもロングゲインしてタッチダウン。やっと反撃を開始できそうになってきました。しかし調子にのってまたロングパスを投げたらインターセプトされてしまいましたが(笑)。
 第4Qではビルズがファンブルしてくれたおかげでターンオーバー、ドルフィンズがタッチダウンして14対17まで追いつきます。が、ここでもタッチダウン後にドルフィンズが相手の選手を侮辱して反則。さらに続くキックオフでビルズがビッグリターンしてしまいましたし、ぜんぜん流れがドルフィンズのほうには傾きません。その後ビルズがフィールドゴールで3点追加。ビルズのキッカーは去年43ヤードが最長だったのに47ヤードのキックを決めてしまいます。精神的にはこれで勝負がついてしまったかもしれません。
 ドルフィンズもパスを何度か成功させていい感じで進んでたんですけど、残り1分半でファンブルして攻撃権を奪われてしまいました。ビルズもファーストダウンをとれなかったので時間を使いまくってパント。残り20秒、タイムアウトのない状態でドルフィンズの攻撃になりましたが、パスを投げようとしてサックされ、あわててスパイクして時計を止めたら残り1秒。最後の攻撃でもサックされて試合終了です。

 14対20でビルズが勝ちました。ビルズもQBホルコムが良かったんですが、それよりドルフィンズが反則18回でチームワースト記録更新、ターンオーバーも5回と多くて、自滅状態でした。第6週の結果をみるとドルフィンズ負けてるんですよね。かなりダメっぽい感じでしたけど大丈夫でしょうか。
 ビルズは負け越し中のチームとは思えない勢いでした。QB変更が効いてるようです。いけるかも?

 というわけで第5週が終わりました。コルツがひとり全勝でトップを独走中です。しかもリーグ最少失点ですって! 昨シーズンのザルのようなディフェンスが信じられないくらい生まれ変わっています。もともとオフェンスはバカみたいに強いチームですから弱点がなくなって向かうところ敵なし。すごい。

 さらに第6週のビデオをひとつみたので感想を続けますが、その前にご飯を食べてこようっと。





ジャンプ46号の感想

2005/10/19(水) 昼 

●ハンター(表紙&巻頭カラー)
 扉で久しぶりにクラピカとレオリオが! 元気でやってるんでしょうか。これまた久しぶりのハンター試験もやるんですね。いろいろ何年ぶりかしら……(感慨)。
 本編はキルアとイカルゴとか、ゴンと……ジェイルじゃなくてだれだっけ、カメレオンくんも出てきたし、ノヴさんは真っ白に燃え尽きてるし(笑)。そして王サイドも。比較的ちゃんとした絵で描かれると、アカズちゃんの鼻水があまりシャレになってないですね。てか、こんな眉毛だったっけ? 周囲にも彼女の存在の重さが理解され始めたようです。
 とまあ内容はそれぞれの状況確認みたいな感じで進展は少なかったんですけど、とにかく冨樫のカラーが拝めただけで満足です。次回は休載でしょうか!?(笑)
●ナルト
 チヨバアがちゃんとご臨終してました、一安心。みんな気づいてなかったのか。芸術は爆発だ〜の人も生きてました、一安心。いまってガアラの救出イベントだったんですよね? 次回新展開かな。
●ブリーチ
 この親父はルキアを死神と知っててこれやってるんでしょうかね。白々しい演技だなー。夏の漢字シリーズのTシャツは「鰯雲」でしょうか。
 乱菊と織姫はどうなんかなコレ。内面を吐露させるだけなら学校の友人相手のほうが自然でしょうに。ここで彼女たちの親密度をあげてなんの意味があるのかヌードの乱菊を織姫と絡ませたかっただけじゃないのかと思ってしまって、肝心の織姫の気持ちとかはスルーでした。でも久保先生は正面から恋愛にとりくんだことはあまりなかったんじゃないかと思うので、ちょっと注目しています。
 次回からは雨竜がホロウを街にバラまいたときと同じようなノリになる予感。
●アイシールド
 セナの妄想(笑)が意外でした。こーゆーこと考えてる描写っていままであまりなかったですよね。
 オンサイドキックはやっぱり前回と同じ感想なんですけど……何度も通用する手じゃないのでは。鬼兵さん相変わらずオイシイ扱いされてますね。次回は赤羽とヒル魔のぶつかりあい、これは楽しみです。
●ワンピ
 スパンダムもオイシイ扱いだ〜(笑)。みていて気持ちいいです。ロビンたんは朗報をきいても依然として暗い顔してますね。どうするつもりか興味津々。
●ネウロ
 今回も小ネタ効きすぎ! 順位も回復したみたいですね。フツーに同じ部屋で寝てるネウヤコがいい。次回この外人さんがどんな姿になってくれるのか期待が膨らみます。吾代は出前でもとったらいいよ。
●ポルタ
 タカヤと似たようなポジションでとりあえずは生き残りそうな予感がします。マジメに考えるとツッコミどころ満載なんですけど、雰囲気は悪くないですよね。いまんとこ嫌いじゃないです。
●ボーボボ
 いきなりビュティが! ちょ、おま、彼女の存在がどれだけ重要かわかってんのか! でもそのあと意外と平気そうにしててよかったです。へっくん頑張れ。破天荒たちは結局無事なの?
●べしゃり
 本人は意識して頑張ってるけど、やっぱり笑わせてるのではなく笑われてるようにみえますね〜。ただ歩いているだけのときに「上妻さんだ」って笑われてしまうのは、彼が求めているものではないと思う。……この名前、変換で出ますね。ATOK偉い。
●リボーン
 ゴメン、この双子って仮面かなにかつけてるんだとばかり。素顔なの!? うわー。今回はツナがカッコよかったしビアンキも素敵でした。とくにツナはこういう形で男をみせていくわけですね、1レベルから冒険スタートみたいな(問題はどれだけ経験値をもらってもレベルアップしないっぽいところだが)。もう大人ランボと大人イーピンがなんの説明もなく登場しても驚きませんよ。
●銀魂
 どういう仕組みであの剣がそんなに強いのかイマイチ伝わってこないんでありますが、とにかく新八がこんな形で役に立ってしまうということは、またシリアスな展開が続くのでしょうか。萌えるキーワード「あの人」はどの作品できいても良いです。「あの方」ならベストだったのに。ようやく高杉がまともに描かれてくれるのでしょうか。次回に期待です(銀さんはどうでもいいらしい。桂は気になるけど)。
●ムヒョロジ
 こっこの世界って、ふつうに事故死した人はみんな成仏できずに現世をうろうろしてなきゃいけないんですか! 娘の霊まで団地内にまだいるのが当然みたいな感じになってるんですけど。嫌すぎる。そしてムヒョ対ゴリョーの戦いは本当にどっちもどっちで、どこを応援していいのかわからないです。
●もて王
 掲載順が下がってきた……。それで結局、モテ四天王の最後のひとりはだれだったんでしょう。
●闘魂パンダーランド(読切)
 着実にうまくなっているような気がする。それと引き替えに勢いがなくなってる気もするが。でもこういうタイプだとジャガーさんには勝てそうもないのが致命的かな。オチが弱いっすね。
●ミスフル
 掲載順が上がってる! ここから盛り返すのか、まさか! いやでも今回なんと健康的な野球対決で仲直りしちゃって、けっこう面白かったです。いきなり圧勝ムードになったのはどうかと思うけども。
●Dグレ
 足、足、あーしー。素晴らしいおみ足ですね! バトルで女の子もちゃんと殴られる描写に好印象。あの主さん(名前が覚えられない……)が手遅れの者にまで指示をだしているのにも痺れました。
●こち亀
 たまにやるオタクの話ですね。リカちゃんハウスが面白かったです。
●タカヤ
 おお〜、一気に転落してる。これが本来の順位だという方も多そうですね。たしかに読後感は爽やかだけどなにも記憶に残らない面はあります。また作品の方向性を手探りするかのような展開になってきました。森オンリーの背景も久しぶり(笑)。
●学校生活(読切)
 テニス様が落ちてるので代原のようです。こないだはハンターの代わりでしたね。こないだより面白かったです。心の中のおかずを想像する場面がツボでした。
●みえるひと
 うーん、回想シーンの会話とか真・明神の読んでる本とか「一緒の墓に入ってくれ もうあるから!」とか細かい部分は面白いのになぁ。ハセの語りも設定を解説しただけで彼の具体的な目的とかみえてこないしさ。こういうバトル中心のストレートな展開は苦手な作者さんなんでしょうね。だから読切のときはそうじゃない話を書いてたのにね。もったいないです。
●じゃんぷる
 文化祭ネタはふだんより年齢層が高くて面白いですね。「お化け役の人に道案内してもらった」ってネタで笑いました。アホ板の「チョーク投げLV95」も秀逸!
●ジャガー
 先週お休みしただけあって質が高かったと思います。野球してる子供たちがどこかでみたことある絵だとか特訓の内容とか、全体的によかった。続きものは次がグダグダになりがちなジャガーさんですけど、この話はどうなるか期待しています。

 いつもより薄めです。また来週。





ぶろぐ……

2005/10/19(水) 朝 

 VOW!っぽく激写。コンビニよりも狭い文房具屋さんです。こころざしは大きく!

 ジャンプ感想&NFL観戦記その他を転載したブログを作ってしまいました……よ。検索できるようになって私が便利です。ついでに以前から気になっていたリンクの色を修正(まだ一部だけ)こんなことしてるから、すべての作業が滞るんだー。

 とりあえずこれからジャンプ感想を書こうと思います。





NFL第5週

2005/10/18(火) 早朝 

 自分的キャラ設定はうpしてから数日後にWinで確認したら表示が崩れていたので、修正しました。
 なんだコレ……orz

 WJ感想やNFL観戦記は日記から独立させてほうがいいかもと思い始めました。同人関係じゃない人にも読める内容かもだし(そうか?)、ブログにしちゃおうかな……。あんまりブログって良いイメージをもってなかったりしますが(古いOSのマシンだからか、まともに表示されない場合があるんですよ)。

 いまさらNFL第5週、スティーラーズ対チャージャーズの録画をみました。

 チャージャーズのホームスタジアムでマンデーナイトが行われるのは9年ぶりらしい。地元は大盛り上がりみたいでした。それを受けてのことなのかチャージャーズは60年代に使用していた懐かしいユニフォームを着用。私は初めて見ます。基本的なデザインやロゴは変わってないけど色が目新しい感じでした。

 この試合でいちばん注目だったのは、スティーラーズのエースRBジェローム・ベティスの復帰でしょう。体格がよくて相手ディフェンスに囲まれてもあたり負けずに、とにかく数ヤードを確実にゲインできるような選手です。とくにゴール前で頼りになります。欠点はよく片手でボールをもって落っことしてファンブルしてしまうこと。愛称はthe バスだそうです。
 シーズン前にケガをして休んでましたが、治って帰ってきました。相変わらずの丸まっちい巨体をドテドテ軽やか(?)に揺らして……データブックを読むと、ナーガのディフェンスラインに依目くんというキャラがいるじゃないですか。173cm 74kg、第一志望のRB目指してダイエット中の人。ベティスは180cm 116kgでエースRBですよ(笑)。黒人さんは手足が長いからかなりの体重でも遠目にはわりとスマートにみえたりするんですけど、ベティスはなんかホントに太ってますからね。性格も陽気で愛嬌があるし、一般ウケしやすい選手だと思います。私も好きです。
 あとスティーラーズでは……QBベン・ロスリスバーガーがWRハインズ・ウォードをやたら頼りにしてたようですね。彼とのあいだでホットラインを作ろうとしているんでしょうか。個人的に顔が好みだった(笑)WRプラクシコ・バレスは移籍しちゃいましたからね。残念です。

 チャージャーズで目立ってたのはWRエリック・パーカーでしょうか。
 あとTEアントニオ・ゲイツ。彼は大学時代ずっとバスケをやっていてアメフトは未経験だった選手として有名です。マンデーナイト恒例の自己紹介でも、出身校を述べるときに大卒なのに高校の名前をいうんですよね(カレッジのチームは知名度が高いから誤解を招かないようにでしょうね)。試合の途中にその大学時代のバスケの試合の映像が映されて、現在のアメフトでもバスケの技術をうまく使っているんだと比較されてました。たしかに腕を広げて敵CBを自分の背中で押しやっている様子はバスケのドリブル中の動きと同じです。そうやって違うスポーツから新しいテクニックが入ってきて、もし根づいたら、なんか面白いです。
 この試合では互いにラン・ディフェンスの強いチームだからランはいまいちで、リアルアイシールド21のラデイニアン・トムリンソンはそんなに活躍してなかったように思います。でも17試合連続タッチダウンの記録は更新してました。どこまでいくんでしょうか。

 試合はスティーラーズが先制し、さらに前半残り1分半でもベティスのランを多用し時間をかけてタッチダウン。しかしチャージャーズも残り40秒でタッチダウン、14対7で折り返しました。この辺から反則が多くなってきます。
 第3Q、なんか険悪な雰囲気になってきます。スティーラーズのセイフティ、トロイ・ポラマルが、サイドラインにでたあとで一緒に絡みあいながら倒れたチャージャーズの選手のあたまを膝で蹴りあげて反則になりました。そこ敵のサイドラインだぞ……。
 もともと血の気の多い選手なんです。いまいち性格がつかめないんですが。わりと彫りが浅い(?)顔つきしてるからかな。激昂してるのに無表情、みたいなイメージで。叱られると神妙にうなだれて素直に反省したような様子になることはなるんですけど。試合後にインタビューされたときも、なんかねえ。どう読んでいいのかわからない微妙な振る舞いをします。この後もこぜりあいが続いて審判が選手を引き離す場面がなんどもみられました。
 スティーラーズの監督も興奮しやすいタイプだから一緒になって熱くなっちゃうことも多いんですが(笑)ここはベンチに座るポラマルの前で中腰になって、なにやら指導する場面が映っておりました。それもなんだか、褒めて伸ばそうとしているような感じで……敵の選手が挑発してくるのは、おまえのほうが強くてそうでもしなきゃ対応できないからだ。こっちまでムキになってつきあってやる必要はない。おまえのほうが強いんだから……。とか言ってるんじゃないかと感じましたよ〜。じっさい有能な選手なんですけどね。
 それで試合ですが、チャージャーズがフィールドゴールで三回も得点を重ねて14対16と逆転します。その次の攻撃でスティーラーズはあっさり再逆転。しかもキックではなくタッチダウンでしたから、そこにもっていけないチャージャーズより精神的にも優位に立っている状態だったでしょうね。
 第4Qも終盤でチャージャーズがようやくタッチダウン。2ポイントを狙いますが失敗して21対22になりました。残り1分でスティーラーズはフィールドゴール圏内へ入ることに成功します。しかしこのとき、QBロスリスバーガーが膝を負傷。悶絶してるー! スロー映像でもかなりヤバそうな曲がり方してました、心配です。代わりのQBはだれかと思ったら、ロスリスバーガーに先発を奪われてしまったトミー・マドックスはケガで欠場中……復権するチャンスだろうに、おまえがケガしててどうするんだよ。ほんっとについてない奴だ……結局でてきたのはチャーリー・バッチでした。以前ライオンズで4年ほど先発してましたがパッとした成績を残せなかったQBです。パスは投げずにランのみで攻めます(こういうときベティスが頼りになる)。そして残り10秒で40ヤードのキックを決めて再々逆転。そのまま試合終了です。

 というわけで、全体的には印象に残るビッグプレイのないオーソドックスな展開だったと思います。最後のフィールドゴールのときサイドラインでポラマルを含むディフェンスの選手たちが何人も手を繋いで、キック成功を祈ってました。勝ってよかったね。

 もう次の週の放映が始まってるのに、もう一試合ビデオが残ってる。ジャンプも買わないと……。





NFL第5週

2005/10/16(日) 早朝 

 自分的キャラ設定なんてものをアップしてみました。何日もかけて書くほどの内容でもないですけれども、自分は文章にすると考えがまとまる奴なので……キャラ語り楽しかったですし。これだけの時間があればSS一本あげられるとか、気にしない気にしない。
 よくみると公式設定の部分に自分の語りを入れちゃったりしていてアレです。少しずつ修正します。
 ……って! 親のWinで確認したら表示が崩れてるじゃない! 修正しました〜!

 いまさらですがNFL第5週のペイトリオッツ対ファルコンズについて。

 ケガ人続出でとくに守備バックが薄くなっているペイトリオッツ、今シーズンのラン・オフェンスが最下位という心外な成績まで出ています。オフェンスラインの右のガードとタックルのふたりが新人なのが響いてるみたいです。この試合ではタイトエンドを右側に配置してブロックさせてカバーしたりしてました。
 ファルコンズはエースのQBマイケル・ヴィックが先週のケガで欠場。大事をとって、とのことでたいしたケガではないようです。この試合も直前までは出る予定だったみたいだし。このチームはヴィックにかかってますからね〜。代わりのQBはマット・ショウブ(発音これでいいのか?)。ランは超人的だけどパスはそれほどでもないヴィックに比べて、ショウブは正確なパスを投げられるタイプみたいです。試合をみた感じでもNFLのQBとしてぜんぜん見劣りしない選手だったと思います。ふつうに活躍してましたよ。こないだのジェッツの三番手QBボウリンジャーの未熟っぷりが脳裏にこびりついてるもんだから、ショウブは第一線で充分にやっていけるQBに思えてなりませんでした。2年目の24才か〜、今後に期待です。ファルコンズは今シーズンのラン・オフェンスがトップを独走中。ヴィック走りまくりだしね。RBウォリック・ダンの個人的なテクニックが上がって成績が伸びているのも効いているようです(敵ラインの動きが読めるようになったらしい。もともとラインバッカーの動きは読める選手でしたから)。

 試合は最初ペイトリオッツが得点を重ね、ファルコンズがそれを追う形になりました。一時は14点差だったのに前半終了時には1点差にまでつめよります。しかし後半でもまたペイトリオッツが連続で得点。第3QでQBブレイディがインターセプトされたのを契機にファルコンズが反撃を開始し、試合終了まで残り4分の時点で同点になりました。つづくペイトリオッツの攻撃では、残り2分でフィールドゴール圏内に入り、そこから時間をたっぷり使いまくって残り20秒でおもむろにキックで3点を追加。そのまま逃げ切りました。ラスト5分の展開に激しい既視感。先々週のペイトリオッツ対スティーラーズと同じ流れです(笑)。

 前半終了間際、猛烈に追いあげていたファルコンズが58ヤードのフィールドゴールを決めたんです。しかも長い距離は得意じゃないキッカーに代わって、今年入ったばかりの新人のパンターがキッカーとして蹴ったんです(地面に固定されたボールを蹴るのがキッカーで、スナップされたボールを両手で受けとりそれを自分の前に浮かせて蹴るのがパンターです。プロ以外では兼任してることが多いと思います)。非常に盛りあがりました。これで試合は完全にファルコンズのムードになったようにみえました。
 ところがハーフタイムが明けた直後の攻撃で、ペイトリオッツがいきなりロングパス2本を通してタッチダウン。ファルコンズの勢いに思いっきり水をかけました。この試合でいちばん印象に残った場面です。
 ファルコンズのディフェンスがまったく対応できなかったので、おそらく、いざというときのために用意しておいたとっておきの作戦を使ったんじゃないかと思うんです(相手もプロだからすぐ対応してきますので、必殺の作戦も使えるのはせいぜい数回だけ)。まだ試合の中盤で、点数だけみれば1点差とはいえ自分たちが勝っているのに、ここが勝負どころだとみたわけですよね。この辺の判断がペイトリオッツの強さなのかな。
 なんというか、緩急のある攻撃ですよ。大部分の攻撃は地味に堅実にゲインするから敵ディフェンスもそのリズムに慣れてしまう。そしてここぞというときだけロングパスを連発したりするんです。ほかのチームでもなにかのプレイをきっかけにチームが一丸となって奮起するという形で、要所に爆発的な攻撃をみせるところはあるんですけど、ペイトリオッツの場合はそういうんじゃなく全てが計画的で、完全にコントロールされた展開みたいなんですよね。非常に私好みではありますが。

 ファルコンズのほうは経験の浅い控えQBが出場しているにも関わらず、慎重にランを多用したりしないでガンガン攻めまくりました。QBショウブのロングパスの安定性はそれほど良くないのに、現在のペイトリオッツは奥のほうの守りが弱くなっているからとロングパスを投げ続けて積極的にビッグプレイを狙いまくるオフェンス! 素晴らしい。ペイトリオッツとは対称的で面白かったです。

 さて次の試合だ。ビデオがたまってるー。





性的嗜好

2005/10/12(水) 入浴前 

 データブックの選手名の元ネタを書いているサイトさまについての情報ありがとうございます! お返事は「返信」にて改めて書かせていただきますが、取り急ぎお礼だけ……。(再記)

 ジャンプのアイシー感想でルール的に混乱したこと書いてしまいました、お見苦しくて申し訳ありません。以前のNFL観戦記でも勘違いしたまま書いてしまっているはず……探し出して修正しとこう。恥ずかしいんで感想ともどもログに流してしまいます。
 いや自分でも怪しかったんで確認のためググったら「キックオフではフェアキャッチできない」というのがトップで出てくるんですよ。そりゃおかしいと思いながらもわけわかんなくなって……よくみたら「教えて!goo」での回答だから間違った記述があってもおかしくないですよね。ふー。

 「教えて!goo」といえばこんな記事も読んだことがあります。江戸時代の侍の性習慣?について。

>戦国時代までは
>1. バイセクシャル(男も女も)--普通
>2. 女のみ---------------------人付き合いの悪い奴
>3. 男のみ---------------------変人・困った奴

 この書き方も大概極端だとは思いますが……でも本質的には間違ってないんだろうなって感じです。宗教的に同性愛がタブーではないですからね。欧米のちょっと古い記述でゲイがホームレスと並び称されるような社会的弱者にカテゴライズされているのをみて、感覚の違いを覚えたことがあります。
 要するに一般的な人間は自分の性的嗜好についてそれほど確固たる考えがあるわけではないってことかな。その社会での「ノーマル」から特にはみだす意思もなければ必要もない、というレベル。自分がゲイあるいはバイだと主張する人は自分の恋愛や性行動について比較的強い興味を抱いているのではないかと。
 女の子がある年代で自分の性に抵抗を示してレズっぽい感じになることってあるじゃないですか。よく理解できるんですけど。あれはどちらかというと「恋愛に興味が薄い人、嫌悪感を抱いている人」に入ると思うんですよね(違うかなあ)。本格的な同性愛の方とはある意味で正反対にみえるのです。男の子でそういう話はあまりききませんが……公言できないだけ? 同人は少女マンガ的ホモですからこの女の子の感覚が根っこにあって……というか、あったほうが共感を呼びやすいような気がします。まあ当然です。その辺の感覚を男性のキャラクターにどこまで反映させていいのかとか、たまに考えちゃうテーマですね。

 北米のオタクな掲示板を翻訳してピックアップしてるサイトさまの記事で、近親相姦の受容度が高いみたいなのも意外な感じがしましたね〜。人を好きになるときは相手の精神を愛するのだから肉体的な血の繋がりは関係ない、レイプでさえなければOK、という考え方の人が驚くほど多いみたいな雰囲気でした。そうなのか……それが百合やヤオイに慣れているオタク特有の感覚なのか、それとも欧米人一般の感覚なのか、ちょっと判断つかないところです。同性愛だって同じ理屈で解決できるじゃんね。やっぱ基準は宗教?

 生産的でないことを考えるのって楽しい……ダメ人間ともいう。





ジャンプ45号の感想

2005/10/12(水) 早朝 

 データブックの選手名の元ネタを書いているサイトさまについての情報ありがとうございます! お返事は「返信」にて改めて書かせていただきますが、取り急ぎお礼だけ……。

●大泥棒ポルタ(新連載)
 読切の段階で「まだ連載はムリそうだ……」と思った作品です。でもけっこう良くなってたですね。設定は基本的に変わってない模様。今回は連載第一話というより読切みたいな内容で、この先どうするつもりなのかさっぱり予測がつきません。とりあえず見守ります。雰囲気は好きな感じでした。バーのマスターが好みかもしれない……ネクタイしてほしいです(笑)。
●ワンピ
 フランキーの愛されっぷり。初登場時にはこんなキャラだとは思わなかったよ〜。
●ナルト
 この扉きっついわぁ。ナルトが自分のチャクラを使ってくれと申し出たのは印象よかったですね。ナルトの考えるガアラは正直ちょっと失礼なんじゃないかとも思えるくらいですが、ガアラのほうもそのつもりなんだから魚心あれば水心ありといいますか他人が口を挟むことでもないか。テマリたんがモブと一体化してる……次回ちょっとでも出番があればいいな〜。そしてチヨバアはナルトのおかげでまたしても死ななかったりするのでしょうか。いい場面で死ぬのもキャラの魅力のひとつなんだけど。
●アシ募集
 小畑先生のコメントが以前より厳しくなっていますね。逃げられたんでしょうか?(笑)
●べしゃり
 あーけっこう面白いかも。こういう話で描いていくならお笑いでもOKなんじゃない!? 子安くんはこういう設定でいくのか……この読切からの変更がうまくいくことを祈ります。
●ブリ
 いろんな意味でおいしそうな新キャラ登場! さすが久保先生、期待を裏切りません! 乱菊さんはなんというか、女性にしかみえない美女系のオカマさんによくある性格にもみえてきました(いや好きなキャラなんです、けなしてるわけじゃありません)。恋次はルキアの件で浦原に因縁つけにいくみたいですね。楽しみ。チャドは六花で治療中か……石田はどうしてるんだろう。
●もて王
 掲載順があがってきてます、なんか一安心。木嶋が最後ふつうに大木姉に謝ってるのがいいなあ、ちゃんと性格いいヤツだ。ほらそうやって異常にモテる人がいかにも性格悪かったりすると寄っていく女の子がただのバカみたいじゃん。そんなヤツがそこまでモテるわけない、とかよく思うわけで。
●ムヒョロジ
 エビスたん可愛いじゃない。もしかして五嶺に「実はいい人」フラグが立った? 思いやりのない人や品のない人はそこが魅力なんだからそれ以上の属性をつけるのは……とりあえず傍観します。ムヒョ側もゴリョー側も言ってることもやってることもどっちもどっちで、なんとも好勝負になってますね(笑)。エビスがこの術を完璧にできないことを五嶺がちゃんと把握してて、失敗することを前提に自分の術を準備しているくらいなら、戦略戦略と言うだけのことはあるって感じなんですけど。次回に期待です。
●リボーン
 本物の六道骸はすでに死亡しており、彼の目を移植された人がなぜか記憶まで引き継いで現在の骸になったんですよ(笑)。いや思っただけ。久しぶりの女の新キャラだと思ったら、あっさり退場? 勿体ないなあ。ギャグで使うならけっこう楽しいキャラだと思うんですけど。この展開いつまで続くのかな。
●アイシー
 フェアキャッチとか……いやその、えーと。キックのルールを再確認すると、相手チームの選手がボールに触らないと、キックした側の選手がボールに触るのは反則です、よね? いやそれはパントでキックオフではフリーボールか? とにかくリターナーはボールを捕ったあとリターンするかどうかを選択できるんですから、あの状況ならリターンを放棄してフェアキャッチを宣言してしまえばいいのでは。そうすれば相手のチームがリターナーにタックルするのは反則になりますし。オンサイドキックで地面に転がすのはワンバウンドしたらフェアキャッチを宣言できなくなるからですし。短く蹴ったんならキャッチした地点から攻撃するんでもそんなに不利ではないでしょ? その辺よくわかりませんでした(追記:キックオフではフェアキャッチできないとか書いてあるサイトもあるんですが……そんなことないですよね。とりあえずキックしたあと10ヤード以上とべばキックした側もボールには触れるみたいです。いいかげんなこと書いてスミマセン)(さらに追記:「突然やられた時に、寄せ集めの泥門が思いつくのかは微妙」というメールをいただきました。そうですねリターナーは半分素人のセナですし。栗田まで相変わらずルールわかってないっぽいのがアレなんですが)。キックチームに焦点を当てるのは、最低限の部員しかいない泥門ではできないことですから、そこは楽しみにしています。
●ネウロ
 やばい、扉のネウロに萌え。今回は弥子ちゃんの食欲魔人ぶりが遺憾なく発揮されていて楽しかったです。面白味のあるキャラが主人公だってのは重要ですね。というか、キミたち向かい合わせで眠るんですか!? ちょ……ネウヤコですよ、ネウヤコ。このヒネリ具合といい私が求めていたネウヤコです!
●ボーボボ
 きゃー、ビュティが! このサングラスのおかげで男の子みたいにも見えて可愛い! らぶ!
●タカヤ
 どうやら一晃が花房クンにボコられてタカヤが復讐に燃えあがるフラグが立ったようですね。この婦長さん微妙だなー。ヒロインが不器用ってのもベッタベタだぁ。
●デスノ
 メロ&ニアがLを高く評価してるという話がきけて私は満足です。やはりLは彼らに比べてずっと凄かった……それに彼らが他人を尊敬できる人間だと知って印象が良くなりました。キラさまピンチですね〜。そして掲載順もかなりキてます。なんとか切り抜けてほしいものです。
●テニス様
 樺地がキモくて面白いです(笑)。コピーをちからずくで突破かー、正攻法じゃないですか。というか掲載順いつもこんなでしたっけ?
●銀魂
 顔を隠していてもマフラーで似蔵だとわかってしまいますね。桂とエリザベスの絆(笑)が描かれている話ですよ、これは続きが楽しみです。刀鍛冶の妹さんが好みだなぁ。銀さんにはこういうタイプが似合うんじゃないかと思うけど、どうか。さっちゃんは……銀さんもどちらかというとMだからさ(笑)。これもやっぱり掲載順が。どうしたんでしょうね。
●ハンター
 あっさりモラウの勝ち? おめでとう。そして銀魂など足元にも及ばないアダルティな展開になっていますね、さりげなく。パームさん初登場時には想像もできなかった役回りを遂行中。
●こち亀
 これ昼休みにやってるんですよね? タイトスカートでこんな遊びに参加する婦警さんに乾杯。
●Dグレ
 とってもヤバイ位置なのでは……。だれかが助けるだろうとは思っていたけど、まさか祖父ちゃんとは! バトルはいまいちどうなってるかわかりませんが! リナリーが活躍するようで期待です。いや勝てないのはわかってますけどね。そろそろ元帥に登場してほしいところ。
●みえるひと
 あー初めてバトルというか術?が面白いと思いました。やっぱり敵の設定によるんだよー。
●ミスフル
 合宿中に気に合う相手とばかり固まってるキャラたちが可愛いかったです。

 ではまた来週。





NFL第4週

2005/10/11(火) 夜中 

 ジャンプはちゃんと買いました〜。でも感想はまた後日。それよりデータブックがぜんぜん読み終わらないんですけど……この選手名の元ネタ一覧みたいなのどこかのサイトで作らないかな(他力本願)。ミスフルに近いノリですよね、ここまでくると。デプスチャートは見事だと思いました。チームごとの特徴もかぶらないようにしてあって、どんな作戦をとってくるチームなのか想像できるようになってます。
 ギャグ同人誌的に描かれていた神龍寺高校の様子はほとんど夕陽ガッツが担当しちゃってるみたいですね。ふんどし姿で修行!みたいなアレ。かぶらないように設定されてるんでしょうから……どうなるのか。そしてナーガのかけ声はぜんぜん盛りあがらないタイプですね。ポセイドンのかけ声が笑えます。あのくらい明るくしてくれれば安心なんですけどね〜(仲良いのが約束されてて)。いや6巻のナーガもかなりコミカルに描かれてはいますけれども。うん……読めば読むほど双子は仲良いよ。これが今さら変更されることはないと信じたい……って書いてる時点で心配してるって証拠ですね。どんな設定より彼らがよそよそしい兄弟であることがいちばん私を萎えさせるのはわかってますから、ちょっとだんだん怖くなってきました。まあ大丈夫大丈夫フィルターかけなくても彼らは確実にイチャついている。うん。ところでビデオ係は……?
 適正ポジション診断はQBでした。え〜(汗)。こないだ勝手にやった念能力診断でもヒル魔さんと同じになったんですよね。なんか違うって絶対。

 何日か前の朝日新聞で有馬隼人さんのインタビューが載ってまして(というかこのブログ10月9日の試合結果すごいな。76対6だって)。大学時代に甲子園ボウルにも出場したけど、卒業と同時に引退してTBSのキャスター?をしていた人。自分は練習量で強さを維持していたタイプだから社会人チームは無理だと思った、とかいって。でも仕事でいろんな選手と話したりするうちに自分にも入れ込んでるスポーツがあるのに勿体ないという気になって、現在はアサヒビールシルバースターの所属でQBをしているそうな。新聞のインタビューで印象に残ったのは「入念に準備して戦うことの面白さを知った」「ラッキーな50ヤードより作戦がうまくいった5ヤードのほうが自分は嬉しい」という辺りかな。性格でてますね。いろいろ萌え。
 アイシールドではそういう描写があんまりない気がします。作戦の準備はヒル魔さんに一任されてるから。私もその辺を考えるのが楽しいスポーツだと思ってるんですけどね。もしクリスマスボウル後も物語が続くとしても、ヒル魔さんがいる限り、みんなで相談して作戦を考えるような場面はでてこないかもしれませんね。もう一年目の素人じゃないから自分たちでも考えるって展開になれば、それはそれで楽しそうです。

 さてNFL第4週、ジェッツ対レイヴンズ。

 ジェッツはこないだちょろっと書いたように先発QBチャド・ペニントンが負傷して今期絶望、控えのQBジェイ・フィードラーまで同じく今期絶望になり、この試合では三番手のブルックス・ボウリンジャーが先発デビューしました。大学時代にはQBのラッシングヤードで新記録をだしたそうですから、走れるタイプなんでしょうね。3年目の25才。この試合でいちばん注目されていたと思われます。もう緊張してガッチガチでした。顔からしてマジメそうなんですよ、根拠のない自信でハッチャケたりできない感じ。母性本能くすぐりまくりです(笑)。観客席でお父さんが心配そうに見守ってるしさー。ジェッツは以前QBをしていた大ベテランのビニー・テスタバーディを急遽ゲットしてますが、この試合では出場機会はありませんでした。テスタバーディも引退間近みたいな年齢ですから若者に頑張ってほしいところなんですけど。
 えーとジェッツは守備がしっかりしてるチームです。攻撃はラン主体かな。今年は前評判はかなり高かったのに1勝2敗と不調です。今シーズンのランディフェンス29位ですって。どうしちゃったの。ディフェンスではラインのジョン・エイブラハムとLBジョナサン・ヴィルマが早いわ強いわで有名。ペイトリオッツから名CBタイ・ロウがやってきて心強いです。RBラモント・ジョーダンは移籍してしまい、RBカーティス・マーティンがエースになってました。QBペニントンが以前いたWRラヴェラニアス・コウルズに戻ってきてほしいと熱望したのでレッドスキンズから取り返して先発にしたのに、肝心のペニントンが欠場では(笑)。こんな感じで、頼みのランが出なくて困ってるみたいでした。

 レイヴンズは以前も強調したように守備がグレイトで攻撃がショボいチームです。ここまで2連敗(第3週は休み)。オフェンスに得点力がないのはみんな知ってますがディフェンスもちょっと失点が多すぎるみたいですね。こちらも頼みのランが出てくれないみたいです。第1週でQBカイル・ボウラーがケガしてから控えQBアンソニー・ライトが先発してます。ボウラーより先輩で過去に先発した経験もけっこうある選手です。第1週ではかなり堅いプレイだったそうなんですけど(それでもボウラーよりはマシに見えたらしい)、この試合ではのびのびやってました。でもセットした後に作戦変更するときのコールがまだできないみたいです。エースはRBジャマール・ルイスかな。レシーバーはTEトッド・ヒープ。あとタイタンズでエースをしてたWRデリック・メイスンが加入しました。新人WRマーク・クレイトンも期待できそうな感じ。ディフェンスはLBレイ・ルイスとかセイフティのエド・リードとか……一度は引退した出戻りのCBディオン・サンダースもいるか。いつもの顔ぶれです。

 試合は両チームとも攻撃の決定力を欠いている状態なので、遅々として進まないっていうか、なにもしようとしないっていうか。とくにジェッツは不慣れなボウリンジャーを守るのを第一にしたらしく作戦もランばっかりでボウリンジャーはなにもさせてもらえない、みたいな。まあ味方の足に引っかかって転ぶ場面が何度もあり、いかにも頼りなかったのは確かなんですけど。初めてパスを投げようとしたらレイヴンズのLBレイ・ルイスにサックされるし……例えるならばヒル魔さんがケガをして雪光くんがオドオドしながら代わりのQBとして出場し初めてパスを投げようとしたらいきなり進にタックルされたようなもんですよ。トラウマもんだと思います。互いにQBに不安があって相手のディフェンスが優秀なのもわかってるから、インターセプトされるのを恐れてランばっかり使っていたんですね。それで潰しあいになってゲインできない状態でした。レイヴンズのディフェンスは見所のひとつなのに、相手の攻撃が単調だからふつうに守ってるだけで効果があり、いつものように積極的にしかけていく必要もなかったですし。つまんな〜い。
 勝負を決めたのは第3Q、0対6でレイヴンズがリードしているとき。レイヴンズがファンブルしてジェッツの選手がボールを拾い、ゴール前1ヤードで倒されたんです。大チャンスですよね。しかしその1ヤードをレイヴンズが守りきってタッチダウンを許しませんでした。3回攻撃して1ヤード進めないんですよ。しかもジェッツは二度とこんなチャンスはないかもしれないのにギャンブルせずにフィールドゴールで3点を追加。レイヴンズにとっては大きなミスをしたというのにぜんぜん痛くない結果に終わったようなものです。案の定ジェッツはその後いちども得点できず、じわじわレイヴンズが押し続けて試合終了です。

 まあ……ねぇ。仕方ないか。試合終盤ジェッツのサイドラインでペニントンやフィードラーが戯けた仕草で冗談をいいあって笑っている場面が映ってるんですけど。思いっきり負けてるのに緩みきってるよ。てゆうかフィードラーのケガえらい重傷っぽいけど大丈夫なの?
 そんな感じでした。どうでもいいけど漢字のタトゥーって実際けっこうみかけます。大便小便はやりすぎだとしてもマッチしてるんだかしてないんだか微妙なのは多いです。選手の腕に「忠」とか「哲」とか「紀律」とか……この試合では「命献上」という文字を発見。いいたいことはわかるんだけどね(笑)。

 ともあれ第4週が終わりました(現地では第5週も終わってます)。いちばんのニュースはペイトリオッツ大敗を喫するというニュースかな。第5週でジェッツはテスタバーディが先発した模様。あと49ersのドラフト1位の新人QBアレックス・スミスについてこないだ書きましたが、彼も先発したらしいです。あああ。まだ結果やサマリーは見てないんで、詳しくは次の機会に。

 これから第5週の試合を録りながら見てきます。





NFL第4週

2005/10/09(日) 早朝 

 ウェブ拍手ボタンの画像を! 変更いたしました! みてくださいよコレ最高じゃないですか!? 雲水の隣にいるのが阿含じゃなく一休で、しかも雲水がそっぽ向いてて阿含がジトーって様子をうかがってるんですよ! なんかケンカでもしたんですかね。可愛い! リクエストしてみたら本当に作ってくださって私は感動です。配布元はこちら

 玄関にもリンクを貼らせていただいた神龍寺祭はドリーム小説のサイトさまが主催されてるんですけど、ふつうの小説も募集されておられるようですね。キリリクが終わったら投稿したいです。期限とか書いてないなぁ……。
 夢小説は挑戦してみたいかも。いろいろ思うところのある分野ではありますが。私は基本的に原作至上主義なので、原作のキャラ設定(人間関係)を崩してしまうものは苦手です。たとえば泥門にもうひとり女子マネがいて誰かの恋人だ、とか。でも曖昧に描かれている部分に入りこむ設定なら大丈夫。ヒル魔に妹がいて家で個人的に会話するようなのとか(泥門のメンバーに公認されてると厳しいかな)。でも最終的にはやっぱ内容による……感動さえあればなんでもOKです。まあ細かいこだわりがあるってことですヨ。もちろんアンチではありません。

 昨日は雨が降っていてお外にでたくなかったので(死)まだジャンプ買ってませんよ。なにかに負けている気がします。データブックもまだ途中。もっと速読できるようになりたい。
 双子が二卵性だった件と一休が二年生だった件についてSSを修正できるかどうか検討中ですが、それにはまず自分が書き散らしたものを読まなければならず……けっこうな苦行ですよね……二卵性なのは修正が効くんですけど自分的に重要な萌えポイントなので気が進みません。一休の学年は自分の萌えの根幹ではないので直しても構わないんです。ただ展開的にいろいろ面倒くさいかな。まとまった時間が必要ですね。
 今回の公式データ(ナーガ限定)でいちばん違和感を感じたのは、一休よりゴクウのほうが背が低いことでしょうか(笑)。6巻の一休はもう少し小さく描かれてるような……。あと他にも1年でスタメンになってるメンバーが何人もいること。意外と選手層は厚くないのか?

 それはともかくNFL。第4週のパッカーズ対パンサーズです。

 パッカーズといえばQBブレット・ファーブがまず思い浮かびます(逆にいえばそれ以外の選手がいまいち霞んでしまっていて可哀相ですよね)。209試合連続先発出場。13年以上です。決して卑怯なふるまいはみせず勇敢な姿勢で困難に立ち向かう爽やかなナイスガイ、つまり正統派の主人公タイプ(笑)です。ここ数年はお父さんと義弟が亡くなったり奥さんが癌の告知をうけたりカトリーナで実家が倒壊したりと不幸続きで、悲劇のヒーロー属性も追加。国民的アイドル(?)の座をほしいままにしております。十月十日で36才ですのでそろそろ引退の可能性もでてくるでしょうし、勝たせてやりたい感じではあります。開幕から3連敗ですけどファーブ自身は安定しているようです。ランがさっぱり出ないので無理してパスを投げざるをえない状況になり、それでインターセプトされまくる結果になっています。酷い数字です。
 エースWRジャヴォン・ウォーカーは第1週にケガをして今期絶望。代わりにWRドナルド・ドライバーとロバート・ファーガソンが頑張ってます。RBアーマン・グリーンはこの試合の後半でケガをしたようですが大丈夫でしょうか。主にリターナーをしているRBナジェイ・ダヴェンポートが後半を走ってました。あとCBのマイク・マッケンジーとかアル・ハリスとか目立ちますけど、髪が長いせいかもしれません(笑)。今年はディフェンスラインからふたり抜けて(移籍?)さらに今日はセンターも負傷していたようです。試合中にもケガ人が続出して先行き不安ですね。今年からディフェンスのコーディネーターかコーチが変わったのかな? やたら攻撃的にラッシュする方針になり、それがまだうまく機能していないみたいでした。

 パンサーズはディフェンスが強いチームです。QBジェイク・デロームはミスが少なく正確なパスが売りの選手で、とくに味方が優勢なときに真価を発揮します(逆境に弱いのか?)。チャンスを確実にものにして、相手にチャンスを渡さない。このスタイルが守備の強いチームにぴったりで、2003年にはスーパーボウルに出場しています(負けたけど。同じく守備の強いレイヴンズもこんな感じになれればいいんですけどねぇ)。エースはRBスティーブン・デイビスが有名ですが、この試合ではRBデショーン・フォスターが活躍してました。WRはスティーブ・スミス(ムシン・ムハマドは移籍してしまったようです)。ディフェンスラインのクリス・ジェンキンスが負傷して今期絶望、守備のエースなのに……。こんなとこかな。

 第1Q、パッカーズの攻撃でQBファーブがいきなりサックされファンブルし、ターンオーバー。序盤からファーブの背中に悲壮感が漂いはじめます(笑)。その後は互いにふつうに攻めて得点するのをくり返しつつ試合が進みますが、第2Qでファーブがインターセプトされたりして、7対23、パンサーズのリードで前半終了。全体的にパンサーズのムードです。
 第3Qも得点を重ねて13対32。このまま終わりかと思われましたが、第4QになってパンサーズのQBデロームがサックされファンブルしターンオーバーしたのを契機に、パッカーズが猛烈な追い上げをみせます。タッチダウンしてトライ・フォー・ポイントで2ポイント狙って成功し21対32。さらに残り5分あたりからガンガン攻めて残り3分でタッチダウン。再び2ポイントコンバージョンに成功して29対32。続くパンサーズの攻撃はファーストダウンをとれなかったので、パッカーズは残り2分で逆転のチャンスです。
 ここで逆境に強いファーブはパスを連続成功させますが、フィールドゴールを蹴るにはちょっと遠い位置で止められてしまいます。3点差ですし、キッカーが優秀なら蹴れなくもない距離です。しかしパッカーズは4th downギャンブルで攻撃を続行。残念ながら失敗してしまいます。残り1分ありましたがパンサーズは攻撃せずニーダウンして試合終了です。パッカーズ惜しかったですね……。

 というか私はどちらかというとファーブよりデロームのほうが好きなんですよ、際だった才能とか感じさせないところが高見さんみたいでさ。TVが完全にパッカーズ(というよりファーブ)の視点で編集してるから残念な気分になってますけど。
 でもたしかにこの試合の見所は終盤のパッカーズでした。敗因はディフェンスが……積極的にラッシュかけるのはいいんですけど、それやると後ろのほうが弱くなってしまうわけで、ラッシュかけたのに相手QBにロングパス投げられちゃうようじゃどうしようもないんですよ。そこが狙い通りに機能できるようにならなければ負け続けるだけなんじゃないかって感じでした。たまに巧くいくときもあったんですけどね。

 さて次の試合をみようっと。





NFL第4週

2005/10/07(金) 午前 

 さっき書いたように阿雲サイト巡りをしてきました、久しぶりに。予定どおり閉鎖されているサイトさまや閉鎖を予定していると宣言されているサイトさまや前置きもなく消滅したサイトさまがたくさんありました。季節の変わり目ですからね……あとでリンクの整理をします。というかナガナビは大丈夫なのかな? いつのまにかサイトが増えてるんですよね。怖いから片っ端からお気に入り登録はしてるわけですけど。いや、いつも遊んでるネトゲサイトさまが一年近く放置されてたんですけど、最近ハードディスクが消耗して壊れたそうで久しぶりに管理人さまが顔をだしたんですよ。幸いそこは放置中も定期的にバックアップをとってくれていてハードディスクも買い換えて再開してくれました。でもそういう事態になったら自然消滅しちゃう可能性もあるんだと改めて気づいてしまって。いつもお世話になってるんです、コンスタントにアクセスありますし感謝しています>ナガナビさま。休止は自分的には問題じゃないので心配してなかったりします(気は長いんです)。しばらく休止して整理してたサイトさまがジャンル変更された場合も作品が削除されていなければ無問題。名前を変えて出直すらしいサイトさまは跡地にリンクを貼ってくれなさそうだ。探し出せるかなぁ。次の予定ジャンルにも阿雲は入ってるのに。無断なのが悪いんだけど。
 ともあれ閉鎖されたサイトさまたち、お疲れさまでした。萌えをありがとう……。

 というわけで、気をとりなおしてNFL第4週の49ers対カーディナルスのレポです。場所はメキシコのアステカスタジアム。NFLの公式戦がアメリカ国外で行われるのは初めてなので歴史的なゲームです。カーディナルスのホーム扱いになっていますが、どうやらメキシコ中のNFLファンが集まっている状態のようで(違うチームの格好してるファンがたくさんいた)、そうなるとネームバリューのある49ersのほうも応援されてたり? 過去ひとつの時代を築いたことのあるチームですので。国外で公式戦をすることについては、そもそも試合数がメジャーリーグの十分の一しかないのもネックなんだろう、とかいわれてました(ケガ人が続出するなか選手がどれだけ生き残るかってノリのスポーツだから多戦はできない。アイシはケガ人でないよね……)。時差が大きいし、日本での開催は将来的にもかなり無理っぽいだろうと思います。

 49ersはジョー・モンタナとかスティーブ・ヤングとか最盛期のジェリー・ライスとか有名な選手が多くいたチームです。しかし近年はぜんぜんパッとしなくて昨シーズンは2勝14敗。その2勝は両方とも対カーディナルス戦でした。今年から新しく若い監督が入っています。ディフェンス畑の出身だそうです。もともと上記のような有名選手のおかげでオフェンスの強いチームというイメージをもたれていますが、この新監督によって変わってくるかもしれませんね。というか昨シーズンのトータルディフェンスが最下位だったわけですよ(笑)。とくにパスディフェンスが最下位ですので、その辺が改善されませんと。目立つ選手はWRブランドン・ロイドかなぁ。あとディフェンスラインのブライアント・ヤング。QBティム・ラテイはどうにもイマイチです。それで今年ドラフト1位でQBアレックス・スミスを獲得しました。シーズン前から周囲に期待されていて本人は大変だったらしく「先発に選ばれなくて、ある意味ホッとした」とコメントしていましたが。昨シーズンのドラフト1位のQBイーライ・マニングが、明らかに実力不足なのに執拗に先発で使われて痛いことになってましたからね。ふつう一年目は勉強期間なんです。大事に育てられてほしいものです。

 カーディナルスは先日も書きましたようにQBカート・ワーナーがエースです。なのにケガをして欠場してました。たいしたことないみたいなんですけど監督は「無理はさせず二週間は休ませる」といってます。このチームはワーナーにかかってますからね、はっきりいって。二番手のQBジョシュ・マカウンはワーナーより機動力があり、浮き沈みのある選手といわれています。今回はチャンスでもあるわけですけど、個人的な野心よりチームへの責任感や使命感に突き動かされて気合い満々って感じでした。若いっていいわぁ(笑)。あとWRラリー・フィッツジェラルドはこの試合でも活躍していました。去年ドラフト全体で3位だった選手です(フィッツジェラルドってどこかできいた名前だと思ってたら、データブックを読んでわかった。ホーマーの名字なんですね)。こないだ忘れてたディフェンスラインのバートランド・ベリーも今回は頑張ってました。サック数がNFL2位の選手です。コルツのドワイト・フリーニーと並んで、QBに物凄い勢いで襲いかかるラインマンの代表みたいな感じ。ラインって全員がタイミングをあわせて動いたりするのが大切だから個人が強くてもなかなかチーム全体の成績に結びつかなかったりするんですが、だからこそラインマンが目立つってだけでもかなり凄いんだろうと思います。昨シーズンはディフェンス22位、オフェンス18位。低迷しているチームですから。ここ17年で勝ち越しできたのは一度だけという状態です。そして、この試合でもっとも目立ってたのは、キッカーのニール・ラッカーズでした。6回のフィールドゴールキックをすべて成功させました。開幕4試合で16回のキック成功はNFL新記録。1試合でのフィールドゴール成功の記録は7回なので、それにも届きそうな勢いでした。48ヤードとか危なげなく決めてます。以前はむしろ30ヤード以下の短いキックが苦手だったようですが、今回はそれも二回蹴って大丈夫でしたし。やはりキッカーが優秀だと精神的に安心ですね。頼もしい。

 試合の様子。このスタジアムは標高2239メートル、空気が薄くてキックがよく飛びます。飛びすぎてエンドゾーンに入ってしまったりエンドゾーン内でキャッチした選手がリターンせずに膝をついたりしたときは、タッチバックとなって自動的に20ヤード地点から攻撃です。無理にリターンして10ヤード辺りで倒されたらそこから攻撃になるのでリターンを放棄してタッチバックにしたほうが有利なんですよね。両チームともほとんどリターンしませんでした。寂しい。ちなみに標高が高くて有名なスタジアムといえばブロンコスのホーム球場で、1800メートルです。ブロンコスのキッカー、ジェイソン・イーラムがフィールドゴールキックのNFL最長記録62ヤードをもってるのは標高が高いからだと、意地悪くいわれています。
 第1Q、最初の攻撃でカーディナルスのQBマカウンがサックされファンブルし、49ersのディフェンスがボールを拾ってエンドゾーンまで走りタッチダウン。いきなりです。さらに数分後、カーディナルスがゴール前12ヤードの地点でまたしてもファンブル。49ersのCBがボールを拾い78ヤードを走ってタッチダウンしてしまいます。最下位のディフェンスが頑張ってるみたいです。でもぶっちゃけ運が良かっただけな面も強いんですよね〜。
 第2Qになってカーディナルスがようやくリズムに乗って攻撃を開始。マカウンはふだん控えのQBなので最初のうちはどうしてもレシーバーとタイミングがあってなかったんですけど、この辺からパスが通りだします。そうすると相手のパスディフェンスは最下位ですから好きなだけゲインできるようになります。
 以下略(笑)。結局49ersは第1Qでのファンブルリカバータッチダウンの14点しか得点できませんでした。第4Qで新人QBアレックス・スミスが登場しなきゃならないほど手も足もでない状態。14対31でカーディナルスの圧勝でした。

 とにかくカーディナルスのQBマカウンが頑張ってたんですよ。みていて気持ちがよかった。そして結果もだせましたし、終始こちらばかりを応援してました。今後も先発する機会があればいいな〜。でも浮き沈みのある選手なのか。非常に好印象ではありました。

 なんでこんなに時間が足りないんでしょう、働いてた頃はどうやって創作してたんだっけ。もう遠い……。皆さん無理しないでネットしてくださいね〜と、どこかに向かって呟いてみます。
 さいきんはお菓子ばっかり作って食べて体重を増やす毎日です。美味しいんだけどさぁ。ヨーグルトムースとブルーベリージャムのコンボは最強です。卵黄と牛乳で作るプリンもなかなか。母が作った紫芋のババロアも濃いけど良かった。ちゃんとしたオーブンがないから焼き菓子はあまり手をださないけど、季節的に暖かいものが食べたいですね。庭のイチジクは積雪でバキバキに折れて去年の半分も実がならなかったんです残念。コンポート?を作りました。あとで写真を撮ろうかな。これじゃ痩せないの当たり前?





公式データブック

2005/10/06(木) 入浴前 

 公式データブックやっと届きましたよ。読みました。まず最初に「スゲェ!」。似たような本で買ったことあるのハンターだけだってのがアレなのかもしれないけど、ナニこれ……働きすぎだよ先生たち。嬉しいですけどね、もちろん。まだ流し読みしかしてないんで、これからじっくり舐めるように堪能します。
 で本題のナーガです。ちゃんと載っててよかった(笑)。いろいろ……いろいろ……一休が2年だったのは常に念頭にあった可能性ですし、阿含のポジションが謎のままなのも想定の範囲内です。双子がヒル魔さんとほぼ同じ身長体重なのも、これからマッスルがスリムに是正されるんだってことでOK。問題は雲水と阿含の血液型が違うってことでしょうか。え? 同じページで「同じ遺伝子をもつ双子なのに」って書いてあるのはなんなの〜? ちょ、それただ「同じ両親から生まれた兄弟」って意味? じつは二卵性だったりする? えっと……ほかの阿雲サイトさんの感想をみてきます。
 チームメイトたちの設定は二次創作してる人間にとっては非常にありがたいですけど、小さなお友達は興味あるのかなぁ神龍寺に限らず。絶対に描かれる可能性のないような脇役のデータですよ? アメフトというスポーツの観点からすると「あの選手がいるからこういう作戦をとるんだな」とか「この作戦であの選手をこう使うわけ?」みたいな感じだから、選手の能力値(笑)を知っていればいるほど楽しめるわけですけれども。読者って基本的に「マンガが好き」あるいは「スポーツマンガが好き」なんであって、「スポーツが好き」であるとは限らないですし。などと余計な心配をしてしまいました。
 ってゆーか! 神龍寺だけ学校データがないじゃん! 乱丁じゃないよね!? どういうこと! ある意味そこがいちばん知りたかったんですけど! 校舎は寺なの? 寮とかあるの? 滝壺とかどうなってんのよ! 制服は!? 夕陽ガッツがクラシカルな学ランだからその線は消えたっぽいかな! いやとにかく寮なのかって知りたかったわけで! いまさら否定されなかったことを喜ぶべき!? ほかの学校みんな書いてあるのに、なんで神龍寺だけ? 生殺しじゃん! いやラスボスだからだよね? 期待しちゃうよ?

 ……とまあ、いいように踊らされてみました。楽しいわ人生(ぇ
 ちょっと一息入れてNFLのほうを書きます。





ジャンプ44号&増刊の感想

2005/10/04(火) 入浴前 

 親戚の庭の様子。夏が終わりましたね。

 本誌に登場した泥門の新しいユニフォーム、太陽戦で既出だというご指摘をいただきました。素で気づきませんでした……ありがとうございます。盤戸のと色が似てるからこっちを着たって感じなのかな。昨夜BS-1でNFLをみてカーディナルスのユニフォームと似てるかも、と思ったのですが、見比べたらそうでもなかった。試合についてはいつものように日記でレポする予定です。

●べしゃり暮らし(新連載)
 主人公が天然か〜! 自分的には微妙かも。基本的に実力のある作家さんだからふつうに読めて楽しかったですけど。天然かぁ。みんなにウケようとばかり考えるあまり犯罪行為(?)をしてしまったりする主人公をヒロインがうまくフォローするという話だったと思います。この主人公、悪意なく人を傷つけてそうな気配がするなぁ(天然ってみんなそういう面あるけど)。その辺ご都合主義的にごまかさないで描いてほしいです。読切のときは主人公の相方になる男の子が好きでした。はやく焦点があたることを願います。
●ブリーチ
 こんなこというと「スカートを履く女性はみんな誘ってるんだ」という痴漢の開き直り理論みたいですが、乱菊さんその格好しといて、よってくる男たちに問答無用で暴力をふるうのはいかがなものか。それ「女生徒としてふつうの格好」ではないですからね。学校での死神さんたちはやはり事態の深刻さのわりに職務を放棄しているようでアレです。久しぶりにルキアの落書きが披露されたのは嬉しかった。当たり前のように恋次が隣にいるのも恋ルキ派として満足。そして設定として大インフレが起こっていることが明らかにされました。死神さんたちの人気に味をしめたのか隊長格以上の戦闘力をもった敵キャラ20人が投入されます。でもそれがこの作品の真骨頂なんでOKです! 期待します!
●ワンピ
 おー、そげキングこういう形で役に立つのかー。私はこの作品のバトルには興味が薄いので、キャラの戦闘力の比較とかぜんぜん気にかけてないけど、自分の立場や能力や特性をちゃんと把握してそれをいかした形で活躍するのが好きなんですよね。本人たちより作者さんが把握してるって感じだけどね。
●アイシ(Cカラー)
 人気投票結果発表。応募総数が意外に少ないように思うのはファンの欲目でしょうか。募集したときキャラ一覧とかなかったのが原因かと思いました。ほとんどは予想通りで、ちゃんと小さなお友達の意思が反映された結果ではないでしょうか。筧が意外と伸びている。進に近い系統で進より親しみやすいって感じですかね。水町と開きすぎてるから腐女子さんだけの票ではないと思います。てゆうか! 雲水にばっかり投票したら阿含が圏外になっちゃった! うっそー! 何位よコレ! とっとにかく雲水20位おめでとお!
 本編。桜庭が入院中にセナにいわれたことを憶えていたのがよかったです。こういうフォローを忘れないのがこの作品の長所だ。少ないコマでいろいろ行間を想像できるような。そしてまもりの復活。意外とあっさりだなあ、もっとサイコっぽく抵抗してほしかったかも。ただ心の中で前進するだけじゃなくて、それを表明するような行動をいちいち演出してくれるのが良いですよね(しかも話の辻褄があっている)。
●ナルト
 かかし先生が役に立ってる〜(笑)。ヒステリー起こしたナルトの言葉には少しジンときました。でもチヨバアのすることが想像ついてるから、やはりどこか空回りしてるように見えちゃいます。
●銀魂
 さっちゃんが苦手なので……神楽の「銀ちゃんのバカー!」は意外で可愛かったです。内臓とりだして殺しちゃうのは足がつくだけなんじゃない? 以前、産婦人科の医師が「妊娠してるけど胎児が死んでて流産するだろうから、その前に手術します」と患者に嘘をつき、ふたつある腎臓の片方を摘出して臓器売買していた、みたいな話を読んだことあるような。患者が別の病気になって手術して初めて発覚したという流れで。今回のさっちゃんは女性キャラの描き分けができてない作品にしては目新しい表情が多くて良かったです。
●ムヒョロジ
 以前から思ってたけど、背景の線や影のつけ方がJOJOに奇妙な感じですよね。時代を感じさせる内職だぁ(笑)。でもバブル全盛期でも団地は人気あったと思いますよ、いつも抽選してるような印象ですけど。松尾鉱山宿舎跡ほど酷くはなさそうですね。五嶺はまあ無神経で口が悪いとはいえ、悪魔といわれるほどではないような。立ち退きを迫っている不動産屋なんて仕事してただけなのに気の毒だ……。エビスが最終的に自分が魔法律家になって独立したいと考えているのを先週みて、ロージーがなぜこの道を志したのかと思いました。助手っていうのは魔法律家になる途中の職業ではないのかしら。マンガ家になることを目指さないアシスタント専業の人みたいなもの? 迷える霊をひとりでも多く成仏させたいみたいな、この仕事に対する根本的な興味がないようにもみえて不思議です。今後その辺も注目します。
●デスノ
 新キャラですね。この美形ぶりから判断するに、けっこう重要なキャラみたいですよ(笑)。当然のように高学歴なのが気に入らないかも。でも社会的な地位が高くてキラ賛成派の人となるとタイプが偏ってきちゃうかもしれませんね。そして相沢×伊出もアリだと思いました。
●もて王
 せっかく話の合う友だちができたと思ったのに告られたら困るよね。温子ちゃん可哀相。修正海苔ですかぁ(笑)。鼻の穴が目に見えるってネタは古屋兎丸『ショートカッツ』に出てきたかな。あれ女の子だったからそっちのほうがインパクトでかい。今回はあいすがいい味だしてました。
●テニス様
 過去編終了。いろんな意味でCOOLでした(笑)。最後どうして樺地がコピれなかったのか、理屈はやはり不明です。回想から謎のパワーをもらったとしか……次回で説明されるでしょうか。
●タカヤ
 なんかやっぱりどっかで見たような技しかでてこないですねぇ。
担当「次から格闘路線でいきましょう!」
作者「はあ。あんまり詳しくないんすよ、どうしよう……」
担当「これ参考にしたらどうかな。チャンピオンの作品なんだけど。いまうちにこういう格闘マンガないし。あとコレとかコレとか」
作者「へー。なるほど面白いっすね」
 こんなノリだったらどうしようって感じ。……キャラ同士が仲良くなる描写とかは好きですよ。
●リボーン
 うーん、バトルだけで話はあまり進んでないです。
●聖剣伝説
 あー懐かしい。なにもしないで立ってるとキャラが勝手に腕組みしたりキョロキョロしたり身体を掻いたりするのをこのゲームで初めて見たような記憶があります。可愛いよねアレ。2の砂漠の街の音楽が大好きでした。3はレベルの上限が不満だったかな。ちょっと期待のゲームです。
●ネウロ
 順位はここで安定しちゃうのか。弥子とネウロがふたりで温泉旅行ですって(あかねちゃんもいるけど)。是非ともふたりの仲(笑)が進展してほしいところです。パチンコ屋の開店まちで並んでる人たちを吾代たんが「誇り高き錬金術師たちだ」って(笑)。なにかのセンスを感じます。留守番する彼のためにネウロが買ってきたコンビニおにぎり、いちばん下が「塩」ですね。小ネタが効いてる。
●Dグレ
 リナリーの「髪しばるもの貸して」がリアルだなあ。なくしたり忘れたりすると簡単には代用品がみつからないんですよね。アレイスター、ソファにどんな座り方してんの(笑)。
●ボーボボ
 つけものに対する首領パッチの言動がいろいろ深読みできて、ちょっと萌えました。
●こち亀
 両さんの作った馬がみんな太ってるのが、らしいですね。負けず嫌いな麗子(と中川)の大人げなさに笑いました(金持ちとかいうレベルの話じゃない)。さすが両さんとつきあっていけるだけあります。
●みえるひと
 主人公の謎の過去きたー! そして唐突にラスボス(?)襲来! 完全に巻きが入りましたね。姫乃はそこまでガクを嫌う理由あるかなあ、生理的にダメってことかもしれないけど。この敵はなんでアパートまで訪ねてくる気になったのか、ちゃんと理由をきかせてもらいたいところです。
●ミスフル
 ますますわけわかんない展開に。いまの各校合同の新チーム結成は人気のある他校を描くためだと思ってたのに、華武が甲子園でこんなカマセ役をさせられちゃうの? そして主人公の父親&兄が登場! ミスフルの最初のほうって読んでないんですけど、こんな設定あったんですか? えらい迷走してます。
●切法師(最終回)
 これから明かされる予定だった仲間キャラや設定が大盤振る舞い。大先生が作者の内心を代弁してますね。でも本気で凹んでるって感じじゃないし、打ち切り宣告を喰らってからも無理に早送りしないで区切りのいいところまできちんと描いて短期連載の物語としての完成度をあげたのは、個人的には好印象でした。でも週刊連載に向いているスタイルかっていうと微妙かもしれませんね。その辺はご本人もいろいろわかったでしょうから、よく考えて実力を発揮できる進路を選んでほしいと思います。今回の経験をいかしてまた週刊でやってみるのも充分にアリですよね。ともあれお疲れさまでした、次回作には本当に期待します。
●じゃんぷる
 自販機が毒の沼地の中心にあって「行きづらい!」というネタが好きです。なんど看板を読みにいったことか(笑)。
●ジャガーさん
 修正海苔、修正海苔もってきてぇ!

 以上でっす。続きまして増刊のジャンプ the REVOLUTION ! の感想です。

●デスノポスター
 予想どおりメロ&ニア。メロがいいよねハァハァ。傷はこんな感じなんだ。その裏の死神占いは簡単そうだからやってみたところ、結果は「L」でした。当たらずとも遠からず……。
●銀魂ポスター
 アニメ版のものです。桂とエリザベスに和む。原作のふたりを理解しきってますよ。そして裏、実写ブリーチのポスターが凄いことになっている……テニプリと違って衣装がファンタジーですからねぇ。ネットでこういう画像あるところには一杯ありますよね。
●エンバーミング
 武装錬金の人の読切。この作者はどんな世界を扱っても自分色に染めてしまうタイプだから世界観についてコメントすることはとくにないかな(もともと好きなジャンルですけど微妙に違う……みたいなね)。ストーリーはさっぱりでした。葛藤→成長というプロセスが含まれていません。主人公たちはこの話の最初と最後でなにも変化していないと思います。チュートリアルだけみせてもらったって感じ。
●ANGEL AGENT
 この増刊は対象とする読者層が赤マルとは明確に違うんだなと理解できた一品。でも最後の作品まで読んだらこれだけ浮いてるかもと思いました。D級アニメっぽいというか。
●レポート3本
 ちゃんとレポとしての基本は押さえてほしいですよ、ギャグよりもさ。内容の良さはアフレコ、好み(興味あるネタ)なのはフィギュアでした。職人さんの現場を覗くのは楽しいです。
●いちご番外編
 外村美鈴の大学での初恋を描いた話。期待どおり面白かったです。でも彼女がここまで有名になるほど一般ウケする美人だとは解釈してなかったので、意外というか。バイト中に友人の向かいに座って会話してるのもどうかと(笑)。美鈴が、作家になるより編集者に向いてるタイプだっていうのがよくわかる相手ですよね、この初恋。芸術家に弱い。でも彼が稼ぎそうだとか有名になりそうだとかいうのではなく才能のある人は正当に評価されるべきだと考えているタイプね。けっこう好きです、そういうの。高校のときから彼女はどちらかというと生徒会役員とかしてそうな感じなのになーと思ってたんですが、どうしてあの映研で責任感をもって自主的に参加していたのかがよくわかりましたし、イメージを壊されることもなく良い番外編でした。
●マジシャンズ ジャッジメント
 選んだネタはなかなか面白いです。キャラが微妙かな〜。主人公の行動について彼の仲間が「アレはアイツなりの優しさでもあるんだ」とフォローいれないと不快に思われてしまう言動ってどうかな。ふつうに優しくすればいいんじゃない? そういう不器用(?)な性格を否定するわけじゃなく、彼の場合はそれじゃ仕事にならないということです。神父さんが悪者を自分たちなりに倒すという話なのに、その辺の考え方や成敗方法(笑)にキリスト教的な観念がみられなかったのも物足りないです。
●World 4u_
 本誌に掲載されたことがあるシリーズですよね、たしか。ふつうに面白かったです。これネタ探しが大変で連載できないって感じなのかな。でも最初の話は貞子だし焼死者の霊の話もどっかできいたことあるし。知ってる知ってないは面白さには関係ないですけど。ネコ避けペットボトルは街の美観を損ねるからやめてほしいと思う霊感のない私。うちのネコもよく宙をみつめています。
●天球儀
 藤崎竜の読切。いつもの古き良き時代のSFって雰囲気。80年代のショートショートで似たような話を読んだことがあります。熱帯魚のようにガラスの箱のなかで宇宙を作って育てるのが流行してる世界の主人公があるとき宇宙遊泳をしにいったら、ガラスの壁にぶつかってしまった、みたいな。まあ今回の話は臨死体験で進路を確かにする主人公(笑)にテーマっぽいものがありますね。作者の目的は違うと思うけど。
●銀河少年ユニ
 スターウォーズっぽい。やってることは王道のファンタジーですが(SWも同じか)。子供に種族の運命を託して殺人させて当然のような顔してる周囲の大人たちも、なんだか文化程度が退行してるような描写があるおかげで、それほど気にはならないかも。絵はちょっと見難いかな。なにしてるのかわからないところが多々ありました。技術はあると思うけどジャンプに合うのかは微妙。デビュー作としては大したものだと思いますし、このまま燃え尽きずにがんばってほしいです。
●キャディガール
 ギャグとしては薄すぎると思います。それを補うインパクトとかテンポの良さとか台詞回しとかがあるわけでもなく。かといってギャグ以外の話が書けそうでもないしなぁ。うーん。
●Luck Stealer
 かずはじめの読切。マインド・アサシンの焼き直し、みたいな? 最初は仕事が少なくて困ってるっていう流れなのに、ヒロインの依頼を「そんな暇はない」と断るのがよくわかりませんでした。この話で悪いのは、死んだ祖父ですよね。遺産争いをさける気遣いをするのは金持ちの義務だと思う。叔父さんが会社の金を使い込んで借金……というのも、なんで借金?会社のために個人で借金したの?と思ったし。父親の個人的な遺産を会社の資金として提供しようとしてたってこと? 幼女が可愛く描けないのが致命的にも思えます(好みの問題ですか?)。順番からいって娘より父親が先に寿命を迎えるのに、将来どうするつもりなんだろう。などなど腑に落ちない部分がいろいろあって、物語に集中できませんでした。もっと練ってほしいです。
●大正裏孔雀
 今回の読切のなかでいちばん好きです。銀魂のアシさんのデビュー作。主人公(男)の化粧と下睫毛が素晴らしい(笑)。独特の雰囲気があって良かったです。推理物っぽいけど推理自体は薄いですね。このヒロインが警部という設定は無理があると思いましたが、萌えを狙ったようなキャラでもないし、全体的にどこにも不快感を感じませんでした。「地獄の化け猫コック」みたいな想像上のものを催眠術でみせる場合は、主人公が思い浮かべているものと実際に相手が見ちゃうものは違うはずですよね。その辺をネタにしてくれたら嬉しかったんですが。とにかく画面に個性と色気?があるので今後に期待したいです。
●砂のシグマ
 これも良かった。地脈=水となっているケースで(建物が老朽化したりもしてるけど)、その感覚はわかりにくかったかも。もっとエネルギーのようなイメージなので。大地に対して鍼治療をするというアイディアは面白いし応用も効きそうです。主人公が自分の主張を直接くちにしているのは説教くさくも感じるかな。でも低年齢層を対象にするなら必要なわかりやすさだと思われますし。バトルはイマイチなにやってるのか……。ともあれ全体的によくまとまった完成度の高い読切でした。
●j-BOOKS
 銀魂が小説化! 非常に微妙ですね、あれギャグマンガだし。同じことをやろうとしても明らかに失敗するでしょうから思い切った決断が必要だと思われますが、どうなるのやら。
●舞王
 ジャンプ小説大賞のダイジェストマンガ。てゆうか六道神士こんなとこでナニやってんの。あーそういえばウルジャンに連載したことはあるか。たしか審査員のだれかに「敵の不在が問題」とかいわれていた作品のような気がします。題材はなかなか面白そうで軽く読めるものなのかな……どうだろ。

 というわけで、なんだか位置づけがよくわからない増刊でした。500円は高いと思います(結論)。





NFL第3週

2005/10/03(月) 明け方 

 我が家の食卓はTVがみえない場所にあるのでラジオがついていることが多いです。日曜夜の夕飯時にはNHK-FMの「気ままにクラシック」という番組をよくききます。
 空耳アワーのクラシック版みたいなコーナーとか、作曲者や指揮者や演奏家の発音しにくい名前を早口言葉として三回くり返して言ってみようとか、クラシック用語の解説をリスナーにさせてみたり、パーソナリティはギタリストの鈴木大介と元モー娘の中澤裕子だし、コアなクラシックファンは明らかに聴いてないでしょうが、だからといってどの辺を対象にしているのかよくわからない、そんな番組です。
 今日はリスナーがこんな運命的な出来事があったからという理由で、ベートーベンの『運命』をリクエストしてきまして、曲が流れたあとに中澤が「運命とは……なんでしょうね」という、なかなかディープな質問をしたんですよ。それについてのトークが面白かったです。鈴木氏が「周囲の人のふとした言葉をきいて自分の行動を改めたりする。その人はべつに自分に話しかけたわけではないのに、自分に必要なものがいろんな形で“与えられているように感じる”ときがある」みたいな。その後は「忠告してくれる人の言葉は無視しないようにしよう」という一般論でまとめちゃったんですが。クリスチャンなら「神に与えられている」で解決の話かな。結局は自分に日常からなにかを吸収しようという姿勢があるかどうかってことでしょうから「求めよ、されば与えられん」。でも仏教的な因果論で考えるとどうなるんだろう。
 なんかで使えそうです。ネタとしてストックします(ネタならここに書くなって気も)。

 さて第3週のセインツ対バイキングスのTV観戦報告です。

 セインツが拠点とするニュー・オリンズはハリケーンで滅茶苦茶にされてホーム球場が使用できなくなり、違うふたつのスタジアムで代替しています。そのひとつが同じNFLのジャイアンツのものだったりするんです。第2週ではそのジャイアンツとの対戦でしたから、飛行機でわざわざ相手のホームまで出向いたのに自分たちのホームゲーム扱いされ、最初のキックオフリターンでファンブルして攻撃権を奪われるちゃうし、インターセプトは喰らうし、簡単なはずのフィールドゴールも外れるし、13回も反則して自滅するという散々な結果でした。実力云々より“運”に見離れてる感じ?
 QBアーロン・ブルックスはファルコンズのQBヴィックの又従兄弟で子供の頃から仲も良かったらしい、という話を昨シーズン、セインツとファルコンズが対戦したときに書いたような憶えがあります。WRではストール・ワースやジョー・ホーンが有名ですが、ほかにも良いレシーバーが揃ってる印象です。あとパンターのミッチ・バーガー。彼が蹴るたびにふだんは表示されない滞空時間がいちいち画面の隅にでてきます。常に5秒を越えているみたいで凄い。今年は監督的にはRBデュース・マカリスターを中心にランで試合を組み立てていきたいのに、いまのところうまくいってないようです。今回の対戦相手バイキングスはラン・ディフェンスが弱いチームですから、そこにつけこみたいところでしょう。

 バイキングスは、惜しいとこまでいくこともあるんだけどみたいな印象かなぁ。実際は印象より弱いかも。今年は開幕から二連敗(内容的にも酷かったらしい)。オフェンス・コーディネーターが移籍してしまって、代わりにオフェンスラインのコーチが昇格したんですが、最初から荷が重いだろうといわれ第1週と第2週の成績も良くなかったので、どうやら今日から監督がオフェンスの作戦指示をだしている模様です。センターのマット・バークが腰を痛めて今期絶望。エースWRだったランディ・モスは移籍し、次のエースWRネイル・バートソンも負傷したため、シーホークスを解雇されたWRコレン・ロビンソンを即戦力としてゲットしました。さらにドラフト1位でWRトロイ・ウィリアムソンを獲得、ランディ・モスの後継者として期待されています。エースRBマイケル・ベネットは先週の試合で酷いファンブルをしてスタメンから降ろされてしまったようです。二年目のRBミュルデ・ムーアが先発しています。QBはダンテ・カルペッパー、走るQBです。ヴィックのように素早く敵をよけるのではなく、体格の良さをいかして突進するタイプ。先週まではボールをもちすぎて投げることも走ることもできずに潰される場面ばかりが目立ちました。
 とまあ注目されがちなのはオフェンスの変化なんですけど、むしろ全体としてはディフェンスの強化に努めているようです。CBにひとり加入、もともと良いCBがひとりいたので両サイドを守れるようになりました。すると後ろは彼らに任せて守備を前方に集中させられます。ランに弱いのをなんとかしたいわけですよ。ラインマンもひとり入れ……4−3体型(ライン4人・ラインバッカー3人)のライン中心のふたりがランを止められるようになっていました。先週までは成果がでてなかったんですが、この試合では確実に進化してると感じましたよ。

 試合の流れ。まず試合開始直後のキックオフリターンでセインツがファンブルしてボールを奪われました。先週の試合とまったく同じです。悪夢の再来、の始まりでした。攻撃権をとったバイキングスは最初のパスでタッチダウン。試合開始13秒です。カルペッパーはこれが今シーズン最初のタッチダウンパスですね、三週目にして。ランはあったんですけど。
 その後もテンポよく攻め続け、6対24、バイキングスの大量リードで前半終了です。ここまでのバイキングスの獲得ヤードは315ヤード(セインツの倍)と素晴らしい成績で、むしろ後半大丈夫なのかと心配になるほどです。先週までの不調が嘘のように復活しています。一方セインツは、なにか呪われているみたいです。後手後手に回っていて、なにをやっても対応され、うまくいきません。
 第3Q、セインツはゴール前5ヤードまで攻めこんだんですが、バイキングスのディフェンスラインにランを止められてしまいます。ショットガン体型でラン、という変わったことまでしたのに。フィールドゴールで3点追加です。しかしバイキングスも案の定?勢いがとまって、あまりゲインできませんでした。
 第4Qでようやくセインツがリズムを掴みだし、タッチダウン。16対24ならまだ逆転のチャンスはあります。ところがここで反則を連発。チーム全体でイラついてるのがTVを通してハッキリ伝わってくるくらいですから、気持ちはわかるんですけど。トーンティング(相手を侮辱する反則)なんて久しぶりにみました。倒れた相手を見下ろしてファッキン!って吐き捨ててるのをマイクがしっかり拾ってるし(笑)。まあ言葉というより態度で判断されたんでしょうね、NFLウィークリーの試合ハイライト映像で選手の発言にピーピーと禁止音が被せられているのは、けっこうあることなので。
 とにかくバイキングスはゴール前8ヤードです。ここで控えに回されていたエースRBベネットが登場。しかし彼が走るだろうとみせかけてQBカルペッパーが走るという作戦だったのに、完全に読まれて止められてしまいました。タッチダウンできずフィールドゴールキックに終わります。前半の勢いはないですが、押してることに変わりはありません。
 この後もバイキングスのみが得点を重ね、16対33で逃げ切りました。

 試合を決めたのは前半のバイキングスの勢いと、セインツの攻撃が完全に封じられていたことではないかと思います。序盤から点差が開いていましたからロングゲインを狙ってパスを使うんですけど、ショットガンで4人とかレシーバーを撃ちだしてもうまくカバーされてしまって、だれもフリーにならない。なってもQBブルックスがみつけられない。仕方なく、そういうときのために近くに待機しているRBにパスを投げ、それを予想していた相手ディフェンスに潰されるのをくり返すだけ。反則も14回と多かったし。イライラして反則して、またイライラして……という悪循環に陥ってるようでした。
 バイキングスのほうはエースの代わりに先発したRBムーアが良い活躍をしてました。このままスタメンの座を奪ってしまうかもしれませんね。今回はバイキングスの華々しい復活が印象的でした。でも後半の得点は全部キックですから……一抹の不安を禁じ得ません。セインツは今年ちょっと環境が不利で厳しすぎるんじゃないかなあ。どちらもしばらく様子をみようと思います。

 というわけで第3週が終わりました。NFLウィークリーではジャイアンツ対チャージャーズのハイライトが……ジャイアンツのQBイーライ・マニングは、コルツの名QBペイトン・マニングの弟で、彼らの父親もNFLのQBでした。当然期待されて去年ドラフト1位だったんです。戦力均衡を基本理念とするNFLは、成績が最下位のチームからドラフトで指名できるようになっています。イーライは最初チャージャーズに入ることになったわけです。なのに日本のように逆指名できるわけでもないのに嫌だといいだして、結局ジャイアンツに落ち着いたんですよ。今回はチャージャーズのホームゲームでしたからファンが露骨にイーライをバッシングしていて……コスプレというか着ぐるみで、イーライがチャージャーズの選手にナイフで刺し殺される場面を演じていたり、名指しで攻撃するようなデザインのTシャツを着ていたり(市販されてるのかなぁ)。イーライもね〜、いかにも「坊やだからさ」って感じなんですけど、ちょっと嫌な盛り上がり方をしていると思いました。
 ジェッツのQBチャド・ペニントンが右肩を負傷して今期絶望というニュースも入っています。選手生命の危機とか書かれてるよ。美形で有名な選手がいなくなるのは腐女子的にショック大きいですね。この画像、手が美しい……!(どんなヒゲ面のムサい選手もみんな手足の毛は処理してるんですよね。助かるけどさ)

 ジャンプの増刊は買いました。大きめの本屋にしか売ってなかったです(笑)。感想は書くかも。それよりアイシのファンブック発売までもう少しですね! 私は例によってオンライン書店で購入するので、2〜3日くらい遅れるのかな。楽しみです。





NFL第3週

2005/10/01(土) 夕方 

 いままでの読み返したらこの観戦記は「感想」ではない気がしました。あらすじ……?

 第3週のマンデーナイト、チーフス対ブロンコス。ふつうは土日に試合するのに毎週一試合だけ月曜の夜にやって、これだけは全米放送されるという特別な試合で、注目であろうカードが組まれます(決まるのはずいぶん前らしいけど)。いつもスタメンの全員が自分の名前と出身校を述べる映像があって良いです。「ブロンコス」は朱色のたてがみの白い馬として描かれており、ファンはみんな30センチくらいの細い棒の先に赤い房がついてる応援グッズ?をふりまわしてました。たてがみというより尻尾みたいです。

 チーフスは、攻撃はトップクラスなのに守備が弱すぎるチームです。今年は何年も前から課題だといわれていたディフェンスの強化に努め、ほかのチームから有名な選手を何人もゲットしました。第1週と第2週は相手チームを少ない得点に抑えて勝利してるので効果がでてるんじゃないかといわれてたんですが、この試合をみた感じでは……たしかに個々の選手はよくなってるけど、全体でやってることは変わってないっていうか。最大の弱点は「単純だ」ということです。見たまんまのことしかしないから相手オフェンスが攻略しやすい。そして敵のプレイアクション(QBがボール渡したふりして投げるとか、逆に投げたふりして渡して走らせるとか、そういうフェイク)に見事なくらい引っかかってしまう。ものを考えないディフェンスですね(笑)。選手よりディフェンス・コーディネーターやコーチの責任じゃないかとも思います。
 そんな調子なので点をとられるのは仕方ないとあきらめ、オフェンスが頑張ってとられた以上に得点するしか勝つ道はないって感じです(ワイルドガンマンズと同じ方針だ……)。が、オフェンスラインのウィリー・ローフがケガで欠場、これがどうも致命傷でQBをぜんぜん守れないため、自慢の攻撃力を発揮できません。エースはまずRBプリースト・ホームズ。ゴール間際で敵の頭上を跳びこえるダイビング・タッチダウンをけっこうやってくれる選手です(絵的に派手だから何度も流されてるだけかも。でもあまりダイブなんてするRBいないし)。いろいろ記録をもってますしパスも捕れるタイプのRBですね。WRダンテ・ホールはリターナーとしても有名ですが、さいきんは相手チームも彼を警戒しているのであまりロングゲインできないようです。TEトニー・ゴンザレスはレシーバーよりキャッチのうまいタイトエンドの第一人者かな。
 今日の作戦としては、ブロンコスの名CBチャンプ・ベイリィが肩をケガしてるのに無理して出場してるので、彼のところにパスをたくさん投げてわざとタックルさせて消耗させよう、みたいな。この試合だけでなくずっと前からベイリィはTEゴンザレスとマッチアップすることでなぜか決まっているので(どちらが決めているかは謎)タイトエンドの体格の良さをいかして「ドンと来い!」状態でした。それが当たって第2Qの途中にベイリィは足をケガして奥にひっこみ、そのまま帰ってきませんでした。大チャンスですよね。なのに、オフェンスはリズムに乗ってくると反則しちゃうという流れで、最後までパッとしませんでした。WRの位置にRBをセットしたりその逆だったりいろいろトリッキーな攻撃をしかけて、それはかなり通用してたんですけどね……。

 ブロンコスは先日も書いたように、いつもプレーオフ一回戦負けのチーム。監督としてはランを中心に組み立てたいのにどうも機能していないようです。今年はブラウンズのディフェンスライン4人を丸ごともらってきて先発にしています。ちょっとでも疲れをみせたらすぐ控えをだして休ませるような使い方で、チーフスのオフェンスラインが四苦八苦しているのを余裕で翻弄してました。ブロンコスのオフェンスラインも良い働きぶりで……もともと反則ギリギリのプレイが多いラインなんですが、かつて有名なコーチが指導していただけあって、なんというかアグレッシブに結果をだしていました。
 エースはWRロッド・スミスでしょうか。ドラフト外で入ったWRの中ではトップの実力で、この試合でも記録をぬりかえてました。彼は甘い物が大好きでいつも飴をなめているのが有名らしいです。今年で引退したジェリー・ライスはブロンコスに移籍してきていてキャンプには参加しており、スミスはライスからキャリアを長続きさせるコツを教えてもらったとか。ライス君はすごくストイックに練習して食事の管理もきちんとしてたような選手ですからねぇ。ロッド・スミスは35才、まだまだ勉強する毎日でお菓子も控えるようにしたそうです(←笑うところかしら)。
 あとは……マンデーナイト恒例の選手へのインタビューでQBジェイク・プラマーが好きな女優?とかインターネットは音楽のダウンロードばかりしてるとかファーストキスをしたときはすぐ走って逃げたとか(笑)そういう軽い内容の自己紹介をしておりました。おいしい。あとこれも恒例ですが、選手のひとりにマイクをつけてもらって試合中のフィールドでの会話をピックアップして映したりするんですよね。今日はCBチャンプ・ベイリィにマイクがついてました。彼は連続?先発出場99試合目であとひとつほしいところなのに、上記のように足を負傷してしまい……CBは走れなきゃ意味ないですから来週はダメかもしれません。
 解説の河口さんは企業チームで現役の選手をして大学の監督も兼任、NFLのキャンプにも参加したことがあるみたいで、選手視点のコメントも多いのが特徴の人です。「あの角度で倒れるとケガはしないんですけど物凄く痛いんですよね〜」とか。ベイリィが試合中に「なんか今日の敵は気合いが入ってない」みたいなこと話しているのをマイクが拾ってたんですが、実際にプレイしてるとそういうのがわかるときがあって、でもそういうスタイルのチームもあるし、終盤にいきなりスイッチが入るチームもあるとか解説してました。あと試合中にも口数が多いことについて「とくに黒人の選手はリズムをつけるように独り言をいいながらプレイしている選手も多い」とか。やっぱ生まれつきグル〜ビングなの? TVをみてるだけじゃわからないことを話してくれるのは嬉しいな。たまにキャンプ中の裏話とかもこぼすし。「あの選手には当時日本人の彼女がいて片言の日本語で話しかけてきたんだけど、なにいってるかぜんぜんわからなかった」とかさ(笑)。今後もその辺お願いしたいところです。
 こないだブロンコスは大事なところでミスをするときがあると書きましたが、今回は別人のようで、実況の人が「強いのか弱いのかわからない波があるチーム」と評してたのが印象的です。ホントにそんな感じでした。

 試合は最初から最後までブロンコスが圧倒して、そのまま終わりました。つまらなかったデス。最後のほうでチーフスのQBトレント・グリーンが、凹むとかじゃなく「ダメだわコレ」って苦笑いしちゃってました。なんにもできませんでしたもんね〜。来週は頑張ってください。
 ……ホームズのラン見たかったな。

 てか、しばらく阿雲巡りをしていない。すぐに禁断症状が現れてくるのが我ながら笑えます。








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